どこか、遠くへ…

慌ただしかった9月も明日で終わり。

10月は、ちょっとのんびりできるひと月になりそうで、久しぶりに土日に休みを取り、
岐阜の山にでも行こうと思っている。さらに11月の3連休、「妻のどこかへ連れていけ！」
コールには、初の海外弾丸旅行で、行先は上海に決まった。一人15,000円込々でチケット
を確保。これだけ安いのに東方航空の便でマイルも溜まる。あとは宿を3000円程度で押さ
えれば、3人分の旅費は計5万円ちょっとという計算。

できれば、上海の街中には居たくないので、周辺にある古鎮にでも行こうかと思っている。

この夏から、ロシアのウラジオストックからの入国に限り、パソコン画面に入力するだけで
ビザが不要になった。成田からなら2時間弱だし、安いチケットがあるなら、また、行って
みたい。けれど、なにせ名古屋からだと東京まで行くのに時間と費用がかさむのが難点で、
ネックとなる。

けれど、安近短で行けるところとなると、おおよそ韓国、中国、台湾、香港程度。もはや
祝日がらみのグアムやサイパンは、興味あるなしに関わらず、まったく安くない。頑張って、
フィリピン、ベトナム、タイという選択肢もあるが、飛行時間が4時間から6時間になると、
滞在時間がぐっと減ってしまう。地方に行けるのならまだしも、時間的に主要都市しか行け
ないとなると、居心地の良いアジアと言えども飽きてくる。

そこで、極東ロシアは穴場だ。なにせ、たった2時間でアジアの雰囲気から脱出できる。
街はツーリスティクでもないし、今やどこにでもいる団体中国人も少ない。
気分転換には、ちょうどいいと思う。

今日は、明後日からボスニアとクロアチアに行くお客さんと長々と話し込んだせいで、頭の
中がすっかり旅行モードになってしまった。

とにかく、どこか、遠くへ行きたい…。

いやいや、仕事、仕事。

まずは…

いつの間にか、来月、衆院選になってしまった。

大義はないだのなんだのと言われているが、そもそも解散の時にそんな大それた大義のあった
解散なんて、郵政以外であったのか覚えがない。解散なんてものは、そもそも政権与党が有利
な時にやるもので、文句があれば選挙で有権者が入れなければいいだけだ。

ただ、山尾志桜里氏の不倫騒動が、自民党の背中を押したのは、多少なりともあるはずで、引き
がねを引かせたという意味で言えば、元アニーの責任は大きい。

そもそも、選挙をするにもお金がかかるのだ。

けれど、安倍さんも小池さん率いる「希望の党」の用意周到さには、想定外だっただろう。

「ただ耐えるか？みんなで変えるか？」

なかなかわかり易く、それでいて刺さるキャッチフレーズだ。

謙虚さを失って、傲慢さが前面に出てくると人は反発するのが世の常で、今の安倍さんは、
ちょうどその中にいる。もし、過半数にいかなければ辞任するらしい。

希望の党の出現で、なかなか侮れない展開になってきた衆院選。

どうのこうの言う前に、「まずは、投票に行く…」というところから始めたい。

シーダーダー

このところ、中国に行くたびに気が付くことがある。

それは「金平さん（習金平）の写真」が街中で少しづつ増殖しているということ。
スローガンと共に拡大された金平さんの全身写真がドーンとビルの壁面に貼られていることもあるし、
露店では金平氏の写真をプリントした絵皿が、今や毛沢東や鄧小平以上にスペースを割いて確保され
いる。中には奥さんとの2ショットの絵皿まである。狭い店舗にしては破格の待遇だ。

まさか共産党の支持ではないだろうけれど、彼以前の胡錦濤や江沢民などには、このような露出はな
かっただけに、いかに彼が個人崇拝の野望を持っているかを、うかがい知れる部分だ。

彼の時代になり、中国は露骨に力でモノを言わせるようになった。
金平さんが任期満了までに何を目指そうとしているのか、詳しくはわからないけれど、なんとなく
毛沢東や鄧小平と並ぶ位置で、せめて名を残そうとしているような気がしなくもない。

露店で、興味深げに眺めていると店主が、

「シーダーダー、シーダーダー」と言っていた。何を言っているのか意味不明だったが、あとで英語
のわかるカーゴ屋さんに聞くと、「それは習金平のことで、習お父さん」という意味だよ、と教えて
くれた。

「習お父さん」

今さら建国の父は無理なので、なんとか庶民に対して親しみを持ってもらおうとの腹黒さが透けて見え
る。笑顔でも、結して目は笑っていない、のぺーっとしたあの顔は、何を考えているのかわかり難く、
相当感じが悪い。

外国人が彼の絵皿を買うとは到底考えにくいが、割るために買うのなら、アリだなと思った。

タクシートラブル

帰国いたしました。

今回は、着いて早々タクシートラブルに…。その日は夕方、名古屋を発ったので、到着が深夜23時過ぎになった。ターミナルを出てタクシースタンドに並びタクシーを待った。ここには誘導員がいて順番に割り振ってくれる。けれど、乗ってすぐにハズレ感満載だと感じた。何せ、車が汚い。
中国では珍しいほどボロボロ。しかも、ドライバーがスマホをしながら運転し始める。深夜の高速で空き空きなのに80キロくらいでノロノロ運転ときた。必ず車内にあるはずの顔写真付きの証明書もない。極めつけは超の付く遠回り。普段ならホテルまでおよそ30分で着くはずが倍近くかかった。遅いのもあるが、途中で気づき、スマホでグーグルアースの地図で確認すると、普段のルートからかなり迂回して走っている。見せながら文句を言うと、なにやら言い訳をしているようなもの言いで返答してくる。
結局、55分かかり、普通ならおおよそ100元ところ180元になっていた。しかも高速代の15元は別だ。腹が立っていたので、文句を言いながら130元を手渡してドアを開けて外へ出た。（助手席に乗っていたで…）その後、後部座席に置いたスーツケースを取ろうと扉を開けようとすると、そのちょっとのタイミングで、扉をロックされ、しかもそのまま発車してしまった。

「まじで、こんなことってあるの…」

と、思ったが、実際、目の前で起こっている。中身はほとんどが着替えと仕事で使う帳簿類だけで貴重品は何もないけれど、それでもスーツケースが無くなるのはキツイな、などと思っていると、タクシーは30メートくらい先でハザードを出して止まった。

慌てて駆け寄り、再び文句を言うと「あと20元出せ！」とお金を見せながら言ってきた。出しても良かったが、「10元なら出してもいい…」とお札を見せて言うと、渋々ロックが解除され、スーツケースは戻ってきた。

すでに深夜1時を回っていた。

中国ではこれまでにタクシーのトラブルは皆無だった。乗車拒否は度々あるが、止まってくれれば、何も言わずに助手席に乗り込んで勝手にシートベルトを締めてしまう。それから行先の書いた紙を渡すとほぼ何のトラブルもなく行ってくれる。たまに金額を言われることもあるが、「メーター、メーター」と言えば、間違いなくメーターを使ってくれる。そういう部分では、タイなんかより、ずっと楽だ。

けれど、油断は禁物だなとつくづく思った。しかも夜は特に気を付けたい。
けれど、どうやって…？

どこの国に行ってもできればタクシーは使いたくないと、常々思う。あの密室度では、何かあった時に何ともし難い。しかも走っているので逃げようがない。荷物もあるし…。
私の場合、まだ男なのでなんとかなるが、やっぱり女性だとリスクは格段に上がるはずで、深夜の場合は空港内で夜明かしか、隣接するホテルで泊まるのもありかなと思う。

それでも、中国はまだまだ安全な方だとは思うけれど…。

帰国便の国内線が遅れ、上海からの名古屋便に危うく乗り遅れるところ、ゲートで待ってくれていた係員の誘導でぎりぎり間に合った。他社では普通の事だが、何せ中国大陸系3大お粗末のひとつ、東方航空ではありがたさも倍増するというもの。前回の南方航空のこともあったので、尚更そう思った。

モバイクの急増とキャッシュレス化が急速に進む中国。スーパーやコンビニで買い物し、レジで精算する人のすでに半数以上がスマホなどで支払っている。

訪れた一つの都市でだけでは、計り知れないけれど…。

それでも社会のデジタル化は、日本のひとつ先を行っている気がしている。

能天気…

昨日の台風、名古屋ではちょうど帰宅後の8時過ぎくらいから突風が吹き始め、
9時ころには激しい雨と風になり完全に暴風状態。夜11時ころにはベランダに
置いてあったゴミ箱が吹き飛び、ガラス窓が割れるんじゃないかと思うくらい
凄い風が吹いていた。

で、朝起きたらそのごみ箱は、ルーフバルコニーを跨いで反対側のベランダま
で移動していた。どう飛んだらここまで来るのか、これほど凄かった風は初め
てだった。

それでもちょうど夜のうちに通り過ぎて、この地方には、まだ幸いだったなと。

3日間のイベントも無事終わった。たくさんの方に来ていただいて、ただただ、
感謝しかない。昨日は、ちょっと心の折れることもあったが、珍しくポジティブ
に捉えることにして、自分にもう一度スイッチを入れた。

人なんて案外単純なもので、褒められると「よし、また頑張ろう！」と思う。け
れどその逆もあって、私などはすぐに「あー、もう駄目だ。」と、最大限落ち込む。
幸い、寝て起きると、大半は忘れてしまうのだが、それでも復活に数日かかること
もある。若いころは本当に能天気だったのに、齢を重ねるごとに、自然と軌道修正
されているように思うことがある。

そこのところは、変わりたくないんだけれど…。それが齢を重ねるということなん
だろうか？


明日から数日、中国へ行ってきます。

本当はちょっと休みたいが、9月はそうもいかない。

ちょうど円安傾向にある。なんてタイミング悪いんだろうかと、嘆いても仕方ない。

それでは、行ってきます。

限界…

イベント初日、ほぼ終日、雨だったが、なんとか人も出てほっと一息。

しゃべり過ぎたせいか、再び、風邪をぶり返した感じがする。けれど、明日はちょっと
絶望気味。予想では午後からは強雨らしいので心配だ。交通機関が乱れれば、それこそ
自身の帰宅にも支障がありそう…。

この頃、疲れているのか本当によく眠れる。昨日も11時間も眠ってしまった。ほっとけ
ば15時間くらいはいけるのではないか、というくらいの勢いだ。

飲んでいる風邪薬のせいかもしれない。

今日も、もう、限界…。

おやすみなさい。

落ち込む…

同業者でもある知人が、今月でお店をたたんで催事屋さんになるという。

5年前に知り合い、時々、催事先で一緒になり、その度に近況報告を聞く
程度の間柄だったが、ここ数年で商売を取り巻く環境がガラリと変わった
とのこと。

今の時代、仮に昨年、過去最高収益をあげても、今年どうなるのかはわか
らないといった不安定の中にいるのは、多くの商売で共通するところ。
安定などというのは、無きに等しい。毎年、どう生き残るのかというのが
課題といってもいい。

今年もあと、三月と半分。

こうやって知り合いの同業者が少しづついなくなっていくのは、なんとも
寂しいもの…。秋は気分も落ち込み気味だし…。

そうそう、気になる台風、本当にやってくるのだろうか？

週末のイベント、どうなるんだろう…。

どこかへ…

妻のママ友の一人が来月、10日間ほどの予定で家族でアメリカのディズニークルーズ
に行くのだという。そしてもう一人のママ友一家は、東京のディズニーランドにこの
3連休に行くらしい…。

そうなると、うちも…となるのが見え見えだが、そこは予め予防線を張って「あー、
今月、来月はちょっと難しいな…」と開口一番、無理無理攻撃で撃退した。

けれど、今回は妻もなかなか引かない。ともかく11月でいいからどこかへ連れて行け
の一点張り。ただ、ディズニーランドだけはなんとしても避けたい。というか、娘の英
語の上達度に応じて連れていく約束をしているので、そもそもここで連れて行くと無意味
化してしまうのでダメだ。

ではどこに…。

11月の3連休。いろいろ調べるが週末の３連休なのでそう安いところは出てこない。
温泉、山登り、国内旅行に近隣海外…。
ただ一か所だけ、ここならいいか…というのを発見。現在、思案中だが、早くしないと
席は埋まってしまう可能性も大だ。

周囲に旅行好きの家族がいると、つい感化されてしまう。うちも好きだが、なにせ経済力が
大きく違う。この旅行好き一家は、GWはバンコク、お盆はソウルで過し、でふた月後にはカ
リブ海でのクルーズときた。しかもディズニークルーズなので結して安くない。予算は、大
人二人と子供一人の計3人でおよそ130万円なんだとか…。しかも年末は再び、バンコク
で過し、来年の春休みには再びアメリカ旅行を予約しているから凄い。大手ゼネコンの中間
管理職って、そんなに給料がいいのだろうか？、なんとも羨ましい。

つい先日、これまた妻の友人夫婦がロシアに旅行してきたと言って遊びに来た。今度はウク
ライナに行く予定らしい。この夫婦、旦那さんが鬱病で会社を退職し、奥さんのアルバイトで
やりくりしていたのだが、この度、晴れて奥さんもアルバイトを辞めて、二人で旅行している。
なかなか肝が据わっていて、見習うべきところも多い夫婦だ。

つづけば続くもので、ちょうど5日前、ブラジル人の友人から「11月にいつものイベントやる
けど、今年もやる？」と電話があった。「やる、やる」と返事をしたのだが、電話が遠くに感
じたので聞くと「あっ、今ブリュッセルだよ。やっぱりビールが美味しいよ…」とのこと。こ
こは、毎度、仕事だが、人がどこかへ出かけるとなると、無性にどこかに行きたい病が疼き出す。

そういえば、来週火曜日から中国へ行く予定でいる。

でもこれは同じ出国でも、訳が違う。

やっぱり仕事では、全く満たされない。

温泉でも行こうかな…。

超ストレス

仕事の依頼があるというは、本当にありがたいことだと思っている。

思ってはいるけれど、中にはどうしても受けたくないという人からの依頼もある。
やんわり断る。すると、日にちを変えてどうか？、と来る。
そこも、どうしても都合が…、と、再度、丁寧に断ると、今度は文面から皮肉と
怒りのこもったメールが度々、やってくる。

終いには「わざわざあなたの為に、このような待遇でお迎えしようと企画したのに…
」という、こちらからすると、これ以上自己中心的なもの言いはないだろう、という
くらいの返信がやってくる。

私は都合がつかず無理だとお断りしている。これ以上ないくらい詳しく事情も説明
している。さらに丁重に申し訳ないとの詫びメールも送ると、急に返信が来なくな
った。

本来なら、「承知しました、では、また、次の機会にでも…」と、なって終わるはず。
それが、なぜ、できないのだろう？

気になるのは、別の相手には、同じような依頼を受けてしまっていて、この相手の方
と断った相手の方は実は繋がっているということもあり、それもあって相手はおもし
ろくないのだろうというのは、なんとなく予測できるものがある。

それにしても、事前に何の話もなく勝手に話を進め、それが叶わないとなると怒るのは
ちょっ身勝手すぎる話だ。

本当にいろいろな人がいるもの。

楽に付き合える人もいれば、どこまでも面倒な人もいる。仕事の付き合いとなれば尚更、
面倒な人とは関わりたくない…。

逃げるが勝ち。

こういう人からは、どこまでも逃げよう、と心に誓った。

あと7円

円高が進んでいる…。

先週、タイにいる時も若干、円高に振れるようなニュースがあったにも拘らず、翌日、
両替に行くと、対タイバーツでは逆に円レートが悪くなっていて、もしかして、タイ
の通貨は米ドルと連動していないのかと思ったほど…。実際はどうなのか、わからな
いけれど、とにかく日に日にレートは悪化していった。

最近は、アメリカの大統領が何か言うと円高、その大統領が誰かを更迭しただけで円高、
さらにFRBの誰かが何か言うと円高になり、アメリカにサイクロンが来ただけでも円高だ。
しかも北朝鮮が問題を起こしても円高ときてるので、こうなるともう世の中のほとんどの
出来事が円高に繋がってしまうという構造になっているといってもおかしくない。

今のドル安　円、ユーロや他の通貨高、もしやトランプ大統領の思惑なんていうことは
ないのだろうか？

ただ、もしいつか、北朝鮮のミサイルが日本に落ちて経済にダメージが起きれば、その時
は一気に円安が進むはずだ。といっても、そんなことが起きれば、円安も円高もないけれど。

ただ、輸入業者としては、そろそろ一時的にでもいいから1ドル100円なんていうのも望み
たいところ。2週間後までにあと7円の円高、無理だろうな…。

ようやく風邪も落ち着いてきた。

催事の準備もようやく終わり、ひと段落。

まずは、ゆっくり眠りたい。