ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

キャンプ

2019-06-30 22:10:10 | つぶやき
この週末、娘がキャンプへ行ってきた。

子供たちだけで行くキャンプで、主催はあの「天理教」だ。同じクラスの親御さんが、たまたま天理教のこの地域の支部長さんかなにかで、毎年、夏になると何度もこのようなイベントを行っているという。もしや布教活動の一環で…と、思ったのだが、どうもそうでもないらしく、参加者のほとんどは教会とは何ら関係のない家庭の子供たちだった。

参加者は小学生低学年から中学生まで、総勢100人ほど、異なる学校の子らとも友達になれるし、何よりも子供たちが主体となってなんでも行うので自立に繋がるのもいい。ちなみに宗教関連の行事は一切ないのも、まぁ、安心だ。

うちでは、小学5年生の夏休みには、1か月キャンプに行かせる予定にしている。これはこの天理教とは全く別のプログラムで、どこかの教育団体だったかの主催だ。なかなかワイルドでサバイバルな環境のキャンプで、やはり自立や規律を促すのが主な目的だ。30泊31日というまさに夏休みのほぼすべてをキャンプで過ごすこのキャンプはとても人気で、抽選?や面接?もあるらしいので、絶対に行けるとは限らない。宿題も課題も全部、キャンプの中でやることになる。

まさに軟弱からの脱却が目的だ。

私は小学生の頃、夏休みになると早々、長野県にある母親の田舎ににある逃避していた。幼稚園の年長には一人で電車に乗って田舎へ向かった。行きは大宮駅まで母に見送ってもらい急行列車の指定席に乗るのを見届けてもらって、終点の駅では祖父や祖母が迎えに来てくれていた。片道4時間半かかった。車内では本当にいろんな人に親切にしてもらった記憶がある。今の時代、変な人も多いので、ちょっとためらわれるが、一人で遠方へ行くことの不安は、早いうちから無くした方がいいとは思う。

田舎では、誰からも注意されないのをいいことにやりたい放題。好きなだけ寝て、お菓子やサイダーも飲み放題。宿題もろくにやらず、極楽そのものだった。小学校4年になるころ、そういう態度をようやく母親に報告され、祖母や祖父もちょっと厳しくなった。

そういう自分を棚に上げいうのもなんだが、娘には自立とメンタルだけは鍛えて育ってほしいと願っている。これからの時代は、生きていくだけでも大変そうだ。

私のようにすぐに逃避を考えるようではいけない。
ちゃんとまっとうな道を歩いてほしい。

それがキャンプに行くことだとは、ちょっと胆略的過ぎるかもしれないが、親から離れての集団生活は、多分、勉強以上の何かを学べるような気がしている。

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隣国

2019-06-27 22:07:00 | 時事(海外)
G20始まる。

トランプさんや金平さんや、世界の主要国の偉い方々が、皆、大阪に集まっている。ということは、大阪市内は交通規制で市民の人らは、きっと大変なんだろうなと思う。

金平さんも国家主席になって初めて、しかも6年経ってやっと今、ようやく日本に来た。日中はこれで正常軌道に…などと言っているけれど、果たして本当にそうだろうか?アメリカとうまくいかないなどの諸々の理由で一時、すり寄って来ているだけという風にしか見えない。

さらに「永遠の隣国」?

一体、どんな意味なんだろう。地理的に言えば当たり前だし、歴史的に言えばもっとも恩恵を被った日本文化のルーツとして…などということなんだろうか。だとすれば、少々、下足で庭先の芝を踏みつけられても、文句は言えない立場になってしまいそうだ。結局、良い関係なんて言っても、常に懸案事項はあるし、ちょっとしたことですぐにまた、関係悪化に戻ってしまうのが、今もこれからも日本と中国の関係だと思う。そう見れば「永遠の隣国」は時期に応じて、変幻自在に説明できるベストな言葉の選択だったのかもしれないけれど…。

で、もうひとつのやっかいな隣国もやって来ている。

もうこの人が大統領でいる以上、何を言っても無駄なような気もするので、とりあえず今回は会わないに限るし、立ち話も天気の話やキムチの話程度で帰っていただいたらいいと思
う。で、もし今後、日本企業の資産を本当に接収した場合は、それ相応の対応をする。ここは国益がかかっているので、大人の対応ではなくて、とことん子供じみたわかりやすい対応がいい。トランプさんや金平さんらがやりそうな、やったらやり返すをちゃんと日本も示さないといけない。

こうやってみると、日本の隣国にはこの2か国以外にもロシアのプーチン氏に北の大将と太平洋を隔ててアメリカのトランプさんといい、つくづく隣国には恵まれていないんだなと…。

一層、ニュージーランドの左隣くらいに移動できたら、平和でいいいのにと思う。

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ちょっとだけ…

2019-06-24 20:44:39 | つぶやき
帰国しました。

広州は暑かった。日中は37度まで上がった。今回は運悪く晴天に恵まれ、連日の猛暑。あらためてこの時期は行きたくないなと思った。ただ1元、15,8円。久しぶりの円高はありがたかった。。

最終日の仕事が夕方5時前に終わったので、前から一度、行ってみたかった広州にあるアジア最大と呼ばれるアフリカ人街に行ってみた。中心地からやや西寄りの地下鉄の小北駅が最寄りの駅だ。ものの本によるとこの周辺に、およそ30万人のアフリカ人が住んでいるとのこと。しかも9割が不法滞在なんだとか。でも、もし9割が不法滞在だとしたら、街を歩くアフリカ人のほとんどが不法滞在なわけで、強権の中国なら片っ端から捕まえて強制送還してしまえばあっという間に片付く問題なのにと思った。やはり眉唾…。

地下鉄の出口を出ると、本当に黒人の人ばかり、リトルアフリカと呼ばれるのもよくわかる。市場でも見かけるので、珍しくはないけれど、やはり圧倒的な人口密度で存在していた。周囲の店もアフリカ人やアラブ人を相手にする店ばかり。イスラム教徒相手のハラルフードの店も多い。一概にアフリカ人といっても国は様々なはずだが、ここではなんとなくアフリカ人として一括りされている感じだ。

トイレを借りるために、ショッピングモールのようなビルに入ってみると、本当にびっくり。7割がアフリカ人、2割のアラブ人、そして1割の中国人というまさにアフリカンマーケーットだった。扱う商品も完全にあちら向け。何だか漂う匂いも中国ではない。また、この周辺にはアフリカ向けのカーゴ屋さんもズラリ。あとは電器系の店もたくさん。偽モノiPhoneもここが拠点なのかもしれないと思うほど…。

私の常宿周辺は、完全にロシアと中央アジア圏の人々の町で、店の看板もロシア語で溢れている。ここは英語が基本であとはアラブ語や何やら見かけない文字もあり、ちょっと新鮮だった。

初めて中国に来たアフリカ人は、きっとここに来ると安心するんだろうなと思った。この町でいつも思うのが、日本人は同化してしまっているのか、本当に見かけない。別に会いたいと思うことなどないけれど、それにしてもほぼ皆無だ。

とはいえ、いつもと違う広州の景色に、ちょっとだけ旅行気分が味わえた気がした。

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出張へ

2019-06-18 22:08:55 | つぶやき
香港が揺れている。

香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」について、それを反対する民主派の運動が広がり、ついに香港のトップが折れるのではないかという記事が出ていた。

今の香港のトップは親中派だ。というか、今後も香港の行政長官なんて、もう親中派でしかできないポストになってしまっているんだろうなと思う。ということは、確実に金平さんの指示で動いているはずで、金平さんも、今回はさすがにこれはヤバいなと思ったに違いない。

これ以上デモが大きくなると収拾がつかなくなり、まさか香港で実力行使で鎮圧するわけにもいかない。だから、「とりあえず、折れておけ…」という指示ではないのかと勘ぐってしまう。条例案は、将来的にどさくさに紛れてまとめてしまえばいい、くらいに思っているのかもしれない。

香港は中国だが、一国二制度がある建前上、何事も力ずくではできない。でも、小さな反抗の芽は早めに摘み取ってしまうか、なだめて引き下がってもらうしかない。今回は後者を選択したのかもしれない。

金平さんが恐れるのは、アメリカや外国勢力ではない。

それは間違いなく、大陸に暮らす人民だ。そして第2の天安門だけは避けたいと思っているはずだ。ただ、今回の香港でのデモは、ちょっとそれを想像させただろうと思う。

この後、金平さんらが、一体、何を考えているのかというのがとても気になる。本当に怖い人らだなとつくづく思う。

そんな中国へ、明日からちょっと出張してきます。


では、行ってきます。


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脳内トリップ

2019-06-17 22:33:21 | つぶやき
インドとミャンマーの国境が開いていた。

知らなかった。なんでも昨年8月に開いたらしい。数年前に一度、何か月かだけだったが「開いた」ことがあり、とある雑誌にここを超えた人の旅行記が掲載されていたのを読んだことがあった。ただ、その後、この国境は再び閉まったと聞いた。

で、それがまた開いたようだ。
ネットにはミャンマー側からインドへ、またその逆からへ超えた人の記事が載っていて、それから判断すると、どうも今回は恒久的に開いたような感じすらする。

行きたい!

どうせならバンコクからバスを乗り継いでミャンマーを経てインドへ。ここで北東州を回ってコルカタまで行けたらベストなのだが、どう考えてもひと月以上はかかるし、そんな休みは絶対に取れない。最短(10日間くらい)くらいで行く方法はないかと調べてみると…。

日本から直接ヤンゴンへ、そこからミャンマーの国内線で1時間半ほどのカレーミョへ。ここで1泊して、翌朝、早朝のバスでミャンマー側国境の町、タムまでおよそ3時間半から4時間ほどで到着。昼前にはタムへ着くので、そのままミニバスで国境へ向かいミャンマーを出国。国境の橋を歩いて渡り、インド側のイミグレへ。インドへ入国後、そのまま歩いてインド国境側の町モレへ。モレからインパールへはバスでおよそ4時間ほどらしいが、結構、悪路とのこと。インパールのバスターミナルから町の中心地まではトゥクトゥクで移動。こうやってみるとミャンマーのカレーミョを早朝に出れば、その日の夕方から夜にはインパールへ着けるようだった。国境は両国の日曜祝日は閉まることもあるらしいので、それさえ押さえておけば大丈夫そうだ。インパールからはコルカタへは飛行機が何便も飛んでいる。

実際にちょっとシュミレーションしてみると名古屋からバンコク往復を購入し、バンコクーヤンゴンはLCCの片道で。同じくコルカターバンコクもLCCで片道を。名古屋をTGの深夜便でバンコクへ、早朝5時に到着。そのまま午前便に乗り継いででヤンゴンへ。カレーミョまでの国内線の便が午前中しかないので、この日はヤンゴンで1泊。翌日午前便でカレーミョへ。どこか途中1か所を経由するようなので3時間弱もかかる。到着が午後13時半近くになる。おそらくその日はタムまでのバスはないだろうからカレーミョで1泊。翌朝のバスでタムー国境ーモレ(インド側)-インパールへ、到着は19時くらいだろうか。ただ、名古屋を出て3日目にはインパールへ着くことができる。10日ほどの休みでも、インパールまでを急げば、隣接するナガランドなどへも少し足を延ばせそうな気もする。コルカタへはどこかの州都から飛べばいいいし、そのままうまくバンコクへの便に繋げて飛べば、更に他の場所で時間を確保できるかもしれない。ということからも、ミャンマー側の白骨街道はまた別の機会へ、ということで諦めれば10日間ほどでも、充分、行けると思われる。

こんな急ぎではなんだかもったいないし、中途半端にもなってしまうので行かなくても…という気もする。でもやっぱりここは昔ながらの旅行者にとって、ちょっと悲願でもある場所なので、どうしても興味は尽きない。今の時代、人や物が集まるようになれば、辺境な町や村でもあっという間に変わってしまうはずだ。

行くなら早いほうがいい。

でも、今年は行けそうにない。

もどかしい…。

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模造品

2019-06-16 21:38:01 | 時事(海外)
急遽、今週の水曜日から中国へ行くことに…。

本当は月末からが良かったのだが、値段が高いので少しづつ前倒しで調べていったら、今週になってしまった。円の対元レートもぎりぎり15円台なので、このまま数日は円高に振れてくれればいいなと思う。

日本で大ブームのタピオカ。先日、中国で古タイヤなどの材料で作られたタピオカを食べた女性の体から、消化されず大量の偽タピオカが出てきたという記事があった。一昔前は、段ボール餃子が話題になったが、まだ、こんなことをやっているのかとちょっと驚きだった。古タイヤはともかく、まったく異素材で作られたタピオカは他にもありそうなので、とてもじゃないけれど、中国ではタピオカなんて飲めないなと思った。

同じコピーでも、最近タイでは北海道産の白いトウモロコシが出回っていて、日本側はパクられたのではないかと危惧しているという記事があった。タイでは、日本製品を真似した食べ物は市場に広く出回っているのをよく見かける。単に輸入品なのか、ライセンス生産なのかその辺はよくわからない。ただ食品なのでコピー品だとは、今の今まで考えたことがなかった。

そういえば、お茶やソフトドリンク、煎餅やエビせん、最近ではアイスの餅をよく見かけるが、あれももしかすると模造品だったのだろうか…?まぁ、あまり購入することはないのでどうでもいいけれど…。

トウモロコシといえば、良く行くチェンマイの市場に夕方4時ころから、茹でたトウモロコシの屋台が出る。もちろん黄色いトウモロコシで北海道産のコピー品ではない。価格は3本で20バーツ(およそ70円)とインフレのタイにあっても、価格はここ何年も据え置きだ。もしかすると、いつの日かこのおばちゃんも北海道産の白いトウモロコシの種をどこからか入手して、ある日突然、北海道産の白いトウモロコシを今の倍くらいの価格で売り出すのではないかとちょっと想像してしまった。

今の黄色いトウモロコシでも、充分おいしいので、できればそうなってほしくはないけれど、タイ人は割と簡単にこだわりを捨て、楽に利益を追求してしまう人種なので、ちょっと怪しいかなとは思っている。

まぁ、他のものならいざ知らず、健康に直結するので、口に入るものだけは、慎重でありたい。
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返金万歳

2019-06-13 21:18:14 | つぶやき
エアーアジアのキャンセル分がようやく全額返金された。

クレジットカード会社に「チャージバック」(返金要請)を依頼して~ちょうど一週間。あれほど、うんともすんとも何の音沙汰も無かったにもかかわらず、こうやって企業からの要請には、あっという間に対応するんだなとつくづく…。なんとなくスッキリしない終わり方だが、まぁ、終わって良かった。結局、返金申請から5か月以上掛かってしまっている。もし、カード会社に頼まなければ、まだまだ返金されなかっただろうと思う。

理解できないのは、最初はちゃんと対応してくれたのに、そこからは全く音沙汰がなくなったことだ。思うに、フライトのキャンセル分を経路変更にするのか、全額返金を希望するのか、その辺まではきっちり対応してくれるが、それを全額返金希望を申請した途端に連絡が付かなくなる。つまり経路変更での対応なら最後までちゃんと対応してくれたのだろうけれど、返金なら後回し状態に入るようなそんな感じだった。仮に後回しなら後回しでもいい、でも、何か月も音沙汰なしやメールのスルーはないだろうと思う。日本に対応窓口がないのを良いことに、こういう対応には無性に腹が立つ。ネットには同じようにエアーアジアインドネシアの成田便でのキャンセルに対して、返金トラブルを抱えている人が何人か見受けられた。

LCCでも対応は様々だが、ネットで調べてみると、エアーアジアでの返金トラブルは結構、多い。なかなか返金されない、半年は掛かる。こちらからアクションを起こさなければ、
返金されないなど様々だ。

返金申請である程度の期間が経っても、お金が戻らない場合は、ともかくクレジットカード会社へ「チャージバック申請」をするのが、今回やってみてベストだと思った。カード会社からは、無理な返金申請ではないことを確認するために、これまでのやり取りのコピーを求められたりするけれど、個人でなんとかしようとするよりも、早いし確実だと思う。

特にエアーアジアの場合は、これに尽きるような気がする。

これで我が家の旅の資金がちょっとだけ潤う。

めでたしめでたし…。



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レーニアチェリー

2019-06-12 22:36:57 | つぶやき
先日、久しぶりにコストコへ行ってきた。

中部国際空港の近くにできたのが今から4年位前だったか、その頃は珍しさもあって、3か月に一度というローテーションで行っていたのだが、やっぱり飽きてくるもので、ここ1年くらいずっと行っていなかった。およそ1年ぶりのコストコだ。で、6月のコストコと言えば、何はともあれ「レーニアチェリー」の販売時期にあたる。

「レーニアチェリー」

アメリカ産のさくらんぼで、日本の佐藤錦に似ている。いわゆる赤色のアメリカンチェリーとは違って、毎年、6月から7月にかけての間だけに販売されるさくらんぼだ。佐藤錦は高価なので、うちではほとんど買うことがない。なので、うちでさくらんぼといえば、この「レーニアチェリー」しかない。もっとも、普段から国産のさくらんぼを食べている方からすれば、こんなの「さくらんぼ」ではないと言うのかもしれないけれど、まぁ、うちでは毎年この時期にしか食べれない、恒例の「さくらんぼ」となっている。

ひとパック、ドーンと入っていて、およそ2,300円。2パックゲット。
さすがにこれだけ食べると、「さくらんぼ食べたな…」という気になって大満足する。一度に全部、食べるわけではないけれど…。「アメリカンチェリーではちょっと違う…」という
さくらんぼ好きにとっては、とりあえず満足できる品質だと思う。

あとは、巨大なトイレットペーパー4つとオリーブオイルを4リットル、カシューナッツ2ボックスに冷凍サーモンとチーズにライオンコーヒーなどを買って終了。帰りにおそらくは愛知県で一番安いだろうガソリンスタンドでガソリンを満タンにして帰宅。

帰宅して、すぐに「レーニアチェリー」を食べる。

今年もこれで食べ納めだ。

また来年、コストコさん、よろしくお願いします。



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達成感

2019-06-11 21:18:24 | 時事(海外)
アメリカ人の21歳、女性が史上最年少で世界196カ国を制覇しギネス認定へ…。

なんでもそれまでが24歳の女性だったらしいので3歳更新となったとのこと。記録のために世界のすべての国を訪れることに、一体どんな意味があるのか、などという、小難しいことはこの際、置いておくと、単純にこの年齢で達成したのは凄いなと思う。

金銭的にもそうだし、ビザの取得に難しい国や内戦中の国など、入国すること自体が難しい国々がある中、そういうところを目指すにはそれなりのエネルギーと時間がかかる。それをやり遂げるのは、結構、大変な労力だっただろうというのは安易に想像できる。

ちょっと調べてみると、この女性、両親が旅行会社を経営しているそうで、幼いころから両親に連れられて様々なところに旅行していたこともあり、すでに成人前には相当な数の国を訪れていたのがわかった。その後は、小さなスポンサーに資金提供も受けていたというのも記載されている。普通に誰の支援も受けずに、単純に行き当たりばったりでやろうとすれば、どうしても行けない国が出てくるもので、そこを突破しようとすれば、人や企業のサポートはかかせない。ただ、それを含めても、それはそれで偉業だとは思う。

旅好きで、ちょっとでもそれを考えたことのある人は、西アフリカと中央アフリカのいくつかの国と、カリブ海に点在する島国がビザ取得と資金面でネックとなるのがわかる。カリブ海の国々はその気になれば行けるので、今ならイエメンとイラクとシリアとアフガ二スタン、そしてソマリアの方がハードルが高いだろう。ただイラクはクルド人自治区へならアライバルビザで入国できるし、ソマリアへもソマリランドでの入国でクリアできる。アフガにスタンは日本人にはビザは出ないが、欧米人には出ているので、出身国によってハードルの高さは異なる。サウジは誰か人か企業のサポートがいる。やはり内戦国を除けば、西アフリカと中央アフリカの一部が一番のネックになるのかな。もっともお金に糸目を付けなければさほど苦労しなくても行けるのだろうけれど…。

知る限るでは、世界すべての国行ったことのある人は、世界でも13~14人ほどという情報がある。(未確認だが…)その中には日本人も含まれていて、この方は本も出している。私も20代後半で、100か国を超えた頃、ちょっとだけ考えたことがあった。ただ、資金面と自分の年齢と、何よりもそのまったく興味と関心のないところにスタンプラリー的な発想で行くのはどうなんだろうと考えたら、すぐにその思いは消えてしまった。

なんでもそうだが、物事をやり遂げるには、やっぱり志とか、やる意味を見出せないと難しかったりする。ゲーム感覚でやってしまうというのもあるかもしれないが、そこに費やす時間との対価を考えたら、よほど時間に余裕がないとできないものだ。

ネットの時代になり、世界は随分、狭くなった。
今は訪れる前に、おおよその情報も入る。

それでも、行かないとわからないこともたくさんあるし、行けば絶対、楽しいのが旅だ。

老後の資金問題は深刻だが、お金は使う楽しみがないと、働き甲斐がない。貯蓄をする、イコール、通帳に数字が増えていく、イコール、老後の安心に繋がる。ただ、その為に働くのだとしたら、こんなにつまらないことはない。

まさに「豊かな青春、みじめな老後」だ。

一度、沁みついたアリとキリギリス的生活は、どんなに年を重ねても変わりそうにない。


我が家で計画されている。来年の旅の候補地は以下の通りだ。

1)中国のカシュガルからクンジュラブ峠を超えて、パキスタンのフンザへ。
2)今年行けなかった、インドネシアのパプア州。
3)インドのアンダマン諸島。
4)バングラディッシュで船の解体現場を見る。
5)ラオスで像使いのライセンスを取る

今のところ、こんなところが計画されているが、とりあえず、全部、行きたい。
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流行りもの

2019-06-09 22:06:03 | つぶやき
タピオカがブームになっている。

先日、熱田神宮のお祭りに行った。久しぶりのお祭りで、何がびっくりしたかといえば、出店の屋台の変化だ。かき氷に焼きそばやお好み焼き屋さんは、まだ見かける。近年はから揚げやポテトフライの店も定番となっている。反面、お面や綿菓子の屋台は絶滅危惧種といっていいほど見かけなくなってきた。金魚すくいも随分、減ってきていると思われる。

そのような中、タピオカドリンクの屋台がどーんと増えている。「ここにも…、またここにも…」といった感じで、至るところで見かけた。どうも大人気らしい。今や若者で溢れている名古屋の大須商店街にもタピオカドリンクの店が増殖中だった。土日はどこも行列が出来ていた。

種類にもよるが、1杯だいたい400円から500円。

モノの本では、タピオカドリンクの原価率はおよそ10%なんだとか。例えばタピオカミルクティーの場合、1杯当たり、ミルク30円にタピオカ5.5円、紅茶の茶葉2円ほどなんだとか。飲食は利益率が高いなとつくづく思う。もっとも、これに人件費や賃料が加わるけれど…。面白いのは、時々、タピオカが大盛りの店があるらしいのだが、実はタピオカがたくさん入る分、高価なミルクが少なくて済むので、この方が利益率が上がるという話だ。

ブームが終わるまでの間、1年くらいやって、さっと辞める。こういうのもアリかも知れない。

そういえば、もうひとつ、若者にブームな食べ物を見かけた。

韓国発祥のチーズ入りホットドッグ。通称「チーズホットグ?」多分?

これも高校生や若者が皆、食べていた。見かけが美味しくなさそうなので食べなかったけれど、本当に凄い人気だった。

なんでもそうだけど、あらためて流行りって凄いなと思った…。

終わると寂しいけれど…。




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