ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

勤勉

2008-03-31 17:21:56 | つぶやき
各国の国民性をあらわす有名なジョークである。

タイタニック号が沈む寸前、タイタニックの船長は女性と子供を
先にボートに乗せるときに、各国の男性乗客に対してこう説明した。

米国人に対しては、「君はヒーローだよ」
イギリス人に対しては「ジェントルマンは女性と子供を先に救う」
ドイツ人に対しては「これはルールなんだ」と。
日本人には「皆、そうしているよ」と。
そして、中国人には、「朝食サービス券を渡した」。

確かに、日本人の性格の特徴たる一つを言い当てたジョークだといえる。
日本人はあまり自己主張せず、自らリーダーシップを発揮することが苦手で、
リーダーに追従する傾向がある。日本の歴代の総理大臣が米国大統領に
追従する姿は、如実にそれを表している。

また、日本人は日本人同士で固まる傾向があり、外国人が日本人グループに
入りにくいという点もある。また、何に対しても一生懸命で、正確にやる勤勉
なところがある反面、独自性に欠ける面があると言われている。
また、こんなところが、発明は得意ではないが、改良は得意と言われる
所以であるそうだ。

私などは、全く勤勉ではないと自認しているが、現在の予定では、
4月は1日も休みがなくなってしまっている。
一生懸命は別として、これを勤勉と言わずに何と言えば良いのか…。

30代というのは、必然的に働き盛りの歯車に巻き込まれてしまうようである。

5月は何とかしてダブルゴールデンウィークといきたい。(ありえないか)

明日は早朝から東京へ出張である。どうせなら田舎に行きたいなー。


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読む酒肴

2008-03-29 15:43:25 | 
旅に出る前に、移動中の飛行機や滞在先のホテルで
どんな本を読もうかと、書店を覗いたり自宅の本棚を
ひっくり返すことがある。これまで長編小説やら詩集
やら旅行記やら、いろいろ試したが、その国の食に関する
エッセーが案外役立つことに、近頃、気がついた。

最も私自身、食にはほとんど関心がないので、その国でおいしいものを
探すためにということではないのだが、意外にもこのような本には
結構、おもしろいネタが詰まっているのである。政治や宗教や遺跡に
無関心な人はいても、毎日の食物に関心がない人はいないとは、
良く言うが、私のように食に、あまり関心がなくても、案外楽しく
読めるものである。

中でもお勧めを一つ挙げると、南條竹則「中華文人食物語」(集英社新書)。
英文学者にして中国文学と中華料理をこよなく愛する南條氏が、スッポン、
ナマコ、鯉、イヌなどなどの料理について、中国の文人そして自身の体験を
絡めながら書いたエッセーである。
帯に「読む酒肴!」とある通り、どこから読んでもおもしろいし、
いろんな味が楽しめる。

とはいえ決して軽い本ではなく、巻末の参考文献でも明らかなように
幅広い知識に裏打ちされている。チャプスイのルーツを追った項など、
著者のオタクぶりをいかんなく発揮している。気の利いたネタもたくさん
盛り込まれており、食にうるさい中国人と交流がある方には、特にお薦め
の1冊である。

お暇な方ぜひ一読を…。

つまらなかったら、ごめんなさい。



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昼休み見合い

2008-03-28 19:53:21 | 時事(海外)
ここのところ何かと忙しく、自分の時間が取れないことが、
ややストレスとなっている。唯一の即効性ストレス解消アイテムで
あったタバコも禁煙してしまったので、ちとつらい。

やはり心身ともに健全な生活を送る為には、適度の休日は
絶対的に必要だとつくづく思う。

今や日本以上にワークホリックな社会であるお隣の韓国では、
結婚のために見合いはしたい、でも貴重な休みである週末は
自分の為にゆっくり休みたい。そんな方のために、仕事の昼休み
時間を利用して平日に見合いする人が増えているそうである。

結婚情報業者によると、現在では、取り持つ見合いの
10%近くが昼休み見合いなのだという。

昼休み見合いの魅力の一つは、1時間という短い時間で済むこと。
経験者女性(39)は、「気に入らない相手でも、週末だと失礼に
ならないよう無理して付き合わないといけないが、昼休みなら
1時間と限られているので負担が少ない」と話す。

また、出費が少ない点も人気の理由だそうで、週末の見合いは雰囲気の
良いレストランなどを予約するため、平均6000~7000円ほどかかるのが
一般的だが、昼休みなら食事とコーヒーを合わせても2000円程度
で済むという。

自身の将来を決める重大なことだというのに、それを仕事の合間の
1時間で決めるというのはいかがなものか、と思う一方で、
そこではフィーリングを見る程度と考え良いと思えば、後日
もう一度ゆっくり時間を取って会えば良いと考えれば、案外悪く
無いのかもしれないとも思う。

しかし、自分の為に週末はゆっくり休みたい、というのは、
もちろんわかるのだが、生涯の伴侶を決めるのも、充分自分の為
だと思うのだが…。
しかし、それ以上に週末は休みたいと考える韓国人社会は
相当ストレスフルな社会なのかもしれない。


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鼻水の量

2008-03-27 16:30:59 | つぶやき
今年は花粉症の症状がひどい。

特に昨日から急激に、目のかゆみ、鼻水、くしゃみなどの症状が
ひどくなり本日は、人間を辞めたくなっている程である。

しかし、だからと言って、病院に行くこともなく、薬を飲むこともなく
ただひたすら耐えているのだが、今年はそろそろ我慢の限界のような
気がしている。ただめんどくさいだけのことなので、別段、我慢する
理由など何もないのだが、こうも酷くなると、さすがに日常生活を送る
にも支障が出てくる。

それにしても、鼻水の量が半端ではないのである。午後4時現在で
缶ジュースひと缶くらい出てしまっているような気もしなくない。
ひと缶といえば、250mmである。果たして人間、1日で鼻水が
そんなに出るものいなのか、定かではないが、こうなるともう
本格的な鼻たらしである。

まあ、どうでも良い話なので、このへんでマツモトキヨシにでも
行って来ます。

皆様もどうか、お気をつけ下さいませ。















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ペンキ塗り

2008-03-25 22:29:25 | 仕事
本日から始まった新店舗作り。

今日は1日かけて、壁面のペンキ塗りと床掃除であった。
良いのか悪いのか、天井がかなり高いので、壁面の面積が
大きく、塗るのが結構大変であった。
また、高い脚立に乗ってのペンキ塗りは相当怖い。

本来、このような店舗作りの内装は、一括して業者にまかせ
しっかりとやってもらうのが一般的なのかもしれないが、
うちの方針は「自分で出来ることは、自分で…」なので、
まぁ、仕方ない。

それでも、初めのうちはムラばかりが目立ったペンキ塗りも
最後の方はなかなか上手くなり、まだまだ塗り足りない気分
であった。

アパート暮らしのせいか、めったに日曜大工などしないので
たまにはこういうのも良いものである。

明日は、什器搬入日である。
朝から夜までかかりるだろうなー。

がんばらねば…。










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お知らせ

2008-03-24 15:27:39 | 仕事
いよいよ明日から、新店舗の準備である。

天然素材衣料、雑貨店「モンスーン」岐阜市に続き、名古屋市民
待望?の「アスパラ」名古屋店が、4月4日(金)に名古屋市、
金山駅隣接のアスナル金山2階にて、控えめにオープン致します。
特にオープニングイベントもオープンセールもありませんが、近隣の
方で、お近くまで来られた方は、ぜひ一度、お立ち寄り下さいませ。

それにしても、オープンまであと10日ほどしかないのである。
一応、什器の手配はひと通り済んでいるものの、設置や内装の
ペンキ塗りやら、商品にアイロンをかけたり、とやる事は山ほど
あるのである。まだ揃っていない商品の仕入れもしなければならないし…。
おそらく完成は前日であろう。いや、当日オープンしながら、
ということも充分ありえる…。

もともと、夏休みの宿題は8月31日に、一気にやるタイプである。
しかも、結局終わらずに始業式の朝、友人に写させてもらい仕上げる
のを、常としていたので、まぁ、想定内ではある…。

そして、おそらく誰も知りたくないだろう、店舗名の「アスパラ」
の由来であるが、私の大好物、アスパラガスの短縮形ということでは
結してない。本来は別の名前だったのだが、同じ名前の店舗がテナント内に
あり、運営者側に却下されたのである。しかも、直前になって連絡を受けた為、
1日しか考える猶予がなく、仕方なくその時、偶然読んでいた朝日新聞の
折込み紙の下のほうに、なにやら「Asuparaクラブ」なる文字が見えたので、
そこで突如「アスパラ」に決ったしだいである。
しかし、そのままパクッたのでは、朝日新聞に対して良心が咎めるので、
やはり何らかの理由付けが必要かと思い直し、「明日(あした)パラダイス」
の短縮形、ということで「アスパラ」と相成りました。

今後とも、本家本元の無垢フローリング販売「ふたば」共々、若輩ものの
「アスパラ」をどうかひとつ、かわいがっていただけたらと思います。

また、岐阜市民の皆様には、今年、4年目に入る「モンスーン」を
引き続き、よろしくお願い申しあげます。


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タイ人タイム

2008-03-22 13:10:37 | 仕事
先日、タイのバンコクでロシアの武器商人が捕まった。
米当局が最悪の武器商人と見る大物で、おとり捜査に
引っ掛かった上での逮捕だそうである。

外国人犯罪者がバンコクに逃げ込み、捕まるケースは多い。
外国人観光客が多く、紛れやすいのが流入の原因といも言われている。
また、タイ警察の捜査官は「タイ人のホスピタリティーに癒されるのも
一因で、犯罪者の天国になっている」という見方もあり、これも妙に
うなずける。

そんなタイに、先月オーダーした荷物が予定日を過ぎても届かないので
本日、電話をしてみた。担当の女性は、英語と日本語のごちゃまぜを話す
のだが、やたら「大丈夫」が多い。海外で「ノープロブレム」を連発する
奴に限って、ビックプロブレムな結果になるのは、もはや常識である。

彼女の場合、これまでの付き合いで、基本的にはとても信用できるで、
それほど心配はしていないのだが、やはりそこはタイ人である。
我々日本人からすると、やはり「いいかげん」なのである。
電話のやりとりでわかったのだが、発注した数がわずかに足りない
のだという。彼女は、どうして足りないのかを必死になって伝えようと
するのだが、どうも的を得ない。それにそんな理由よりも、
こちらとしては、一体荷物はいつ着くのか?不足分はどうするのだ?
ということが知りたいのである。

相手が日本人なら、完全に「アホか、ボケー」とキレているところであるが、
そこはプライドの高いタイ人である。悪意は無いのがわかっているので、
ここは怒らずに、おだやかに「えーっ、それは困るぅー、どうしよぉー」
と最大限語尾を延ばし、困ったフリで対応する。すると彼女は、「大丈夫、
わかった。荷物は今日、必ず送る。足らない荷物は、次の週に必ず送る」
と急に頼もしくなるのであった。

では、今までの会話は一体何だったのか…?
初めからそう言ってくれればいいのに…と思ったが、
まあ、これがタイ人なのだろう。

果たして、無事につくと良いのだが…。
(もう一度くらい、何かありそうな気もする…)

それにしても、こんなふうにタイ人のペースにハマしまうと、なんだか
急いでるこちらが、悪いのではないかと思ってしまうから不思議である。

これが、「微笑みの国」と呼ばれる所以だろうか…?

まさに癒しの国である。




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無期懲役かよ

2008-03-21 18:14:14 | 時事(海外)
先日、英国北部の街で、設置されたATMが故障のため、
希望した金額の2倍を支払ってしまう珍事があった。
また、それを知った多くの市民が、現金を引き出そうとして、
数百人が集まったという。

結局、故障が起きてから数時間後に、ATMは現金を切らし、
騒動は終結した。当然のことだが当局は、現金を希望額より
多めに引き出した人々が、罪に問われる可能性があるとしている。

罪に問われるのは当然だとしても、人権尊重主義の英国のことである、
まさかこのような罪で、無期懲役なんてことはないはずである。
しかし、世界にはもう少し悪質だが、これと類似する事件で、無期懲役
の刑になる国もあるのである。それが、現在の中国である。

中国の田舎から広東省広州へ出稼ぎにやって来たこの男性は、当時24歳。
ようやく友人の紹介で警備員の職を得た数ヵ月後、勤務を終えて同僚と
連れ立って帰宅途中、ATMに立ち寄ってカードで現金を引き出そうとした。

自分の銀行口座にはおよそ2550円程度しかないことを知っていた彼は、
ATMからカードで1500円程を引き出そうとしたが、しかし何を間違えたか、
引き出し額を1ケタ多い1万5000円と入力してしまった。すると、何事もなく
ATMから1万5000円が支払われたのだ。口座には2550円程しかないはずだが、
おかしいと思い残高を確認してみると、たった100円を引き出しただけに
なっている。そこで、もう1度、引き出し額を1万5000円と入力してみると、
前回同様に1万5000円が支払われ、残高は100円差し引かれただけだった。
これで完全に頭に血が上った彼はその後、立て続けに53回同じ操作を行い、
合計約82万5000円を引き出した。

宿舎へ戻って一息、彼はこのことを友人に話した。結局その後、2人はあの
ATMに戻って、彼は引き出しの操作を連続して102回行い、前回分を含めて
合計約262万5000円、友人は約27万円を手にしてしまった。

数日後、2人はあっさりと捕まり、後日、主犯の彼は無期懲役の判決を
受けたそうである。

しかし、もしこのようなことが自分に起こったら、どうするだろう?
冷静に考えれば、使用したキャッシュカードから簡単に足が付くのは
わかるが、誤って出てくる現金の誘惑に果たして勝てるのかどうか…

正直、微妙なところであるような気もする…。

それにしても、このような罪で無期懲役とはあんまりである。

中国は政治犯だけでなく、刑事犯にも限り無く人権を無視した刑で
望んでいる、ほんとに怖い国である。中国本土では、何かの間違いでも、
結して捕まりたくないとつくづく思う。



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ななめ読み

2008-03-20 18:20:12 | 時事(国内)
本日より日銀総裁が空席となっている。

円相場も1ドル100円を切り、輸出頼みの日本経済も
いよいよ大変なことになってきている。そんな大事な時に
総裁ポストが空席だなんて…。
福田さんの政権担当能力は、一体どうなっているのか?
今後、政府はどうするのか…?

というような声がちらほら聞こえてきそうな昨今であるが、
実はこれが政府の狙いだったとしたらどうであろう?
政府はわざと自国の通貨当局の信認をおとしめ、ひいては自国の
通貨への信頼をおとしめる為にやっているとしたら…

現在、日本経済の最大の問題は、サブプライムや金融不安よりも、
急激に進んだ円高である。この円高をどうにか阻止するため、
円という通貨への信頼を落とし、価値を下げようとしているとしたら…。

まさにこれは、究極の円安誘導策である。

しかも、与野党が一致団結して市場や海外当局にそれと気取られぬよう、
あうんの呼吸でやっている現状はなかなかの役者である。

しかし、効果はちっとも見えないが…

実際のところ、これが戦略だなんていうことはありえない作り話なのだが、
あまりにも無策なこの現状を、このように斜めから読み取らなければ、
やっていられないという方も、多いのではないだろうか?

それに、もし日本の政府が本当にこんなことをできる国であったなら、
世界の中の日本の地位は、もっと高いはずである。

しかしたまには、物事を斜めから、もしくは下からや横から見ることも、
忘れずにいたいと思った、本日である。



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大根ともやしかよ

2008-03-19 18:45:54 | 時事(海外)
未だ、混迷を極める中国、チベット情勢。
暴動は、周辺の省まで拡大して被害を大きくしている。

中国は、オリンピック前に反政府運動を撲滅したいが為に、
あえてこの次期、通常以上にチベットの人々を抑圧し、
反発することを見越して、今回の暴動の鎮圧を行ったのでは、
というニュースもあった。中国なら充分にありえる話なので、
妙に納得してしまうが、このような大きな事件の陰で、人民の
ささやかな抵抗による事件は、いくつも存在している。

以下は、その一例である。
最も、これは政府に対してではなく、対企業に対する声であるが…。
広東省の電子部品工場で先日、支給される食事のまずさに業を煮やした
従業員ら1,000人以上が工場内の設備を破壊するなどし、駆け付けた
警察と衝突、多くの従業員が病院に搬送される騒動に発展した。

「また大根ともやしかよ!」

食費として毎月240元(約3,480円)を給与から天引きされているが、
肉類はちょっとしか使われず、食事の質は劣悪だったという。
この日遅番だった従業員たちが、はしで食器をたたいて不満を表明
したのが始まりだった。

騒ぎは工場全体に広がり、8棟の宿舎すべてから怒りの声がこだました。
そしてある者は窓ガラスや給湯器を破壊、ある者は各階のごみ箱を窓から
地上に投げ捨てる事態に。

しかし、工場長は「このインフレ下で食費はコストに見合わないくらい。
でも、とにかく食事は改善した」とコメント。
しぶしぶ、肉の量も増やしたそうである。

「なんとも食い物の恨みは怖い」という話である。

おそらく中国の人々は、政府だけにでなく様々なところに
実に多くの不満を抱えながら生活を送っているのではないだろうか?

そんな人々の不満が、いつか一つになり政府へ向かう日が…

人々の不満が鬱積している中国。そんな国でオリンピックなんて…


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