ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

キングダム(大将軍の帰還)

2024-08-12 21:17:17 | 映画
キングダムを見てきた。

体調不良だったが、実写版の最終章ということで早く見たかった映画だった。今回はシリーズ4作目にして最終章。まだまだ続きも見たいけれど、まぁ、ダラダラやるより惜しまれるうちのほうが良いこともある。原作のマンガはまだ続いているようなので、いったんここらで区切りとするということだと思う。役者も年齢を重ねるとイメージと乖離もするし、ある役者がこれまで演じていた人物をまた世代を越え別の役者が担うのもいいんじゃないかと思う。ひとつのコンテンツを「これでもか…」と続けてやるより、時間を空けて人々の期待を煽る方が良いこともある。

で、最終章、完成度が高いこと高いこと。本当に素晴らしかった。

また、魅力的な敵役がいてこそ主人公が光る、というのもこの映画に当てはまる。格闘シーンでは一方が強すぎてもリアリティが損なわれることがあるけれど、圧倒的な強さを誇るのは敵役だったりすることで、しらけずに見ていられる。この辺は毀滅の刃も同じだ。キングダムの主人公はあくまでも信(山崎賢人)で彼の成長を描く物語でもあるが、最終章では信が憧れる大将軍・王騎(大沢たかお)が主役となっている。彼を中心に据え、そして彼の物語として完結させる。これが本当に見事だった。この辺が大成功だった所以ではないのかなと思う。

興行収入100億!
いくかも…?

とにかく良かった。


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