ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

戦場

2012-08-23 17:37:34 | 時事(国内)
シリア内戦を取材中に銃弾を受けて亡くなった、ジャーナリスト
の山本さんのニュースが盛んに報道されている。

首や腕、足などに銃撃を受けたのだという。同じ現場にいた男性
の記者が、当時の状況を克明に証言していた。痛ましくて声も出
ない…。

山本さんを含め、戦場ジャーナリストという人たちは、細心の注
意を払って現場に入っていると思われる。決して、危険なところ
に、無防備に近づいたりしないし、ある程度の情報を元に動いて
いるはずである。それでも、こういうことが起きてしまう。

それが戦場なのかもしれない…。

しかし、ひとつだけ思うことがある。

戦場や危険地帯でなくなる記者は、いつも決まってフリーランス
の記者だ。大手メディアからはほとんど出ない。報道するのは大
手メディアなのに、自社の記者はほとんど前線にはいないのであ
る。

こういうとこにも、市場の原理が働いているのだなーとつくづく
思う。

あの亡くなる少し前の、本人が記録した映像のカメラの揺れが、
しばらく頭から離れなかった。

そういえば、話し方で話題になったあの戦場カメラマンは、最
近どうしているのだろう…。

合掌…。



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