ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

行ってきます

2023-07-26 21:13:59 | つぶやき
明日からちょっと夏休みを取ってインドに行ってきます。

仕事で行く以外の日本脱出は、2019年の8月にギリシャとアルバニアに行って以来4年ぶり。2020年の3月にパラオ、7月にロシアのカムチャッカに行く予定にしていてチケットも取っていたのに、コロナ禍の鎖国でキャンセルになってしまった。早いものであれからもう4年。やっと行ける時が来た。この4年の間に円安と燃油高、諸外国の物価の上昇でどんどん出国し難い状況になってしまった。航空券代もなかなか元に戻らず、未だに高い。2019年ベースに戻るまでは、あと1年から2年かかるともいわれている。

ということでインド。

最後に訪れてから22年も経ってしまっている。もう未知の世界というくらい時間が経ってしまっている。どうせ行くなら本当はインド東北部、マニプルとかナガランドに行きたかった。この辺りは2017年とか2018年に外国人にようやく解放されたところで、私たち世代のバックパッカーには大変魅力のあるところ。ここからミャンマーに至る国境越えは、なんとしてでも行きたい場所の一つとなっている。いずれ近い将来、ここは絶対に行かねばと思っている。とはいえ、家族を連れてこんなところに行こうものなら、どんな反応が返ってくるのか、大体予想がつく。だから諦めた。ここはひとりで行くところだ、と思う。

では他にインドで行きたいことろといえば、思いつくのはアンダマン諸島か昔、行こうと思っていて行かなかった西インド、ラジャスターンのジャイサルメールくらい。アンダマン諸島はコルカタかチェンナイから行くことになり、利用する航空会社の就航先の都合でパスになった。ということでジャイサルメールに決まった。妻もここなら、まぁ賛成ということで…。

あのビーマンが成田に戻ってくるらしい。
今度は週3便でダッカに直行便なんだとか。
関東圏の人は、バングラに安く行けるようになるのかな。
乗り継ぎで南インドとか中東に安く行けるようになると良いんだけれど、そういう戦略でなければ、重要が少なくてすぐに減便になりそうな気もする。

まだまだ行っておきたいところが、いくつかある。
費用的にも時間的にも、そのうちのあとどのくらいに行けるだろう?

人生なんて、意外と短いもんだな…。

では行ってきます。
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ビックりモーター

2023-07-25 20:48:59 | 時事(国内)
ビックモーターの社長の会見を見た。

「知らなかった、部下が勝手にやった…」見事なまでのトカゲのしっぽ切りだったな。

この社長、ホントに酷い奴だなと思う。ブラックの中のブラックで腹の中まで真っ黒な奴だ。おまけに息子の副社長は会見にも出てこないあり様で、親子揃ってふざけてる。これだけのことをやっておいて会社の偉い人らは何も知らないはずがないし、それで通るわけがない。にもかかわらず、しれーっとした顔で「驚いただの、ゴルフ好きな人に冒涜だの、やった社員を刑事告訴(後に撤回)だの、良くもまぁそんなことが言えたなと思う。非上場を良いことに一時的に身を引いたことにして、ほとぼりが冷めてから再び戻ってくる魂胆なんじゃないかと思えてならない。ここは保険会社が保険金詐欺ということで、ちゃんと被害届を出して罪に問うべきだ。裁判になれば何も知らなかったでは済まされないだろうし、責任を負わされた社員らの証言も証拠となるから、ここはぜひやるべき。

でも次期社長になるあの専務の涙は、もしかしたら社長と息子の言いなりになっていたことへの悔し涙で、本当はもっと他に言いたいことがあったんじゃないのかと思いたい。あの人は少なくなくとも今の社長よりずっと誠実そうだし(根拠はない)ここは会社を再び軌道に乗せて、あの二人を完全に追い出してしまうくらい力をつけてもらいたい。それができなければ、おそらく株の大半は社長と息子が持ってるはずだから、一層のこと社員皆で会社を潰して、株を紙切れにしてしまえば良い。

どうも辞めた社員の意見は聞かないみたいなので、現社員から第3者がヒヤリングすれば、いろいろもっと出てくるはず。

このまま逃げさせてはいけない。

次期経営陣らの改革に期待したい。

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どこまで…

2023-07-24 20:34:15 | つぶやき
朝から大阪へ。

荷物を運ぶために一度、岐阜へ寄り道したので、往路は米原経由の東海道線を使った。米原駅で姫路行きの新快速への乗り換え時に、多くの人が席取りの為に一斉にダッシュしたのにはびっくり。夏休みに入ったこの時期は青春18きっぷの利用者が多く、皆、遠くまで行く人は乗換駅での頑張りどころを心得ている。ボーっとしてたら出遅れてしまい、すでに席はなかった。落胆したが、ひと駅目でちょうど立っていた近くのお客さんさんが降りてくれたので運よく座れた。

18切符でどこまでいけるのか?

名古屋から始発を利用してひたすら西へ向かうと、その日のうちに佐世保の手前まで行けるという。およそ20時間乗り続けないといけないが、これで2600円と考えればたしかに安い、というのはひと昔前の話だ。今はLCCが飛んでいて、時々やるキャンペーンで1000円とか100円なんて時もあるので、コスパのインパクトはすでに無い。遠くに行くために苦行のような乗り方をするより、日帰りで使ったほうが良いのかも。意外とリュックを背負った年配の元気なおばちゃんが多かったように思う。国鉄時代からの遺産でもある18切符、そのうち無くなるという噂もあったが、いまだ健在なのは奇跡かも。願わくば新幹線の「ぷらっとこだま」に、「ひかり」も利用できるようにしてくれたらうれしい。

中国、シンガポールとブルネイにノービザ再開。日本にはそのまま。中国がノービザ入国を認めていたのは、この3か国だけ。しかもこれ、シンガポールは中国にビザを課したまま中国はノービザを再開したんだとか。やっぱり今の冷え込んだ関係のままでは、ということなんだろうか。日本は半導体規制もやるようだし、魚の放射能検査もあるし、当分、日中友好モードはないだろうな…。

大谷36号!

凄いな…。

60本いってほしいな…。

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ミッション インポッシブル デッドレコニング

2023-07-22 22:22:59 | 映画
を観てきた。

凄く、面白かった。前作までとの違いは、冒頭から最後までずっと緊迫感のあるシーンが続き、中休みがない感じ。しかもアクションがヤバかった。ダイエル・グレイグの「007」の最終作よりも楽しめたかも。今後、いろんな映画でAIに絡めた内容が増えていくんだなと思った。今作は2部構成になっていて、その1部。次回作でこのシリーズは終わりそうだ。ちなみに自作はすでに来年公開予定ですでに撮影が始まっているとか。早く観たいな。来週末は「キングダム」の最新作が公開される。これも観たいし「インディージョーンズ」の新作も観たい。

イオンシネマはカードを作ると、いつでも1,000円で観れるのがありがたい。これって中学生料金と一緒だ。安いなと思う。ちなみに世界の新作映画の平均料金で言うと、一番高いのがオーストラリアで1,485円、2位のアメリカで1,420円。日本は3番目で1,402円なんだとか。韓国は7位で1,054円、8位が中国の821円。10位がインドで196円。あくまでも平均ということで、でもオーストラリアではナイトシネマだと半額で見れたりするから、日本はこれでも高い方なんだなと…。

デフレとの兼ね合いもあるから、なんでも安いというのもダメなんだろうけれど、このところの様々な値上げラちょっとうんざり気味なので、せめて映画くらいは現状維持でお願いしたい。

すぐには観れないけど、来週のキングダムも待ち遠しい…。
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チョンキンマンションと願望…

2023-07-19 22:12:26 | 時事(国内)
この3日間、本当に暑かった。

名古屋は昨日がピークだったような気がする。日中はともかく夜でも35度を下らず、今朝も起きたらすでに33度あった。うちはマンションで比較的風が通るし、夜の35度などこれまで一度もなかった。それくらい暑かった。しかも昨日は午前中からデッキ材のペンキ塗りをしていたら、その臭いのせいか頭痛にやられダウン。お昼には回復したが、こんな日にやるんじゃなかったとひどく後悔した。午後は元気になったのでジムに行くと、平日なのに珍しく激込み。特にプールの混雑度は凄かった。しかも年配者ばかり。皆、涼みに来ていたんじゃないかと思う。

夜、たまたまテレビを付けると、アンタッチャブルの番組で「香港のチョンキンマンション」が映っていた。なんでも香港の最高ホテルと最低ホテルの比較みたいな内容で、その最低のホテルがチョンキンマンションだった。昔何度も泊まったところなので、懐かしくてちょっと観てしまった。当時から入り口の辺りにはインドやパキスタン、アフリカ系の人らがたむろしていて、一見すると雰囲気は悪かったが、一階にある両替所はレートも良く、なんといっても立地が良いので度々利用していた。最後に泊ったのは2011年だったと思う。宿泊したチョンキンマンションのシングル部屋にはスーツケースを床に置いて開くスペースがなかった。冷房付きで劇的に狭いトイレとシャワーが付いていたが、シャワーをお湯で使うと部屋の湿気が凄いことになり、一時的にサウナのような感じになった。確か一泊2000円しなかった記憶がある。ちょうど昨日の番組の中で、その時泊ったシングル部屋と、ほぼ同じ間取りの部屋が紹介されていて、これまた本当に懐かしかった。現在1泊、日本円で2600円と紹介されていた。円安にもかかわらず、あまり変わっていないことになんか安心してしまった。

宿は安いに限る。若いころはずっとそう思って旅をしていた。どうせ寝に帰るだけだし、1日の旅の予算のうち、半分以上を占めるのが宿代になるので、できるだけ安く抑え、長く旅を続けたかったのが一番の理由だった。たまにお金に余裕がある時は、食べるものにお金をかけていた。食事にはこだわりはないが、特に甘いものやスイーツが好きで、貧乏旅行をしていると時々無性に食べたくなった。時には宿代とそう変わらないケーキやデザートを食べることもあった。まぁ、そんなことでいつの間にかそれが染みついてしまい、宿に関していえば虫とかダニとか南京虫とか、そういうのが出なければ、あと窓があれば、まぁどんな宿でも躊躇なく泊まれた。

それが家族同伴となると、そうはいかない。私の基準では随分アップグレードしているつもりでも、「汚いとか、ここヤダ!」とか言われる。あまり突っぱねると機嫌が悪くなったり、無言の圧力がかかってくるので、仕方なく平均的なところで収めようと奮闘することになる。それに家族で行くと、どうしても観光旅行の態になってしまう。子供や妻の意向を入れると、ほぼほぼ興味のないないところばかり出てくる。それは仕方ないとしても付き合わないと非国民扱いされるし、つまらない顔すると場がしらけるので頑張らないといけない。で私の行きたいことろは、比較的不便なところにあり行くのに時間がかかったりする。しかもその行先には大したものはなく、単にその国の端っこだったりするから、家族の賛同を得難い。

所詮、人の趣向なんて様々だ。

いつかまた一人で旅に出たいなと思う。
いや、もしかしたら旅はひとりでするのが、一番満足できるんじゃないかと思ったり。
行先も宿も、誰にも気を遣わず好きなように旅をする。
で、金が尽きるか、飽きたら家に帰る。

願望は尽きない…。


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インド…

2023-07-17 20:50:16 | 時事(国内)
昨日、NHKの大河を見た後、チャンネルをそのままにしていたら、次の番組で「発展するインド」とかいうテーマで「インド特集」をやっていたので、引き続き見てしまった。ちょうど来週末にインドに行く予定でもあった。

まだまだ多くの問題はあるものの、今後第3極のリーダーとして期待されるインド。ちょうど中国を抜いて世界一の人口大国にもなり、中国に対抗できるアジアの大国としても存在感を増しつつある。番組はインド独自で作った日本のマイナンバーのような身分証明書に焦点を充てていた。瞳認証で完全なデジタル化、日本のマイナンバーが超アナログに見えてくる。これまで身分証明書がなく銀行口座も作れなかった貧困層らに対し、インドはこれを使い身分証を発行し、口座と紐づけすることで資金援助や支払いもこれ一つでできるようにし、貧困解消に繋げたんだとか。さらにこれをパッケージ化してアジアやアフリカに輸出、今後11か国でこのシステムが使われる予定らしい。しかもほぼ無償で提供するんだとか。仮に日本のマイナンバーカードのシステムを輸出しようとしたら、採用してくれる国はあるんだろうか?、と思わずにいられなかった。

番組は中国の債務の罠援助と比較して、インドは利益を追求しない形での支援をし続けることで、「インドはなんて親切な国なんだ、これからはインド頼みだ!」とそんな印象を植え付ける若干イメージ戦略的な印象も感じた。しかもちゃんとこの制度に反対するインド人の法曹界の人の意見も取り上げ、いかにもインドは民主主義的で少数の意見もしっかり吸い上げますよ、と独裁中国との対比アピールも忘れていなかった。

これを見た人は、「発展するインド、凄いじゃん、いい国だな。中国より随分、まともだし…」と、ちょっと良いアピールが過ぎるような作りになっていると感じたのではないかと思う。農村の貧困改革にしても、土地を持たない小作人の真の極貧状態は改善されていないし、この身分証明書を作れない人が、まだどれだけいるのかも触れられていない…。

まぁ、どこの国にも良いところと悪いところはあるし、揚げ足を取ってはいけないけれど…。

それでも、総じてインドは発展し、変わったということなんだろう?

あまり期待しないで、観てこようと思っている。


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そろそろ…

2023-07-14 15:12:17 | 時事(国内)
先週は145円まで円安が進み、一体どこまでいくんだろうと思っていたら今週に入り円高に振れはじめた。
今週は中国への送金予定があり、先週の時点では最悪のタイミングだとうなだれていたのだが、なんとか138円くらいのタイミングで送れた。対元レートで言えば⒚,3円とかその辺だったので、まぁ20円を切ってくれれば、良しと思わないといけないと言い聞かせている。

先日くらいから、ようやく中国が中国人の日本入国に際して「ノービザにしろ!」と対等な条件を要求してきていることが記事として出てきた。とはいっても、これは日本側が許可するなんてほぼ可能性としてない。発給規制の一定緩和が落とし所になるしかなんだろうけれど、中国がどこまで妥協するかにかかっている。おそらく中国には「訪日団体旅行を解禁してほしければ、ビザ緩和もしてくれ!」というついでの揺さ振りもあるんだろうけれど、ここは突っぱねるところは突っぱねないと足元を見られるばかりなので、最悪要ビザになったらなったで、現在の4000円とかじゃなくてせめて2000円程度になんていう交渉も、ぜひしてほしい。

そろそろ梅雨明け、で猛暑がやってくる。

名古屋の週明けは39度?

早く日本脱出したいな…。









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立場の違い

2023-07-11 17:41:57 | 時事(国内)
従業員のおばちゃんも無事に復活してくれて、めでたしめでたし。

ようやく今日はお休み。午前中は事務仕事をして源泉徴収の手続きをしに経理事務所へ。ついでにインボイス制度の疑問点を聞いてきた。基本的に一般の消費者を相手に商いをしている場合は、さほど大きな影響はないんだなということ。先日だったか声優さんや個人のクリエイターさんらが集まってインボイス制度の反対集会みたいなものをやっていて、ちょっと理解し難かった。

元々消費税は一時的に消費者から預かったもので、それを年に一回まとめて支払うもの。そもそもそれがいくらであろが、預り金であることは絶対に否定できない。一体誰がどうして1000万円以下の売り上げに関しては、消費税の支払義務を免除したのかわからないが、900万円の売り上げの人は1円も消費税を支払わず、預かったはずの消費税を自費として使え、1000万円の人は90万円の消費税を支払って910万円の所得となる。こんなの誰が見てもおかしいし公平ではない。どこかの政党は、お金持ちもそうじゃない人もみんな平等に徴収されるから、インボイス制度は公平ではないという。そもそもが消費税は累進課税ではないし預り金であるわけで、支払い義務が生じるのは当然のことだ。誰だって払わなくて済むのなら払いたくない。たまたまこれまで優遇制度のおかげで支払いの免除をされていただけであり、それに慣れてしまい、今さら払うのがバカらしいというのが本音ではないのかと思う。

声優さんの平均所得は300万円程度だという。一部の売れっ子を除くとこういう数字になるのかもしれない。けれど300万円の人から30万円の消費税を取られたら、廃業しないといけないなどというのもおかしい。皆、好きでその世界にいるわけだし、食えない職種などというものは、それこそ無限にある。サラリーマンだってそういう金額で働いている人もいる。なぜクリエイターは助けよう…みたいな話になるのかわからない。赤字でも消費税を取るのが酷いというのなら、1000万以上でも赤字なら支払い免除にしないと公平ではないだろう。そもそも職業選択の自由はあるのだから、それと納税の話を結び付けても意味がない。

これまでの優遇処置が無くなる。
ただそれだけのことだ。

普通に消費税を納めている人は、ほぼほぼ皆こんな意見を持っている。

ただ立場の違いで見方は変わるもの。
それもわかるけれど…。

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中国ノービザ、あれこれ

2023-07-08 20:15:57 | 時事(海外)
中国へのノービザ渡航が消滅?

コロナが終息したにも関わらず、一向に中国はノービザ渡航を解禁しない。また日本への団体渡航も解禁していない。当初は外交的な政策の駆け引きなどの要因かと思われていたのだが、どうもそうではないらしい。駆け引きは駆け引きでも、ここへきて中国が望んでいるのは、日本へのビザ政策の変更なんだとか。本来ノービザや要ビザは相互主義ということで対等な条件の元で行われているが、これまでは経済格差も大きかったため日本の一方通行だった。それが近年、経済格差の縮小や観光産業の中国依存、大国の威信などによる理由で「困るのは日本の方でしょ!」ということで地味に圧力をかけ、結果的に「中国人もノービザにしろ!」ということらしい。

ただこれを日本はすんなりとは飲めないだろうし、さらなるビザ要件の緩和とか何らかの妥協をせまられるかもしれない。しかもタイミングの悪いことに汚染水問題で、中国は日本の水産物への嫌がらせ検査を行おうとしているし、今はちょっと温和な関係に向かいにくい。ということで、今年度中のノービザ再開は望めないのではないかと勝手に思っている。しかも最悪はノービザ政策の撤廃で、今後は要ビザが既定路線となる可能性もある。ただし今のように時間をかけたり、ビザの発給要件を厳しくするのは緩和されるかもしれない。

まぁ元をただせば相互主義なわけで、これまで先進国は途上国に対して経済援助などの代わりにずっと一歩通行の優遇を受けていただけの話で、中国は曲がりなりにも世界第2位の経済大国なわけだから、「それを見直せ!」というのは、いつかやってくる話だったといえる。

で、それが今ということなのかなと。

いろんなことが変わっていくのは必然なこと。

そう思って受け入れるしかないこともある。

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カブールの床屋さん

2023-07-05 19:50:25 | 時事(海外)
7月もすでに5日目。

再び催事の準備に追われている。しかも今週は従業員のおばちゃんが、急遽カテーテル手術のためお休みの為、フルで店番もやらないといけない。帰宅してジムへ行くと、そのまま9時半とかに就寝。朝は6時半には起きるから、毎日9時間は寝ていることになる。メジャーの大谷さんの平均10~12時間には負けてる…。でも本当に50半ばにもなると体力がなくなってくるのを実感している。

現在タリバンに支配されているアフガニスタンでは、今月末で女性用の美容室が閉鎖されることが決まったという。女性はすでに中学や高校といった学校教育も受けられなくなっていて本当に気の毒。非文明化がますます進みそうだ。この記事を見て思い出したのが、25年前、当時は第1次タリバン政権時代の時だった。カブールで何か思い出を作ろうと床屋さんに行って髪を切ろうと探して歩いていた。当時のタリバンも偶像崇拝禁止だったから、基本、人の写真や絵などはすべて撤去されていて、店の外見からなかなか床屋さんが判別できにくかった。ようやくそれらしき店を見つけて入ってみると、ターバンに髭ずらの男、数人が一斉にこちらを視線を移したので怖気づいて逃げるようにして店を出てしまった。けれど店内には鏡と椅子が2つづつ置いてあったので、間違いなく床屋さんだった。

で、次の日もまた同じ場所に出かけ、しばらく外から様子を見ていると、店中には男性1人しか確認できなかったので、意を決して入ってみた。店の男性に髪をチョキチョキとジェスチャーで伝えると、この男性が近寄ってきて髪を触り何か言い始めた。しばらくすると今度はチョロチョロしか生えていない髭を触りだし、また何か言っている。訳が分からずにいると、外から男2人が入ってきて、今度はこの2人が何か言いだした。訳が分からずにいると、そのうちの1人が急に私の髪を掴み大声を出し始めた。恐怖と驚きで固まってしまい何も出来なかったが、最初から店にいた男性が止めてくれて、早く出ていきなさいと合図してくれたので、足早に逃げたのを悪夢として覚えている。

いろんな国で床屋や美容室に行ったが、切ってもらえなかったのは、唯一タリバンのアフガ二スタンだけだ。異国人とのコミュニケーションでは、例え言葉がわからずとも単純な要望なら理解してもらえることのほうが多いが、アフガン人とは、それがちょっと難しいと感じた。それが教育水準からくるものなのか、単に外国人への偏見なのか、異教徒に対する感覚なのか良くわからなかったけれど…。

この国には未来と希望がまったくない。
女性に対する規制はますます強まり、何世紀も前に時間を戻してしまいそうだ。

撤退したアメリカの罪は限りなく大きい。


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