ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

行ってきます

2024-03-23 21:58:22 | つぶやき
今日、実家の母から「さっき、あなたの名前で詐欺っぽい電話がかかってきたの…」と連絡が来た。

母によるとその男は電話口で「〇〇だけど…」と私の名を名乗り、声が違うのは、今扁桃腺が腫れていて病院で治療してるからだと語ったらしい。それにしても話し方や口調も違うし、何よりも声そのものが10代から20代の若い人の声で、それはそれは、最初から信じようがないほどだったとか。で、こ奴は「携帯番号が変わったから、新しい番号に一度掛けてほしい…」としきりに頼んできたという。

で、母は「なんで番号を変えたの?」と聞くと、携帯を川に落としたからと答えたんだとか。さらに母は「じゃぁ、一度前の番号に掛けてから、そっちに掛けてみるよ…」と言うと、「やっぱりいいや、今急いでいるから、じゃぁ、体に気を付けてね…」と言って切れたという。一体、この話の結末はどうなんだろうと、ちょっと気にはなる。いわゆるオレオレ詐欺の進化版なんだろうけれど、何か資料とか入手してやってるのかな…。

まぁ気持ちの悪い話である。

ということで、ちょっとメキシコへ行ってきます。

インド行きに続き、3人分をANAのマイルで確保したメキシコ便。4月はミドルシーズンだが3月末まではオフシーズンなのでマイルも少なくて済む。けれど希望する日程だと、平会員にはなかなか3人分の確保は難しい。ANAは溜めやすいが席の確保が超難題であるといつも思う。
メキシコは27年前、2か月くらい旅をしたことがある。メキシコでは出会いがたくさんあって楽しい思い出しかない。しばらく繋がっていた旅友にはメキシコで出会った人が結構いた。ユカタン半島のメリダでは日本人のおじさんに出会い、「僕の元キューバ人の奥さんがハバナで暮らしてるから行ってきなよ…」と言われ、そのままキューバへ。そのキューバ人の元奥さんの家に20日間も泊めてもらっていた。

このおじさん、当時70代前半だったと思うけれど、「昔ね、僕は革命家になろうと思ってキューバに行ったんだよ…」と、真面目に語っていたのを思い出す。なんとなくその風貌がゲバラに似ていて、(多分、精一杯、寄せていたと思う…)ちょっとおかしな人だったけど、悪い人ではなかった。日本だったら、絶対、視線を合わせていないだろうけれど…。
あれから今の今まで革命家になりたかったと真顔で言った人に、この人以外に出会ったことはない。今でもメキシコというと、なぜかこの人を思い出す。
元気でいれば、今、90代後半か…、もしかするとあの世で革命家になってるかもしれない。

いつも出掛ける前はバタバタして落ち着かない。
これからまだ用意しないといけない。

ではでは、とりあえず行ってきます。

また帰国後に…。

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不完全

2024-03-21 17:44:06 | 時事(海外)
今日は大阪へ出張。

移動中にスマホのニュースを見ていると、「一平さん解雇!」の見出しが…。
彼がギャンブラーだったのも驚きだったし、抱えていた借金の金額の大きさとそれを大谷さんの口座から返済を…ということにも2度びっくりだ。ただ初日の聞き取りの内容を翌日全面撤回しているところに、もしかしたらこれって大谷さんは全部知っていたのかもしれない、と勝手に想像してしまう。彼なら借金の肩代わりしてくれそうだし、一平さんがいないと困るだろうから、純粋に助ける気持ちで貸してしまった可能性もある。けれど大谷サイドとしては、了承していたとすると困る部分が出てくる。だから…、と邪推してしまう。
通訳としてはまれに見る成功を収めてこれからだっていう時に、しかも新しいチームで、さらに開幕したばかりで、一体なんていうタイミングの悪さだろう。勝ち負けのスリルなのか単純にお金が欲しかったからなのか、これだけ膨れ上がらせたということは完全に依存体質なんだろうけど…。一時的に職を失ってしまったが、仕事ぶりに問題があるわけでもないし、再びギャンブルに手を染めなければ、彼は復活できるんじゃないかと思いたい。

人間なんて所詮、不完全なもので、大なり小なりどこかが欠落している。

完璧な人など、まずいない。楽をして稼ぎたいとか、働かずして生きていきたいとか、好きなことだけして暮らしたいとか、そんな願望を日々思いながら生きている。だから彼を責めることなどできない。ただし人に迷惑を掛けてはいけないし、巻き込んでもいけない。彼の場合、そこが至らなかっただけだ。それと賭博自体が、州の法律に引っかかるのかな。いずれにしろ、大谷さんとの関係性が完全に損なわれず、どこかで繋がっていければ良いなと思う。

来週からメキシコへ行く予定でいる。

予測では先日のマイナス金利解除を受け、今週末には円高に振れ、140円台前半くらいにはなっているはずだった。それが依然として150円台が続き、しかも株高である。。
何事も、思うようにはいかない…。

先週末は暖かくて、このところ再び冬に逆戻り。

これがまさに三寒四温なのかな…。

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像柄パンツ

2024-03-19 14:55:10 | つぶやき
タイで売られている像柄パンツ。

私は像柄ではなく柄違いだが、主にパジャマや夏の部屋着として使っている。愛用歴は優に30年を超える。ダメになるとタイへ行ったついでに買い替えている。20代の頃はこれで平気で外出していたが、30代前半で周囲の目が気になり始め、それ以後は止めている。価格は100B~150B(420円~630円)である。インフレの只中にあるタイでも、このパンツの価格は昔とさほど変わっていない。

で、このいわゆるタイのトラディショナルパンツが、なんでも中国で模造され格安で売られていることがタイで問題になっているとタイ版のネットのニュースに出ていた。その額、中国のサイトで30B(126円)。さすがにこれは安すぎだ。記憶が確かなら、30年前でも60Bくらいはしたと思う。当時は1B=5円近かったから、それでも300円はした。それが今現在126円で売られては、タイもたまったものではない。

先日タイに行った際、ちょうど買い替えのタイミングだったので新調してきた。路上の屋台で1枚70B(294円)だった。最初はなんでこんなに安いんだろうと、ちょっと疑問だったが、触ってみても従来品と変わらないし、売ってる人も普通のタイ人だった。でもその屋台に置いてあるのは、すべて像柄のみで、色のバリエーションだけはあった。つまりこれが中国製の模造品像柄パンツだったわけである。おそらくタイ人がネットで中国から仕入れ、路上で販売しているのだろう。もしかしたら以前はタイ製の像柄パンツを売っていたのかもしれない。けれど安いのでこっちに変更した可能性もある。

このネットニュースを見た後、買ってきたパンツを気になって裏返してみると品質タグは無かった。以前から履いていたモノにはメイドインタイランドの表示がある。まぁどっちでも構わないけれど、中国はこんな低価格の著作権外のモノまでもパクるんだなと、あらためて節操の無さに呆れる。もっとも学ぶは真似るの語源(本当か!)だし、こんなやり方はよくあることだし、何かチャンスがあれば便乗しようとするもの。

また日本に来るタイ人観光客が、日本からタイへ向かう日本人観光客より上回ったという話。
タイ→日本99万人、日本→タイ80万人だったらしい。
タイ人にとっては円安の風が追い風になっている。これもまさに日本の凋落ぶりを示す数字のひとつである。

マイナス金利解除が決まったのに、一向に円高に振れない。ずっと円安と株高は続いている。
しかも、日銀は継続して国債を買い続けるらしい。
これも円安誘導策なんだろうか?

タイムラグで来月以降に円高、株安が始まるのかな…?


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せまい日本…

2024-03-16 18:24:29 | 時事(国内)
今日は健康診断の日。

主にガン検査でメインは胃カメラ。4度目になるので、若干慣れてきたものの、喉の麻酔はやっぱり苦手だ。
健康診断で利用しているこの病院、とにかくきれいで設備が豪華。トイレも更衣室もまるで一流ホテルのように金がかかった作りになっている。高級マッサージ器が置いてある待合室なんかは完全なラウンジ仕様だ。受付の女性は皆キレイどころばかりで制服も病院のそれではない感じ。専門が認知症のせいか、健康診断で利用する人はほとんどおらず完全な穴場と化してる。

健康診断は認知症病棟の隣にある予防医学病棟にあり、そこは患者より圧倒的にスタッフの人の方が多い。来る人が少ないせいかとても親切な看護師さんがずっと付き添ってやってくれる。こんな病院だったら、毎日でも来たくなるほど。けれど昨年妻が健康診断で引っかり別の病院で再検査となった時、健康診断を受けた病院が認知症専門病院だったことから、遠慮がちに「定期的にこの病院に通われているんですか?」と聞かれ、どうも「若年性のあれと勘違いされたらしい…」と言っていた。やっぱりここで受けると、そう思われるのかなと、で、だからこそ人は行かないのかもしれない。だとしたら、穴場的存在はまだまだ続きそうだ。

今日、北陸新幹線の金沢ー敦賀間が開業した。これで北陸と関東の距離はますます縮まると思われる。一方で、乗り換えが生じることで北陸から関西や中京圏が遠くなるという懸念もある。現に名古屋からの在来線特急が敦賀止まりになり、敦賀から金沢へは新幹線に乗り継がなければならなくなった。これはこれで不便になったと言える。将来的には京都まで繋げて東海道新幹線と接続できるようにするのかな…。すると今度は名古屋から福井へすら新幹線でしか行けなくなる。数十分早くなる利便性と引き換えに実質の値上げになる。もちろん普通列車を乗り継げば行けるわけだれど、それはそれで不便だ。いずれにしてもJRの新幹線戦略は続き、在来線は縮小し続けることになる。時間ばかりが優先され、旅情を楽しむ長距離列車は絶滅する一方である。

「せまい日本、そんなに急いでどこへ行く…」

昔、そんな交通標語があった。

多分、スピードを出し過ぎる車に対しての警告の意味合いの標語だったような記憶があるが、今のJRにも言えるような気がする。

もしも2重国籍者になれたら、一度は「ジャパンレイルパス」を使って新幹線乗り放題をしてみたいなと思っている。
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一度きり…

2024-03-14 19:19:28 | 時事(国内)
マイナス金利解除が近い…と言われている。

これで少しは円高に向かうのかな、と同時に株安がやってくるんだろうか?
なぜ円高と株安がセットになってしまうんだろう?円安だと海外の投資家にとってメリットがあるのはわかるけど、だからといって円高になれば一斉に引き上げてしまうものなのか、良くわからないな…。まぁ、どうせやるとしても2~3%とかじゃなく、て0,1%とかそんな程度らしいから、大きな影響はなさそうだけれど…。

日本の経済はとにかくお金を持っている高齢世代から現役世代への富の還元ができないと、根本的に良くならないんじゃないかと思う。だからこそここは大企業だけでなく中小企業にも、厳しいかもしれないが、ここはちょっと我慢をして賃金アップに貢献してほしい。一般所得者がモノを買わないと経済は回らない。この1年で間違いなく多くのモノのが値上がった。2%とか数字はともかく、肌感覚ではもう少し上がっているように思う。元々お金持ちは使い方にさほど変化はないように思うが、中間層は節約志向にならざる得ない方向へ向かっているように思う。

どうせ緊縮財政なんかしても国の借金は減っていない訳だし、というかそもそも返していないんじゃないのか。だったらどんどん財政出動させて市場にお金を出して、好景気の流れを作るくらいすれば良いのに…。好景気へのセオリーなんてないんだろうか?

国の経済力は人の人生に似ているような気もする。成長には必ず終わりが来るということでもある。だとすれば、日本にはもう昔のような誰もが謳歌できる好景気時代はやってこないことになる。つまり成長は一度きりということである。アメリカがずっと一強でいられるのは、一度も落ちていないからだ。
長い目で地球を眺めれば、高齢化と少子化が進んでいく天体である。それぞれの国に進み方の時差があるから、それが経済成長を生んでいく。人の一生はその時差に左右されて終わっていく。つまり私の人生では日本の成長と社会に出て行くタイミングがわずかにずれていて、一度も好景気を体感することはなかった。残念だが、それでも日本という国に生まれたことは幸運としか言いようがない。わずかに北にずれていただけで、天と地ほどの差があったと思う。

贅沢を言えばきりがない。今の現状で満足しないといけない…。

少しずつ暖かくなってきている。

名古屋では桜の開花が20日と予想されている。
ピークの見ごろは月末近くの29日となっている。

いよいよ、春がやってくる。

でも、やっぱり秋の方が好きだな…。

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今さら…

2024-03-12 12:51:41 | 時事(国内)
鳥山明氏亡くなる…。

この方、アニメ界では偉大な方だったんだなと、今さらながらに知った次第である。
小学生の時、すごく流行ったアラレちゃん、中学の時にはドラゴンボール、全く興味がなく見たことがなかった。あれほど人気だったガンダムにもほぼほぼハマらなかった。なぜだろう?だからと言ってアニメを見なかったわけではない。見ていたモノを思い出す限り書いてみた。

まずはマジンガーZにグレートマジンガー、勇者ライディーンにガッチャマンにタイムボカンも見た。で、あしたのジョーにルパン三世、アルプスの少女ハイジとフランダースの犬と母をたずねて三千里は涙失くして見れなかった。で、あらいぐまラスカルにドラえもん、そして宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999は映画館にまで行った。その後はキャプテン翼とキャッツ・アイにタッチ。そしてシティーハンターで終わっている。その後は50を過ぎてからの毀滅の刃まではまるで知らない。ワンピースもまったく…。90年代の初めにオーストラリアのシドニーにいた時、「アキラ」を見て、日本のアニメも随分、変わったなと思ったくらいだ。

度々、日本のアニメはディズニーと比較されるが、ディズニーやピクサーは作品が異なっても世界中で広く、浅く刺さるが、日本のアニメは特定の好みを持つ人たちが好きな作品ごとに狭く、深く刺さるように思う。さらに子ども向けと大人向けの境界線があいまいになったなと…。アニメの聖地とかコスプレ大会とか、この分野で日本はもっもっと世界に発信して、アニメと言えば日本!という揺るぎない地位を確立してほしい。もうなってるのか、わからないけど…。

3月が3分の1を過ぎようとしているのにまだ季節の輪郭が見えてこない。
桜の開花予測は来週だが、いまだに行きつ戻りつの振れ幅が大きい。

そろそろ本格的に暖かくなってほしい…。





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正すべきは…

2024-03-09 19:18:23 | 時事(国内)
株価や暗号通貨のビットコインが最高値をつけ、高額商品が売れるなど消費は上向きにあるという。

てっきり物価高が所得を圧迫して消費は低迷かと思っていたのだが、なんだか富める者は益々富み、格差が広がる一方だなんだなと思う。日本では働く人の9割は中小企業で働いている。また全労働者のうち約4割が非正規雇用者ということで、この状況下で平均的に賃金を上げることなんて、果たしてできるんだろうかと疑問に思う。上がり続ける物価に対して、将来的にとかそのうちでは意味がない。ある程度のスピード感も必要だ。ちなみに多くの企業で頑張って年5%ベースアップできれば、14年で約2倍になる。14年前にもしこれが出来ていたら、今頃は…と考えると残念でならない。

そんな中、豊洲の海鮮丼が8000円とかニセコのラーメンが2000円とかインバウンド需要に乗っかりどんどん値上げする店が話題になっている。金のない日本人を見限り、お金を落としてくれる外国人をメインターゲットにすることを批判する声もあるが、これはこれでその店の方針として割り切ってやってるわけだから、文句を言う筋合いなどないと思う。嫌なら行かなきゃいいだけだ。それにいかに外国人だからと言っても、不味くて高い店には当然いかない。今はSNSですぐに口コミで伝わるから、一時良くても下手な商売しているとすぐに廃れるはずだ。昔から地元に根付いてやっている店はの中には、外国人で溢れることを望んでいない店もまだまだある。東京にだってそういう店はあるだろう。それに私たちだって、何も外国人ツーリストで溢れたお店でわざわざ食事しようとなんて思わない。今後、さらにこういうタイプのお店が増えていき、2極化が進んで行くのかなと思う。

それに日本のこれまでの安売りには限界があったと思う。原価を落としきったら次は人件費に手を付けるしかなくなる。つい最近までのデフレ時代の安売り競争はすでにそこまでいってたような気がする。日本の賃金は上がらないどころか実質的に下がっていたんじゃないかと思う。安売り競争の行き着く先は資本があり、大量仕入れが可能なチェーン店しか生き残れない市場だけだ。だから多くの個人商店が無くなっていったのかなと…。

デフレはつまらない均一的な市場しか生き残れない社会になってしまうということに繋がっている。
値上げが悪いわけではない。普通に成長していければ良いだけだ。

今、正すべきは金融政策、これに尽きると思っている。
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モヤモヤ感

2024-03-07 20:31:09 | つぶやき
早起きして、大阪へ出張してきた。

予定より早めに終わったので、帰りにキムチを買って帰ろうと鶴橋へ寄ってみたら、水曜日の鶴橋商店街は、ほぼほぼ休みだった。時々行く韓国おばちゃんの店もやっぱり休みで、仕方ないので開いている店を探して買ってきた。今回はイカにセロリに長芋キムチ、定番ではキュウリに大根など、白菜以外を何種類か買ってきた。辛すぎるキムチは苦手だが、ちょっと甘辛っぽいのが好みでたまに食べたくなる。近年の値上げラッシュの中、鶴橋の韓国おばちゃんの店は、まだまだ値段据え置きで頑張ってくれているのもありがたい。

同じビルの中で雑貨屋さんを営むご主人が闘病の為、明日からひと月半ほど店を閉めるという。実際は週に2日程度、バイトを入れて開けるようだが、ほぼほぼ閉めるような話をしていた。少し前から病気のことは聞いていていたが、年末から2か月程度で7キロも痩せてしまっていて、気の毒で仕方なかった。「4月の後半には必ず戻って来てくださいよ…」と、話をして昨日、一旦お別れをしてきた。年齢はひと回りほど離れているが、50代半ばになり、そういう年齢になってきたんだなとあらためて思う。今や2人に一人がガンになる時代だ。いかに健康に気を付けていようが、確率論で言えば50%は50%である。

そういえば、1986年まで55歳が定年だったと思う。1986年と言えば私が高校2年の頃だ。当時はまだ終身雇用の時代で、この年齢で退職して、もしも手厚い年金をもらえて、それで十分暮らしていけたなら、どんなに良かっただろう。もちろん大きな企業で働いて、そこそこ出世していないといかに厚生年金とはいえ、充分じゃないんだろうけど、それでも55歳で定年は理想だ。

今となっては、それが65歳に伸びてしまったけれど…。

私などは自営なので働けるうちは働く…みたいな感じで終わりが見えない。これはこれで不幸である。そもそも金がなければ働かざる得ないし、元気なら仕事しろよ…みたいになってしまう。

これもひとつの「豊かな青春、みじめな老後」かもしれない。

なんだか同業者の知人が病気になり、働けなくなる現実を目の当たりにして、頭の中がグルグル、モヤモヤしていろいろ考えてしまった。

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どんどん上がる…

2024-03-03 20:41:01 | つぶやき
株価が4万円を超える。

これって円安の要因もあるはずで、日銀なんかはなお更、金融緩和を引き延ばしたくなっているんじゃないかと思う。大手企業の賃金アップの話は度々聞くけれど、中小企業ではどうなっているんだろう?インフレばかりが進んで庶民の暮らしは厳しくなるばかりだ。

日本もインフレだが、タイもインフレが続いていた。
屋台で汁そば一杯が100バーツ(420円)なんてところもザラに出てきた。つい最近まで50バーツ程度だったこともあり(1バーツ3.5円前後だったから計算すると170円とか180円)もう倍以上値上がりしている感覚だ。場所によっては、屋台で二品頼むと1000円を超える金額になり、もうかつてのコスパの良さは完全に失われたと思っていい。それに一役買ってるのは間違いなく円安である。で、タイも3月からいろいろ値上げが始まる。郵便料金も絵はがきの切手代、これまでは日本まで35バーツ(147円)が50バーツ(210円)にアップする。それに伴って荷物の船便、SAL便、エアー便も当然大幅値上げ。これが民間宅配業者への波及してDHL、Fedex、タイ佐川も値上がる。商品代だけはなく、こういうところもどんどん上がっていく。だからといってどんどん商品価格に転嫁するのもなかなか難しいものがある。

これは希望と願望だが、この先金融緩和かなんかのきっかけで円高に振れ始め、再び1バーツ3円くらいになってくれると、この物価高をおおむね吸収してくれて、かつてのコスパ最強のタイの復活になるのに…。このところ仕入れ代金を支払う度に、どこのどなたか知らないが円安に誘導しているお偉いさんの顔がチラつき、ムカッ腹が立ってくる。とにかく日本の政府や日銀が儲かろうがどうでも良い、とりあえず2年だけでも良いから1ドル125円、1バーツ3円、1元15円、この程度に為替を維持してくれと言いたい。

東南アジア地域でよく使われている「Grab」「Uber」のアジア版…。
今回タイで初めて使ってみた。車の大きさなどで若干料金が異なるようだったが、3往復中、往路はすべてGrabの最安値を使い、復路は流しのメータータクシーを使ってみた。結果、流しの方がすべて安かった。中にはGrabより半値くらいのこともあった。大々的に安くて安全を謡っているけれど、実際は安全だけど安くはなかった。空港からとか深夜の利用、また女性1人の利用とか、そういう時以外はタイに限って言えば流しのメータータクシーで良いと思う。流しはメーターでも遠回りされるなどのリスクはあるけれど、試した限りで言うと、多少遠回りされても、それでも流しの方が安いくらいの価格差だった。いろいろ便利になるけれど、冷静に見ると、以前のままの方が使いやすかったということもある。メーター制のない国や治安の悪い国や場所などでは良いのかもしれないけれど…。

知らない間に、近所の梅は花が散ってしまっていた。菜の花と桜は機を逃さないよう気を付けておこうと思う。

気温や天気に惑わされて、季節が今一つつかめていない。

大谷さん、結婚。
一体、相手は誰なんだろう?
いかに文春でも把握してなかった?それとも、幸せな話題のスクープには興味ないんだろうか?

これを出し抜けたら、凄かったのに…。

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帰国しました

2024-03-02 20:36:48 | つぶやき
タイは思いのほか暑かった。
弾丸プラス1日と短い間だったけれど、インドから飛んできた旅の友人とも何年ぶりかに会い、長々と話せて楽しかった。旅友との縁もそうそう長く続くものではない。もう旅を辞めてしまった人も多い中、今でも継続して旅を続けている友人はそうそういない。この友人はコロナ禍前のギリギリまで、インドからミャンマーへと続く白骨街道を旅していた。2018年頃に長年心待ちにしていたこのルートが正式に開いて、いつかはと思っていたのに、ミャンマーの内戦でこの国境は再び閉じてしまった。やっぱり旅自体も縁だなと思う。

今回最悪だったのは中国国際航空(CA)を使ったこと。これに尽きる。往路の上海7時間待ちは承知の上だったので問題ない。酷かったのは復路の北京乗り継ぎ。2時間待ちで乗り継げるはずだったのだが、バンコク発が1時間遅れ、到着の時点で送れは1時間半となった。残り30分、これだけ差し迫っても乗り継げるのは、おそらくキャセイとかシンガポールとか都市国家の乗り継ぎ客で成立している航空会社だけかもしれない。当然乗り継げず、北京空港のCAカウンターに行くと、明日の振り替え便のチケットとホテルの案内がすでに用意されていた。ここまでは、まぁ良くある話で、たまたまの遅延なんだから仕方ないと諦めることもできるが、この遅れたCA980便に関してはちょっと事情が違っている、と思う。

では、どう違うのか…。

バンコクの空港で暇だったので、ネットサーフィンをしていると(FRIGHT AWARE)というサイトを見つけた。このサイトの数ある機能のうちのひとつに、フライトの定時運航率を見れる機能がある。これから乗るCA980便を入れてみた。するとなんと「定時運航率7%、平均遅延時間115分」と出てきた。この便、バンコクー北京を毎日運航している。その定期便がほぼ毎日確実に遅れている。しかも平均して115分もだ。にも関わらず乗り継ぎ2時間という接続便の名古屋行のチケットを販売しているのである。2週間前まで遡って見た。やはり毎日確実に遅れている。1~2時間は当たり前。中には6時間、7時間なんて時もある。今度は便名を変えて、乗り継ぎ便である名古屋行の便名を入れてみた。すると定時運航率97%と出てくる。やはりこのCA980便はおかしい。ほぼほぼ100%乗り継げないのに、「そもそもなんで売ってるんだよ!」という話である。予約した時点で、すでに復路北京泊になることが決まっているようなもので、限りなく詐欺に近いような気がする。

このサイトを見た後、今度はCA便を使って北京で乗り損ねた人がどんな対応をされたのかを検索してみた。想像通り多く人は北京に宿泊を用意され、翌日便に振り替えという対応だった。中には当日の代替え便を用意してもらった人もいたが、それは毎日運航がない便だったりした。その中に翌日の代替え便を拒否した人の話が載っていた。いろいろ書かれていたがポイントは2つ。ひとつはカウンターへは一番早く行け、二つ目はこちらの要望を最初から物怖じせずまくしたてろ、というものだった。

で、この通りやってみた。幸い座席は前方通路側だったので、ドアが開くとダッシュしてカウンターへ向かうことができた。福男ではないが、見事一番乗り。最初から決めていたストーリーを英訳サイトで確認しておいて、それをまくしたてた。担当者は「今日の代替え便はない、明日の席しかない。ホテルへ行け…」の一点張り。ちょっと諦めかけたが、「会社をクビになる!」「責任取れ!」とさらに粘っていると、少しずつ乗り継げなかった人らが集まってきた。担当者が面倒な奴だと思ったのか「あっちへ行け!」と、ちょっと偉い人のところへと移動させられた。その人にも同じようにまくしたて、予め調べておいた北京ー羽田便と羽田ー名古屋の国内線の便名を見せ「これに替えろ」と紙を渡すと、どこかへ電話をかけはじめた。その後、電話を切ると、「特別に羽田便に変更してやる、けれど日本の国内線分は無理だ!」と言われた。

ちょっと考えたが、どうしても帰らないといけないし、というか帰りたいし、名古屋まで自腹にはなるが、とりあえずこれで手打ちにした。

先ほどまでいた向こうのカンターでは、乗れなかったおよそ30人くらいの人がひとつに集められて説明を受けており、その後、どこかに誘導されていった。あのネットに書いてあった「早く行け!」の意味がなんとなくわかった。多くの人が集まってしまうと、ひとりひとりの話など聞いてもらえないからだろう、ということなのかなと思う。

こうして昼頃の羽田便に変更してもらい、その便を待つ間に夕方のANAの羽田ー名古屋便の予約をする。最初は最安の15000円の席があり、それを決済しようとしたら電波状況なのか上手くいかず、もう一度やり直している間にその席が埋まってしまった。どうもその席がエコノミーの最後の席だったようで、残るはプレミアムシート22000円の1席のみ。新幹線の2倍は痛いが、名古屋空港でWi-Fiを返さないといけないし、もう選択肢がなかった。今度は決済も上手くいき無事に発券できた。

国内線のプレミアムシートは国内線のビジネスクラスでおよそ50分のフライトなのに、懐石風の高そうな弁当とみそ汁が出てきた。他にコーヒーとお菓子、デザートのようなものも出てきて、それを水平飛行の実質15分弱で食べきらないといけない。私は全然大丈夫だが、年寄りならのどに詰まらせるんじゃないかと思う。

こうしてすったもんだの最悪に近い形での帰国となった。

にしてもCA980便の定時運航率7%は酷い。というか、この便の乗り継ぎチケットを売っている中国国際航空自体が酷いと思う。
まぁ、ものは考えようで、ホテル3食付(CA系列だし、それほど酷くないだろうと思う)で、北京で1泊。ちょうど朝から丸24時間時間もある。外出もできる。時間のある人なら、逆にうれしいかもしれない。私も旅行中なら全然OKである。

でも仕事や用事がある人には辛いはず。
安いのはありがたいけれど、何かトラブルに合うと私のように高くついてしまうこともある。

今後、大陸系を使う時は、日程に余裕を持つとともに、代替え便へのクレーム対応は、こんな感じでやるといいかもしれない。
ポイントはカウンターへ一番乗り。つまりその手前の便で最前列または前方に座っていることが大事です。

あとは、物怖じせず、ひたすらまくし立てるだけ!

その前に大陸系は避ける、これに尽きるかもしれない。


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