麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

チーサオの家系図

2008年10月16日 | 東演
 劇団東演第130回公演
 『空ゆく風のこいのぼり』(10/25~31、紀伊國屋ホール)

 来週の今日は小屋入りです。

 そんなわけで日々、通し稽古とヌキを。
 でもそんな中で、まだ新たなアイデアは浮かんで、芝居をさらに面白くしている。

 最近の役者ブログにもちょくちょく登場する「トトパイ共和国」。
 南の島に浮かぶ“架空の国”なのだが・・・
 そこから宮崎県野辺町に交換職員として赴任して来ているチーサオ(小池友理香)の故郷なのダ!

 ある日の稽古場。
 演出「そこでチーサオはお父さんのことに話が行ってるわけだから、いっそ名前、言う?」
 「名前、あるんですか?」「いや。それは作家に聞いてみてサ」

 で。宮崎の藤井さんに電話した

         
 そしたら上記のような家系図が送られてきた
 
 読みづらいだろうから、ここに書こうと思ったけど。。。
 本番のお楽しみにとっておくこと方が賢明だ。

 いや。せっかくだから、芝居には出てこない祖先の名前は記しておこうか…。

 チーサオのおばあちゃんはスカンボ・チャクラ。
 チャクラばあちゃんは、サラバデルロとイラギという父母から生まれた生粋のトトパイ人。
 和歌山県出身の日本人・神沢晴幸がおじいちゃん。

 だからチーサオはクウォーターってわけダ。
 カンザワ・スカンボ・チーサオ
 
 これは一つの例で。他の役者達も、各々自分の演じる「人物」の舞台には現れないストーリーを作り込んでいる。
 好きな食べ物とか、乗ってる車や子供の数や・・・。

 そんなところまで客席に伝わるように、役者は稽古場でノタウチ回ってます。

 
コメント
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