ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

行ってきます…。

2020-03-28 21:05:34 | つぶやき
一週間ほど沖縄、八重山諸島へ行ってきます。

本当はパラオで6年ぶりにシュノーケルを…と思っていたのだが、こんな状況になってしまい仕方なくキャンセルする羽目に…。それで妻が「それなら西表島へ行きたい…」と言い出し、ちょっと調べてみると関空から石垣島へピーチが18000円ちょっと(全込み)で出ていた。

けれど、どうせなら、もうひと足伸ばして興味のあった与那国島へも行けないだろうかと。すると石垣ー与那国が14500円(込み)だった。関空ー石垣が2時間半で18000円ちょっとで石垣ー与那国が35分のフライトで14500円とは、あんまりだなと当初は諦めようかと思ったが、「せっかく石垣まで行けたのだから、ここはそのくらい足してもいいのではないかと、前向きに考え直し行くことにした。

近くまで行き、わずかな金をケチってやっぱりあの時、行っておけばと思ったことは、過去に何度となくあった。いつかもう一度そこへ行くのにかかる費用を思えば、行けるのならついでに行ってしまった方がいいと、今は思うようになった。

これは歳のせいかもしれない…。

ネイチャーランド的な西表島にはあまり興味がない。というか、これまで沖縄に行きたいと思ったことはなかった。大学生のころ、一度、友人と船で東京から沖縄へ往復したことがあり、その時、沖縄本島へ初めて行った。けれど、なぜかあまり印象に残っていない。

それでも与那国だけはなぜか機会があれば行ってみたい気がしていた。別に見たいものや行きたい場所があるわけでもないけれど…。

多分、それは日本の一番西の端だからかもしれない。

いつか北の端、北海道いつかの稚内や知床半島の先端には一度、立ってみたいと思っている。

なんだか一旦、自粛モードが和らいだと思ったら、全国的に再び遠のいた週末になっている。
まだまだ先は長い。

それでは、行ってきます。

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出れない不自由

2020-03-26 21:14:22 | つぶやき
いつの間にかバンコクも大変なことになっている。

非常事態宣言に商業施設の閉鎖、外国人の入国も来月末まではできなくなった。今や飛行機も飛んでいないし、もうほとんどの国に行けない状態になってしまった。日本も多くの国との往来を禁じている。

今回のことで国境というのは極めて政治的な存在なんだなとあらためて思った。ひとたび何かあれば、自国を守るために外国人の入国を禁じる。多くの国が同じ対応をする。国を守るためには当然のことなのだろうとは思う。ただ、いつでも当たり前に思うがままに出かけることができていた外国への渡航が、ちょっとしたことで本当に閉鎖されることもあるのだと、今さらながら思い知ったような気がしている。

昭和の終わりのころに、初めて外国へ出かけるようになった。当時は、まだ冷戦時代だったし、アジアから中近東にかけては政治体制の不安定な国もたくさんあり、普通には行けない国も多かった。今や若い女の子ですら気軽に出かけられるベトナムやカンボジアも普通に旅行など考えられない時代だった。その後、冷戦が終わり90年代半ばくらいから、インドシナを始め、中央アジアなどどんどん行ける国が増えていった。2000年代に入ると、サウジを除く中東の湾岸諸国が開国し、ロシアでさえ自由に歩くことができるようになった。反面、湾岸戦争やシリアの内戦でイラクやアフガニスタンには行けなくなってしまったが、それでも総体的に外国への垣根はどんどん低くなっていった。

私の世代で言えば、世界は本当に近くなったと感じる時代に育ったと言える。

近年ではアジアでも少しづつ出入国スタンプが廃止となり、まっさらのパスポートのまま海外を行き来することが珍しくなくなってきた。こんなところからもボーダレスというのを実感していたここ数年、そこに降って沸いたのがコロナショックだ。多くの国はあっという間に、国境を閉じロックアウトした。30年かけて少しずつ低くなっていった垣根は、ひとつのウイルスでもとの厳然さを取り戻した感じもする。懐かしい気もしないではないが、外国とつながることで仕事をしている人にとっては死活問題でもある。

また、あらためて日本から出られない不自由さに気づかされたこともある。

問題はこの状態がいつまで続くのか、ということに尽きるのだけれど…。

先が見えないストレスはなかなか厄介なものである。

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明けない夜…

2020-03-24 18:58:38 | つぶやき
今の中国、広州市場の状況を尋ねた返信が届いた。

先週くらいから多くの市場が再開したようだが、外国からのバイヤーは元より、国内のバイヤーすらほぼ誰も歩いていない状態だという。そこで多くの市場では、そんな状況に耐えかねた各店舗が団結して家賃の減額、または一部免除の活動をそれぞれの市場の入り口で始めたらしいと記されていた。私が良く行く市場でも団結交渉が始まったようで、おそらくそこにはなじみの顔もいるんだろうなと思うと、なんとかこの山を乗り越えてほしいなと切に思う。もっとも、私も国は違えど、同じ立場なんだけれど…。

広州市場の基本は小さな店の集合体だ。経営者が同じで若干商品構成を変えて複数の店舗を経営していることもあるが、ほとんどが個人商店のような感じだ。時折ショールームを備えた大きな会社組織のところもあり、様々な規模の集合体で市場は形成されている。間口が狭く本当に小さな商店のようなところが、実は大規模な衣料品業者に商品を卸していることもあったりするので、見かけだけでは侮れないこともある。

ほんとうに、皆なんとか存続してほしいと思う。、特に馴染みの15件ほどの店は無くなってしまうと、うちもヤバい。代わりを開拓する時間も必要になるし体力と気力もいる。

先日、ようやく上海が日本人に対する入国規制を解除したというニュースを聞いた。広東省は、未だダメだが、おそらく来月には後に続くだろうと思う。私の滞在するエリアは主にロシア人バイヤーがメインのところだった。現在ロシアは中国と国境を閉鎖しており、普通に空からの入国もできないはず。こういう人らも、どのタイミングで戻ってくるのだろう?

それでも明けない夜はない。

ともかく元に戻れる日まで、なんとか頑張らないといけないと思っている。。
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八重山諸島へ

2020-03-23 21:02:07 | つぶやき
予約していたパラオのホテルのキャンセルが可能になり全額返金に…。

この数日間、電話は当然ごとく繋がらずメールの返信もなくどうしようかと思っていたのだが、今日、突然メールで「キャンセル不可の価格設定のカテゴリーでも全額返金いたします…」と、まぁ、状況が状況なので当然と言えば当然なんだろうけれど、とりあえず良かった。台湾のホテル分も戻ってくるので、これで無事すべての予約で全額返金となった。

となると、どこかへ行きたい。

そんな状況ではないんだろうけれど、こんな状況だからこそ気分転換が必要でもある。とはいえ、今からどこへ行けるだろう。現在、海外で日本人を受け入れてくれるところで、コロナの影響は日本より少ないことろ。東アジアは論外でブルネイとラオス、カンボジアとミャンマー以外のアセアン諸国は入国できそうにない。ちょっと調べてみるとフライトの減便で価格も結構高く、現実的には無理そうだった。

では国内はというと…。

妻は西表島が良いという。昔、1か月滞在していたらしく25年ぶりに行きたいという。私は一度行ってみたかった日本最西端、国境の島。沖縄県八重山諸島の与那国島。ただ、名古屋からだと往復でひとり7万円を超える。できる限り安く行けるすべはないかと調べてみると、関空からピーチで石垣へ、そこからJALの子会社へ乗り換えてというルートだとひとり34000円(全込み)まで下がった。一度石垣で降りれば、船で30分ほどで西表島へも行ける。西表島と与那国島で34000円なら行くしかないということで、ポチッと予約してしまった。

飛行機を使った国内旅行なんて何年ぶりだろう。

ほとんどしたことがない。

とりあえず、気分転換できればいいと思っている。
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こんな時くらい…

2020-03-22 20:51:58 | 時事(国内)
ついにタイにも入国規制が始まったようだ。

英文の健康診断書?がいるとかで、まあ、実際は来てくれるなということなんだろう?例年だと4月の後半、連休前に行っていたのだが、どうも今年は無理そうだ。連休後に行ければ良いのだけれど…。台湾に至っては、外国人の台北の乗り継ぎすらダメになったと今日、発表になった。さらに飛行機の減便による、海外からの貨物料金が倍以上になっているとのこと。いろんなことが正常に戻るまでに一体、どのくらいかかるのだろう?

なんとなくだが、これまで閉じこもっていた人らが、暖かくなり少しづつ外に出始めたような気もしている。桜も咲き始め、花見のついでに来てくれるお客さんもちらほら出てきた。完全に戻るには、終息宣言が出ないと難しいのかもしれないが、少しづつでも戻ってくれるとありがたい。

経済支援、ひとり当たり現金支給が10万円などと言われている。以前の1万2千円と比べると随分、増額したがどうせなら現金ではなく有効期限なども含めて、確実に市場に回るような形でやっていただきたい。5人家族なら50万円、4人なら40万円と大家族ならちょっとしたボーナス並みの金額になる。ただ公務員や政治家などは半額くらいにしてもいいような気もする…。もし、本当に支給されるならだが…。

こんな時くらい、どうせならアメリカ並みにドーンとした支援があってもいいような気もする。

私たちは働いたら所得税、買ったら消費税、持ったら固定資産税、住んだら住民税、飲んだら酒税、吸ったらタバコ税、乗ったら自動車税にガソリン税、起業したら法人税、死んだら相続税、継いでも相続税、あげたら贈与税、貰っても贈与税、若いと年金、老けても介護保険料なわけで…。

数年後、落ち着いたら国はまた、様々な形で回収しようとやってくるのだから…。

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篠島へ

2020-03-21 08:32:57 | つぶやき
愛知県、知多半島沖にある篠島に行って来た。

河和港から船に乗り、日間賀島経由で30分ほど。小さな島で別段何もない。中心地と呼べる場所には郵便局と漁労組合の建物くらいしかない。家と家の間に人ひとりが通れるほどの細い道がいたるところに通じていて島歩きが楽しい。坂道が多く島の人らは皆、スクーターに乗っている。もちろんノーヘルだ。

所々に昭和を思わせる土産屋や食堂もあるが、閉店しているのか休業しているのかわからない。

隣の日間賀島には、そこそこ観光客の姿もあったが、篠島はほぼ誰もいない。店がやっていないのはそのせいかもしれない。偶然、開いていた寂れ感満載の食堂に入りカキフライを頼んだ。

大きなカキフライとモリモリご飯、ガサツな盛り付けだったが新鮮で美味しかった。

その後、帰りの船の時間まで誰もいない小さなビーチでボーっと。

帰りの船では途中、スナメリ(ネズミイルカ)を発見。

船員さんに聞くと「三河湾は、元々スナメリが多いんですよ…」と。

こんな陸地の近くにいるんだな…とちょっと驚いた。

気分転換の1日だった。

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諦め…

2020-03-19 20:10:06 | つぶやき
今朝、チャイナエアラインからメールが来ていた。

「ご予約便がキャンセルになりました…」と。

なんてことはない、台湾の入国規制が始まり乗客減によりフライトキャンセルにということだった。キャンセルは名古屋ー台北でこの便に乗れないということは、パラオ便には乗り継げない。パラオ便を翌日に振替という手もあったが、3月18日から台湾には入国できないので、空港で長時間トランジット宿泊を強いられる。復路もそうなのに往路もではさすがに辛い。

パラオのホテル代は無駄になるが、ここは諦めることに…。

こうしてパラオ行はキャンセルになってしまった。

もしかするとコロナウィルスの事情なのでパラオのホテル代も戻るかもしれないようだが、直予約ではないので面倒なやり取りが待っている。今やネット予約が主流になり、飛行機やホテルの予約は格段に便利になった。ただその反面、キャンセルや変更はちょっと面倒なことになっている。かつては電話1本で済んだものが、メールでのやり取りが主流になり、言葉やタイムラグの事情もあってあっさりとはいかなくなっている。飛行機の場合、フルサービスキャリアなら電話が繋がるが、ネットで予約した場合は返金手続きの部分だけは自分でネットで行わないといけないし、特典航空券の場合のキャンセルはさらに複雑な手続きが待っている。それでもLCCよりはずっと楽だ。ホテルの場合はサイトによっても違うが、返信が非常に遅いところもあるので時間がかかるのが難点だと思う。

昔はこういうことはすべて旅行会社がやっていた。それが手配手数料という名目で利益の一部となっていたのだが、それがネットの普及で旅行会社の収益構造がすっかり変わってしまった。

それはそうと、どこにも行けないくなってしまった。

仕方ない、今は大人しくしているしかないのかな…。

残念だな。

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台湾規制とすごろく作り

2020-03-18 16:11:03 | つぶやき
いよいよ今日から台湾も日本人の入国隔離、2週間規制が始まった。

「ついに台湾、お前もか!」と落胆する。

昨年末にマイレージ特典で名古屋ー台北ーコロール(パラオ)の航空券を発券していた。特典分は2人分、一人分は普通には購入していた。問題は復路で同日乗り継ぎができないので、台北に1泊する予定だった。これが今日からできなくなった。復路、コロールからの便は台北に夜22時30分に着く。翌日、名古屋へのフライトは夕方17時10分。およそ18時間、台北の空港に居続けないといけない。航空会社へ確認するとコロナの影響なのでキャンセルのリファンドはフリーでできるそうだが、パラオのホテルはリファンドできない価格設定のカテゴリーを予約してしまっているので、無駄になってしまう。

ここは若いころのように空港ターミナル床泊するしかない。子供がいるのでできれば避けたかったが、薄いシェラフでも持って行って凌ぐしかないかもしれない。

それにしても入国規制はどんどん厳しくなるばかりだ。太平洋州ではミクロネシアなどは随分前に入国できなくなっていたが、最近では3月16日からグアムがコロナに罹っていないという英文診断書がないと隔離の対象になるというちょっと面倒な規制を出しており、これは実質、入国制限と言える。今日の時点ではとりあえずサイパンやパラオに関してはや入国制限は出ていないが、グアムが先行したことで、今後、どうなるのかわからない。

フランス語の翻訳会社を経営する友人夫婦から連絡があった。最近は県や市からの国際交流に関するイベント開催を手掛ける仕事を多くしていたのだが、3月からのすべての仕事が無くなってしまったとのこと。翻訳と通訳業もタイミング的に無くなり、会社設立から19年目にして初の仕事ゼロと嘆いていた。多くの自粛は消費だけでなく、あらゆるところに繋がっているんだなとつくづく思った。

主戦場はアジアから欧米へ移ったようだが、収束は未だ見えず。

本当はハンドメイドのマスクでも作って置いたら多少でも売れるのかなと思いつつ、娘と「鬼滅の刃版、すごろくゲーム」を作って遊んでいる。

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山越え…

2020-03-16 21:51:55 | 時事(国内)
今日、とても大きな銀行のお偉いさんと懇意にしている方が、「東京オリンピックは延期というのが決まったみたいだよ…」と話してくれた。

本当かどうかはわからないけれど、この方もちょっとした会社の経営者だ。どうも金融や証券会社などの上の方には、そういう話がきているようだと言っていた。でもこのような国家の一大事に関わるような秘め事が、私のような社会の末端で生きている単なる凡人が、世間より先に知ることなどありえるだろうか?

まぁ、そんな訳はないはずで、単純に考えてもオリンピックは延期した方が無難だし、仮に日本が終息していたとしても他国で蔓延中ならそれはそれで不可能だろうと思う。今、すぐに公表しないのは混乱と経済への影響を極力抑えるためで、5月くらいにある正式な発表があるということだったが、まぁ、それはそれでそうなんだろうとは思うけれど、では延期ならいつやるのかというのが気になるところではある。

1年後なら、出場選手も変わる可能性もあるし、秋ならそれは9月なのか10月なのか、それとも11月なのか?9月ではさほど変わりはないし、11月ならちょっと冬っぽい感じもする。そうなると真ん中取って10月がベストになるのかな。

日本の経済や消費を考えればなるべく早い秋の方がありがたい。
特に観光や航空、レジャー産業は壊滅的な打撃を受けているので、1年後では遅すぎる。

経済的な影響はリーマン級ではないなどいう話もあるが、庶民の感覚ではリーマンショックなどと比べ物にならないほど大きな影響があると思える。

おそらくこれが金融相場の数字の感覚と生活実態の肌感覚の差なのかな?

とりあえず多少なりとも収束に向かって、あべべが何らかの形で「山は越えましたよ…」くらい表明してくれないと、街に人は戻らない気がする。

ともかく、まずはそこを目指してほしいと切に願う。
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伊勢丹が…

2020-03-15 20:29:02 | 時事(海外)
地味なニュースだが、バンコクの伊勢丹がこの8月末で閉店になるようで、個人的にはとても寂しく感じている。

大丸にはじまってそごうに伊勢丹とタイの日系デパートの衰退が止まらない。残るは今にもMBKに吸収されそうな東急だけになってしまった。10年くらい前、2010年あたりまではどこも盛況だったような気もするのだが、6年くらい前にそごうが撤退したころから、日系デパートは一気に衰退していったような気がする。またその頃から伊勢丹に隣接するセントラルワールドやサイアムパラゴンなどの地元系がどんどん進化していって、あっという間に追い越されてしまった感がある。

バンコクのデパートに特に思い入れと言うほどのものはないが、バンコクの常宿がこのエリアなので、度々通っている。デパートと言うとブランド品などの高額商品がイメージされるが、バンコクはちょっと事情が違った。そごうは閉店末期に地下と上層階の閑散としたフロアーに個人ショップがかなり入っていて、高品質な商品がデパートとは思えないほど手ごろな価格で販売されていた。現在の伊勢丹も5年くらい前から高価格帯を改め、とてもデパート価格とは思えない、けれど高品質な商品が置かれている。特に夏物はメイドインタイランドで素材もデザインも結構良い低価格帯のものがある。卸価格はないが、まとめて買うと10%引いてくれる。この5年ほど、夏は伊勢丹仕入れが定番になっていたので、私的には相当、残念である。

さらにいえば、伊勢丹に入っていた紀伊国屋が無くなってしまうのも大変、残念。もっとも最近は大方の本が立ち読みできないようにラッピングされており、何誌もあるフリーペーパーを頂いていくだけになってしまっていたのだが…。今、思えば数年前にユニクロの大型店の出店を伊勢丹に隣接するセントラルワールドに持っていかれてしまったことが、閉店の決定打になってしまったような気がしないではない。

毎年、冬に訪れると、年中夏であるバンコクで、唯一日系デパートだけが冬の装いになる、その雰囲気が好きだった。唯一残る東急はほとんどいかない。30年くらい前は帰国する直前に、我慢していた日本食をここの「たごと」で天丼を食べてから帰国することが度々あった。あの当時は今ほど日本食レストランなどなかったし、ここはちゃんとした味だった。

ショッピングセンター全盛の今、デパートそのものが時代と合わなくなってきているというのもある。それでもバンコクでいえば、地元や中国資本のデパートはまだまだ元気がある。やはり日系のデパートが飽きられたということなんだろうと思う。

特に80年代の後半から90年代の後半までの、勢いのあったあの頃を知る者としては残念極まりない。

アジアでの日本の地位がどんどん落ちぶれていくようで、本当に寂しい限りである。



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