ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

2018-10-30 22:43:06 | つぶやき
来年3月末、念願のインドネシアの西パプアへ行くことにした。

少し前に、エアーアジアのプロモーションでとりあえず成田からバリのデンパサールまでを確保した。行きはエコノミーで1万3000円、帰りは深夜フライトなので嫌だなと思っていたら、ビジネスクラスのプロモーションもあり3万2000円だった。これで計4万5千円(諸税込み)。往復エコノミーなら2万8000円ほどだったのだが、長距離エアーアジアのビジネスシートはシェル型のライフラットだったので、これは迷わずゲット。何度かLCCにも乗っているが、往復共にプロモーションで取れたのは、これが初めてだった。

けれど西パプアは、まだまだ遠い。次はデンパサールから西パプア州の州都、ジャヤプラへ飛ばねばならない。ノンストップ便はなくどこか1か所を経由するか、乗り継ぐかでおよそ6~7時間くらいかかる。ここは先日、墜落したインドネシアのライオンエアーが最安で往復ジャスト3万円、以外にも1ストップで飛んでくれるガルーダが3万2000円ほど。2千円の差なら、迷わずガルーダに決まりだ。

で、次に西パプアの州都、ジャヤプラから陸の孤島ワメナへ最後のフライト、小さな飛行機で所要1時間ほど。往復1万円。これで成田からワメナまで、一人ちょうど8万7000円ほど。3人分で26万1000円だ。うーん、高いが、安いと感じる。なぜなら20年以上前、一度、行こうと試みたことがあった。当時はまだLCCなどもなく、インドネシアの国内線の料金が物凄く高かったからだ。当時、バリで調べたところ、デンパサールからワメナまでおおよそ10万円近くかったのを覚えている。安く行くには船でジャヤプラまで10日ほどかけて行くしかなかった。あれから20年以上が経ってしまい、ワメナもすっかり近代化してしまったに違いない。それでも長年行きたかった場所なので、やっぱり行ってみたい。

こうやって、行ってみたいが、未だ行けていない場所がいくつかある。

シベリアのヤクーツクにイエメンのソコトラ島、インドの北東部にソマリランドにアルバニア、あとイランにも行きたい街が残っている。これから子供の教育費もかかるので、そんなに遊んでいる場合ではないのだが、それでも可能な限り行っておきたい。

再来年は、インド北東部のナガランドからマニプルを経てミゾラムへ行けるだろうか?


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匂い

2018-10-29 19:52:03 | つぶやき
先日、知人のネクタイ屋さんから、「新しい店を始めたから一度、来てよ…」と連絡をもらった。

このネクタイ屋のおじさん、この8月までうちの店が入居しているテナントでネクタイ屋をやっていたのだが、いろいろな事情が重なり閉店してしまっていた。閉店時は、「もう、やらない…」などと言っていたのだが、六十を過ぎての再就職などあるはずもなく、結局、また、再開したようだった。

行こう、行こうと思いながらも、なかなか都合がつかなかたが、ようやく今日、行ってきた。

再開したのは、岐阜市内の商店街の路面店だった。商店街はすっかり寂れてしまっていたが、その寂れの影響で15坪の店が電気代込みで家賃8万円と破格だったらしい。元々、婦人服の店だったこともあり、内装工事も必要なく、そのまま使用していた。さらにネクタイだけでは心もとないと見えて、革のバッグと婦人服も置いてあった。すぐ斜め前に高級婦人服屋があり、あわよくばそこの客をちゅうちゅう吸い取るという、コバンザメ商法を展開しているようだったが、なかなかうまくいっていないと話していた。

商売一筋40年のこのネクタイおじさん、人生の最盛期時は店を4店舗も持ち、相当、羽振りが良かったとか。ネクタイは元々、高利益率の商品で、海外から安いネクタイが入ってくる前には、面白いくくらい儲かったらしい。その名残なのか、未だに持ち物は良いモノばかり。ただ贅沢が辞められず、不動産はとうの昔に売り払い、今は借家暮らしの一人者。それでも車だけは中古のベンツ。本人曰く、ベンツに乗ると「もう、国産車には戻れない…」らしい。

男のくせに話好きで、誰構わず話しかけるのは根っからの商売人たる所以かも…。

差し入れたモスバーガーを二人で食べて、2時間ほど話して帰ってきた。帰りに寂れた商店街を少し歩いて見ると、昭和の面影を残す看板や店のたたずまいが懐かしかった。

昔、まだスーパーが至るところになかった頃、買い物といえば商店街だった。野菜なら八百屋、肉なら肉屋、乾物屋に豆腐屋にお茶屋さん、一軒一軒母と買い物した子供の頃を思い出した。

今の買い物は全部、ひととこで済んでしまう。便利で楽だがどこか味気ない。

それにしても、古い建物の匂いは、昔を思い出させてくれるんだなと思いながら帰ってきた。
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爆買い?

2018-10-26 21:04:31 | つぶやき
「あのー、今、さっき爆買いがありました…」従業員のおばちゃんから、びっくりした声で電話があった。

私:「爆買いって、うちの店…?」

おばちゃん:「そうです、うちです…」

私:「中国人ですか?」

おばちゃん:「いえ、日本人です…」

私:「どのくらい?」

おばちゃん:「一人でプロパーの商品を30枚、現金で買っていかれました…」

私:「偽札じゃないですよね…」

おばちゃん:「あっ、そういうことも…、今、ちょっと確認します。えーと、本物だと思います…」

私:「じゃあ、よかったです。ありがとうございます、お疲れ様でした…」

こういう場合、日本人だと、時々、買い物依存症の方や、近年だと認知症の方がいるらしく、後でその家族の方が商品を抱えて返品に来ることもあるらしいので、まったく油断はできない。

せめてちゃんとした人であったらと願うばかり…。

また、こういうのがあると、次にこの反動でへこむことがあるのではないかと変に勘ぐってしまう。

普通というか、通常が一番だと思つくづく思う。


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1人3円で…

2018-10-24 21:46:25 | 時事(国内)
安田さん解放。

本当に良かったと思う。家族もほっとしたに違いない。
ちょっと前にオレンジ色の囚人服を着せられた映像を見たとき、この人は、もう、帰って来れないのではないかと思った。それ以前に、同じ映像の後、殺害された後藤さんと湯川さんの件があったからだ。3年もの間、どういう心境だったのだろう?鋼のメンタルなんて言っていられないくらい、大変だったと思う。ある意味、死刑囚のような心境だったのかもしれない。

日本に帰ってくると精神的にも大変だろうなと思う。

おそらく、くだらない「自己責任論」が待っている。

フリーのジャーナリストが、会社の命令でもなく、己の仕事として自分の意志で勝手に行ったのだから、国にお金を払って助けてもらうのは筋違いだとか言われる。

でも、果たして、そうなんだろうか?本来、もし批判されるとしたら、それこそ外交や中東政策に悪影響を及ぼしたのであれば、仕事の仕方が違う、という理屈で批判されても仕方ないのかもしれない。けれどいつも批判されるのは、「迷惑をかけた」とか「税金泥棒」とか世間を騒がせたという意味でのバッシング批判だ。それは自己責任というよりも、誰かのミスが全体に迷惑をかけるみたいな集団責任論ではないのかと思う。彼の場合は、あくまでも仕事で行っている。フリーであれ何であれ、行って取材したことを発表できる窓口もある。日本の大手のメディアは危険だからと、現地には行かない傾向にある中、日本人は外国のメディアからしか情報を得られないとしたら、それはそれで残念なことだと思う。旅行者が興味本位で行ったのとは訳が違うのだ。その辺は考えないといけないし、結果として身代金に税金が投入されたとしても考慮されるべきだと、個人的には思う。

身代金に3億3千万円くらい払ったという話が出ている。

仮に税金から投入されたとしても、日本の人口で割ったら、1人3円ちょっという額になる。30億だったとしても1人30円足らずだ。それで、人ひとり救えるなら安いもの、と思えないだろうか?

それにギャーギャー言う人ほど、案外、まったく払ってなかったりするし…。

まぁ、それはそれとして、彼はきっとこれまで以上に、人に優しくなれるだろうと思う。もしかしたら、宗教家になるなんてこともあるかも…。いや、ないか。

まずは、お風呂にでも入ってゆっくりしていただきたい。


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片道1万円

2018-10-22 21:38:41 | 時事(国内)
10月30日(火)より、エアーアジアが名古屋ーバンコク線に就航する。

ようやく名古屋から東南アジアへのLCCが飛ぶ。すでに周回遅れの感もあるが、これで既存の航空会社の料金が値下がる相乗効果が期待できるので、利用者としてはありがたい。今回のバンコク路線、たしか7月28日から売り出しを初めていて、そのころ、度々料金をチェックしていたのだが、しばらくは宣伝不足のせいなのか、就航日周辺の日程はガラガラ状態で常にプロモーション料金の片道1万円の席が空いていた。ビジネスも3万5千円だった。さすがに正月はすぐに埋まったようだけれど…。

往路のスケジュールは、NGO(1630)-DMK(2110) 復路は、DMK(0655)-NGO(1420)と、いずれも毎日飛んでくれるのは便利だ。難点はドンムアン空港の中国人による大混雑で、入国審査に多くの時間がかかることかもしれない。

日本のLCCもようやく定着してきた。けれど個人的には使い難い要素がいくつもあるので、できれば乗りたくないのは変わらない。価格が安いのはありがたいし、食事がないのも席が狭いのもまぁ、許せる。けれど荷物の料金設定、これがどうしても嫌だ。当日、急遽、荷物が増えた場合、カウンターでの徴収料金が高い。せっかく運賃自体が安いのに、こういうのでどんどん加算されていくと、最初から既存の航空会社を選べばよかった、と思わざる得ない。

さらに空飛ぶ路線バスを標榜するなら、当日、空港で航空券を買っても割安で乗れる、ここまでいかないとダメだろうと思っている。LCCは基本、直前になると料金が上がる。これがネックだ。当日、思い立って空港へ向かう。そこで次の便の航空券を買う。こういう状態でも安く買えれば、まさに路線バス感覚と言える。実際、タイの国内線のエアーアジアは、すでにこの域に達しつつある。直前に空港の窓口で買っても、ネット料金とほとんど変わらないので、多くの人が利用している。(多頻度運行路線のみだと思われるけれど…)これだと何よりも事前に予定を立てなくて済むのが良い。せめてこういう状態を、近中距離の国際線のLCCが作り出せれば、空の旅はもっと便利になるはず。

ともあれ、今後も名古屋からバンコクへキャンペーン価格をゲットできれば、片道1万円程度で行けるのはありがたいこと。おそらくはタイ人の乗客の方が多いような気もする。

ということは、名古屋にも今よりも多くのタイ人がやってくるのかな…。

まぁ、利用者減で減便だけにはならないように願いたい。

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収穫祭

2018-10-21 22:08:23 | つぶやき
金曜日の夜から岐阜県の清見へ行ってきた。

知人のツテで、ちょうど清見の集落で行われる収穫祭があるというので参加させていただいた。収穫祭といっても、まぁ、単に村の人らが集まり、ひたすら飲んで食べてという寄合いのような感じだった。まぁ、とにかくお酒の量が凄かった。ビールにワインに日本酒、焼酎にどぶろく。食べ物も自分で作って窯で焼いて食べるピザ、自分で米を研ぎ、一人用の窯で炊いて食べるご飯、豚汁にイカ焼き、さんまの炭火焼にとんちゃん焼きなどなど、バーべキューとは、またひと違っておいしかった。それと地元の人と都会から移住してきた人との交流の場にもなっているようで、それはそれでいいものだなと…。

けれど、若者は少なかった。ほとんどおじさんとおばさん、いや、おじいちゃんとおばあちゃんくらいの人ばかり。なかなか若い人には仕事がないようで、定住は難しいみたいだ。

田舎暮らしも良いなとは思う。けれど現実は気候だったり、狭い人間関係だったりと大変な部分もあり、外から見ているのとは、随分、違うんのだろうなと思うこともある。何よりも日曜大工的な事が好きだったり、得意だったりしないと暮らしを充実させる部分でも大変だろうなと思う。

清見はすでに紅葉も始まり、この日は午後も、随分、冷え込んだ。

一足先に冬の気配だった。名古屋に戻ると気温は20度を超えており、まだまだ秋といった感じ。
一年で一番、良い季節だと思うのが秋だ。

来週か再来週には中国へ行く予定でいる。

希望の日程ではなかなか取れない。

香港から出来たばかりの新幹線で大陸へ、なんていうのもありかな…。



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解禁

2018-10-18 21:21:34 | 時事(海外)
カナダで10月17日から大麻が解禁。

いろんな意見があるのだろうけれど、一概には良い悪いはない。あくまでも個人の趣向の問題だと思う。基本的にその国が決めたルールに従うしかない。どうこういったって、日本ではダメだけ。それだけのことだと思う。

国としては、南米ウルグアイに次いで2番目の全面解禁。けれど、すでにアメリカでは州によって合法なところもある。以外だがオランダでは非合法だ。けれど個人使用なら罰せられないという、ちょっと理解しがたい制度になっている。

今はどうか知らないけれど、旅をしていた1990年代は日本を一歩出ると度々、出会った。東南アジアではカンボジアが断トツだった。安宿ではフロントの横に「ご自由に吸って下さい…」と普通に置いてある宿もあった。質が悪いので良ければタダ、質を求める人は、外で購入という感じだった。タイも今よりもずっと寛容だった。西に行けばインド。オリッサのプリーにはガバメントショップもあり、ここは確か合法だったような記憶もある。それ以外の州でも、いくらでもという感じだった。ネパールもしかり。
そしてパキスタン。ここも酷かった。首都イスラマバードに隣接するラワルピンディーの宿では、宿代を払いに行くと、ジョイントを一本くれるなんていうところもあった。そのお隣のアフガニスタンではタリバン時代でこそこそ旅行していたので、以外にも全く見かけていない。さらに西に向かってイラン、ここでも見かけていない。言葉の壁が問題だったかも。そしてトルコ、ここには普通にあった。

中東ではシリアにレバノン、エジプトでは普通に出会えた。ここでいう、「出会う」というのは、探さなくてもなんとなく向こうから寄ってくるという意味合いだ。中東ではイスラエルとヨルダンでは見ていない。

アメリカ大陸でも、メキシコとグアテマラがどこにでもある感じだった。特にスペイン語学校で有名なグアテマラのアンティグアという町は、まさにスモークフリー状態だった。ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、パナマとコスタリカ以外はインドやネパール並、要するに中米は大麻天国だったと言える。さらに下って南米も同じ。べネゼエラにコロンビアから始まって、私の中では解禁になったウルグアイとアルゼンチン以外はどこにでもあったと記憶している。つまるところアメリカ大陸のすべての国で、大麻は至るところで簡単に入手できる状態にあったと言える。今回、カナダが解禁になったといっても、これまでも普通にあったわけで、現地では大してニュースになっていないのではないかと思う。

アフリカでも、ケニアにタンザニア、マラウィ、モザンビーク、南アには普通にあった。

今思えば、日本や韓国、中国に台湾、もしかすると東アジアが一番、入手しにくいのかもしれない。もちろん、あるところにはあるのだろうけれど…。

日本では麻薬という括りで他の薬物と同等に危険なものとされてしまっているけれど、これは世界標準での認識とは大きく違う。本当は正確に教えるべきと思うのだけれど、抑制する側としては、こうやって「ゲートウェイドラック、覚せい剤の入り口…」という宣伝の方が効果があるので、日本の政府としてはこのやり方で大成功なんだろうと思う。

何はともあれ、法律で禁止されているところではやらないに限る。そして持ったまま国境は超えない。

あとはお酒と一緒。自分に合うかどうかと適量を知ること。最初だけは、信頼できる人と。

ちなみに日本人は合法地の海外で嗜んでも、表向きには罪になるらしい。

あとは、百聞は一見にしかずだ。



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柔軟

2018-10-16 04:03:12 | 時事(国内)
1年後の消費税増税が決まる。

いよいよ、10%になる。買い物のとき、わかり易い数字で暗算で端数まで計算できるのは良いかも…。

さらに全世代型の社会保障制度へ…なんとかかんとかと、言っているが、要するに高齢者福祉の抑制という本質を、どれだけ高齢者の票に影響を与えずに言い換えるか、いうことであれこれ考えた言葉だろうと思う。国がやることは結構、姑息だ。
選挙のことなんか考えず、財政の健全化だけを考えるなら、本当は生活保護以外の福祉は全部辞めるくらいがちょうどいいらしい。年金も医療保険もなくしていい。医療保険は、民間でかける保険で賄う。それくらい皆、日本人は掛けている。そうすれば、お金を持っている高齢者の貯蓄が社会に流れる。困っている人は、皆、生活保護で暮らせばいい。というのは、福祉制度の大赤字の根源は、ほとんど年金と医療保険だからで、生活保護費なんてそれに比べれば、わずかしかないからだ。それによって、生活保護費が増えたとしても、ここまで大赤字にはならないらしい。

年金制度だって、ほぼ破綻している。というか、人口減で今後の未来はない。それでも、まだ日本人は、どこかで老後の暮らしは国家が保証してくれると思っているところがある。日本は他の外国と比べると、かなりまともな国で、結構、信用できる国であることは間違いない。いろいろな制度に関しても、誤りがあればすぐに見直されて、ちゃんとした制度に作り変えられていくとどこかで思っている。けれど、こと年金に関しては、今後息詰まるのがわかっているのに、全然、見直されていない。若い人が減る逆ピラミッド型では今の制度ではどうやっても無理がある。一層、辞めて、これまでの分を返金して、今後は自力でやってくださいと言った方がいい。

だからといって、別に日本に失望したりしないだろう。無理なモノは無理なわけで、逆に正直で評価される部分もあるはずだ。
要は考え方の問題だろうと思う。

以前、タイの日系新聞に日本人とタイ人の老後に関しての考え方に、こんな違いがあるという記事があった。タイ人は、タイの社会保障制度は脆弱なので老後を国に期待しない。そのかわり子供を、年金だと考える傾向にあるらしい。子供を立派に育て、その子供が親を養う発想だ。そして家族の誰かが成功したら、その人が家族を支えていくと考える。それが例え娘、女性であっても同じように考える。

昔の日本なら、一部、近いものがあったかもしれない。けれど、今の日本人は違う。真逆だ。

今の日本人の老人の多くは、家族に迷惑をかけずに生きたいと考える。家族愛のようなものはあるのかもしれないが、金銭的なやりとりは嫌われる。どこか愛情と金銭は別のものという発想がある。

どちらが正解ということではない。文化の違いや核家族の違いもあるし…。

ただ、タイの家族は生々しいなと思った。

いろんなことが変わっていくのは仕方のないこと。

それだけに歳をとっても、つくづく思考だけは柔軟でいたいと思う。

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内視鏡で

2018-10-15 19:29:09 | つぶやき
先日行った健康診断で引っかかり、今日、大腸の内視鏡検査を受けに行った。初めてだった。

昨日から食事の制限があり、特に昨夜はお腹が空いて空いて辛かった。ちょうど一昨日は我が家のコストコ買い出し日で、お菓子やフルーツが大量にあるタイミングだったので、食べられなのが余計に辛い。

今朝からは完全絶食、すでに空腹を通り超えていて虚脱感に包まれている。しかも健診は午後3時過ぎからで、昼には空腹がピークに達した。

午後1時に病院へ、そこから下剤を飲み、便が完全に薄い尿のような色の状態になるまで出し続ける。大量の下剤とお茶の水分でお腹がパンパンに張り気分も最悪。ようやく6回目でOKが出る。そしてようやく順番が回ってきたのは午後4時半。肝心の健診は全身麻酔でおよそ20分で終了。

何の問題もなく、ポリープすらなかった。

なんだか、準備は大変だったが、あっけなく終わった。

今も少し麻酔が効いていて、ややボーっとしている。

こういう時は、眠るに限る。


では、おやすみなさい。

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辛い社会

2018-10-12 21:42:01 | 時事(国内)
今日、建築会社の社長さんと話をしていて、度々出てきたのが、「誰か働いてくれる人いないかな…」という、人手不足の話しだった。仕事の依頼はあるのに、人手がなくて断らざる得ない状況が続いているらしい。先日は介護施設の経営者さんも、やっぱり人手が不足していると嘆いていた。

求人募集をかけても、まったく音沙汰がない。時々、あるのは日本語がほとんど話せない外国人や、中には在留資格すら怪しい外国人が連絡してくる程度なんだとか…。人気の職種などはまだ違うのだろうけれど、肉体労働や薄給と噂される福祉の仕事などは敬遠されるんだろうなと安易に想像がつく。

そんな中、来春にはようやく外国人労働者の受け入れが始まる。ちょっと遅すぎる感もあるけれど、少子化で人口減では致し方ない。わかってはいたけれど、これまでは国民のアレルギーが高くてなかなか言い出せなかったのかなと。ただここにきて、私たち消費者の多くも人手不足を痛感しはじめたこのタイミングなら受け入れられる。だから決まったのかな…。

ただ、本当は外国人労働者を受け入れただけでは、本質的には何の解決策にもならないと、ものの本に書いてあった。どうせなら移民を入れるべきだと。もちろん、一時的な人手不足の解消にはなるかもしれないけれど。

外国人労働者というのは「働いてお金を得るために来日する人」のことを言うらしい。基本、家族は本国に残してひとりでやってくるし、仕事が終われば、いや、お金が貯まれば帰国してしまう。当然、稼いだお金も日本では最低限しか使わず、貯金するか母国に送金するはずだ。つまり、日本の市場における消費者として彼らに期待することはできない。

一方で移民は、働くためではなく、基本は暮らすためにやってくる。当然、家族も一緒だ。稼いだお金は日本で貯金し、日本で使う。日本で家を買う人もいるだろうし、車だって買うはずだ。子供の教育も日本で受けることになるわけで、すると教育にも力を入れる。つまり、彼らは労働力であると同時に、日本市場における消費者にもなる。労働者をどんなにたくさん入れて人手不足を解消したところで、人口減や消費の縮小にはなんら効果はない。

ならば、移民を受け入れるしかないはずなのに…、という話だ。

日系人の一部を除くと、日本には移民の受け入れはほとんどない。今回の外国人労働者の受け入れにしても、あくまでも労働者であり、移民の受け入れではない。永住権の付与などという話も出ているけれど、日本のことだから、おそらくハードルは高いだろう。

少子化で人口減では、必然的に経済は縮小してしまう。

もうすでにそういう兆候が出てきているのに…。

とにかく移民政策と20代とか30代の人が結婚して、子供を産めば産むほど国からお金がもらえ、家計が潤うくらいの制度にしないと、なにも変わらないだろう…。

日本のちょっと先の未来は、結構、辛い社会なんだろうなという気がしてならない。



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