ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

予測は予測…

2024-08-29 19:20:41 | 時事(国内)
先日、ハローワークにアルバイトさんの求人掲載をしてきたのに、未だ1件の電話もない。せめて2~3件はあるだろうと思っていたが、予測に反してまったくもって1件もない。これなら店に張り紙でもしておいた方がよほど反響がある。ただし店に貼ると、馴染のお客さんでちょっと働きたいと言う方が意外といるので、それを毎回、断るのが面倒なのでハローワークに行ったわけである。にもかかわらず、無反響とは残念過ぎる。

一応、1月に退職したおばちゃんに代わりの人が見つかるまで、と言うことで来てもらっているので、今すぐ困ることはないけれど、おばちゃんも年だし、このままいつまでもという訳にもいかない。そこで職安での求人経験のある同業者にこの件を話すと、「基本、職安は正社員の求人がメインだし、バイトやパートさんを探す人ってそれほど多くないんですよ、それと掲載依頼をするとき、民間の求人会社への公開を不可にしませんでしたか?」と、言われ、そう言えば、不可にしたなと。早々、それを公開することに変更して、また様子を見るとことにしようと思う。

台風はまだ九州にいるというのに、雨は降ったり止んだりで、時より激しく降ることもある。すでに今日の夕方の時点でも東海道新幹線は一部止まっていて、明日は三島ー名古屋間で計画運休するんだとか。備えあれば患いなしだから、早めの対策は必要だとしても、段々大ごと感が増していき、早いうちから皆、外出を控えてしまう傾向になっている。天気予報は年々正確さを増し、今や予報アプリの雲の動きで、何分後に雨が降るというところまで、リアルタイムにわかるようになっている。大変便利だが、それでも稀に外れることもあったりする。大きく外れて、雨が一滴も降らなかった時なんかは、傘を持ってきたことを後悔し、腹立たしく思う時もある。
元々、天気予報などは、外れて当たり前くらいの感覚だったのに、人間なんて勝手なものである。

台風の進路にしても、まだまだ正確には掴み切れないところもあるから、予測に反してということもある。それでも計画運休ということになると、当日の判断で臨機応変という訳にはいかない。JRにしてみたら人員の手配などに関して言えば、その方が断然都合が良いわけで、これは備えあれば患いなしに乗じて「混乱するなら、早めに休んじゃおう!」という、公共交通機関としての役割を早めに放棄した、独断的判断なんじゃないかと思ったりもする。本来運休するには雨量や風速に一定の規定があるわけで、台風だから前倒しにというのは、ちょっと違うような気もする。あくまでも当日の状況で判断してもらう方が、客の立場としては納得しやすい。

小雨で微風で終日運休というのは、移動したい人にとっては悲しいものがある。

安全と対策、比率のバランスが崩れていると感じている。

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雑音…

2024-08-28 15:39:24 | 時事(国内)
ポスト岸田さんの一人、小泉進次郎さん。

人気はあるけど、若いとか発する言葉が意味不明だとか、実績や中身がないとか、それはそれは散々の言われようだ。それでも熱意があり支持する議員が多いのなら、一回やらせてみればいんじゃないかと思う。不安定で頼りないトップには、必ず優秀なブレーンや取り巻きが付くもの。歴代の首相も影の総理などと言われた方がいて、意見を仰ぎに詣でを繰り返して来たということもある。変に頭でっかちで独りよがりの人望が無い者がやるよりは、いい方向に向かって行くかもしれない。リーダーとしての政治家の事始めとして必要なものは、まずは熱意と人心把握術のような気がする。もしかすると選挙対策の短命に終わる可能性もあるけれど、企業の社長もトップよりその周囲にいるブレーン次第だというから、石破さんのように例え国民に人気があっても、就任後に周囲の協力を仰げなければ、それこそ悲惨だ。

そして、もう一人、この度の再婚で散々の言われようの山小屋暮らしの東出さん。
不倫がバレて離婚して仕事も失って、人里離れて山小屋暮らしへ…。この人、なんでこんなに責められるのか良くわからない。人の在り方や家庭の在り方は人それぞれである。養育費1人1万なんて言われているけど、おそらくそんなことはないだろう。けれど額はともかく、責任としてきっちり支払いを続けていれば再婚しようがいいんじゃないかと思う。理性を超えた部分に、実直に生きている人として、彼にはこれからも頑張ってほしいと思う。役者としても、一度転落して今の山暮らしを経てからの方が、深みが出て良いんじゃないのかなと、そこはわからないけれど…。あの山小屋で子育てをするみたいだけれど、、動画なんかを見てると、野生動物の感染症とかやっぱり恐いなと。最近は湧き水でさえ汚染されて食中毒も出てるし。

それでも、あのいしだ壱成さんよりは、随分ちゃんとしている…と思う。

まぁ、なんだかんだ、人はとやかく言うもの。
まずは本人良ければ、それで良し。

やれるだけ、やるしかない。


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快挙

2024-08-25 11:00:34 | 時事(海外)
大谷さん、40-40達成!

昨日のサヨナラ満塁打なんてちょっと漫画のような展開だった。その漫画で起こり得る展開が現実に起きているところが彼のすごいところ。よくよく考えれば、今年は聞き手を故障して投手として玉が投げられなくなったから打者に専念しているということで、シーズン前には手術をしていたんだということ。これだけの活躍をしていると、そんなこともすっかり忘れてしまう。一平さん事件も、すでに過去のモノになっている感じがする。また今月は打率を落としていたが、その中でも自分の出来ることを精一杯して結果を出す。「調子が良くないときにでも出来ることがある」という彼のスタンスには、一般社会にも通じる何かを感じる。

今日は、さっそく41号目が出た。
この先、50ー50とか期待してしまうけど、このまま故障などせずに、出来るだけ長く二刀流での活躍が見れれば、それで充分なんだけれど…。

今日、9月の初旬に行く中国行のチケットを購入した。
今回は名古屋ー(台北)ーバンコクー広州ー(上海)-名古屋というルートになった。名古屋ーバンコクは使用期限が迫る特典航空券の一部を使った。バンコクでは一度入国して4時間後に広州へ向かう。中国にはノービザトランジットで入国、5日間滞在して上海経由で名古屋へ戻ってくる。購入したのはバンコクー広州間のLCCで17800円。広州―名古屋は東方航空の19300円という安チケットだった。ようやく中国の大陸系キャリアがコロナ禍前の価格帯に近づいてきたように思う。けれどそれは、東アジアに東南アジア、遠くても南アジアくらいまでで、ヨーロッパなどの長距離になるとまだまだ10万円以上するから、かつての割安感はまだない。

東南アジア路線で言えば、以前は比較的低価格だったキャセイも台湾チャイナもベトナム航空なんかも、キャンペーン運賃以外だと割安感はなく、通常時ではTGとかSQとほとんど変わらない価格になっている。LCCの台頭で相対的には安くなっているのかもしれないが、庶民には大陸系以外のレガシーには乗りにくくなっていると感じる。近年、インバウンドが好調なことから多くの航空会社で日本人をターゲットにしなくなっている。その為、日本発を低価格で売り、空席を埋める必要がなくなっていることから、今後も高値が維持されるはずだ。特に長距離では早めに計画を立てて、セール期間中にお得に購入する。出来る限り快適に旅行するには、こうやってまともなレガシーを利用する以外にないように思う。

日本人にとって、かつで安近短の代名詞だったグアムとサイパン。
90年代後半、サイパンを訪れた70万人にうち、45万人が日本人だったとか。それが昨年7000人になってしまったらしい。そういえば、いつの間にかグアムやサイパン行きの便が消えている。90年代はグアムやサイパンなら2泊3日で29,800円とか、酷いときは19,800円というのもあったと思う。ハワイでも3泊5日で59,800円とか、記憶する最安値では49,800円というのもあったのを記憶している。今こそ貧しくなってしまった日本人には、これくらいの価格であれば、また行く人も増えるんじゃないかと思うけれど、現地物価の上昇で、これではとても採算が取れないんだろうけれど…。ああいう日本人御用達リゾートも、完全に昔話になってしまった感がある。

円相場、140円台半ばで推移している。

とりあえず目指すはあと10円の円高!

130円台。

株価維持のままで、お願いしたい。

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ポスター考察

2024-08-23 20:41:24 | 時事(国内)
自民党の総裁選のポスターがある。
それをを見て、勝手に思ったこと…。

ポスターには、初代の鳩山一郎総裁から岸田さんに至るまで、26人の総裁の写真が掲載されている。気になったのは、歴代総裁の写真の大きさや位置だ。おそらく大きさや位置は、過去の功績に存在感、影響力や在任期間なんかが反映されていて、ある意味、党の歴史を表しているんじゃないかと思う。ポスターでの写真の大きさを見ると上位4人は以下の通りとなっている。

安倍晋三>小泉純一郎>田中角栄>中曽根康弘=小淵恵三

やはり一番重要なのは在任期間の長さだったのかな。安倍さんは間をおいて2度、総裁と首相を経験しているが、1度目だけだったら小泉さんの陰に隠れて、あまり存在感のないまま小さな写真に終わっていたはずだが、2度目で歴代最長となったことと衝撃的な亡くなり方をしたことで最も大きな写真になっている。次に来るのは、ぶっ壊すの小泉さん、その次に来るのは、列島改造論やコンピューター付きブルドーザーの異名を持つ田中角栄だった。個人的には、影響力や存在感で一番大きくても良いのかなと思ったが、現職の首相として逮捕された唯一の人でもあり、やや控え気味になったのかなと。中曽根さんはもっと大きくても良かったような気もするけれど、以外にも小渕さんと同じ程度になっている。中曽根さんは、いつの日かアメリカからの情報開示で、何か重要な事実が出てきたりして、また評価が分かれるかもしれない。小淵さんは現職中に倒れたことで、若干優遇されたような気もする。

そして、もう一つ気になったのが、在任期間が短い割に写真が大きなと感じたお三方だ。

森喜朗 通算387日
麻生太郎 通算358日
宇野 宗佑 通算69日

神の国の森さんは総裁任期としては短いものの、退任後は一時期ご意見番のような立場になっていて影響力を維持していたことからも、比較的大きな写真になったのかもしれない。次の太郎さんは下野する契機となった総裁だが、そこそこ存在感がある写真になっているのは、未だ派閥を維持して、大きな勢力を保っていることで党内が忖度した可能性もある。最後に2か月ちょっとの宇野さん。本来なら顕微鏡で見ないと見れないくらいのサイズでも良いのかもしれないが、女性関係での辞任に際して「一切の責任は私にあります。よって総理総裁を辞任いたします…」と、潔かったのが、このサイズに繋がったというのは、やっぱり見当違いかな?

で、忘れてはいけないのが、総裁ではあったものの、総理大臣にはなれなかった二人がいること。一人は谷垣さんともう一人は河野パパの河野洋平氏だ。谷垣さんは、大きさと位置を考えると異例の待遇かもしれない。これは多分、自転車でコケたケガのせいで政治家引退に繋がった同情から、この位置に収まった可能性もある。

最後は、初代総裁の鳩山一郎氏と長期政権の池田勇人氏、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作氏が超小さい写真になっている。
これはもうおそらく、単純に半世紀前の人と言う事かもしれない。もはや歴史上の人物だから…かな。

で、次は、一体誰なんだろう?

小泉ジュニアさんか、コバホークさんか、女性初の総理、総裁誕生なんだろうか?


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コメとマリーアントワネット

2024-08-22 20:22:59 | つぶやき
本当に米がなかった。

近くのスーパー3軒回ったが、5キロと10キロ入りの米は無かった。あったのは高級米の2キロ入りだけ。そういえば、「朝のニュースでそんなことやってたな…」くらいにしか思ってなかったが、実際、目の当たりにすると、それはそれで困るもの。なんでも元々、品薄だったところに南海トラフ情報で一気に無くなったなどと言われているけれど、本当にそうなんだろうか?そもそも予備に米なんて買っておいても、震災の時なんかは電気もガスも止まるだろうから、ほぼほぼ米は炊けなくなる。米は長く置けば不味くなるというし、どういう根拠で買い置きするのかよくわからない。

で、米は4軒目のちょっと遠いスーパーで一種類だけ10キロ入りを見つけた。しかし、妻が「これなら要らない…」と、いうことで買わなかった。元々、食材にこだわる傾向があるので、なぜ嫌なのか聞かなかったが、多分、産地が気に入らなかったんじゃないかと思う。結局、自分の実家に行き、そこで調達してきたようだった。私には米のこだわりはないし、そもそもさほど米の味を気にして食べることがないのかもしれない。妻は米を土鍋を使ってガスで炊いている。その方が美味しいという。けれど、妻の実家がそうしているかと言えばそうではないから、一度やってみて、このやり方にしたんだと思われる。でもどちらかというと、私は炊飯器で炊いた方が好きだ。こだわらないので、あえて言うことはないが、炊飯器のふっくらご飯のほうを好む傾向にある。人の言う美味しさは、所詮、主観に過ぎない。

何年か前に仕事で良く行く中国の町で、いつもそこそこ混んでいる食堂に初めて入った時のこと。入り口で大きな食器をもらって、まずご飯をよそってもらう。あとは温めながら作り置きしてあるおかずの中から好みのモノを指定して皿に乗せてもらう。料理の数と種類で価格が決まるというシステムだった。エビチリとかきくらげの炒め物とか、おかずはまぁ普通に食べれたが、米が半端なく不味かった。こんなに不味い米があるのかと思ったほど…。米はまともに粒になっておらず、米の味と臭いに、体が拒否していた感じだ。後にも先にも米が不味くて食べれなかったのは、あの時だけだ。

これは極端だが、美味しいものを知ることは不幸なこと、とはよく言ったものだが、まさに言い得ているんじゃないかと思う。
どんどん選択肢が狭まるし、何を食べても「あそこの方が美味しかった…」となる。ある程度ならまだしも、度が過ぎると面倒なだけだ。入るお店は同じ店ばかり、まぁ、地元だと、それは普通のことだが、初めての土地では「外してもしょうがない…」くらいの余裕は欲しい。最悪なのが「何時間並んでも良いからここで食べたい…」という人。否定はしないが、時間がもったいないし、これ以上の苦痛はない。

趣向は、人それぞれだけど…。

「米がなければ、麺を食べれば良いじゃん…」と、言ったら、即答で「普通の人には、無理だから…」と返ってきた。
でもよくよく考えてみれば、麺と言っても、うどんにそばにラーメンにパスタ、きしめんにそうめん、焼きそばなんかもある。生めんと乾麺、冷に温に熱のバリエーションと汁なし汁アリも選択できる。あながち、ひと月くらいなら、米などなくても何とかなりそうな気がするんだけど…。

かつてマリーアントワネットが「パンが無ければ、ケーキを食べればいいじゃない…」と言ったとされるが、それと比べれば、遥かに現実的な選択肢となりうると思う。

この話と比べる方が、そもそもおかしいんだけれど…。

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念願のサウジ

2024-08-19 21:26:03 | つぶやき
今年の夏は本当に暑い、マジ暑い。

これまで夏バテなんてほぼほぼしたことがなかったが、今年はなんとなく疲れ気味で体も重い。クーラーのせいもあるのかもしれないけど、それも含めて夏バテというのかな。仕事もしたくないというか、ちょっと身が入らない。こういう時は現実逃避しかないということで、次の旅の計画でもしようと思い立った。次といっても、来年の3月後半ということで、まだ半年以上もあるんだけど…。

一応、今のことろ一番の候補地は中東のサウジアラビアである。2019年に突然、外国人に開放されたが、その後、すぐにコロナ禍で中断。再び再開したのが2年くらい前だったと思う。それまで長きの間、駐在員とかイスラム教徒とか政府からの招聘状がないと入れなかった国だった。それが今ではネットで簡単にビザも取れる。けどビザ代がバカ高く、一人17000円もする。それでも入れるようになったのは吉報だ。

25年以上も前、エジプトのカイロにいた時、ごくごく短い間だったと思うが隣接するイエメンでトランジットビザが発給されていた時期があり、それを取得してサウジを通ってヨルダンに抜けてきた旅行者と会った。当時のサウジは、かつてのソビエトとは異なる意味での鉄のカーテン国家で、「入れたこと自体、凄いこと!」と、彼らを羨望の眼差しで見ていた。滞在していた宿の旅行者の間では、「今からイエメンに飛び、トランジットビザが取れるだろうか?」と、一時的にそんな話題で持ち切りだった。少し経って、イエメンでそのビザを拒否されたという旅行者がその宿に現れたことで、本当に幻のサウジアラビアになってしまった。

諦めきれなかった、たまたまベッドが隣同士だった私たち3人は、もしかすると逆もありなんじゃないかということを、ふと思いついた。そこで調べてみると、エジプトのスエズという町からサウジアラビアのジェッダ行きの船が出ている。で、そこで船を乗り換え、エチオピアから独立して間もないエリトリアのマッサワという港町に船が出ていることがわかった。これを使えばトランジットビザが、このカイロでも取れるんじゃないかと勝手に推測した。で、この方法で乗り継ぎ地のジェッダに入り込めるんじゃないかというアイディアだった。

すぐに取り掛かった。まずはエリトリアのビザを取った。次に船の切符の手配だった。スエズからジェッダの行きの船はひと月に2便。さらにジェッダからのマッサワ行きの船は週1便程度ということがわかった。問題は船の費用が思いのほか高かったこととジェッダからマッサワ間の船はカイロでは買えないことだった。今思えば、すでにこの時点で無理な話だったのだが、若いと言うのは、時に浅はかとイコールだったりもする。船の切符を偽造することにして、カイロにある船の切符を扱う旅行会社に頼んでみた。一人10米ドル程度だったと思う、いとも簡単に2枚の船の偽造切符が出来あがった。切符は客船の写真の表紙のある本物と遜色ないものだったし、この時点ではひょっとしたら、行けるんじゃないかと思っていた。早々、カイロのサウジ大使館のビザセクションへ行くと、予測に反して、あっさりこの船の切符が偽造であることがバレてしまった。で、物凄い剣幕で怒られた。振り返ってみれば、良くもブラックリスト入りされなかったなと思うほど。パスポートはもちろん、偽造船切符もちゃんと返してくれた。この切符は、今も記念に取ってある。

このようにちょっと思い入れのあるサウジアラビアに行けたらなと、今は思っている。
まだまだ来年3月頃のチケット価格なんかがわからないのと、もう一つは中国が作った鉄道でラオスへ行くとか、そんな第2案と、バングラの巨大な船の解体現場に行ってみるという第3の案もある。

いずれにしても、次回の旅の行先は、私がプライオリティを持っているので力も入るし、大変うれしい。

せめて1ドル130円台、奇跡の120円台。

株価維持でお願いしたい。

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変化

2024-08-17 17:00:12 | 時事(国内)
お盆も終わり、体調もすっかり回復して、ようやくジムにも行けるようになった。
10日間近く体を動かしていなかったせいか、身体はやや重く持久力もなくなっている。人の体ってわかりやすいなと思う。

総裁選…。

若い人が出て世代交代も良いし、女性初も良いけれど、裏でシナリオを描いているのはベテランのジジイ議員たちじゃないのかなと疑って見てしまう。一番重要なのは、どう変わるのかというところで、具体的な政策や将来的なビジョンをどう考えているのかというところ。若手に変わったところで政治の方向性がまったく変化なければ意味が無いし、今までと変わらない。
それでも、ここ1年~2年で日本が世界からどんどん遅れをとってきていることが、国民全体で実感することになってきたのは良かったのかもしれない。政治を真面目にやらないと、さらに落ちぶれていく。官僚と同等に政策に精通した賢い若手の政治家が出て来てくれると、本当は良いんだろうけれど、そういう人らは政治家なんて目指さないのかも。
一番最悪なのは、老害議員らが裏で扱いやすい人を選ぶ。これだけは避けてもらいたいな…。

8月も折り返し、と言ってもまだまだ残暑は続くし、秋の気配なんて、多分まだひと月以上先だ。最近では10月初旬くらいまで暑さが残るから、うんざりする。
今日も名古屋は39℃近く。
明日も同様の予想だ。

まだまだ続く、ダルさの残るエアコン生活。
早くこの環境から解放されたい。


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ハローワークへ

2024-08-14 19:39:38 | つぶやき
ようやく体調が回復してきた。
2日前までのどの痛みと倦怠感、それに微熱もあった。
これで帰省して、仮に年老いた両親にうつしてしまっては忍びないので、今年は帰省を止めることにして仕事をしている。

で、今日はハローワークに行ってきた。求人募集の掲載をしてもらうためだ。今は骨折で1月に退職したおばちゃんに時々来てもらって急場を凌いでいるが、もう高齢だしいつまでも…というわけにはいかない。継続して張り紙はしているけど、時よりかかってくる求人募集の電話には、70後半から80過ぎの高齢者ばかり。一応、年齢不問ではあるけれど、できれば75歳以下、希望では60代半ばくらいがベストではある。まぁ、あまり贅沢は言ってられないんだけれど…。ということで、とりあえず職安に頼ってみれば、もう少し若い人も来てくれるんじゃないかという淡い期待のもとに行ってみた。必要書類を持参して、申請用紙に必要事項をするだけだが、結構、細かくて面倒くさい。前日にネットで予備知識を入れていったのでおおよそ30分で終わったが、そうでなければ1時間はかかったかも。で、来週には掲載完了なんだとか。一度、登録すると、その後はいつでもネットから自由に掲載できることになり、またハローワークを通さずに求人観覧者と直でもやり取りできるようになるらしい。職安も進歩してるんだなと。もっともこれまでの人生で、ほぼほぼお世話になることはなかったけれど…。ハローワークからの帰り道、偶然、神社を見つけたので、そこで「良い人と巡り合えますように…」と、お賽銭を入れて手を合わせてきた。

来月また、中国へ行こうと思っている。
ビザ取りが面倒なので、マイルで獲得したバンコクまでの片道の分のチケットがあり、今回はこれを使って、再びノービザトランジットで入国しようと思っている。一時は株価暴落と共に141円くらいまで円高が進んだのに、もうすでに147円くらいまで戻ってしまっている。株価だけ戻して、あのまま130円台に突入してくれればありがたかったのに…。
森永さんが言っている、「年末1万円割れ、最終的には3000円!」、あんなこと言い切って、大丈夫なんだろうか?もう死んじゃうから…?
本当に大暴落するんだろうか?

名古屋の猛暑日が連続20日以上…?

でも今から82年前の1942年、終戦の3年前の夏も連日35℃を超える暑さで、時には40℃に迫る日もあったという記録が残っているという。今年はその年以来、82年ぶりの猛暑日連続の更新ということだけど、82年前なんてエアコンなんてまだ普及する前だし、ようやく扇風機が出始めた頃で、一体、どうやってやり過ごしていたんだろう?と、疑問だ。そうは言っても打ち水とか水枕とか、そのくらいしかないだろうから、まぁ、ひたすら耐えていたんだろうけれど…。

でもこの話を聞いて、ちょっと思ったのが、やっぱり地球温暖化は、もしかすると今を生きる人の大いなる勘違いで、観測する以前の何百年間とかのデーターなんかがないと、直近100年ごときのデーターくらいで判断するのは、どうなんだろうと思ったり…。

にしても、連日、暑い。暑すぎる。
早く秋に、いや冬でも良い。とにかく夏、終われ!と思う。

週末は関東に台風。
16日(金)東海道新幹線が東京ー名古屋間で止まるという。

予定運休か…。

もし進路が逸れても運休するのかな?
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キングダム(大将軍の帰還)

2024-08-12 21:17:17 | 映画
キングダムを見てきた。

体調不良だったが、実写版の最終章ということで早く見たかった映画だった。今回はシリーズ4作目にして最終章。まだまだ続きも見たいけれど、まぁ、ダラダラやるより惜しまれるうちのほうが良いこともある。原作のマンガはまだ続いているようなので、いったんここらで区切りとするということだと思う。役者も年齢を重ねるとイメージと乖離もするし、ある役者がこれまで演じていた人物をまた世代を越え別の役者が担うのもいいんじゃないかと思う。ひとつのコンテンツを「これでもか…」と続けてやるより、時間を空けて人々の期待を煽る方が良いこともある。

で、最終章、完成度が高いこと高いこと。本当に素晴らしかった。

また、魅力的な敵役がいてこそ主人公が光る、というのもこの映画に当てはまる。格闘シーンでは一方が強すぎてもリアリティが損なわれることがあるけれど、圧倒的な強さを誇るのは敵役だったりすることで、しらけずに見ていられる。この辺は鬼滅の刃も同じだ。キングダムの主人公はあくまでも信(山崎賢人)で彼の成長を描く物語でもあるが、最終章では信が憧れる大将軍・王騎(大沢たかお)が主役となっている。彼を中心に据え、そして彼の物語として完結させる。これが本当に見事だった。この辺が大成功だった所以ではないのかなと思う。

興行収入100億!
いくかも…?

とにかく良かった。


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日本以外全部沈没

2024-08-10 19:51:38 | つぶやき
8月も、まもなくお盆休み…。

今年を後ろから見ると、すでに5か月を切っている。北陸の地震から始まった元日が、ついこの間のような感覚が未だ残っていて、あらためて時間の経過って早いなと思う。連日暑いし、春に次いで夏がどんどん嫌いになっていく。風邪を引いてから1週間近く経つのに、未だ尾を引いている。熱は下がったけれど、時々微熱もあり身体の倦怠感が抜けない。こんなに長引くのは初めてで、運動もできないし、つまらないことこの上ない。50も半ばになると、やっぱり回復力も衰えていくんだろうけど…。

地震も続いていて、神奈川県のがこんなタイミングで起こると、やっぱり南海トラフ地震って、そのうちに来るのかなと想像してしまう。
こんな時、ぜひ見たい映画が「日本以外全部沈没」だ。
間違ってもあの「日本沈没」ではない。
たしか2006年公開だったと思うが、日本以外の全世界が地殻変動で水没してしまう、という内容だった。それをパロディーで描くという、新しい試みだったのは評価できるような気もするが、人によっては外国人差別が過ぎるとか、逆にふざけすぎて笑えないという意見もあり、評価は分かれるところ。まぁ最初から真面目に見なければ良いだけの話だ。けれど低賃金で外国人を働かせている悪徳企業や農家などへの風刺も効いていて、一理あるなと思わせるところもあったりして侮れない。

暇な人には、ぜひお勧めしたい。

オリンピックは見ていないから、元気がもらえる映像は大谷の一発だけ。
今日の35号も良かった。打った瞬間、確信できる打球だった。

40本まであと5本。

8月は好調とまではいかないけれど、それでも時々、ホームランが出るのは、この人の凄いところ。

明日も、また元気をもらいたいので、ぜひお願いしたい。


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ダウン…

2024-08-08 20:34:48 | つぶやき
帰国してから家族皆で風邪をひいてしまい、未だに引きずっている。
夏風邪は長引くというけれど、本当にそう…。
しかも昨日ちょっと調子が良かったので、久しぶりにジムに行ったら、その夜、疲労が3倍になって返ってきて再びダウン。そういえば、以前も同じことをしてしまったなと。学習能力の欠如は恐ろしい。

オリンピック…。
知らなかったわけではないが、開会のタイミングでインドネシアに行っていたせいで全然見ていない。最後に泊った宿のダイニングにも大きなテレビがあったけれど、誰一人見ていなかったし、あれほどフランス人が大勢いたのに誰一人興味を示さなかったのが、今思えば不思議だ。まぁ、本当に興味があるなら自国で開催してるわけだから、こんなところに来てないか…。とはいえいかに世界規模の祭典といっても盛り上がっているのは、一部を除けば欧米の国々と東アジアの一部の国だけだ。メそれにメダルの常連国はいつもだいたい一緒で、その中でメダルを競っているだけ。それならサッカーのワールドカップの方がずっと世界規模の大会と言えるような気もする。だからといってそこにいる選手が凄くないわけじゃないんだけど…。

九州南部で大きな地震。

いつか来ると言われている南海トラフ地震に繋がるものなのかどうか…。

もし来たら、この辺りの東海地方は相当大きな被害になるとか…。

まぁ地震は予測なんて不可能だし、成るようになるしかならないんだけど…。

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インドネシア旅4

2024-08-06 20:37:50 | 旅行(海外)
宿を移動してラブハンバジョの町を車で北上する。で、小さな漁村のようなところまで行く。
そもそもこの町はタクシーというものがなく、道で手を上げていると適当に車が止まってくれる。で、料金交渉をして連れて行ってもらう感じだ。つまりここは車を持っている人なら誰もが副業で稼げる白タクシステムになっている…?一応相場があり、それは宿の人に聞いたりすれば教えてくれる。これって本当に便利だし、小さな町では理に叶っていると思う。

で、その漁村で待っていると、初老の船頭さんが乗った小さなボートがやってきた。これから向かう宿の迎えの船だ。
これから向かう宿は車道からは行けないことはないが、ちょっとした距離のあぜ道をトボトボ歩かないといけないので、一般的には船を利用して行き来をしている。おじさんは荷物も持ってくれたけど、多分、「こいつら、なんでこんなに果物持ってるんだよ!」と思っていたと思う。

宿はかやぶき屋根のバンガローで周囲には店も何もない。一応、Wi-Fiは繋がる。シャワールームはピザ窯の大きなやつみたいな作りで、粗雑だけど味のある作りになっている。独立したバンガローにはバルコニーが付いている。ダイニング兼レセプションがある大きな建物が海の目の前にドーンとあり、そこには終日、ゴロゴロできるベッドや椅子がたくさん置いてあり、部屋に帰らなくても良い環境になっている。まさに欧米人のバックパッカーが好みそうな感じだなと思ったら、客はすべて西洋人、しかも9割がフランス人。しかもその半分が小さな子供のいる家族連れだった。ここに泊ると3食ここで食べることになるが、市内と比べてもそんなに高くないし、ミネラルウォーターはいつでも飲み放題。

で、目の前はプライベートビーチになっている。このビーチの凄いのは、沖に4~5メートル行くと、そこで見れる魚群がすごいこと。水族館で見るイワシのトルネードどころじゃない、それはもうちょっと怖いくらいいる。陸からこの距離でこんなに魚がいるなんて、ちょっと考えられないほど。しかもそれがダイビングなどせずに、浮き輪で見れてしまうわけで、もう昨日見たコモドドラゴンなんぞすっかり忘れてしまうくらいのインパクトだった。世界にはまだまだ面白いところがあるんだなと思った。こんな海はなかなかない。ボートも借りられ沖まで出れるし、この宿は当りだった。フランス人には知られた宿なのかもしれない。ちなみに「中国人はたまに来るけど、韓国人と日本人は来ない…」と言っていた。

フローレス島の西端、ラブハンバジョ周辺は今まさに開発ラッシュの只中にある。周囲にはどんどん高級ホテルや大型ホテルが建設中で、このバンガローも設備を随時アップデート中で、もうすぐこんなバジェット宿では無くなってしまうような気がする。コモド島には空港が作れないので、この町がコモド島のゲートウェイということで、近い将来は国際線も飛ぶようになるんじゃないかと思う。もう2度と来ることはないと思うけど、数年後はすっかり変わっているはずだ。

今回はバリのツリーハウスに泊る、という当初の目的をキャンセル料を支払ってまで、覆してフローレスとコモド島に行ってきた。
あまり移動することなく一か所に滞在というのはそのままにして、あくまでものんびりするのが目的だった。

コモド島は、まぁどうでも良いが、あのバンガローの滞在が本当に良かった。あの日に帰りたいと、今は毎日、思っている。

次にインドネシアに行くときは、やっぱり念願の西パプアしかない。もう多分コテカのおじさんは観光客の為にしか残っていないかもしれないが、それでもいつか行ってみたい。で、同時にパプアとの国境を越えて…も、その時、ぜひやってみたい。

次は、どこへ行こう…。

やっぱり知らない土地に行くって楽しいな。

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インドネシア旅3

2024-08-05 20:58:45 | 旅行(海外)
今日はコモド島へ行く日。

朝7時過ぎに船は出航する。私たちの船にはスペイン、アメリカ、オーストラリア、イタリアと西洋人ばっかりで、アジア人は私たち3人だけ。船はコモド島へ行く間に2つの島とその後、3か所のシュノーケルスポットに寄ることになっている。船はさすがにスピードボートだけあって早い。途中でスローボートを追い越していく。一見すると、スローボートのそれは難民船のような船で、私たちアジア人があの船に乗っていると、ひと昔前のベトナム難民船を思わせるような感じだった。それでも、あっちの方が良かったなと思ったり…

最初の寄港地の無人島に着く。ここからコモド諸島(国立公園)ということで、この島で入場料の3,100円が徴収される。この島では展望台までのトレッキングが組み込まれていて、ひたすら山を登るだけの辛い上り坂を展望台まで40分くらい歩かされる。他の船の人の中には途中で断念する人もいた。入場料を払うところで国立公園の係の人が「この島を含むコモド諸島では絶対にたばこは吸わないでくれ!」とキツく言われたのに、早々、眺めの良いところで中国人が気持ちよさそうに一服していて激怒されていた。あれほど注意されてもやらかす中国人に、その場にいた多くの人らが、心底呆れていた。

次に寄るのがピンク色したビーチの島。ドローンで上空から撮影すると、ちょっと凄い写真が撮れそうだが、普通の視線では全然、感動がない。ピンクが薄くて汚れて見える、気もする。その後、ようやくドランゴンが生息するコモド島へ上陸。上陸すると各グループに一人のレンジャーが付く。この島では、レンジャーの指示に従って歩くことになり、自由行動は島の一部でしかできない。肝心のコモドドラゴンはこの島と、もうひとつ近くにあるリンチャラ島という島以外には生息していないらしい。で、見れる見れないは、運次第。中には、全く見れずに帰る運のないお客さんもいるんだとか。で、私たちは歩くこと5分程度で1匹、その後すぐに親子の2匹を、さらにまた1匹とサクサク見れる。ある程度近くまで寄って写真もOKだ。

でも、ドラゴンって、結局、大きなワニ?かトカゲ?

であり、個人的感想を言うと、皆、どうしてこんなのを、わざわざ遠くから見にくるんだろう?と、自分もそうなのに、ちょっと不思議に思った。
ただし、娘も含めて、多くの子供たちは大喜びしていた。まぁ子供の為に来るならわかるが、所詮ワニやトカゲなんて、かわいいわけでもないし、見ていて微笑ましくなる表情とかするわけでもないから、何かを期待してくると激しく後悔するんじゃないかと思う。島の滞在時間はおよそ45分だった。

結論として、これはわざわざ見に来なくて良いと思う。時間がもったいない。(あくまでも個人的な感想です)

こうして何の感動もないままコモド島を後にして、船の中でお弁当のランチタイム。しょぼいお弁当だったが、これがなかなか美味しかった。
で、次に向かったのは、シュノーケルスポット3連発。一つはマンタ、もう一つはサンゴの群生、そして最後はウミガメと、どちらかというと、これがメインだったんじゃないかと思うほど。インパクトのある大きな魚が見れるのは、確かに凄い。いずれにしろ、コモド島の生き物満載ツアーはこうして終わる。

宿に戻ると、妻が「そういえば、先月、名古屋の東山動物園にコモドドラゴンが1匹やってきたらしいよ…」と。

それを聞いて、「えーっ!車で20分の近所で見れるのに、わざわざここまできたわけ!」と、ちょっと落胆する。

まぁ別にこれを旅のハイライトと思って来たわけではないけれど…。

で、明日からはちょっと田舎にの方に移動してバンガローライフを満喫しようと思っている。
離れ小島ではないのに、船でしか行けない宿である。

つづく…。


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インドネシア旅2

2024-08-04 20:09:36 | 旅行(海外)
この日はシンガポールからバリへ飛び、そのまま乗り継いでフローレス島へ行く予定だ。
昨日のパスポート置き忘れ騒動は忘れて、今日からあらためて仕切り直しといきたいところだったが、いきなりバリ行きの便が遅れた。バリでの乗り継ぎ時間は2時間45分しか確保していない。乗り遅れればデンパサールーラブハンバジョ間のチケットはパーになる。LCCのバテックエアの最安値のチケットは変更もキャンセルもできない。百も承知だが、いざ乗り遅れ危機を迎えてしまうと、便の変更がきく、もうひとつ上のランクを購入しておけば良かったと後悔する。

結局、シンガポールを1時間遅れて出発。バリに着いた時点で次の便の出発まであと1時間45分しかない。電子ビザのおかげで入国はあっという間だったが、今度は荷物が延々出てこない。結局、出てきたのは30分後、出発までこの時点であと50分だった。不運なことに近年デンパサールの空港は超近代的な空港に生まれ変わっていて、以前のようなこじんまりした空港ではなくなっていた。国際線と国内線のターミナルも別々になっており、この間歩くと15分程度かかる。チェックインの締め切り時間は出発の45分前、あと5分しかない。出口付近から3人で猛ダッシュする。途中で電動カートの運転手がいて、事情を伝えると親切にも乗せてくれた。国内線ターミナルに着くと、今度はカウンターまで猛ダッシュ。すでにこの時点で出発の45分前は過ぎていた。誰も並んでいないビジネスクラス列のカウンターに駆け込み、チェックインをお願いする。一瞬、拒否されそうになったが、どこかへ電話をかけ、確認を取るとようやく受け付けてくれた。

ギリギリ間に合った。

あの電動カートのおじさんが乗せてくれなければ多分、乗れてなかった。この日と昨日、2日連続、現地の人に救われた。もう感謝しかない。

バリを発ったバテックエアーは1時間20分後、予定通りフローレス島、ラブハンバジョに到着。
この日は明日のコモド島へ渡る船の手配をしないといけないので、宿に荷を下ろすと、すぐに船旅を扱う旅行会社を何社か回る。どこも横並びの内容と価格だが、それでも千円単位の価格差があった。当初は一番格安のスローボートで行く予定だったが、直前に妻が「この2日間連続でいろいろあったから、明日はスピードボートで楽に行きたい…」と言い出し急遽変更。スローボートとスピードボートの違いは、まず出港時間と帰港時間の違い。前者は朝4時50分集合で18時帰港。後者は6時50分集合で16時半帰港。しかも宿への送迎付き。内容の違いは前者がコモド島を含む4つの島やシュノーケルスポットへ立ち寄る。後者は6つ。共にミネラルウォーター飲み放題の昼食付。価格は共に最安の会社の分で前者が5400円。後者が9900円。他にコモド島への入島料が別途3100円かかる。

予約して支払いを済ますと、ラブハンバジョの町を散歩する。町といっても村程度の大きさしかないが、港には70~80隻を超える大小の船が停泊していて、町を見下ろせる丘から眺めるとインパクトのある写真が撮れる。この町はコモド島へ向かう船の出航地となっていて、ちょっと町の規模と船の数がアンバランス過ぎ。今はまだ大型ホテルは2つくらいかないが、現在大型ホテルの建設ラッシュで、近い将来、第2のバリになっていそうな感じがする。町の中心地はツーリスティックだが、ちょっと離れると素朴な田舎。物価はタイなんかよりずっと安い。ナシゴレンとかミーゴレンなんかは町の食堂なら200円程度から食べれる。ちょっと良さげなところでも400から500円とかそんな感じ。逆に果物は高い。いかに南国でもスイカもマンゴーも、この島では取れないようだった。安いのはバナナだけ。スイカは超大玉を900円で購入。マンゴーは緑マンゴーの種類でひとつ80円くらい。でもこれはこれで黄色いマンゴーとは違って、また美味しい。あとはボンタンとジャックフルーツも買う。この2つの価格は忘れてしまったが、ジャックフルーツは紫タイプで大変美味しかった。基本、市場がないので八百屋さんか現地のしょぼいスーパーでしか売っていない。もしかしたら遠くにあるのかもしれないけど…。


赤道よりやや南にあるフローレス島、その西の端にあるのがラブハンバジョという町で、島の人はイスラムとキリスト教徒が混在している。
日中は33℃くらいで夜は海風が涼しく、エアコンは要らないほど。朝なんかは本当に清々しくて気持ち良かった。

それに比べ、近年の日本の夏は暑すぎる。
日本人にとって、今後インドネシアの島々は避暑地となり得るのかもしれない。

つづく…

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インドネシア旅(シンガポールの奇跡)

2024-08-03 19:24:07 | 旅行(海外)
名古屋発シンガポール行き、久しぶりのシンガポール航空はエコノミーでも大きなシートモニターだし、機内食の後のハーゲンダッツもうれしい。ANAもそうだけど、中国の大陸系とは何もかも異なり、やっぱりちゃんとした会社は違うなとあらためて感じた。6時間後、シンガポール到着。今日はここで1泊。

この後の予定はホテルに荷物を置いた後、バスでマレーシアのジョホールバルへ出国。夕食を食べて再びシンガポールに戻ってくるつもりだった。で、地下鉄でホテルへ向かう。ホテルはシンガポールの赤線地帯と呼ばれるゲイラン地区。シンガポールで安さを求めると、おのずとこの辺りになる。ちょうど10年前、あの屋上プールがあるマリナベイサンズに1泊だけ泊まり、翌日、都落ちして泊ったのも、やっぱりゲイランだった。

シンガポールの地下鉄は少し前から紙の切符を廃止している。乗るには日本のトイカのようなシステムを使用するか、1回1回利用する場合は、ビザかマスターのタッチ決済のできるクレカを使用する。便利だが、複数人いる場合、1枚のクレカではダメで人数分のクレカが必要になる。これを知らなかった私は1枚のクレカで改札をくぐり、改札前で待つ妻にクレカを渡すこの方法で乗ろうとしてしまった。当然、妻の改札は開かない。すぐに係員が飛んできて事情を説明され、ようやく理解する。そこで妻と娘のクレカを用意しようと近くにあった切符売り場のカウンターにバックの中身の一部を置いてクレカを取り出した。

これがいけなかった。

その後、地下鉄に乗り、無地にホテルに到着。そこで3人分のパスポートと現金15万円の入ったポーチがないことに気づく。幸い取り出したことでクレカだけは手元にある。すぐにあの時、あのカウンターに…と気が付いたが、あれから45分は経っている。現金はともかくパスポートがないことに絶望と落胆、プラス血の気が引く。多分、もうない…。これで明日、インドネシアには行けない。妻は激怒し、事情のつかめない娘は「パスポート再発行すればいいじゃん…」と呑気に言っている。ともかくすぐに来た道を引き返し空港へ戻る。移動中も妻の怒りは収まらない。何年か前にオマーンでタクシーの中にデジカメを忘れたことまで持ち出して、ここぞとばかりに責め立ててくる。ごめんなさいを30回以上は言ったと思う。事情を理解した娘は「シンガポール楽しめばいいじゃん!」と、割と前向きだった。頭の中ではパスポートの再発行の手順を考えていた。幸いクレカはある。現金はなくてもお金には困らないから、最悪の事態は回避できる。ただもしかすると現金だけ抜き取られ、パスポートだけは返ってくるのではないかと、一縷の望みにかけていた。

空港に到着、すでにこの時点で1時間40分経っていた。置き忘れた地下鉄の切符売り場のカウンターへ行くと何もない。すぐに係員に事情を伝えると、「向こう側のカウンターへ行ってみて…」と何かを知っていそうな感じだった。向こう側のカウンターへ向かうと、ガラス張りの事務所の向こうに見覚えのあるポーチが見えた。確認すると現金も含めてすべて無事だった。中にいた駅の係員が拾ってくれた別の係員にお礼の手紙を書いてほしいと、紙とペンを持ってきた。最大限、丁寧にお礼の手紙を書き、そこにいた係の人に感謝を伝え、再び宿へ向かった。

ここまでで2時間が経っていた。
ホッとしたせいか、ドッと疲れが出て、もう完全にマレーシアへ渡る気力が無くなっていた。これがインドやメキシコならおそらく無かっただろう。シンガポールだったのと、見つけたくれたのが、駅の係員だったのが幸いしたと思う。

まさにシンガポールの奇跡と言うほかない。

妻の怒りもようやく収まって、やっと強いストレスから解放された。それにしても、あんなところに大事なパスポートを置き忘れるなんて、つくづく焼きが回ったなと思い落胆する。初日はそんなこんなで、宿の近くで夕食を済ませて、早々、宿に帰り、あらためて駅の係員に感謝して眠りについた。

つづく…
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