ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

人種交代

2015-07-31 21:57:42 | つぶやき
先日、台湾旅行に行ってきたお客さんがこんな話をしてくれた。

台北の高級フカヒレ店に行った時のこと、その店はその日、大混雑
だったらしい。30分ほど待ってようやく空いた席に着けると思った
矢先、台湾人の店員は、なんと、後から来た中国人観光客を席に案内
したのだとか。怒って抗議をすると、「日本人のお客様はあちらの
席にご案内しますので、あと5分ほど待ってください…」と言われた
とのこと。見ると、その席は、奥の方の目立たない一角にある場所
だったらしい。

なんてことはない。要するに、大盤振る舞いで頼んでくれる中国人は
大歓迎なので良い席を与え、一皿をシェアして頼むことが多い日本人
は不遇を受けた、ということらしい。

このお客さんが、帰国前に現地ガイドに事の顛末を告げると、遠慮気味
に「すぐにシェアできないかっていう日本人は、あまり歓迎されないん
です…」と応えたとのこと。

堅実で良いような気もするのだけれど、商売の世界では、そうはいかない。

中国人は苦手だが、お金を落としてくれるので、やはり歓迎せざる得ない。
おそらく、世界の多くの国での評価だろう。爆買いの前ではきれいごとなど
言ってはいられないのだ。

その方は年配の方だが、「なんか日本はもう終わったような気分になって
食事を楽しめなかった…」と言っていた。

今や日本を出れば、私たち日本人は日本の力が落ちてきていることに気づか
される出来事に遭遇する。これまでは大歓迎のお客様だったのが、いつの間
にか、いや、もうとっくの昔に中国人にとって替られている。

そろそろ、受け入れなければいけない。

世代交代ではなく、人種の交代だ。

旅先で土産を買い漁る日本人は過去のものになり、これからは成熟した国
の国民として堅実路線でいく。これまでの買い物イメージは、中国人が受
け継ぐ、これでいいような気がしている。

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体調不良

2015-07-30 21:09:22 | つぶやき
体調不良が続いている。

先日、再び、病院に行くと、今度はあっさり「気管支炎ですね…」
と言われる。もう一週間以上咳が止まらず、抗生物質薬を飲んでも
咳が止まらない。痰も絡むし、咳込みが続くと酸欠になり、息苦
しい。

黙っている時はまだいいけれど、しゃべりだそうとすると咳込む
のが辛い。人と話そうとすると、急に咳込みが襲ってきて、「大丈夫…」
と重病人扱いされるのも複雑で、さらに、うつるのではないかと危惧され、
「じゃあ、また来るわ…」と去って行かれるのも辛い。

早く治らんものか…。

抗生物質も酷く体に応える。連日、気怠く何に対してもやる気が起きず、
すっかりダメ人間になってしまったかのようだ。いや、これは今まで無理
してきたせいか、本来の姿に戻っただけかもしれない。

昨年、行方不明になったマレーシア航空、今になってレユニオン島に残骸
が漂着したらしい。

なんか、意図的なものを感じるような気もしなくない…。


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運命

2015-07-28 20:54:57 | 時事(国内)
小型機墜落。

小型機に乗って亡くなった二人は ある意味、命をかけた操縦と搭乗という意識は、
きっとどこかにあっただろう。けれど、墜落された民家に住んでいた人は、まさか
飛行機が自宅に墜落してくる、なんて思いも寄らなかったはずだ。

あまりにも、気の毒である。

操縦ミスか整備不良か、機体トラブルか…?
原因は、いずれ明らかになるだろう。

けれど、この事故で、一番危機感を感じているのは、おそらく米軍なのでは…。
小型機でもこれだけ大きなニュースになるわけで、もしこれがオスプレイによる墜落
事故だったら、それはもう、左向きの方々の大々的なデモで日本中が大盛り上がりだ
ったはずだ。

大小を問わず、空を飛ぶ乗り物は、時々、堕ちる。
100%安全な乗り物なんてなんてないのだから、事故に遭遇してしまったら、それは
もう、運命として考えるしかない。

今日でいつもの日常は終わり、明日は日常ではないかもしれない。

そんな今日を大切に生きること、それが大事なことなのだと改めて思う。


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奪還

2015-07-26 21:41:52 | 時事(海外)
台湾の李登輝さん来日。

李登輝さんの外国特派員協会での会見をネットで見ていた。現職も含めて、
外国の国家元首経験者が日本語で延々と話をするなんて、この人以外はあ
り得ないだろう。しかも92歳とは思えないほど、しっかりした口調だった。

日本統治時代の台湾で生まれ、22歳の時に終戦。ここまで日本語が達者な
のは、戦後、70年経っても、日常生活において少なからず、日本語世代の
人々らと、日本語で話をし続けていたからだと思われる。まるで日本人の
おじいさんのような感じだ。

彼の親日ぶりは相変わらずだった。

中国は、どんだけ腹を立てていることか、と思えるような発言も度々あ
った。彼の発言を聞いていると、毎度のことだが、台湾人の親日ぶりの根
底にあるものが、よくわかるような気がする。

つまり「犬が去って、豚が来た」これに尽きるのだと思う。

発言にも出てきたが、「台湾は高度な文明を持つ日本に統治されて50年、
この間に文明化された台湾は、次は大陸からやってきた低俗な民の下に
統治され辛酸をなめた…」とのようなことを述べている。

人間誰でも、出来の悪い人の下で、あれこれ指図されるのは耐えがたい
はずだ。もちろん、出来が良い人でさえ許しがたいのに、これが見るか
らにアホな奴だとすれば、救いようのない悲劇になってしまう。

これが李登輝さんのみならず、二・二八事件の時代を生きた人々の根底
にあるのだろう。要は台湾人の歴史的な恨み辛みは、単に日本の後に大
陸からやって来た国民党へ変わっただけである。

ただし、そのような感情も、台湾の日本語世代の高齢化と減少によって、
徐々に減りつつある。今の台湾は、もっと現実的で少しづつ中国に擦り寄
っている感もある。

李登輝さんもすでに高齢で、あと何回、日本に来れるかわからない。今回は
アベベとの会談もあったらしいが、その辺は中国の圧力にもかかわらず、
良くやったといえる。こういう天秤外交は、日本もどんどんやるべきだ。

なんなら、これまでの親日ぶりを称えて、勲章の一つでも送ってもいいかも
しれない。

それにしても、いつか国民党が大陸中国を奪還する。

数十年前まで、そんなことが真剣に議論されていたなんて、今では想像すら
つかない時代になってしまっている。

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ストレスフリー

2015-07-25 21:51:54 | 時事(国内)
スカイマークの再建計画がここへきてゴタゴタに…。

当初はANAに支援される形で決まりかと思われていたのに、ここへきて
デルタ支援案も浮上してきた。

どちらにしろ独立系としては生き残れず大手の傘下に入ることにはなる
のだけれど、それがANAになるのかデルタになるのかということであれば
、ここはなんとかデルタに頑張ってもらいたい。ANAにはLCCのピーチもあ
るわけで、所詮、ほしいのは羽田の発着枠だけだ。ドル箱のこの枠を抑え
JALに差をつけたいだけなのは見え見えで、本音でいえば、スカイマーク
なんてどうなろうと知ったこっちゃない。

なので、ANAに決まれば、利用者にとって価格の恩恵は期待できない。

そこでデルタなら、加盟するスカイチームには日系はいないので、ここを
足がかりに国内線に食い込んでいける。おそらく価格的にも充分、恩恵は
受けられそうだ。

来年度からエアーアジアジャパンが名古屋を中心に運航するという。
ようやく名古屋をベースにしてくれるLCCがやってくるのは大変、ありがた
い。LCCが来れば既存の航空会社の料金も値下がるという副産物、こちらの
ほうが本音としてはうれしい。

というのは、LCCには何とも言えないストレスがあるからだ。例えば、LCCに
は預ける荷物に重量制限がある。乗る前に荷物の重さがどうしても気になる。
もちろん、それが安さの代償なのはわかっている。しかし、本心から言えば、
そんなのを気にしない方がはるかに楽なのだ。

飛行機に多くのことを望んでいるわけではない。機内食などなくてもいい。
けれど、同時にストレスもなければ、よりいいわけである。

新生エアーアジアジャパン、一度は失敗しているのだから、そのあたりを心得た
ストレスフリーのLCCを期待したい。


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本物

2015-07-23 20:59:29 | つぶやき
このところ体調不良が続いている。

もう1週間以上咳が止まらず、市販の薬を飲んでもあまり効果がない。
ネットで咳が続くことで予測される病気などを調べたりするも、結局、
良くわからず、医者へ行った。

けれど、「薬を出しますので様子を見ましょう…」

とのことで、抗生剤と咳止めを処方してもらい帰ってきた。患者の立場
としては「風邪ですとか肺炎です…」とか、ともかく、なんでも良いの
ではっきりと病名を告げてもらいたいものだが、様子を見ないとわから
ないものもあるらしい。もちろん、そんなこと頭ではわかっていても、な
んとなくすっきりとしない。

ネットでは、症状を検索すると、何かしらの病名が出てくる。もっともそ
れには何の根拠もないこともわかってはいるのだが、けれど、たいしたこ
とがないようだと、それでも妙に安心してしまうこともある。

正しい情報といった視点から見れば、私たちが受け取る情報は年を追って
薄っぺらなものになってきているのかもしれない。それがなければこれほ
どの情報の氾濫もなかったとも言える。どんなに情報を積み上げてもなか
なか本物にはたどり着けないものである。

発信元が誰だかわからない人の言葉に、重みもリアリティーもないことに
気づかなくてはいけないはずだ。

本物、本質と情報は違う。

ネットの普及の中で、その言葉の意味は重いと思っている。


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違和感

2015-07-19 20:45:48 | 時事(国内)
安保法案、衆議院を可決。

正直なところ何がどう変わるのか、詳細はよくわからない。
けれど、日本のこの手の話は、矛盾ばかりで理解不能だと、随分前に人から教わっ
たことがある。

そもそも厳密な法律論でいえば、安保法制ばかりでなく、自衛隊も日米安保条約も
みんな憲法違反なんだとか。
憲法第9条の何項だかには、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と書い
てある。そして政府の見解では、自衛隊は戦力ではなく「自衛のための必要最小限度
の実力」などと、わけのわからない解釈なっている。
ならば、戦車や戦闘機が戦力ではないなら一体、なんなのか、意味不明だ。

さらに9条の何項だかには、「国の交戦権は、これを認めない」と明記もされている。
要するに、自衛隊は存在が許されてはいるが、交戦できない、ということなっている。

これだけ見ても、日本の憲法は充分、矛盾以前に、言葉としても理解に苦しむ文言で
あふれている。アベベのやり方は姑息で強引だが、憲法改正自体を「すぐに戦争が
できるようになる=戦争をする」という超拡大解釈にも、違和感がある。

戦争ができる国になること、つまり憲法で縛りをなくすことの、どこがそんなに改悪
なんだろう。どこの国も、普通に認められていることである。そのうえで、戦争はし
ない、という外交をしていくことが普通なことではないのか。日本には日米安保という
他国にはない例外的事情があることで、ものごとを複雑化させるが、けれど憲法で縛り
続けることでしか平和国家をやりつづけられないのなら、それはそれで未熟なのでは
ないのか。賢い国なら、そんなのは必要ないと思う。

あとは、他国に攻められたとき、同盟国が被害にあったときなどの副産物的な紛争や
戦争に巻き込まれたり、絡むような事態になったときのことを明確にしておくことは
大切であろう。そして最低限、誰が読んでもわかりやすく、単純明快にしていくこと
の作業くらいは必要だと思う。

現状維持を支持する人らは、何も想定する必要はないということなんだろうか?

「これに反対する人は、平和主義者で…」という、世間の認識、こちらのほうが大きな
矛盾のような気がしている。

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二足の草鞋

2015-07-17 22:13:32 | 時事(国内)
又吉、芥川賞受賞。

気の毒だが、芸人がこのような賞を取ると、出来レースとかやらせなどと言われるのは
まぁ、仕方ないのかもしれない。けれど、候補ならまだしも、受賞自体は、やらせで取
れものではないだろうと思っている。

そう思われるのは、出版業界の大不況が理由ではないのか?

ほとんどの本が売れずに出版社に返品され、それでも本を売るために、毎月出版される
本の数は半端な数ではないのだとか…。

売れる本を出すのが難しい状況にある出版社にとって話題性があり、「これは売れる!」
と踏めば、無視できない事情はあるだろう。けれど、売れる本と受賞に値する本は根本的
に違うはずだ。けれど、その背景にはどこから出版した本なのか、ということが100%関係
ないとは言えないような気もする。

古館さんが「本屋大賞と区別がつかない…」などと発言したことが取り上げられている。

かつて本屋大賞を受賞したあの百田尚樹氏が「本屋大賞は直木賞などよりもはるかに価値
のある、文学賞の中で最高の賞である…」などと言ったらしいが、今やこの人の発言の重
みは半ば地に落ちている感もある。けれど、書店の店員さんが決めるこの賞は、一般の読
者と同じなわけで、その方々に面白いと選ばれるということは、まさに読者が選んだ賞と
言える。基本的に読者は出版社などとは利害関係がないので、純粋に一定の評価がされた
本と言えるはずだ。

そういう意味合いでいえば、もっと「本屋大賞」の権威は上がってもいいと思える。

いずれにしても、いかに芥川賞を取ったといえ、一作目でヒットを飛ばしても後が続かず
消えていく作家も多い。

作家として存続し続けることの難しさは、継続して売れ続けなければいけない部分もある。

そこは芸人と同じだ。

果たして、二足の草鞋の効果はどうなんだろう?

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台湾2時間紀行

2015-07-16 21:42:06 | 旅行(海外)
帰国いたしました。

台風襲来。帰国が昨日ではなくて良かった。今日だったら定時に飛んだんだろうか?

華南も暑かった。まさに高温多湿で疲労困憊に陥り、それが食欲減退に繋がった。
せめて果物でも食べねばと思ったが、いつかニュースで見た「泡の噴くスイカ」
の映像を思い出し辞めた。屋台のカットフルーツ屋さんもあるのだが、前に、何やら
水のような透明な液体を、超がつくほど汚い霧吹きポンプを使って吹きかけている
のを見て、こちらも辞めた。

中国で腹を壊すと、それが外出時だとトイレで苦労するので、どうしても保守的に
ならざる得ない。近年はトイレも随分キレイにはなったが、私の良く行く市場のト
イレは未だに扉がない。もちろん大の方。横の壁はあるので、まだましだが、他人
と目を合わせてするのは、できるだけ避けたいものである。

昨日の帰国日、台北行の便が予定している便より、急遽、ひと便早くしてもらった
せいで、名古屋への便までの乗り継ぎ時間が5時間以上あった。空港にいるのも暇
なので、ちょっと台湾に入国してみた。
さすがに台北まで出るのは、時間的にキツイので、空港からバスで15分ほどの桃園
駅まで行ってみた。一応、桃園駅は台湾の新幹線も止まる駅らしいので、それなり
の大きな街かと思っていたのだが、本当に閑散としていて何もない。

ふらふらと歩いていると一軒の食堂を見つけた。

昼の2時過ぎなので、誰もいなかったが、せっかくなので何か食べることにした。

台湾といえば、何はともあれ「魯肉飯」(ルーローハン)だろう。刻んだ豚肉を香辛
料と醤油で甘辛く煮込んだどんぶりご飯だ。どこにもあるし、出てくるのも早いし
外れにくい。油っこくない店があたりだ。

初めて台湾に来た時は、これと黄色い小麦粉いっぱいの昭和のカレー(咖哩飯)ばか
り食べていた。

久しぶりのごはんというか米を食べたので、美味しかった。小ぶりだったので、
おかわりしてしまった。
食べ終わり、再び散歩するも、暑いしつまらないので、そそくさと空港へ戻った。
果物屋を発見できず、台湾バナナに出会えなかったのは残念であった。

2時間ほどの気分転換だったが、ちょっと旅気分を味わえたのは良かった。

それにしても、朝までいた中国の街と台湾の街は同じ中国人の街とは思えないほど
の差があった。中国はやはり町が汚い。基本、ごみが多すぎる。それに比べ台湾は
キレイだ。というか清潔感がある。

いつかまた、台湾をしっかり旅してみたい。もちろんぐるっと回った後の出国先は、
金門島から船で厦門へ。そのまま福州まで行き、船で再び、台湾領の馬祖島へ戻る。
そし飛行機で台北へ。

いつになることやら…。

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お知らせ。

2015-07-11 21:27:15 | つぶやき
(有)ホリカワからのお知らせ。

急遽、明日より中国へ出張致します。
この間のお問い合わせへのご返信は、7月16日(木)以降になりますので、
予め、ご了承下さいませ。

昨日、急遽、中国へ行くことを決めた。
昨年はこの時期に中国とタイへ弾丸で出かけ、帰国後、急性虫垂炎で
入院したを思い出す。やっぱり無理は良くない。

昨日は、以前から気になっていたお腹の張りを観てもらいに病院へ行って
きた。血液検査とレントゲンを撮っての検査で、特に問題なかったのでと
りあえず、ひと安心。けれど、病院の先生が、「四十を過ぎたら、年に一
度は健康診断を受けたほうがいいですよ…」というので、帰国したら行こ
うと思う。

それでは、行ってきます。

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