ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

国葬と投資

2022-09-28 21:23:49 | 時事(国内)
昨日、ちょうどランニングマシーン中に安倍さんの国葬をやっていた。

賛否あれど、これだけの規模で行われながらG7のトップが誰も出席しないのは残念で、異論を封じ込める切り札として、安倍さんの外交実績を訴えてきたのがちょっと空回りしているような気がした。そんな中でもエリザベス女王の国葬は欠席しておきながら、安倍さんの国葬にはやって来てくれたインド首相のモディーさんにはもっと感謝しても良いのではないかと思ったり。友人代表の菅さんの弔辞、岸田さんのと比べると、仕事上の付き合い以上の間柄が偲ばれるなんとも絶妙な内容で、もし全部自分で書いたものなら凄いなと思う。

先週、政府が介入した円安、すでに144円台に戻されている。150円台に乗ることをなんとしてでも死守したかったのなら、多少の時間稼ぎにはなるのかもしれないが、この程度では効果的ではないし、あまり意味はないような気がする。それより今回の介入額が3兆円ということで、その3兆円分のドルは一体、いくらくらいの時に調達したのかとそっちの方が気になる。で、一体、この差益はどこに使われるのだろう?

現在、多くの日本の銀行で米ドル建ての生保と組んだ利回りの良い金融商品を提案している。変動リスクはあるが、1ドル98円を切らない限り10年で利回り4%近い金融商品が結構出ている。なんだか政府が頑張って介入しても、このような商品をどんどん販売されてはなかなか円売りは収まらないんじゃないかと思う。今や通貨安は中国や韓国、英国でも起きている。おそらくアメリカは世界中で利回りの良い米ドル建ての投資を推奨しているだろうなと…。

9月もあと数日で終わる。

今日も名古屋は夏日だった。それでも朝晩は秋を感じる。

週末は低山登山にでも行こうかな…。

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不変?

2022-09-25 18:16:01 | つぶやき
明日から娘が修学旅行に出かける。

で、今日は持っていくものの買い物に延々と付き合わされた。しかも3連休最終日のららぽーとは大混雑。まるでコロナ禍前の様子だった。名古屋市の小学生の修学旅行先は京都と奈良らしい。予定表を見ると御多分に漏れず寺廻りが主で、そこに箸休めのように奈良公園で鹿にせんべいをあげる予定が組まれていた。関東で育った私の中学校の修学旅行先と丸被りの感じだ。修学旅行先に京都、奈良はわかるが、いつまでも神社仏閣はどうなんだろうと思う。今は昔と違って学校に外国人も随分増えている。日本人でも親の宗教的な価値観によっては、鳥居をくぐったりする行為を敬遠する人もいる。当事者となる子供はもちろん、そんな友人の姿を目にしてしまう子供も微妙な感覚になるのが想像できる。今は多様性の時代だし、この際神社仏閣巡りはわずかにして、何か体感できるような内容にしたらと思ったり…。まぁ、なかなか変わらんだろうけれど…。

週明けには安倍さんの国葬…?
東京の人は交通規制で大変そうだ。しかもこのタイミングだとエリザベス女王の国葬と比べられて気の毒だなと思う。なにも安倍さんが望んだわけではないのに。

政府が介入した円高。日本は3連休でお休みだったが諸外国のマーケットでは、140円からすでに143円くらいまで戻されてしまっている。週明けには再び介入を続けるのか、どうなんだろう?

日中はまだまだ暑さも残っているけれど、カラッとして本当に気持ち良い季節になってきた。

どこか出かけたいな…。

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秋…

2022-09-22 19:36:25 | 時事(国内)
台風が去って、すっかり秋めいてきた。

朝晩なんかは肌寒いくらい。こんなにはっきり季節の変わり目を感じるのは珍しいかも。なんだか急に政府が為替介入したようで、145円台から140円台にまで下がったのだとか。言葉だけで実際の行動はしないと思っていたのに、世論を気にしての介入なのか、これ以上の物価上昇に危機感が出てきたのかどうなんだろう?アメリカは良しとしたのかな…?
介入と言ってもずっと買い続けることなどできないし、一時的でこの程度の戻りではほとんど意味はない。それにどうせやるなら、もっと早めにやれば良かったのにと思えてならない。基本的は利上げに踏み切らないと、円高には進まないはずではないのか?全然、わからないな…。

ついに台湾も開国へ…。

10月半ばからとか、そのくらいからの開始になるようだけれど、台湾が開国すると台湾のチャイナエアラインの定期便が復活する。これまでずっと利用してきてマイルも随分、溜まっている。次回のタイ行きと、もし来年早々、中国が開国したら再び利用したい。その中国も国境貿易再開の為、一部隣接する国からの外国人の入国を緩和するような記事が出てきた。詳細は党大会後まで発表はないと思うけれど、世界で最も開国が遅れている東アジアにもようやくその時がやってくるのかな…?一番最後が中国になるんだろうけれど、最悪でも来年の春節後には開けていただきたい。

明日からまた3連休。

けれど、この地方の2日間は雨の予想だ。

どうせどこへも行く予定はないんだけれど、なんだか雨だとテンション下がる…。



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14号

2022-09-19 16:47:02 | 時事(国内)
台風、襲来…。

今日は仕事も臨時休業。すでに名古屋では昨夜から強風が吹いている。午前中にジムへ行き、昼前に戻ると強風の中、小雨が降り始め、一旦止んだ後、午後3時前後には、やばいくらいの暴風雨が30分くらい続いた。最接近は今夜だというのに、もう充分、台風の脅威は体感している。ちょうど4年前の9月の台風で南側バルコニーのガラスが割れた時を思い出した。また、割れたらと思うとちょっと怖い。

午前中、買い物に出かけた妻が、「今日は午後から外に出られないから、皆でやろうと思って…」と、なぜか任天堂スイッチの「桃電」をついでに買ってきた。なぜ「今ごろ桃電…」なのか、良くわからないが、ともかく午後は桃電大会となった。

名古屋ではデパートなどはすべて午後3時で閉店。新幹線や在来線も夕方から運転取り止めや一部運休なんだとか。今年のシルバーウィークは分散され大型連休とまではいかなかったけれど、後半の3連休も含めて、この台風と全国旅行支援待ちで各地の賑わいは、あまりなさそう。

ようやく明日、荷物が中国を出荷。せめてもの救いは中国の国際貨物の値上げがほとんどないこと。タイの国際便は、恐ろしいほどの値上げだったのに、ほぼ据え置きはありがたい。

また、風が強くなってきた。

何事もなく過ぎ去ってほしい。
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ストレス

2022-09-16 20:06:45 | つぶやき
今日、中国からの商品の発送予定日だった。

今回は入念に下準備をして、確実に今日に間に合わすようにやってきた。

けれど、やっぱり無理だった。

それもこれも毎度毎度いい加減な対応をし続け、納期を遅らせるのをまるで生きがいにしているかのような中国おばばのせいだ。このおばば以外のところの商品は、いつも間違いなく確実に予定通りに揃う。けれどこ奴のところは100%、いや120%遅れる。前回なんかはのらりくらりの対応でひと月近く遅れた。今回はその反省を踏まえて、想定される事態を一つ一つ潰しながらやってきていた。そのかいもあり、3日前には全ての商品が揃い、依頼している発送元に送ったとの連絡をもらった。

「これで今回は予定通り送れる!」と喜んでいた矢先だった。

昨日、依頼している発送元から「商品が25枚足りませんよ…」と連絡がきた。おばばのところには115枚ほどオーダーしていた。それが90枚しかないという。早々、おばばに連絡すると、信じられない返事が返ってきた。

「配達の者が荷物運搬中に事故を起こし、商品に影響が出た…」という。

「どんな影響だよ!」と聞くと、

「商品が道路に落ちて、25枚が水に浸かり汚れた…」とのこと。

こんなのあり得ない。まったくふざけいる。これまでも「工場が停電で遅れている。コロナで人がいない。道路が洪水で配達できない。」などなど数々の疑わしい言い訳をされ続けてきたが、さすがに今回は、心底呆れた。

間違いなく最初から送っていないのだろう。どうせおばばの魂胆はわかっている。

「今から3日で作るから待ってくれ!」とでも言うのだろう。しかもそれでまた「あと2日くれ」とかなんだとか言って、気づくと1週間や10日経ってしまうという引き延ばし作戦だ。

これでは前回となんら変わらない。

25枚は名残惜しいが、次回の事もあるのでこの分は返金してもらい、キャンセル扱いにした。

まったく、できればこんなおばばのところに頼みたくない。けれど品質は良いし、価格も安い。今は現地に行けない以上、他の選択肢がない。行けるまでの我慢だ。

このおばばとのやり取りで、いつも強烈なストレスに晒される。

胃が痛い。

いよいよ3連休。

けれど台風…?
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ネクストステージ

2022-09-12 20:42:36 | 時事(国内)
ここ数日、再び暑い。朝晩は未だしも、日中は8月に戻ったような蒸し暑さだ。
台風のせいだろうか…?

10月からいよいよ水際対策の入国緩和が始まりそうだ。一日当たりの入国者数上限撤廃、個人旅行者の受入れ、ノービザ入国再開をワンセットでやる意向を政府が発表している。インバウンド事業を生業にする友人も少しづつだが、2年10か月ぶりに仕事が出来そうだと喜んでいた。周回遅れといわれる日本の水際対策の緩和がここへ来て加速している。円安と燃油代がかさんで出国し難い状況は変わらないけれど、これによって往来が増え、続々と定期便が復活し、再び正しい競争下に置かれることで緩やかに元に戻っていってほしい。中国人がやって来ないと本格的なインバウンド復活とはならないんだろうけれど…。

7波も収束へと向かい、季節も過ごしやすい秋へ変わりつつある。Gotoに変わる全国版も始まるようだし、旅行だけでなく人々の外出もどんどん増えそうな気配がする。8波が予想される年末年始くらまでのつかの間でも良いから、平常時感覚を味合わせてほしい。

9月に入って、少しずつ仕事も活況を見せるようになってきた。
これまで確実に感染者数に左右され続けてきた状況も、今後、感染者数の把握も撤廃し飲み薬もできるとなると、次の8波でようやくウィズコロナの感覚を試せるのかなと勝手に思っている。人が極端に外出しない状況を作らないことで、社会が停滞しないで済む。マスクは未だ取れない、取らないんだろうけれど、これだけでも今までの事を思えば、どんなにありがたいことだろう。もう後戻りせず、粛々と進んでいっていただきたい。

ここ数日、体調不良で倦怠感と微熱が出ていた。

「また、コロナか!」なと思ったけれど、ジムにも行かず大人しくしていたらようやく復活。

残暑バテだったかもしれない。

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クイーン

2022-09-10 21:21:17 | 時事(海外)
と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、あのロックバンドの「クイーン」より「エリザベス女王」かもしれない。

あの有名なクルーズ船の名も「クイーン・エリザベスⅡ」だし、旅をしていると英国だけでなくカナダやNZなんかの国々の通貨にも女王の顔が印刷されていて別段、馴染みはないけれど見慣れた姿だった。返還前の香港の紙幣と硬貨にも女王の姿があったな。

ちょうどミレニアムの頃、バイトしていたロンドンの旅行会社の社長の大きな机には社長の家族の写真と共に英国王室の方々の写真がたくさん飾られていて、とりわけエリザベス女王の写真は何枚もあり大きかった。テレビを付ければ、毎日のようにニュースで女王の姿が流れていたのも記憶に残っている。

当時、慣れ親しんで使っていたポンド紙幣には、様々な年齢の女王の顔があり、古い紙幣にはまだ30~40代の姿を思わせるものもあった。どこの国の紙幣も時々新造されるけれど、70年以上ずっと一人の姿だったのは英国と、もしかするとタイの前国王のプミポン国王くらいだったかもしれない。いやこれは存命中ということで言えばである。中国ではずっと毛沢東だしインドではガンディーだしミャンマーではアウンサン将軍など、建国の父とかそういう意味では、死後もずっと紙幣の顔というのはいくらでもある。

で、それも新紙幣に変わりチャールズさんの姿になるとのこと。これで英国を国家元首とする国々の通貨からもエリザベス女王の姿は消えるのかな。また国歌「God save the Queen」の名前も「God save the King」に変更になるという。

なんだか、時の流れを感じる出来事だなとつくづく。

しかも、これで完全に安倍さんの国葬が霞んでしまったような…。

岸田さん、ピンチかも?


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税務署から…

2022-09-08 19:56:51 | つぶやき
朝イチで税務署から連絡がきた…。

商売している者にとって税務署からの電話は鬼門だ。最近ではコロナ禍で支援金などを受給した者は、いずれ国が取り戻しに来るだろうと噂されていて、一瞬「もう来たのか…」と身構えてしまった。その時は電話に出れなかったので、恐る恐る折り返すと「来年10月から始まるインヴォイス制度について…」と言うことだったので、ちょっとホッとした。まぁ、これはこれで来年度から消費税を納めるにあたっての制度変更であり、多少面倒なことには変わりないのだけれど…。とりあえずうちは課税業者なので、来年3月末までに適格請求書発行事業者の申請をしないといけない。

これは増税の一種で野党や経済団体などからの大きな反対もあり、当初は延期や中止もあり得ると言われていたのだが、3年前の軽減税率導入時にはすでに決定事項でもあったこともあり、このままやるのが既定路線なんだろうなと思っている。ただ免税業者のあぶり出しのような側面もあり、まさに隠れ増税とも言える悪法なのは間違いない。国はあの手この手で増税を目論んでいて、いつの時代も民を苦しめるお上という図式は変わらないんだなと。

ようやく第7波も収束に向かっている感じ。次の8波は年末か…?

アメリカ製の飲み薬も今月半ばからようやく供給されるようで、当面は公費負担で無料らしい。本当は国産のシオノギ製だったら良かったのに残念。

こうなると4回目を打つ人は益々減るような気もする…。


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1998年

2022-09-07 14:16:08 | 時事(国内)
日本円、一時144円まで下落…。

先日140円までいったかと思ったら、あっという間に144円まで進んでしまった。やっぱり150円くらいまではいくのだろうか?中国仕入れの追加がかさんで、2週間前の入金分が不足してしまったため、本日、追加で入金。円、中国元レートは対ドルほど変化はなかったけれど…。

これほどまでの円安は24年ぶりなんだとか。ちょうど24年前の1998年はずっと日本を離れていた。前年の1997年7月に出国、そのひと月前に旅の資金185万円のうち30万を日本円の今は無きTCへ、それ以外の150万円を米ドルのTCへに換金した。米ドルのTCはアメックスで、日本円のTCは合併前の東京銀行で作った。持っていく現金は日本円の5万円のみ。当時はまだ現地のATMでクレジットカードから現地通貨を引き出すのは一般的ではなく、一度現地のアメックスやトーマスクックの支店でTCからドルを現金化し、その後、両替レートの良いところで現地通貨に換金するといった手法が当時の長期旅行者にとって一般的な方法だった。今から考えるとなんてアナログなんだろうと思うし、TCなんて今の若い人には理解し難いだろう。けれど紛失、盗難の際は再発行が可能だったし、当時としては現金より総じてレートも良かった。多少持ち運びにかさ張ったけれど…。

換金時の当時のレートは1ドル113円とノートに記録されている。これは1997年の6月の後半のレートである。145円前後になったのはその1年後くらいだから、旅行中に22円ほど値上がったことになる。もっとも一度米ドルにしてしまうと、さほど為替を意識することなどなくなり、対円レートなど頭から抜け落ちてしまう。旅先で現地の両替レートを眺める度に、いつも思っていたのはイギリス人は良いなと…。英国ポンドは1ポンド200円とかしたので、どこの国の現地通貨に対しても強いんだなと、単純にうらやましかった。イギリスはすでに過去の大国という認識ではあったが、私たちの中に強い通貨を持つ国イコール経済大国という意識がどこかにあるような気がしていた。今の円の急落に対して悲しく思うのは、経済的な損失意外に日本がどんどん貧しくなっていく様を現実に見せつけられていくような感じがするからかもしれない。

今日から日本入国の条件が緩和された。といっても、こんなの全然ダメだ。陰性証明が無くなっただけで、外国人は基本、団体でなければ入国できない。添乗員がいないツアーで入国ができるようになっただけだ。ノービザ入国もできないし、ワクチン証明の3回も日本が認めた欧米のワクチンだけ。東南アジアの人らが打っている中国製のワクチンでは認められない。こんなチマチマした緩和では、インバウンドなんてほとんど期待できない。インバウンドサポートを生業にしている友人も「一体、いつになったら…」と、大きく落胆していた。

とっくにマスクを解禁して普通に生活している欧米の国からすると本当に周回遅れ。ちょっと前に岸田さんは、G7と足並みをそろえて入国緩和をするといっていたのは、どこへいってしまったのだろう?安倍さんの国葬を決めた時のようなスピード感ある決断力をすべての事に適用してほしい。

やっぱり河野さんのほうが…と思えてならない。

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パキスタン大洪水

2022-09-04 10:36:53 | 時事(海外)
国土の3分の1が、なんて聞くと災害というより国家の危機に近いのかなと思う。

ネット動画で川に流されながらマイクを持ってレポートする映像があったのだが、あれはやらせかユーチューバーか、なんだったんだろう?南アジアで洪水というとバングラディッシュを想像してしまうが、隣のインドもその隣のパキスタンでもちょっとでも激しい雨が降ると、道路脇に排水溝などがないから、膝くらいまでの冠水はちょっ中起こっている。この辺りを旅行した時も、この3カ国で共に冠水を経験している。そうでなくとも道にゴミや動物の糞、時に人糞などが溢れかえっているこれらの国で冠水してしまうと、それはもう汚水なんてもんじゃない水の中を歩かなくてはならなくなる。サンダルを履きパンツを膝までまくり上げて歩くことになるのだが、足に切り傷などがあると、破傷風にならないかなとか要らぬ心配をしてしまうほど。

今回のパキスタンの洪水はそんな規模ではなく、大災害レベルの話なので汚いとかそんなことを言ってる場合ではないけれど、水が引いた後に漂う匂いとか、多少なりともまん延するだろう病気も気になるところだ。日本でのパキスタンのイメージは昔も今もあまり良くない。いや、かなり悪い部類入るだろう。貧困だけでなく治安が悪いと思われているせいもあるかもしれない。実際はそうでもないのだが、インドにはあれだけいる旅行者がパキスタンに入るとグッと減る。東の隣国バングラも同様だが、バングラに比べて観光資源もたくさんあるのに、そういう意味ではイメージの悪さで観光ではあまり金が落ちない。随分損をしていて気の毒だなと思う。

ちなみに私のパキスタンのイメージは痴漢の多い国。このひと言に尽きる。しかも男に対しても、平気で尻なんかを触ってくる。特にカラチの市場などの人混みを歩くと、すれ違い様に触ってくる。最初は気のせいかと思ったが、何十回もされると誰でも気がつくもの。終いにはムカついて喧嘩になったことも何度もあった。若かったし髪を伸ばしていたせいもあるかもしれないが、同じイスラムのバングラでは全くなかったので国民性かもしれない。当時のラホールの安宿では部屋に置いてあるクローゼット背中の板が閉開式で隣の部屋に繋がっており、夜中に宿のオヤジが忍び込んできて、若者なら男女構わず襲われるという噂が広がっていた。あれほどに痴漢が多いところだから充分、あり得るなと思った。今はもうそんなことはないのかなと思いたいけれど…。

あまり報じられないが、日本はパキスタンから綿花を輸入している。その規模はインドに次ぐほどで、今回のこの洪水でパキスタンの綿花のおよそ半分くらいが流されてしまっているとのこと。今後、市場での綿花の価格の上昇と取り合いが始まり、これまたアパレル製品の値上がりに繋がるだろうと言われている。

温暖化のせいももちろんあるだろうし、無作為に川から農水を引いてとか、根本的な問題は様々なのかもしれない。治水に回す予算もないし援助した金は、確実にそれに使われるとも限らない。途上国の問題は、掘り起こせば根が深いなと。

インドを共通の敵とすることで仲が良い中国には、こういう時こそ頑張っていただきたい。

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