麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ドカベン結婚す。(延長戦)

2012年03月25日 | 鑑賞
『ドカベン』最終章の名は、
「ドリームトーナメント編」。
プロ16チームが甲子園球場で
一発勝負のトーナメントを
繰り広げる。次号18号から
早くもスタートだ。

既存の12チームに
前シリーズでパ・リーグに登場した
「東京スーパースターズ」
(土井垣将監督兼選手、
山田、岩鬼、殿馬、里中、
山岡、義経、賀間、フォアマン、
女性選手の立花光など)
「四国アイアンドッグス」
(犬飼小次郎監督、次弟武蔵、
末弟知三郎ほか、不知火、影丸、
土門、坂田三吉、それから
殿馬の婚約者のマドンナら)
そしてセに新設される2チーム、
「新潟ドルフィンズ」と
「京都ウォーリアーズ」が加わって。

前のブログにも書いたけど
本当に故郷の新潟を愛している
水島新司先生なのである。

しかも、新潟の監督には、
彼が最も愛するキャラクター
岩田鉄五郎を就任させる
熱の入れようだ。
(本人が登場するわけはなく、
作中ではコミッショナーの依頼)

かたや京都の監督は微笑三太郎。
・・・思えば明訓五人衆の中で、
高一秋に転入してきた彼は異色。
山田、里中、岩鬼、殿馬が
プロでパリーグに入団する中、
一人セの巨人に。
スーパースターズで再集結するも、
2010年広島にトレード。
「最終章」では新チームの将として
「ドカベン達」と対決する。

       

あ、ブログの題名に反して
ドカベンの結婚に触れてないな… 

木之内彩子との結婚で、
山田太郎があの長屋を出た場合、
里中の母が「じっちゃん」の世話に…
なんていう劇団四季の日下さんばりの
ロマンスも予感させた『ドカベン』。

はてさて、どんな展開になるのやら。
決勝が東京対新潟なのは鉄板だろうが。
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ドカベン結婚す。

2012年03月25日 | 鑑賞
1972年。。。
札幌オリンピックがあり、
札幌と福岡とともに我が川崎が
政令指定都市になった。
そして沖縄返還。

通産大臣・田中角栄が
「日本列島改造論」を発表し、
7月、第64代内閣総理大臣に。
9月には日中国交正常化声明が
発表され、翌月にはパンダ
(ランランとカンカン)が来日。

。。。そんな昭和47年から
連載を始めた『ドカベン』の
「スーパースターズ編」が
今発売中の17号で最終回を迎えた。

こう書くと、四十年の長~い
連載みたいだけれど。
詳細は以下の通り。

中学の柔道部からスタートして
高校から野球《大河》ドラマに…。
高校三年春、弁慶高校に敗れて
最後の夏を目指すまでが
『ドカベン』で1981年完結。
岩鬼の投げあげた学帽で終わる
ラストシーンは有名だ。

『ドカベン』の明訓高校と
『球道くん』の青田高校の対決等
水島漫画に登場したスター達が
一堂に会して戦う『大甲子園』は
彼らの「高三の夏」を
82~87年の五年にわたり描く。

フルコースのあとに
想像以上の重めのデザートが出たが
夢の対決も沢山読めて良かったな、
とファンも満足した八年後。

『ドカベン~プロ野球編』スタート。
山田太郎は西武、里中ロッテ、
岩鬼ダイエー、殿馬オリックス、
微笑巨人と明訓五人衆のほか
不知火(日本ハム)、土門(横浜)
らライバルも多数プロ入りして
火花を散らす(1995~2003)。

そして2004年、
サッカー人気や大リーグ流出等
プロ野球の人気低迷を受けて、
なんとパ・リーグに新たな球団が
二つ誕生する!っていうシリーズが
『ドカベン~スーパースターズ編』。
この章が終わったという話。

てなわけで明訓五人衆もお年頃。
岩鬼は夏子はんと、里中は
なんと山田の妹サチ子と結婚

そして、ドカベンは幼稚園の先生と
どんな高級マンションに、という
周囲の声に反して、太郎の生まれ育った
畳屋での新婚生活を始めることに。
フィアンセの木之内彩子の実家は
新潟の青果店。
水島新司の郷土愛、深いなあ~

【もう少し続く】
コメント (1)
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