ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

大嘘

2011-01-31 10:50:49 | 時事(海外)
エジプトが大変なことになっている。

先のチュニジアでの政変が国境を越えエジプトに飛び火した。
30年も政権に居座るムバラクは、自らを正当化し、全閣僚を
更迭し、民衆を「暴徒」と決めつけ完全に火に油を注いだ形と
なっている。

本来、民主主義は大歓迎のはずの欧米諸国は微妙な立場だ。
所詮、彼らは、自らの思惑で「その政権が自分たちにとって
都合がいいかどうか」しか考えていないからである。

特に米国の民主主義を世界に広げるなどという表向きのスロ
ーガンはここでは大嘘をこいている。ムバラクは米国にとっ
て非常に話のわかる人物である。もし、彼が倒れ、仮に次の
権力者が反米・反イスラエル政策をとった場合のことを考え
ると、ここはひとつ、民衆には絶えていただき、現状維持で
収まってくれたほうがありがたい、と思っているはずである。

人々の自由や人権よりは、単に自分たちの利益、自分たちに
とって御しやすいかどうか、という尺度だけでしかアラブ
諸国をみていないのだ。

所詮、アメリカなんてそんなもんである。

本当にエジプトの人々のことを考えれば、この際、ムバラク
に圧力をかけ退陣させ、早急に選挙を行わせるべきである。

まぁ、何はともあれ、今後どんな展開になっても軍が民衆側
につくことを祈るばかりである。

関係ないが、ムバラク大統領って、どことなく日産のカルロス
・ゴーン社長に似ているような気もする…。もちろん顔だけです。






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最高の船出

2011-01-30 11:04:24 | つぶやき
ザッケローニ監督の選手交代の采配はさすがである。

大胆な配置転換だが、目に見える形に繋がりすべてが
吉と出た結果の勝利である。既存の配置を崩すのは本
当に勇気のいることだが、監督に求められるのは結果
だけなので、それを踏まえた上での決断力で、これま
での監督以上の結果を残せるような気もしている。

まぁ、なんだかんだ言って、選手らはW杯で得た自信
みたいなものが繋がっているのだろう。
長谷部、長友、本田、川島らW杯代表で海外組の存在
感あってのアジアカップであった。

ザックジャパン、最高の船出である。

毎年、この時期は確定申告の準備に追われる日々である。

「神は細部に宿る」という言葉があるが、まさに日本の
税制は知らず知らずのうちに私たちの生活行動様式を制御
していることを感じさせられる今日この頃である。

「お金もちになれる黄金の羽根の拾い方」橘 玲著という
本の中にこのような記述があった。

最速の資産形成法とは、「税金を払わないことである…」と。

もっとも、結して脱税を薦めているわけではなく、いかに
節税を通じて資産を作るか、ということであるが…。

知らないと「損」をすることが様々なところに存在するの
は周知のとおりだが、税制についても知らないことばかりで、
毎年、この時期になると「今年こそは、少しでも学ぼう…」
と思うのだが、やっぱり後回しにして、後悔している。

来年の今頃もきっと同じことを言ってるのだろうな…。



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痛い!

2011-01-27 15:25:24 | スポーツ
サッカー・アジアカップ、韓国戦にも勝利し好調な日本だが、
日本代表のエースである香川が足を骨折していることが判明
した。

これは痛い!

少なくとも29日のオーストラリア戦は間に合わないだろう。
サウジアラビア戦でのアシスト、カタール戦での得点、韓
国戦でのかき回しで大活躍していた香川である。

彼のいないオーストラリア戦なんて、クリープを入れない
コーヒーみたいなもので、何だか味気ない。こうなったら
、柏木にでも期待するしかないだろう…。長谷部の状態も
ちょっと気になるな…。

確かに、オーストラリアはウズベキスタンに6-0と圧勝して
いて強いことは強いものの、厳しい試合を戦い抜いた日本の
方にモチベーションでは分があるはずだ。

また、日本代表の若い選手らは、非常に高いポテンシャルを
持っているので、オーストラリアの素早いカウンターには負
けないはずである、と思いたい。

29日は24時にキックオフである。

起きていられるかな…?

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マジック

2011-01-25 17:02:37 | 時事(国内)
近々、愛知県知事選と名古屋市長選が行われる。

主役は「減税」を掲げる河村市長である。

もっとも愛知県知事選も「減税の是非」が争点の一つのよう
だが、本来、それよりも先にやらなければならないのは、議
会改革と公務員改革のほうではないだろうか?

今となっては、減税で名古屋どころか、日本の危機は乗り切れ
ないことくらい国民も知っているはずである。どうもあえて、
争点ではないテーマをあたかも争点であるかのようにしている
のは、河村マジックのような気もしなくはない。

今や愛知県も名古屋市も不況で大きく税収が減り、累積県債も
市債の額も相当に大きくなっている。今のような不況時には減税
を掲げれば確かに、ある程度の票は確保できるのかもしれない。

しかし、いつかは、大きくなる借金を払わなければなれない
のである。先に延ばせば、それだけ負担も大きくなるばかりだ。

将来的に、国を当てにするのは、もう、辞めたほうがよいのか
もしれない。

そもそも「年金だけでは満足な生活できない」と言うが、本来、
年金はそれだけで「満足な」生活ができるべきものなのだろうか?

思うに最低限、貧相に生きるだけの施しであり、「満足な」部分
は、自助努力、自己責任と割り切るくらいでちょうど良いのでは
ないだろうか…。



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マラソン

2011-01-24 17:26:42 | つぶやき
地球を一周する「アースマラソン」に挑んだ寛平ちゃん
が先日、ゴールインした。

2008年12月に大阪を出発して以来、766日目。途中で見つか
った前立腺がんを治療しながら、世界18カ国、約4万1千キロ
をマラソンとヨットで走破したのである。

いくら莫大なスポンサーサポートがあったとしても、走るの
はやっぱり大変なわけで、どう考えても偉業は偉業であろう。

彼は、もう還暦を過ぎている。同世代の中には、1時間歩く
ことだって苦にする人もいるはずだ。それなのに、半日以上
も速歩を続け、しかも、それが毎日続くのである。その体力
と精神力には、もはや脱帽するしかないではないか。

何かに載っていたが、寛平ちゃんが走り抜けた距離は、僕らが
日常生活の中で、13年半かけて移動する距離に匹敵するそうだ。

しかし、彼は一体、なぜ走りたかったのだろう…?

もしかすると、登山家に「なぜ、山登りをするのですか?」
という質問の答えと同じ答えが返ってくるのかもしれない…。

、と思いきや、どうやら単に目立ちたかったとのこと…。

そう考えると感動も半減するが、それでも、「24時間テレビ」
のマラソンよりは、ずっとマシである。

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アジア王者

2011-01-22 15:48:32 | スポーツ
サッカー・アジアカップ、対カタール戦。

開催国であるカタール・ドーハ、圧倒的なアウェーの
状況で、後半にはDF吉田の退場、そして数的不利の後、
2対1の劣勢からの逆転と、なかなかスリリングでスッキ
リしたナイスなゲームであった。

特にこの試合2得点の香川真司はさすがだ。

機敏な動作と瞬発力、そして決定力もついてきた…?
ような気もする。また、何よりもまだ若いのが良い。
彼や本田を中心に日本は、今後さらに強くなるのではな
いかと、期待させてくれるものである。

それにしても、昨年の岡田ジャパンと比べても世代交代
したなーとつくづく思う。

今この日本代表のチーム、戦力以外の部分でもチームと
しての一体感、また組織力の面でもかなりうまくいってい
るような印象を受ける。

この勢いのまま、ぜひ、アジア王者の称号を奪還して頂き
たい。

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高野ワールド

2011-01-21 15:20:55 | 
高野秀行の新刊「腰痛探検家」を読んだ。

当初、腰痛ネタだけで一冊の本が書けるものなのか。失礼ながら、
腰痛だけのネタじゃたいして期待できないんじゃないかと疑って
いた。

もしかしたら、どこそこの整体師は名人だとか、こういう体操が
腰にいいとか、そういった腰痛談義だったらとやや不安だったが、
読み終えた今は、無用の心配だったと恥じている。

この物語は、究極の腰痛談義というか、腰痛と果敢に戦った人間
のお笑いの記録である。

彼は、西洋医学から整体、東洋医学など、さまざまな治療法に挑
み、果ては超能力さえ試みる。

そもそも腰痛持ちではない私は、これほど多くの治療方法がある
ことさえ知らなかった。

また、各種の治療に挑むとなると、腰は痛いし、金もかかるし、
そもそも治らないから次々に新しい治療を試さなければならないの
であって、不幸なことこの上ない。それを読者に笑ってもらおうと
いうライター根性には感心である。。

彼の肩書きは「辺境作家」だ。

しかし、世界に辺境という場所がどんどん少なくなっていく
昨今、辺境ばかりを追求するのも容易ではないに違いない。

それでも、このような体を張った取材力を生かした作品ならば、
例え「辺境」ものでなくても、彼の面白さは充分伝わるもの
である。

この本の中で紹介されている夏樹静子の「腰痛放浪記~椅子がこ
わい」これも読みたくなってきたな。



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チョコと宗教

2011-01-20 16:08:18 | つぶやき
昨日、エジプト旅行から帰ってきたお客さんに、チョコレートのお土産を
頂いた。ツタンカーメンの絵柄の箱に入った、なつめやし味のチョコであ
る。

頂いといて何だが、これが大変不味い。

そういえば、正月明けにはイタリア土産に、チョコレートを頂いてこれまた、
大変不味かった、と先日ブログで書いた覚えが…。どうしてこうも、外国の
チョコレートは不味いのだろう?

きっと日本のチョコレートが美味しすぎるのかもしれない。

あまり関係ない話だが、今年からイランでバレンタイングッズの宣伝・販売が
禁止されたそうである。

イスラムの国はキリスト教が大嫌いである。バレンタインデーなんてとんでも
ないということだろうか。サウジアラビアではバレンタインを大々的に祝うと
死刑になるという話もある。

しかし、聖・バレンタインは3世紀の人である。イスラム教の成立は7世紀だから
イスラム教成立以前の話だ。また、キリスト教もイスラム教も同じ一神教で、
実は同じ神「エホバの神」を崇拝しているにもかかわらずである。

「エホバの神」と言えば、輸血が嫌いなあの宗教のように聞こえてしまうのだが
もちろん、関係ない。そもそも、イスラム教でも、キリストは「預言者」である。
そしてモーゼも仏陀も「預言者」だ。また、イスラムでいう「アッラー」という
のは神様への呼びかけで、実は名前ではないのである。

まぁ、そんなことはどうでも良いとして、同じ神を崇拝しているのだから、
もう少し仲良くなれないものだろうか…?

気が付けば、もうすぐ1月末である。

そろそろ確定申告の準備もしなくては…。

憂鬱だなー。



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ノリ

2011-01-18 17:54:40 | 時事(海外)
昨年、ヴァージン・アトランティック航空のリチャード・ブラ
ンソン会長と、エア・アジアのトニー・フェルナンデス最高経
営責任者が、ともにスポンサーを務めるF1チームの順位を巡
って賭けをした。

負けたほうが、相手の運航便で女性フライトアテンダントのコ
スプレをして勤務するという罰ゲーム的な賭けである。

果たして勝負は、ヴァージンチームの負けとなり、リチャード・
ブランソン会長がコスプレをして、客室乗務員をすることとな
ったのだ。

その罰ゲームが一度は、来月、2月21日のエア・アジアXのロン
ドン発クアラルンプール行きの便に決まったのだが、、年明けの
元日にスイスでスキーを楽しんでいたリチャード会長が若者と
衝突し、靱帯断裂と診断されたそうである。

来月に予定されていた罰ゲームだが、さすがに、これではハイ
ヒールを履いての業務に支障が出るとうことで、このたび延期
となったそうである。

内心は、ホッとしているだろう、リチャード会長だが、日本の
大会社の社長さんらは、絶対にこんなことはしないだろうな…。

不況の今こそ、こういうノリが必要だと思うんだけどな…。



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雪…

2011-01-16 12:27:29 | 時事(国内)
昨日からセンター試験が行われている。

受験生の皆さんには、頑張って頂きたいものである。

そういえば、私たちの頃はまだ、「共通一次」だったな。
とは言っても、私は国公立ではなかったので受けてはい
ないのだが、最近は私大でも多くのところで、センター
試験を導入しているようである。

今や少子化で難関大学以外は行きやすくなっているような
気もするが、誰もが行ける三流大学では、学位だ何だとい
ってもその価値は、高卒と何ら変わらないのではないだろ
うか。

本来、大学なんて、専門課程を本当に勉強したい者だけ
が行けばよいのである。おそらく現学生の3分の2くらい
は、試験の時だけ、わずかに丸暗記程度の学習をするく
らいで、実際、ほとんど勉強などしていないはずである。
従って、バカな学生ばかりが増えるのもある意味、当然
なのだ。

まぁ、大学というところは、勉強するところだけではない
という見方もあるが…。

日本の大学も欧米などのように、誰でも楽に入学できるが、
卒業時のハードルを上げ、一定の学力に達した者だけに卒
業資格を与えれば良いのではないのか。

学生時代はアルバイトと旅行に明け暮れ、まともに授業に
も出ず、一応、卒業はしたが、まともに就職もせず、大学
生の学力低下に最大限貢献しただろう私が言うのもおこが
ましいが…。

それにしても、本日、東海地方では、この冬初の本格的な
雪となった。

降れば降ったで、いろいろと不自由はあるものの、めった
に降らないだけに、なんとなくうれしいものである。

雪合戦でもしたいな…。


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