ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

近未来の姿

2021-11-29 21:37:37 | 時事(海外)
人々の動きが活発になってきたかと思うと、いきなりの新種株。

ひとつクリアしたかと思うと、再び変化?進化?してやってくる。ウィルスも他の生物と同じように、なんとしても生き延びようと必死なのかもしれない。

気になるのは、せっかく国同士の往来が広がり出しているところに、完全に冷や水を浴びせられた格好になってしまったこと。この新種株の影響で開き始めた国境も再び閉ざしてしまう国もあるだろうと思う。日本も早々すべての外国人の出入国を停止すると発表した。まずはひと月ほどらしいが、状況次第では延長も予測される。

完全に逆戻りだ。

長引けば、年明けに多くの人が期待していた帰国時の入国緩和も3か月から半年ほど遅れる可能性もある。元々、年明けに緩和という正式な発表があったわけではないが、日本の感染者が大幅に減少している中、このままいけば年明けに、もうひと段階の緩和があっても良さげな雰囲気だった。それが完全に吹っ飛んだ感じすらする。考えたくないが、最悪なのは新種株を乗り越えた先に、再び新種株という、新種株の無限ループが起こったら、それこそお先真っ暗で、人類滅亡の第一歩なんてことにもなりかねない。唯一の救いは、南アの医師が新種株の感染者はいずれも軽症であり、世界の反応は過剰だと反論していることだ。もう少し時間が経てば、その辺もはっきりするのだろうけれど…。

ワクチンも新薬も進歩してるし、開発も著しいものがあるが、こうなったら宇宙服のような感じの、気軽に被れるウィルス防止ヘルメットとおしゃれに着れるウィルス防止服の開発を急いだほうが手っ取り早いのではないかと思える。

これを着用すれば、国を跨いでどこへも行ける。ワクチンの有無も関係ないとすれば、少なくとも移動の自由は保障される。あとは飲食ができるように改良することで、自由に人と会食もできるようになる。

どこかの惑星で生きる人間の近未来の姿のような感じだ。

いや、もしかすると、これが地球で生きる本当の近未来の姿になるのかもしれない…。
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石原裕次郎

2021-11-27 21:26:38 | つぶやき
今日で52歳になった。

あの石原裕次郎が亡くなった年齢である。当時、高校生だった私は、この昭和の大スターの死に、「52歳は早いと言えば早いが、まぁ、おっさんなんだから仕方ないだろう…」くらいにしか思っていなかった。それが、いざ自分がその年齢になってみると、52歳で死んじゃうなんて早過ぎるなんてもんじゃないくらいの話で、まだまだ残りの人生に未練たっぷりだ。もっとも昭和の52歳と令和の52歳では、精神年齢で言えば15歳くらいの開きがあるような気もしなくはないから、52歳と言っても、実際の感覚で言うと30代後半程度なので、まだまだ死への覚悟などできるはずがないのかもしれない。

それでも52歳の石原裕次郎と今の私自身を比べると、人の器で言えば、大人と子供くらいの差があり、この差はもう埋めがたいものがあると思うと、若干虚しいなと思ったりもする。もっとも仮に私が100歳まで生きたとしても、52歳の石原裕次郎には全てにおいて敵うはずもなく、そういう意味では生きた長さと人の器は関係ないんだなと。まぁ、当たり前だ。

そもそも石原裕次郎と比べること自体が、おこがましいと言える。

52歳になり、なぜ石原裕次郎が浮かんできたのだろう?

不思議だ。

52歳も頑張ろう!


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中国人…

2021-11-26 20:23:55 | つぶやき
届いた商品の検品をしていると、似て非なる商品が出てきた。
さらに進めると、やはり似てるが頼んだモノとは異なる商品が出てくる。しかも一番必要としている商品のひとつだ。そしてキズありも少なからず発見。

いつもはこんなことない。キズも検品スルーしてしまった1~2点だけなのに…。しかし今回は1割を超えている。検品してもらってこれでは意味がない。すぐに代行業者へキズや異なる商品の写真を送り対応を求める。これは明らかに代行業者の検品の怠りだが、基本的にこのような場合、販売業者への返品、返金を手続きを担ってくれるだけで、代行業者は何の責任も負わない。返品にかかる返送代もこちら持ちだ。冬モノは重量も嵩むからEMSで送ってもそこそこかかる。けれどこれで泣き寝入りしては、次回以降、「こいつはこの程度やっても大丈夫だ…」となり、販売業者に舐められる可能性もある。だからここはきちんと返品してもらうに限る。返金分は次回の仕入れに充てるように代理業者にプールしてもらうことになる。

ただし、代行業者から販売業者への返金依頼もスムーズはいかない。キズものは別として、似て非なる商品の場合、だいたい販売業者は、「直前になってデザインが変更になった」とか「写真が正確ではなかった」とか、あれこれ屁理屈を付け、返金を渋ってくるのが普通だ。今回も代行業者がそのやり取りを一部始終を送ってくれたので、販売業者のいい加減さが丸わかりだった。救いは、代行業者がすべてこちらの言い分を信用してくれて返金を強く促してくれたこと。これはとてもありがたかった。

日本人と仕事で関わる中国人は、日本人が対中国人と何か仕事上のトラブルがあると、得てして日本人の見方をしてくれるという話を度々、耳にする。これまでに、実際そうなのかなと思うことも多々あった。そういう意味では、中国国内での日本人の印象は、国と国との関係とは大きく異なっていると実感する。現地在住の日本人から、日本人はお金の支払いもきちんとするし約束も守るから、基本的に信用されていると聞いたこともある。

中国人は身内や親族、親しい友人、知人以外の人間を信用しないと言われる。その中に中国人と日本人がいた場合、潜在的に日本人の方を優先するということなのかなと勝手に思っている。

夕方、代理業者から連絡がきた。

問題があったすべての商品の返品のOKを貰いました。私たちは精一杯、交渉致しました。返品の商品に関しましては一番、経済的な方法で送り返して下さい。この度はありがとうございました。と、言う内容だった。

中国人だから仕方ないが、日本語としては、ちょっと変だ。しかも、肝心なお詫びの言葉がない。本来、この業者が検品を怠ったのが原因なのだ。本来ならお詫びのひと言があってもいいはず。
その反面、精一杯交渉したと、自己アピールをしてくる。日本人の感覚には程遠い。

まぁ、安易に謝らない。
これもまた中国人なんだろうと思う。

ただし、これでも充分、仕事してくれていると思うので、かなり満足している。

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アナログ対応

2021-11-24 21:35:32 | 時事(海外)
気が付けば、あと1週間で11月も終わり。

このところずっと温かい日々が続いていたが、ここにきてグッグッと気温が下がり、ようやく冬模様。徐々に歳末モードがチラホラという感じで人の出も安定し始め、昨年よりはずっと見通しが明るいような気がする。来月の大きなイベントも決まり、まずはちょっとひと安心。けれど年末はおそらく静かな気配の予感がして、例年は30日までのところ、今年は28日で仕事納めをしてしまおうと思っている。

中国からの荷物が広州、深圳、上海、南通を経由してやっと大阪へ着いた。そこで通関するのかと思いきやそのまま羽田へ向かい、そこで通関、その後、名古屋へという経路でなんだか随分、遠回りしている。おそらく明日にはデリバリーされると思うが、エアー便の最安値を利用したら、1週間以上もかかってしまった。燃油代が高騰しているおかげで、それが郵送代にも多大に影響している。できるだけ安く済まそうと現地の代理業者へ相談したら、中国のマイナーな会社を紹介された。それで8日もかかってしまった。佐川だと3日から4日で着くのに…。まさに時は金なりだ。

石油備蓄の放出なんかしても、価格など下がらないのではないかと思う。世界ベースでは1日当たり1億バーレルが必要だといわれている。備蓄を全部吐き出せないことを考えれば、今後さらなる備蓄放出があったとしてもわずかな時間稼ぎにしかならないと思われる。1970年代の石油ショックの時、私たちはこまめに電気を消して節電し、できるだけ自家用車に乗らず公共交通機関に乗り、トイレットペーパーを短くするなどの自己防衛を行った。おかげで銀座など繁華街の夜は真っ暗になったとか。

どうせ原油価格に対峙するなら、世界中が協調してこういう姿勢を見せる方が、よっぽど効果があるのではないかと思う。

せっかくコロナが収束というタイミングなのに、今度は円安や物価高など、新たな問題が次々に出てくるとは…。

来年は猛烈な物価高が世界を覆う。

本当なんだろうか?

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円安っ!

2021-11-20 20:04:35 | 時事(国内)
円安が進んでいる。

このところ日本を出れない状態が続いているので、実感に乏しいが、定期的に海の向こうからモノを仕入れている身からすると、否が応でも気にはなる。現在、およそ1ドル114円。自分に関わるところで見ると中国元、1元が17,8円。コロナ以前は15円台だった。タイバーツはバーツ自体が下がりつつあるようでさほど変わらず、1バーツ3.5円ほど。予測だと年末までに1ドル120円台、年明けになると130円台までいくとの見方もあり、来年以降、いざ日本を出れるようになったとしても、「ちょっと円、弱すぎ!」と海外での物価の高さに尻込みすることになりそうだ。

もう昔のように安定した日本経済に期待して円が買われなくなりつつあるのかもしれない。

高齢化や人口減少による経済縮小を指摘する声もあるが、同じような状況の中国や韓国は、多少の変動はあるものの普通に成長している。

日本には改革を恐れて、現状で良いという考え方が根っこにあるように思う。
コロナ後のタイミングで変わることが出来なければ、予測より早く落ち目の日本を実感することになるのかも…。物価高に円安、これで収入が上がらないと目も当てられない。

変わろう、日本!


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ストレス…

2021-11-18 19:49:54 | 時事(国内)
今月1日からタイが開国に踏み切ったが、それが徐々に周辺アジア諸国にも広がってきている。

まずフィリピンとカンボジアが開国する。シンガポールは相互運用の原則から日本に対しては開けていないが、お隣の韓国とは往来可能になっている。ベトナムはフーコック島から開けるようで、やはりアジアでは東南アジアが先行して開国し始めている。意外なのはインドで一時は感染爆発状態だったのが、集団免疫のおかげか、収まると思いのほか早い段階で開国に踏み切った。

東アジアでは韓国がシンガポール、タイ、サイパン、パラオなどとの往来をひと足先に始めているほか、日本を始め、台湾と香港、そして中国、モンゴルは依然として隔離が必要となっている。先日、始まった日本のビジネス渡航での入国時の隔離期間が3日間に短縮された処置が、実情は表向きだけで提出書類を増やし手続きを難解にしているため、「一体、どこが緩和なのかと…」とすこぶる評判が悪く、無意味なものとなっているとか…。面倒な書類をたくさん要求して、できるだけ入国させないようにする処置は、昔から日本のお家芸でもある。何度も大使館に通わせ、その都度ダメ出しをして、申請する気力を無くさせる方法は、かつて日本がアジア一強だった時代の名残かもしれない。入れたくなければ、最初から緩和などしなければい良いのにと思う。

欧米の間の国際線の需要が、コロナ以前の7割程度まで戻しているという。けれどアジアではまだ3割にも満たない。つくづくアジアは保守的なんだなと…。

岸田さんには、まったくスピード感がないように思う。人の話を聞くのはいいが、聞いた後の即断力が欠けているのではないのかとさえ思う。GoToが2月からなどと聞くと、では開国はいつになるのだろう?

3月か4月か?

あと半年近くも待たないといけないのか…。

誰かクーデターでも起こしてくれないかな…。

今年最後の中国仕入れが終わった。
一部の業者だが、在庫を確認して入金したのに、その後に商品がないと言い出し、代替品を売りつけようとしてきたところがあった。10点足らずだが、すべてがないということなので、恐らく最初からなかったにもかかわらず、この手の手段でモノを売ろうとしているように感じた。こういうふざけた輩もいるんだなと…。頭に来たので意地でも返金以外応じなかった。中指立てた絵文字でも送ろうかと思ったが、いつかどこかで再び縁があるかもしれないので止めた。

まだまだ、ストレスは尽きない…。

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変わらない…

2021-11-15 20:29:58 | 時事(国内)
多くの人が外出し始めている。

しばらく様子見だった人たちも、周囲に促されて外に出だした感じがする。今こそ、GoToやったり国境開けたり、とにかく自力で経済回す方向で政府は後押しすべきではないかと思う。お金を配る議論よりも、先にこっちをすることの方が困窮者の軽減になるはず。本質的に困っている人は別として、配っても大半は貯蓄に回り、得られる効果はわずかだ。ならば経済を元に戻していく方向の方が、無駄に配らなくて済む。

経済対策はお金を配るより、いかに使ってもらうかだ。

なのに、GoToは来年2月からなんて遅いにもほどがある。6波が来るなどといって、先の心配ばかりしているのもどうかと思う。ならば来ることを想定して可能な限り備える対策をしておけばいいし、先送りすることなどない。

日本帰国時の緩和も今月8日から、急に10日から3日に短縮された。思わず3日なら…と思ったが、よくよく調べるとビジネス目的の帰国者などに限られ、観光目的で渡航した日本人が帰国した場合、従来通り10日間の自主隔離が求められる。これもビジネス目的と観光目的では、隔離日数が異なる根拠がわからない。現在ワクチン接種でおよそ40カ国程度が隔離なし入国が可能だが、これでは日本人には全く意味がない。行かせたくないし、来させたくないなら、一体、どういう状況になったら開放するのかちゃんと示してほしい。

急遽、8日からビジネス渡航の帰国時の自己隔離が10日から3日に緩和されたのは、やっぱりアメリカからの圧力だと思われる。ちょうど8日からアメリカへの渡航が解禁されたタイミングだった。本来なら相互運用で隔離撤廃となるはずだが、これが今の日本ではギリギリの妥協だったのかもしれない。

お金など配っても、本質的な経済対策とは言い難い。政府が大々的に共存宣言するとか、コロナをインフルエンザと同等のウィルスとして認定するとか、そんなことだけでも社会の雰囲気は随分、変わると思う。反対する人も多いだろうけれど…。

何かしないと良い方向へは変わっていなかない…。



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御在所岳登頂

2021-11-13 15:59:45 | つぶやき
今日は三重県と滋賀県県境にある、御在所岳へ山登りに行って来た。

朝7時に出発、8時15分に到着してロープウェイ脇から歩き始める。登山道口まで歩き、中登山道を選択。御在所岳は標高1212メートルと全然高くないので完全に舐めていた。登山口までの30分の道のりも地味にしんどく、登山口に着いた時点で嫌な予感がした。出口付近を見る限り、とにかく勾配がキツイ。最初だけかと思ったら、その後はもっと辛い状態が続く。手袋もほしい。普通に歩いて3時間半らしいが、これじゃ、5時間はかかるかもと思わせるような出だしだった。

今日は天気も良く、紅葉シーズン只中なので、若い学生サークルらしき団体も多く、そういう人らに囲まれてドンドンハイペースで登る羽目になってしまった。気づくと標準タイムの3時間半で登頂。この山、危なげなところが結構多く、一つ間違えると滑落しそうな場所もある。娘も9合目までは文句ひとつ言わなかったが、さすがに最後は辛そうだった。ハイペースだったせいか、正直、私も限界に近かった。

頂上ではコンロで湯を沸かしカップラーメンを食べる。
これが本当においしい。若い学生らしき人も、皆、カップラーメンだ。山登りの定番なんだろうか?
帰路は反則技でロープウェイで下山。

紅葉も良かったが、太平洋まで見渡せる景色も良かった。

けれど、久しぶりにクタクタに疲れた。おそらく明日は筋肉痛は間違いなさそう。

復活には、10時間睡眠が必要かも…。

ではおやすみなさい。
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仕損じる…

2021-11-10 21:25:07 | 時事(国内)
久しぶりに賑やかな1日だった。

お客さんだけでなく、友人、知人も、おかげでお昼を食べ損ねた。友人と知人は主にインバウンドと国際交流の仕事しているのだが、昨年から完全にストップ状態。国境が開くのをひたすら待っている。欧米の多くは開放し始めているにもかかわらず、日本はビジネス渡航と留学生や研修生の入国時の一部緩和が精一杯。さらには第6波への警戒感も強く、外国人観光客入国の慎重論も根強く残っている。ワクチンの接種率がこれだけ進んでいても、どれだけ感染者が激減しても、先の心配ばかりで共存には程遠い。世界はとっくにウイズコロナ時代に突入しているが、日本はすべてにおいて4~5歩遅れている感がぬぐえない。

今、欧州では日に何万と感染が広がっている。けれど、もう以前のような逼迫感はない。死者も重傷者も最低限に抑えていて、まさにインフルエンザと同等なレベルで捉えようとしている。固く閉ざしていたオーストラリアでさえも方針の転換は速かった。隔離なし入国がアメリカでも始まり、デルタ航空の予約率が驚異的な数字になったと報道された。東南アジアでもタイを始め、徐々に開放への方向へ向かっている。

日本は、どうするんだろう?

欧米諸国は経済力だけでなく、それとは異なった意味でもやはり先進国だなと思うのは、まさにこういうところ。世界に先駆けて先を進むことができるのは、やはりアジア圏ではないんだなと。

「急いては事を仕損じる」という故事があるが、ことコロナに関しては「遅きは事を仕損じる」ではないか?

元々、保守的な日本は、先を行く勇気などないんだろけれど、もう落ち目なんだから、それを自覚してスピード重視でやってくれないかな…。日本のような国は、本当に若い人が政治をやらないとダメだと思う。

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一からやり直し…

2021-11-08 20:07:38 | つぶやき
ひと月前に緊急事態宣言が解除され、飲食店の時間の制限がなくなってから2週間ほどが過ぎた。これで一応、表向きには元に戻ったと言える。先日、飲食店を経営する方と話をする機会があった。時短要請が解除される前は、「いきなり忙しくなると思ってたけど、全然、お客さん戻ってこない…」と嘆いていた。さらに「週末はまだ増えるけれど、平日はもう閑古鳥。協力金もでないし…」とのこと。

思えば、すでに1年近くに渡って外出制限が続いたことで、人々の生活スタイルが変わってしまったように思う。人と会うことや外出する回数が減り、おうち時間が増えたことに何ら違和感がなくなってしまった。逆に言えば、人と会うことの煩わしさに気づいてしまい、付き合いを減らせることで楽になった人も中にはいるんだと思う。

それはマスクも同じかもしれない。今の日本の感染者数を考えれば、この状態で市中感染する可能性は限りなく低い。しかし電車に乗ると、全員がマスクをつけている。マスクをしていると楽だっていうことが、コロナ禍の時代に、皆、気づいてしまったのではないかと思う。女性だったら化粧の手を抜いても大丈夫だし、男性なら偶然、人と出会っても気づかれない可能性もある。なんとなくマスクを付けていると人物を特定されにくいような気がして楽なのだ。

だから、元には戻らない、というか戻りにくい…。

1年半という時間はあまりにも長かったように思う。経済の回復は想像以上に遅れるような気がする。消費も中々回復しないだろう。猛烈な物価高が世界を覆うともいわれる。

飲食店は他の業種とは異なり、特に手厚い援助があった。それは満足な額ではなかったかもしれないが、確実に支援されていた。それに慣れてしまい、これからは素手で戦わないといけなくなった。多くの業種で、収束はある意味、苦難の始まりのように思う。あらゆる支援や保護膜が無くなり、これからは試行錯誤の中、やっていかないといけない。

「また一からやり直しです…。」

飲食店のおじさん経営者はそういっていた。

今はまったく同じ思いでいる。

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