ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

価値

2012-07-31 13:31:37 | スポーツ
金メダルはまだなのか、と思いきやようやくひとつ…。

銀や銅の話はちらほらと聞くが、始まって間もないといはいえ、未だ
金がひとつというのは、ちと寂しい。まぁ、選手らにしたら、それでも
期待と重圧の中、充分がんばっているわけで、「メダルだけがすべて
ではない、結果だけでモノを言うな!」という見方もできるのかもし
れないが、とは言っても、「それはそれ、これはこれ」でやはりメダ
ルがなければ始まらないのがオリンピックである。

ではそのメダルの価値は、一体、いかほどなのか…?

もちろん、当の選手らにとっては、間違っても金銭では計りきれない
というのは言うまでもないが、それでも一応、市場価値というものは
ある。

例えば、今回のロンドン五輪の金メダルは直径85ミリメートル、厚さ
7ミリメートルで重量は約410グラムとのことである。2008年の
北京五輪のメダルは約200グラムだったそうなので、その時々によって
重量などは異なると、ものの本に書いてあった。

とはいえ、金メダルといっても純金とはほど遠く、含まれる金はわずか
6グラムだとか。また、銀メダルは93%が銀で残りが銅。銅メダルに
はほとんど銅が使われているとのこと。

だが、最近の金や銀の高騰により、史上最も高価なメダルとされている。
もちろん、メダルに値段を付けることは難しいが、もし、溶かして地金
として売ったら、金メダルは650ドル(約5万800円)で、銀メダル
は335ドル(約2万6200円)、銅メダルは5ドル(約390円)
程度の価値があるという。つまり、3位の銅メダルなら吉牛の大盛り程
度の価格なのであった。

以前、シドニー五輪の水泳で金メダルを獲得した選手が、その後、自らの
金メダルをネットオークションのに出品して話題となったことがあった。
その時の落札価格が(約133万7000円)だったとか…。

まぁ、所詮、メダルの価値にしてもその重みは、選手にしかわからない
に違いない。




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呼び方…

2012-07-29 21:35:57 | 時事(国内)
オリンピックである

まぁ、それほど関心はないのだが、開会式の模様を見ると、イギリス
には、なるほどいろんなスターがいるのだなというアトラクションは
面白かった。

競技に関しては種目にもよるが、やっぱり入場行進は見ていて楽しい
ものである。あらためて世界には様々な国があるのがわかる。
しかし、200以上も参加国・地域があって日本は95番目であった。

オリンピックの入場行進は、先頭が世界最初の開催国のギリシャで、
最後尾がその年の開催国となっている。それ以外は国名や地域名を
仏語または英語で表記した場合のアルファベット順というのが基本だ。

今回は開催国がイギリスだったためか英語順であった。

ちなみに日本の国号の呼び方が決まってないというのは有名な話である。
しかし、95番という十番からすると「ジャパン」で認識されているよう
である。

しかし、日本のお金を発行している「日銀」は「ニッポン銀行」だ。
ちなみに「日大」は「にほん大学」で、「JR西日本」は「JRにしにほん」
である。

そして、日本を応援する時は「ニッポン!」だ。

まぁ、なんでもいいが、この際、「ジパング」でも良いような気がする。





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出店と屋台

2012-07-28 16:56:54 | つぶやき
今日は近所の夏祭りの日であった。

本来、人の多いところは嫌いなので、祭りも花火大会も行き
たくないのだが、家族がいるとそういうわけにも行かず、で
きるだけ行くようにしている。

先日も、名古屋港で大きな祭りがあり行ってきた。一応、山車
も出て祭りは大盛り上がりなのだが、そういうものには別段、
興味がないので、やることといえば出店の食べ物を買って食べ
歩くだけだ。

しかし、その出店の種類の豊富なこと…。

最近では、焼きそばにお好み焼きといった定番のものから、ス
モークターキーやぶどう飴、小ぶりの丸ごとスイカにきゅうりの
漬物と昔に比べれば随分、バリエーションも増えている。
さらにフランクフルトにしても、粗びきタイプや手作り風と種類
も豊富だ。反面、昔からあった綿菓子屋がほぼ消えてしまってい
るのが残念である。おそらく、あまり体に良くないという理由か
ら親が食べさせないのかもしれない。

祭りはさておき、出店の食べ歩きは、まぁ、楽しい。

出店はなんとなく屋台に通じるものがあり、個人的には大好きだ。

人によっては「あんな非衛生的なモノを…」などと言う人もいるが、
そういう奴は、「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ…」と思う。

例えどんなに面構えの良いレストランでも、客に見えない厨房の中
では、非衛生的な環境で料理しているとも限らない。もっとも超一
流の店ならそんなこともないだろうが、どこにでもある普通の店な
ら充分考えられる。それなら、客から丸見えの環境の屋台のほうが、
まだ、あまり無茶はできないともいえる。

まぁ、ともかく路上で何かを食べるというその行為が、さらに食事
をおいしくさせるのだと個人的には思っている。
もっとも、これはあくまでも食べ歩きではなくて、椅子に座ってテ
ーブルで食べることが前提だ。

そろそろ、来月のアジア行きのチケットでも予約しようかな…





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世代交代

2012-07-26 21:48:28 | スポーツ
先日、イチローのヤンキースへの電撃移籍もびっくりだったが、今年は開幕から
所属先が見つからず、5月にやっとメジャーに昇格したばかりの松井秀喜がクビ
を宣告されたとのこと…。

「ついに…」、という気がしている。

松井は今年38歳である。本来、38歳まで現役でやれるなんて、それだけでもた
いしたものだが、彼の場合はメジャーでやってたわけである。しかし、近年の
不調は、年齢における運動能力の低下を完全に否定できるものではないだろう。
この点については、イチローも然りだと思われる。

人間誰だって歳は取る。年齢を重ねれば、日頃、どんなに鍛えていても、常に
同じパフォーマンスをキープするのは難しくなる。そしていつかは、決断する
時がくるものである。

しかし、本人の思いはともかく、日本へ戻ればまだまだ充分やれるはずだ。
今後は、マイナー契約になるのか、他球団へ移籍するのかは未定だが、いずれに
しても、松井のアメリカ生活は、そう長くはないだろう…。

野茂に始まった日本人大リーガ-の歴史は(マック鈴木もいたっけ…?)イチロー
と松井で開花し、今、まさにダルビッシュに世代交代しようとしているように思
える。

イチローはまだ、もうしばらくはやれるような気もするが、この度の松井の処遇
は、同世代を生きる日本人にとって、野球ファンでなくても残念でならない。

問題続きの巨人へ再び…、なんてことはあるのだろうか…?



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体格の違い

2012-07-24 22:23:46 | 時事(国内)
日本サッカー協会はオリンピック行きの飛行機の座席を男子にはビジネス
クラスを、女子にはプレミアムエコノミーを与えた。

なぜ、男女でこうも違うのか…?

ちなみに通常は女子はエコノミーなのだが、今回は"プレミアム"にアップ
グレードした、とのこと。

なおさら、セコイ話である。

しかし、まぁ、男子サッカーの方がお金を生むのは確かだろう…。
だとしても、国を代表して行くのに男女に差はないはずである。

これに対し、日本サッカー協会は男子がビジネスである理由を「体格の違い」
などと述べた。

しかし、私の知る限り、ビジネスクラスは結して体の大きい人のための席ではない。
(巨漢や相撲取りなら話は別だが…)
だいたい、それを言うなら体力の違いを考慮し、女子選手がビジネスに座る、という
言い方だってできるだろう。

女子の澤選手なんてもう30代である。それに対して、男子でビジネスクラスに乗る
のは23歳以下の若者である。20代前半なら、体力の回復だって相当、早いはずだ。

選手では25歳まではLCCで、30まではエコノミーで、30以上ははビジネスで、そして
日本サッカー協会のヒラと幹部はそもそも協議には参加しないのだから、シベリア
鉄道で行けばいい。

まったく、つくづく日本サッカー協会は、男女平等に関するセンスのない組織だな
と思った次第である。

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本質

2012-07-23 11:15:05 | 時事(国内)
アメリカが運用する予定の「オスプレイ」なるヘリコプター型飛行機が
日本に搬入され、大きな騒ぎになっている。

この「オスプレイ」垂直に離着陸ができ、水平にも飛べるという、かゆい
所に手が届くような乗り物である。アメリカ軍がこれを運用したいのは、
飛ばすのは飛行場でも空母からでもいいが、降りる戦場には飛行場など
ないわけで、それでもどこにでも着陸できるこの飛行機は大変、便利なの
である。

しかし、日本がこれを嫌がっているのは、この飛行機が危険だからだと
思っているからである。
一般的に仕組みが複雑なものは機械でも何でも失敗することが多い。こ
の飛行機は、開発中からいくつもの重大事故を重ねている。

事故が起きてもパイロットだけが亡くなるのなら、ある程度は覚悟の上だろう。
しかし、市街地に墜ちたら困る。
この「オスプレイ」にしても、問題の本質はこの飛行機の安全性以前に、運用
される場所が、市街地にある狭い普天間だからではないのか?

落ちる可能性のある乗り物なら、他にもいろいろあるはずだ。
しかもよその国の兵器の問題である。

しかし、それこそ普天間がどうのこうのと言い始めたら、話は尽きないわけである。

アメリカも日本も、早く収まってほしいと思っているに違いない…。

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みやげは本マグロ

2012-07-21 22:05:04 | 時事(国内)
北朝鮮の故金正日の元専属料理人の藤本氏が、後継者である金正恩に招待された
ことで、北朝鮮に向かったそうである。

あれ、確かこの方は北のスパイから身の危険を感じて、いつもあのようなバンダ
ナとサングラスで変装していたはずではなかったのか…?

それなのに、正式に招待されると「北朝鮮を悪く言ったことはなく、不利にはな
らない…」と言い、土産に本マグロを持って行ってしまうとは、今までの変装は
一体、何だったのかちょっと理解しかねるではないか。最初から不利にならない
と思っていたのなら、そもそも顔を隠す必要もなかったのでは…。

とは言うものの、この藤本氏、あのバンダナとサングラスのせいで、ちょっと怪
しい人物だと誤解されがちだが、世界広しと言えど、将軍様ファミリーを知る数
少ない人物の一人であることは確かである。

彼の書いた本は、すべて読んでいる。しかしすべて古本なので彼の印税収入には
全く貢献できていないので、そのへんは大変心苦しく思っている。
彼も北の地を離れてすでに11年が経ち、ここで訪朝し、さらに金正恩に寿司でも
振舞えることができたとすれば、帰国後は、テレビなどのマスコミに引っ張りだ
こで、本も新たに2~3冊は出せるだろう。しばらくは、生活も安泰だと思われる。
彼にとっては、大変、良いタイミングでの招待状だったはずだ。

また、彼には、北に残してきた奥さんと子供2人がいるのだ。本来なら、彼が逃げ
てしまったことで、残された家族は収容所に入れられているはずなのだが、もしか
すると、今回、再会が出来る可能もある。そうなれば、彼にとっては、大変ラッキー
だ。

最悪のパターンは、このまま戻れないことである。一応、彼は北を裏切っていた
わけである。通常、かの地では、裏切りは犯罪であり、キツイ厳罰が待っている
のは周知の通りである。

「この度、藤本氏は自らの希望で共和国に残り、家族と暮らすことを選択し、我が
国の偉大なる金正恩元帥は、彼の希望に最大限の協力と支援を惜しまないことを約
束した。」

帰国予定日の日に北から上記のような公式発表があるかもしれない。

彼が持って行った金正恩への土産の本マグロ。せめて、彼自身が本マグロにならな
いように願うばかりである。(それはないか…?)












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正義…

2012-07-20 22:37:29 | 時事(海外)
シリアのアサド政権ががいよいよ崩壊しそうな感じだ。

日本ではなじみの薄い国で、昨年のカダフィーのリビアなどよりもずっと
関心が低いと思われるが、この国を治めるアサド大統領は親父の代からの
世襲で権力を維持している独裁者であり、そういう意味では、リビアのカ
ダフィーと同じような末路を迎えている。

最初に訪れたのは、未だアサドの親父の代のころで街を歩けば、至るとこ
ろにオヤジ肖像画が溢れていた。それも写真ではなく、多くの社会主義国
と同じですべてが手描きの肖像画だった。また、そのどれもこれもが穏や
かな笑顔を浮かべている表情で、独裁者とはかけ離れたイメージだったこ
とが思い出される。

2度目は、ちょうどこのアサド親父が亡くなり、息子が後を継いだばかりの
ころで、息子の肖像画は、首都のダマスカスでわずかに見かけただけだった
が、親父よりも表情がきつく何だか冷酷なイメージだった印象がある。
(まぁ、これは、肖像画を描いた者の責任だと思われる)

ただ、シリア自体は物価も安いし治安も良くて、旅行者にとっては周辺国の
トルコやヨルダンなどよりもずっと評判は良かった。もしかしたら市民らは
、強権政治に抑圧されていたのかもしれないが、少なくとも外から来た者に
とっては、目に見える形での圧迫感はまったくなかった。
そういう意味では、結して豊かではないが平和で穏やかな国だったような気
がしている。

数字だけを見れば、実に多くの人が亡くなっている。随分前から、反政府軍
を支援する名目でアメリカやイギリスの特殊部隊が入っているそうである…。

大国の思惑も絡んで、真実は見えにくいが、アメリカが嫌う国の政権がまた
ひとつ消えて行こうとしているのは確かである。

そして、そういう国に日本は守られ、信頼を共にしているのである。

何が正義なんてわかるわけがない…。







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仮想、阿房列車

2012-07-18 21:53:12 | つぶやき
静岡県の大井川へ行ってきた。

休みにどこにも出かけないのもなんとなく寂しいので、どこか日帰りで
適当なところはないかと、前日に思案すること30分。大井川鉄道にSLが
走っていることを知り、小さな子連れには最適だと思い出かけてみた。

いわゆる「鉄」ではないが、実際に客車を引く蒸気機関車には、少々感
動であった。また、その客車が渋かった。昭和20年代に製造されたもの
で、塗装直しはしているのだが、シートもボロボロでなかなかリアリテ
ィーがあった。これは後で知ったのだが、7両編成のその客車は、前方の
5両までは、内装もまぁ整備された古い客車で、ここには団体客が乗車し
、後寄りの2両は、ほとんど整備もされず、扇風機も壊れているおんぼろ
客車で、ここには当日、予約なしで来たお客さんに宛がわれる車両のよ
うだった。平日だったせいか、私たちが乗った最後尾の車両には5人の客
しかおらず、ほとんど貸し切り状態だったのも良かった。

使用されているSLは、戦前にタイとビルマを結ぶ泰緬鉄道で使用されて
いたものだそうで、終戦後はタイで使用され、その後、長らく放置され
ていたものが昭和50年代に日本に戻され、現在に至っているのだとか…。

子供は早々寝てしまい、人の声のしない少々うす暗い車内には終戦後の
臭いと時折、「ボーッ」っと、汽笛を鳴らしながら時速30キロ程度で進む、
列車は、まさに内田百聞の「阿房列車」の世界であった。

しかし、大井川鉄道は、なかなか素晴らしい試みをしていると感じた。
このSLや客車も含めて、駅舎やその他の施設もほとんど金をかけず、でき
るだけ当時のままで使用しているのである。普通に運行している車両も全
て様々なところからの寄せ集めだ。駅員さんや車掌さんもサービス精神旺
盛で、社員皆で頑張っている様子が伺われ、大変好感が持てる会社であっ
た。

たった1時間程度の汽車旅だったが、なんだか「宮脇俊三」の著書でも持っ
て、シベリア鉄道にでも乗りたくなった気分である。



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家電量販店

2012-07-16 21:14:36 | 時事(国内)
ビックカメラによるコジマの買収、ヤマダ電機によるベスト電器の買収
など家電量販店の再編が加速している。

家電量販店業界は21世紀に入って随分、変化した。
ヤマダが業界トップに躍り出たのは確か10年ほど前で、その後、全都道
府県への出店を果たし、現在までトップを走り続けている。2位のエデ
ィオンは、名古屋のエイデンと広島のデオデオが統合して誕生し、現在は
大阪のミドリ電化や東京の石丸電気を傘下に収めている。

以前、20代も終わりのころ、一時期「アウトソーシング」の会社でアルバ
イトをしていた時期があった。その当時、度々仕事で様々な家電量販店に
出入りしていたので、同じ量販店でも社風や社員の士気などに「こんなに
違いがあるものか…」と驚きであった。

まぁ、そんなこともあって、今でも度々、家電量販店を訪れると、「あい
つがこの売り場の責任者だな…」などと店よりもそこで働く人を見てしま
う癖が付いてしまっている。

率直に言うと、最悪の断トツは「ビックカメラ」であった。社風は体育会
系というか、いや、自衛隊かもしれない。それは「ヨドバシ」も当時あった
「さくらや」も一緒だったが、何と言っても、当時は売り場の責任者の多く
が本当にバカばかりだった。それはもう、見るからにそうなのだが、話せば
2分で「ダメだ、こりゃ!」と誰もが納得するほどであった。また、派遣会
社の中には、派遣社員を人として扱わないこの3カメとは契約していない
ところもあるほどだった。

そのような首都圏の3カメに対して、当時のコジマとヤマダは良かった。
社員は皆、誠実で社風は文化系といった感じであった。売り場責任者も腰の
低い方が多く、気合ややる気で勝負の3カメとは、随分、社内の雰囲気はやわ
らかく感じた。中でも「コジマ」は自由で、社員にとっては最も働きやすい
家電量販店だったと思われる。もっとも、それがヤマダに圧倒的な差をつけ
られることになったのかもしれないが…。

今後はヤマダ、エディオン、ケーズ、ヨドバシカメラ、ビックの5大グルー
プに再編された後、おそらく、もっとも脅威となるのは、インターネットだ
ろう。最近は、うちもそうだが、量販店で商品を見て価格の安いネットで買
う消費者が増えていると思われる。

もはやポイント現金還元だけでは、顧客離れは止められないだろう。

そうなれば、量販店がネットの価格に対抗するには、さらに規模を大きくす
しかないのだ。

数十年後、大都市の駅前デパートの後に続々出来た家電量販店が、今度は、
何に変わっているのだろう。

これも時代の流れである。









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