１年ぶり

のタイ。

初めての1バーツ4円越え。長らく3円台が続いていたけれど、いよいよ4円の大台に乗ってしまった。30年前とかは5円なんていう時もあったけれど、当時とはそもそも物価が違うし、今の状況はタイの物価がというより、日本に問題があるのかな。それにしても1万円で2500バーツを切るなんて、一時的だったが4000バーツを超える時代があったなんて、今やはるか遠い昔話になってしまった感がある。

日本便は往路も復路も日本人は本当に少なくて外国人ばっかり。連休後ということもあって、特に観光客風の人は少ない印象だった。チェンマイでは欧米人以外では、中国、韓国人は見かけるけれど日本人はほとんど見かけなかった。現地でも「日本人はまだ来ないね…」という感覚で、日本の存在感がどんどん薄れていくのを痛感。日本の凋落ぶりには悲しくなってくる。これまでは日本人向けの商品などが多かったけれど、今後はそういうものがどんどん減っていくんだろうな。いや、もう減ってるし…。バンコクではインドやアラブ人がさらに増えている気がした。

コロナ渦だった1年前と比べ、町はすっかり元気になったかと想像していたけれど、衰退は相変わらずで、閉店した店舗はさらに増えているような感じすらした。一番の大きな変化は大麻が解禁になったこと。いわゆる大麻ツーリズムの一環で、この手の店がどんどん増えている。辛うじて空き店舗の増殖を防いでいるように見えるけれど、町の景観からするとカンナビスマークの管板がやたらと増えるのはどうなんだろう。屋台版やカフェ併設もあり、まさにアジアのオランダになりつつある。国境を接するマレーシアやその先のシンガポールでは未だ厳罰であり、先月だったかシンガポールでは大麻の密輸で死刑が執行され、国連や人権団体が介入したにも関わらず刑が覆ることはなかった。アジア初の合法化で賛否両論はあるけれど、将来的にも日本がこれに追随することなどないだろうし、客観的には通関チェックが厳しくなった弊害が出ただけだと思う。現地でやるのは自由だが、一応日本の法律では禁止されている。昔から言われていることだが、こういうものは現地調達で現地消費、たとえ隣国であれ持ったまま国境を越えないが基本だ。

５月のタイは暑かったけれど、果物がおいしい季節だ。タイミング的にマンゴーとスイカ、それとメロンもまあまあ。今年はパイナップルがはずれな感じだった。マンゴーは３０個は食べてしまった。良いやつで１キロ１６０円。安いものだとその半分程度の価格であるけれど、やっぱり値は値だけある。めったに見かけないが贈答用なのか、キロ２００円くらいものもある。たまにしか食べられないので、見かけたら必ず買ってしまうが、これは本当にヤバいくらいおいしい。フィリピンのバナナみたいに、日本でも普通のマンゴーをぜひ輸入してほしいな…。

OCNのメールがOutlookに追加できなくなってしまった。今朝からずっとやってるけど何度やってもダメ。友人もお手上げ状態で延々と試みるがギブアップ。設定内容は間違いないはずなのに、サーバーに接続できない。これ以上やりようがなく諦めかけていた時、電話サポートを発見。どうせ繋がらないだろうと一応かけてみたら、これがすぐに繋がった。

で、結果は、単純にOutlookのバージョンが古すぎるということだった。なんでも２０１３以前のものだと頻発しているらしい。２０１６以降のもので対応してくださいとのこと。しかもうちのは２０１０だった。

古るっ！

なんだか疲れたので、今からジムにでも行こうと思う…。

トラブル…

タイへ向かう前に、突然パソコンが壊れてしまった。まったく立ち上がらない状態で、そのまま友人に修理を頼んで出発した。まぁ、帰って来る頃には直っているだろうと呑気に考えていたら、想像以上に重症らしく、未だ完全には直っていない。このパソコンはとりあえず完全に直るまで使っていてと今日持ってきてくれた。友人曰く、何がどう壊れたのか、言ってもわからないだろうし興味がないと思うからという理由で詳しくは教えてもらっていないが、バックアックしていない写真やデーターはなんとか復活できそうなので、とりあえずひと安心。友人も仕事で地方へ行ったりして、その合間にやってくれているので、口が裂けても「早くしてくれ！」とは言い難いので、気長に待つしかないと思っている。

気が付くと5月も終わる。
東海地方も今日から梅雨入りした。早すぎる台風も来ているし、なんか季節のバランスが完全に崩れている。ゆっくり移り変わりゆく四季が感じられなくなってきたように思う。

帰国するとすぐに２か所の催事の撤収が始まり、一気に戻ってきた商品と什器に埋もれてしまい、ようやく今日、整理が終わった。また慣れないところに関税免除の書類を頼んでしまったことで発送が遅れてしまい、タイからの商品がようやく今日、関空に到着。しかも関税を前払いしてくれないと商品を出せませんと電話があり、口頭でカード番号を伝えることになっているらしい。もしやこれって詐欺かと思ったら、FEDXはそういうシステムなんだとか。確かDHLで送ったはずなのに、いつの間にかFEDXになっていて、わけがわからない。発送元にメールすると、発送直前にFEDXが料金を下げてきたので急遽、変更したらしい。いつも使っているところが大幅に値上げしており、安いところを探した結果、日本人が滅多に使わない会社だった。だからこういうことになるんだなと思い知らされる。まぁ、無事に届けば良いのだけれど…。


なにはともあれ、台風は来てほしくないな…。

ではまた…。

開放感

週明けにジムに行くと、入り口にあった検温機器や消毒が無くなっていた。

運動している人もほとんどがマスクを外していて、ついにコロナ禍が終わったんだなと感じた。他にも8日からいろんなことが変わったようだけれど、まだ街中ではほとんどの人がマスクをしているので、一見するとあまり変化がないようにも感じる。おそらくは夏を迎え、気温が上昇するにつれてマスクを外す人もどんどん増えていくに違いない。それにしてもおよそ3年ぶりの開放感は気持ち良いものがある。

GW中の出国者がコロナ前の6割に達しているとの記事が出ていた。感覚的には4割くらいかと思っていたのだが、案外いるもんだなと…。それでも私の周囲でも少しづつ出掛ける人が増えてきている。6月以降だが、2人の知人はソウルとベトナムに行くといっていた。お客さんでは7月にモンゴル行きを予約したという人もいた。

為替も1ドル135円台とかなかなか戻らないし、航空券代や燃油サーチャージもまだまだ高い。2日前に特典で発券したバンコク行きもサーチャージ代金は3万円以上だった。また先月から台北を乗り継ぐだけでも片道2000円以上の乗り継ぎ税のようなものを導入したので、そういうのも全部入れると4万5千円くらいになってしまった。コロナ前は有償でもこの程度の価格だったから、特典チケットとはいえ、ほとんど割安感はない。それでもそろそろ、この夏くらいから出掛ける人が一気に増えそうな気がする。

数日前の銀座の仮面強盗の映像には驚きだった。
まだ明るい時間帯にもかかわらず、何かの撮影かと思ったという、通りがかった人の話も頷ける話だ。犯人の中には高校生もいたとか。いつの間にか強盗が多い国になっていたのか、以前から増えていないけれど、映像に撮られることが多くなったからそう思うのかわからないけれど…。

おそらく犯人たちはバイト感覚なんだろうけれど、大元に辿り着けない限り、かななか根絶は難しいんだろうな…。

予約地獄

「ちょっと東北に旅行に行きたいから、予約してくれないか…」と義父に頼まれて妻の実家へ行って来た。まぁホテルと飛行機の予約で30分もあれば済むだろうと思ったら、これがとんでもなかった。

まだ日程も旅程もほとんど何も決まっておらず、つまるところどう回ったら良いのか、一緒に考えてくれということだった。だったら最初にそう言ってくれれば良いものの、まぁ仕方ない。義父だけに気も使うし、年寄りというのはそいう生きものだと思うしかない。とはいえ、私は東北など福島くらいしか行ったことがなく、地理にも疎いのでサクサク話は進まない。

しかも要望は細かく、飛行機にレンタカーにローカル鉄道に新幹線を使う。そしてホテルは大変人気のホテルもあるから取れる日にちを調べるだけでも面倒な作業となる。しかもそれに合わせると、他のところにしわ寄せが来たりする。それぞれの移動の距離と所要時間も調べ、周辺の見どころも調べてくれと頼まれる。

また一つ決まると、「こっちも良いな…」となり延々と時間ばかりが過ぎていく。とりあえず飛行機は仙台インの青森アウト、7つのホテルにレンタカーの乗り捨ての手配、ローカル鉄道の切符以外のほぼほぼの予約を取り終えた。午後1時に始まって終わったのは午後8時。7時間も費やしたことになる。知恵熱が出るかと思ったほど…。

そんな人の為の行いが運を招いたのか、帰宅すると来週のタイ行のチケットのキャンセル待ちが取れたと連絡が来ていた。5日前まで待って取れなければ、関空からLCCを使って行こうかと思っていたところだった。そこそこ混んでいる場合、1週間前のタイミングでキャンセル待ちに大きな動きがあるのは良くいわれることだったが、まぁ、取れて良かった。すぐに接続するタイの国内線を予約した。

今日は一体、どのくらい予約をしただろう。

1年ぶりのタイ。

またいろいろと変わっていることがたくさんありそうで落胆しそうだな…。

明石と神戸

連休中、唯一の休みに明石と神戸に行って来た。

火曜日の仕事終わりに出発して、深夜に明石に到着。で、そのまま一泊。直前だったため連休中はどこもホテルは満室だし、しかも高い。連休の中日に当たる月曜、火曜は直前でも未だ空いているところもあるし、連休価格でないところもあったので、そこを予約した。神戸は何度か行ったことがあるけれど、明石は初めてだった。橋を隔てて目の前に淡路島が見えた。こんなに近いとは思わなかった。

素泊まりだったので朝ごはんに明石焼を食べる。地元では玉子焼きと呼ばれていることや、だし汁に浸して食べたることも知らなかったし、たこ焼きとは随分違うということを初めて知った。ちょっと茶碗蒸しにも似ている。お昼には魚の棚商店街でアナゴを食べた。名物のタコにしようかと思ったけれど、おいしそうだったのでアナゴにしてみた。名古屋で食べるモノとは随分違って、香ばしくて大変、美味しかった。明石はやっぱりお魚がおいしい。

で、昼から神戸に移動。
北野をふらふら歩いて、ハーバーランドへ。貰ったチケットで今月末でなくなるらしい観覧車に乗った。ちょうど震災の直後に出来た観覧車で、平成生まれだけれど何となく観覧車自体は昭和感満載だった。高い所が嫌いなので乗ってから後悔したけれど遅かった。その後、買い物して暗くなってから南京町の中華街へ。さすがに連休だけあって人が多い。メイン通りはなかなか進まない程、混んでいた。比較的空いていた店に入って飲茶を食べたが、やっぱりこういう時でも空いているところは美味しくないんだなということを実感する。

大の飲茶好きからすると、せっかく中華街に来たのにこんなに酷いのに当たるなんて不幸過ぎる。名古屋では10年くらい前にワゴンで食べられる飲茶屋さんが閉店してから気軽に食べられる飲茶の店がなくなってしまった。ホテルの中に高級店はあるけれど、そんなところには行けないから、なかなか食べる機会がない。昨日はせっかくの機会だったのにちょっと残念だった。

夜9時過ぎに神戸を出て、名古屋に着いたのはちょうど日付がかわるちょっと前。さすがに夜だけあって渋滞とも無縁だった。それでも車は多かったけれど…。

仕事を終えてから、夜出発するパターンで出掛けるのは、時間的に大変効率が良いと気が付いた。これで行けば2日間でも出雲大社とか鳥取砂丘くらいは行けそうだなと。

するとやっぱりキャンピングカーが欲しくなる。

いけない、いけない…。