ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

北の国から

2007-05-31 18:39:34 | つぶやき

北の国からと言えば、すでに終了してしまったが、以前は、数年に一度の
ドラマを楽しみにしていたものである。

こんな事を書くと誤解されそうではあるが、実は、もう一つの「北の国」
にも、以前からずっと興味、関心を持っていた。
テポドン、偽札、麻薬、そして拉致問題と数年前からは、日本でもすっかり
お馴染みな国になったが、私が将軍様の国に最初に出会ったのは、
1987年、高校3年生の時である。(なんと先見の目があろうか・・・)

たまたま、古本屋で見つけた「凍土の共和国」という、1970年代に親戚の住む北朝鮮を祖国訪問団として訪れた時の模様を書いた、在日の方の著書を読んでからである。昨今、脱北者が出てからと言うもの、雨後の竹の子のように、このテの本は増えたが、当時は本当に謎に包まれていた。
当時高校生の私にとって、本来完読するのは、困難な本であるはずだったが、恐怖感にかられて、夢中になって読んでしまったことを記憶している。

以来、北朝鮮関連本を100冊は読んだだろうか。
ちょっとしたプチオタクである。
しかし、今だ訪れたことがない。実は、訪れるのは簡単で、
いわゆるパッケージツアーに参加すれば、誰でも行けるのであるが、
高価なのと、行動の自由がないことで、二の足を踏んでいる。

近い将来、自由に旅行が出来るようになる日を楽しみにしている。

私にとっての、北の国からの舞台は富良野ではなく、平壌なのである。














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近頃のおばちゃんは・・・

2007-05-30 18:18:26 | 仕事


私は、フローリング販売の仕事と共に、ご婦人方御用達の
アジアン衣料と雑貨のお店、というのをやっている。

ご婦人と言っても、結してセレブの方々などではなく、
ただの、おばちゃん相手である。

お店なんぞをやっていると、毎日、実にいろいろな人達がやって来る。
お客さんと呼べる人が、ほとんどではあるが、中にはとんでもない人もいる。
以下は、その一部である。

自分は声楽家だといって、大声でアカペラで歌を唄う人。(確かにうまかった。)
まけろと言って、強引にお金だけ置いて逃げ去った人。 (やや犯罪である。)
およそ20着、試着した人。  (そして買わなかった。)
まだまだあるが、中でも最も辛かったのが、4時間程、ひたすらしゃべりまくり
何も買わず、帰り際に一言。「あなたも、時間潰せてよかったでしょ」。

あんまりである。
私は、話し相手がほしくて店をやっているわけではないし、
あなたのホームヘルパーでもない。なぜ、見知らぬ人の
息子自慢に嫁の悪口、そして乙女時代から今に至るまでの話を
4時間も聞かなければいけないのか?
これには一瞬、殺意すら覚えたが、笑って送り出した。

まったく、近頃のおばちゃんは、困った生き物である。












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限定販売

2007-05-29 11:41:45 | 料理


今から40年前に発売された、初代ボンカレーが50万食限定で
復活するらしい。
しかし、果たして、50万食は限定なのか?
50万という数は、かなり多いではないか。
日本の人口比からすると、という意味か?

日本人は、特にこの「限定販売」に弱いという。
そういう、私も実に弱い。たいして欲しくも無いのに「限定」
と聞くと、「買っておこうか」とつい食指をのばしてしまう。

企業の戦略に乗せられてたまるものか、と思いつつも
つい買ってしまう自分がいる。



















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知らぬが仏

2007-05-28 20:45:46 | 旅行(海外)
物には全て定価がある、という日本の常識は世界の常識ではない。

欧米諸国と一部の国を除くと、定価という概念のある国のほうが
圧倒的に少ない。
ほとんどが売り手との交渉によって価格は決まるのだ。

海外に行って「ボラれた」という話は良く聞く。
しかし、それは自らの手でお金を渡した以上、結してボラれたのではなく
、自分がその物の価値を知らなかっただけだ。
また、同じような話で、「言い値の半額で買って得した」という話も良く聞く。
しかし、言い値は定価ではないのだから、安いという根拠は何もないのである。

少し考えれば、ボラれない方法はいくつかあるだろう。
しかし、旅行者が短期間で、完全にその国の物価を把握するのは至難の業である。
されど、購入したものが、実はもっと安かったと知ったときのショックは大きい。

では、どうするか?

答えは、そこで価格の探求などせずに、さっさと帰国することだ。
これが、一番悩まずに済む。

まさに、知らぬが仏だ。











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クレイジーガバメント ナイスピープル

2007-05-27 18:29:31 | 旅行(海外)


ミャンマーの民主化指導者でノーベル平和賞受賞者、アウンサンスーチー氏の
自宅軟禁が、軍事政権によって1年間延長されたらしい。
電話などの通信手段を断たれた自宅での軟禁生活は、通算11年以上
にもなるという。

私が初めてミャンマーを訪れた1995年、旧首都ヤンゴンのスーチー氏の自宅前で
当時、不定期に行なわれていた、民衆を前にした演説集会を拝聴したことがある。
すべてビルマ語によるもので、何を話していたのか、理解できなかったが、
当時42~43歳だったスーチー氏は、髪に生花を挿し、力強い口調で
たんたんと民衆に訴える姿に、清楚な外見とは対照的な力強さと、
近い将来達成されるだろう民主化への強い自信が感じられた。

しかし、あれから12年。この国は全く変わっていない。
当時、この国を訪れた印象を旅行者達が、クレイジーガバメント ナイスピープル
と言っていたのを思い出す。

今も、昔もその言葉通りの国である。














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ゾーッとする

2007-05-26 01:09:06 | 映画
先日、今公開中の映画「バベル」を見た。
舞台はモロッコ、メキシコ、そして日本、という離れた国々で
それぞれ個別にストーリーが展開していく。

一見、三つの国々で全く繋がりのないようなストーリーが除々に
一つに繋がっていくという、良くある展開だが、それぞれの国で起こる出来事に
非常にリアリティーを感じ、自身の身に起こる出来事として考えると恐怖すら覚えた。

まさにゾーッとする映画だ。



















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夏の食

2007-05-25 08:30:39 | 料理
夏といってイメージする食べ物といえば、冷やし中華にざるそば、そうめん、
冷やしたぬき、コロうどん、そして、最近はまっている冷麺がある。

日本では良く韓国冷麺などというが、実は韓国は冷麺の本場ではない。
冷麺の本場は北朝鮮なのである。

種類は主に3種類に分類され、平壌冷麺、ハムン冷麺、盛岡冷麺である。
ハムン冷麺は北朝鮮のハムン地方が本場で、平壌冷麺がそば粉で麺を作るのに対し、ハムン冷麺はサツマイモの粉で作る。また、平壌冷麺は冷水スープで食べるのに対し、ハムン冷麺は唐辛子ソースをかけて混ぜて食べるのみである。
これに対し、盛岡冷麺は戦後在日の人々が、そば粉で麺を作って広めようとしたが、わんこ蕎麦の地場だけあって不評であったらしく、それならと小麦粉で麺を作ったのが、広まり、好評を獲たそうである。


4年前の2月の寒い冬の日に、38度線の少し南に位置する韓国の束草という町で、平壌冷麺を食べたことがあったが、さすがに寒くて歯が浮き上がるような思いをした。
やはり、冷麺は夏の食である。










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毎日、考えること。

2007-05-24 10:55:35 | 生活


朝日新聞の、国際面にアジアの街角というコーナーがある。

アジアの国々でのちょっとした出来事や、そこに住む人々を

クローズアップした記事で、毎日欠かさず読んでいる。

元々、旅好きなのと、今は仕事でアジアのを訪れることが多いこともあり

知っている街の記事が載っていると、頭の中にその街の雰囲気、匂いが一気

に甦り、しばし現実逃避に誘ってくれる。

次はどこに行こう、毎日考える事のひとつである。




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食う寝る

2007-05-23 21:33:33 | 


昨年からku:nel(隔月発行)を愛読している.

生活提案型雑誌なので、女性が好む雑誌ではあるが、

こだわりを持った生活をしている人達の特集などもあり

読んでいて楽しくなる本だ。

いつの日か自分が、この本の取材対象となるような

生活をしていたいと思う、今日この頃である。





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