ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

台湾紀行(1)

2014-06-30 17:08:00 | 旅行(海外)
パラオからの復路、台湾に寄ってきた。

台北の空港には年に5~6度は降りているけれど、
入国したのは6年振りになる。

久しぶりの台湾だった。私の台湾のイメージは沖縄より南にあっても
結して、南国という感じではない。いつもどんより曇っていて雨が
多く、冬は意外、肌寒い。海水浴ができるビーチがないのも理由の
ひとつかもしれない。

しかし、今回は暑かった。途中までは天気も良く、めずらしく青空の
台北が見れた。街は相変わらずバイクが多かった。
あまりにも蒸し暑いので、街歩きは止めて、「台北101」という超高層
ビルに昇った。台湾が誇る「台北101」はちょっとの間だけ世界で一番
高いビルだったようで、現在は5番?6番?くらいだそう。

頂上に昇ると確かに高い。眺めも良い。けれど、ただそれだけ。
やっぱり台北はつまらんな…。

ただ暑かっただけに、さらにマンゴーかき氷が美味しく感じた。

台湾の食事は、全体的に大変、薄味である。同じ中華料理でも濃い味付
けの大陸とは正反対で、非常に健康的である。糖尿の方にはぴったりの
旅行先かもしれない。

今回、パラオではまったくテレビを観なかったので、W杯で日本が
コロンビアに負けたのは台湾で知った。

やっぱり…とは思いつつ、4失点とは声も出なかった。

もしかすると日本のサッカーは、もうすぐヨーロッパと肩を並べられる
程度に…なんていう期待もあっただけに落胆は大きかった。

まぁ、仕方ない。

今日で6月も終わり。今年もすでに半年が過ぎてしまった。

年を取ると、月日が経つのが本当に早いな。

さて、そろそろ仕事せねば…。

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パラオ紀行(1)

2014-06-28 21:02:03 | 旅行(海外)
帰国いたしました。

パラオ、海が本当にきれいだった。魚やサンゴなどの生物が
うようよいた。宿の裏の小さな遠浅のビーチで、パンを撒く
といろいろな色をした魚がたくさん寄ってきた。
何といっても海の透明度が凄い。
元々、私は海やプールが大嫌いだったが、水中メガネで海の
中を見ていることにすっかりハマった。海の中って人が住む
世界とはまったく別世界で、どんどん深いところに行ってみ
たくさせる何かがあるんだなと思った。

ダイバーが様々な海潜りに行く気持ちが少しだけわかったよ
うな気がした。

で、パラオだが、ただの田舎の島だった。もっと観光地化され
ているのかと思っていたのだがちょっと違った。
そして、何よりも完全に台湾におんぶに抱っこの国だった。
パラオは台湾と国交している見返りに、多額の経済援助を受け
ている。援助額ではアメリカ、日本の方が多いらしいが、アピ
ール度は台湾の方が優っているのかもしれない。
一般的に援助対象物に対して、国旗などを印として残すことが
多いが、パラオは台湾の国旗だらけだった。学校や多くの建物、
パトカーに農園、スーパーには台湾企業の商品が溢れていた。
反面、メイドインチャイナが大変少なく、それがちょっと新
鮮だった。ただし、物価は日本並。

コロールの街にパラオで一番大きい3階建てのスーパーがある。
その3階の家具売り場の隣の一角が台湾の大使館だった。
普通、スーパーの中に大使館なんて作るだろうか?ただ、考えよ
うによれば、ここが一番人目に付くところでもある。

なんとなくだが、台湾はパラオで国としての体裁を必死に保とう
と頑張っているように見えた。

労働力はフィリピン人頼みだ。欧米人もいるにはいるが、思った
より、随分少なかったな。観光客も圧倒的に台湾人が多い。それ
に韓国人と日本人が続く。

コロールばかりにいても、と思い車を借りて別の街にも行って見た。
この国には公共の交通機関が一切ない。タクシーも流しはなく、電
話で呼ぶしかない。そのため、車がないと移動ができないのである。

首都にアメリカのホワイトハウスを模した建物があるというので行
ってみると、ジャングルの中にポツンと建っている。
周囲には何もなく、なぜ、こんなところに首都を移転したのか意味
不明だった。ただ、そこにも台湾の国旗が…。

フィリピンとグアムの中間ほどにあるパラオには、日本人の多くは
グアム経由で来ているようだった。私たちは台湾経由で行ったので、
行きも帰りもほぼ台湾人のオンパレード。おまけに宿も台湾人経営
だったので台湾人だらけ。
ここまでくるともう、パラオは台湾の植民地ではないかと思うくら
いだった。

ちょうど日本がバブルの頃、グアムやサイパンを日本の経済植民地
などと言っていたのと同じような感覚だろうか…。

ただ、食事は高くて不味くて最悪だった。おまけに果物も不味いと
きた。

そう言えば、中島敦の「南洋通信」にも、戦前のパラオは日本が統
治していたミクロネシアの中でも食料事情は最悪だったと記されてい
たな…。

いつか、パラオとグアムの中間にある「ヤップ島」にも行ってみたい。
ここはさらに素朴らしい…。

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お知らせ

2014-06-21 23:53:52 | つぶやき
日本代表、勝てず…。

どうしても1点が取れない。

もどかしさ満載だった。

1人少ないギリシャに勝てないのに、どうやってコロンビア
に勝てるのか?ただ、これまでの中で一番良い試合をしそう
感じはする。

もはや他力本願とコロンビアに勝つ以外に方法はないけれど、
共に難しいだろな…。この際、思い切ってこのセルジオ越後
氏お薦めの本田外した構想で挑んでもいいかもしれない。
案外、奇想天外が功を奏すかもしれない。

コロンビア戦、パラオで観れるのか…?

(有)ホリカワからのお知らせ。

明日6月22日(日)から6月27日(金)まで社員旅行のため
お休みさせていただきます。

この間のお問い合わせへのご返信は、28日(土)以降になります
ので、予め、ご了承くださいませ。

ということで、明日から南洋パラオと台湾に行ってきます。

では、また帰国後に…。

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モノは考えよう…

2014-06-19 21:37:22 | つぶやき
W杯、明日はギリシャ戦。

初戦のコートジボワールで破れ、グループリーグを勝ちあがる確率は低く、
崖っぷちに立たされた状態ではある。

しかし、モノは考えようでもある。

W杯のような大舞台で勝ちあがるには、いくつもの奇跡を起こしながら、
チームの威勢を付けていくことも必要だったりもする。初戦の敗戦は、
そのための仕掛けにもなる。
次のギリシャ戦に勝つことによって、マイナスからのスタートが上昇気流
に乗り、メイクミラクルを作り上げる可能性がある。考えようによっては
まさにこのための初戦の敗戦であったと言えなくもない。

実際に、初戦を勝利すると気が緩むことも考えられる。次のギリシャやコ
ロンビアはコートジボワール以上に手ごわいと言われている。気が緩んで
いた状態で当たっては、2敗し、グループリーグを敗退することになって
しまうことも考えられる。

明日のギリシャ戦だが、ギリシャはコロンビアに0対3で敗れている。得
失点差などを考えると、日本戦は2点差以上の勝利を目指して、極めて攻
撃的な試合をしてくるはずである。反面、日本は1対2の僅差での敗戦だ
った為、大勝ちを狙う必要はない。1点差の勝ちでいい。
ギリシャは大量得点を狙ってくるので、当然、焦っている。
ここにちょっと日本に有利な心理的状況があり、勝機があるのだ。

そしてコロンビア戦。コロンビアはコートジボワールより格上である。確率
として、コロンビアがコートジボワールを破る方が高い。そうなるとコロン
ビアは日本と戦う前にリーグ勝ち抜けを決めるだろう。従って調整を兼ねた
ような試合となる可能性もあるのだ。要するに次戦の為に、主力選手の温存
などである。ということからも、日本はコロンビアとの第3戦も充分、勝機
があるのである。

要するに、モノは考えようなのだ。

初戦の敗退によって起こる、勝機というものもあるのである。

明日は、大丈夫。

日本は勝てる!

たぶん…。

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見当違い?

2014-06-18 20:18:50 | つぶやき
朝から仕事で大阪へ。

時間があったので帰りに鶴橋の商店街に寄った。
4~5年ぶりだろうか?

初めて行った時、あまりにも自然体の昭和の商店街だったので、
いや、戦後のヤミ市の雰囲気を未だ残すその姿にちょっと感動
だった。やや韓国人ショップに席巻されてはいるが、キムチ屋
の隣にブティクがあったりする猥雑感もなかなかいい。

もしかすると、この商店街は戦後から在日韓国人と共に共存し
てきたのかもしれない。そのあたりは詳しくないけれど、近くに
コリアンタウンがあったりするのでその可能性も大である。

多くの韓国人経営のお店は、改装して奇麗である。
けれど、日本人がやっている乾物屋さんや魚屋さんは昔のまま
だ。確かに懐かしい雰囲気もあるし、店に歴史も感じるのだが、
なんとなく物哀しさも漂っている。

この差はなんだろう…?
勢いだろうか?

日本人の店の経営者は皆、年配の人が多い。おそらくは後を継ぐ
者がいないのだろう。自分の代で終り。だから改装もしない。
皆、そう考えているような気がする。

韓国人の店は、40~50代の女性がやっている。元気があり、まだ
まだ20~30年はやれる世代である。

10年後、おそらくこの商店街の日本人の多くの店が店をたたんで
りのではないだろうか。そして在日韓国人のお店ばかりになって
いる。そんな気がした。

おそらく今はまだ、商店街の会長さんも日本人なんだろう。けれど
10年後、いや、5年後には世代も交代し、韓国人が会長さんになって
いることも考えられる。そうなれば、もしかすると商店街自体がす
っかり近代的に改装してしまうことも考えられる。
そうなれば、この戦後の雰囲気も一掃されてしまうかもしれない。

もっとも、まったくの勝手な思い込みで、見当違いも甚だしいかも
しれないけれど…。

そんなことを、うす暗い商店街を歩きながら考えていた。


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2か月遅れの…

2014-06-15 21:33:58 | つぶやき
サッカー日本、初戦、負ける。

とにかく仕方ない。次の、ギリシャに勝つしかない。
といっても、仕事で、まだ観てないのだけれど…。

2か月遅れのゴールデンウィークの予定が決まった。
来週、22日(日)からちょっとパラオと台湾に行ってきます。

パラオってアメリカの信託統治かと思いきや、1994年に正式に
独立国となり国連にも加盟していた。しかし、中国と国交せず、
台湾(中華民国)と国交している数少ない国でもある。

戦前までは日本領で、ミクロネシア全体を管轄する南洋庁が
パラオに置かれていた。中島敦の「南洋通信」によると、当時
日本が統治していたミクロネシア全域の中でも、パラオの住環
境は最悪で物価も高く、食糧事情も悪かったなどと、散々だった
らしい。

けれど戦後も超親日の国で、子供に日本風の名前を付けたり、
首相の靖国参拝も大賛成だとか…。戦前の神社も再建したり
と、ちょっとやり過ぎ感も…。援助の為…?

日本人もダイビングする人は、良く行くらしいけれど、海嫌い
の人が行って楽しいのだろうか…?


今、ちょうど、日本戦の試合を見たところ。

2分の間に同じパターンで失点していたとは…。

なんと、まぁ、残念…。

ギリシャ戦、同点なら敗退間違いないだろう。

もう、勝つ以外にない。

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W杯始まる

2014-06-13 20:49:21 | 時事(海外)
ワールドカップ始まる。

4年に一度、日本ではこの時期に「にわかファン」が一気に増殖
する。いつからだろう?
やっぱり2002年の日韓W杯くらいからだろうか?大会中、日本戦
が深夜や早朝の時間帯でも、スポーツバーなどは、若い人で一杯
になる。普通ならサッカーに興味がなければ、あんな時間帯に起
きているのは無理である。

しかし、W杯が終わると、リーグ戦などほとんどの人は観に行か
ない。

若い人は、単に、大騒ぎしただけ…ではないのか。

渋谷のスクランブル交差点が物語っている。

初戦のブラジルVSクロアチア戦。
日本人の主審の判定にクロアチアからのクレームが…。

所詮、審判なんて人間がやってるわけである。間違いだって当然
ある。されど、どうであれ、主審の判定は絶対である。

このことから、ひとつ言えるとすれば、韓国戦だけは日本人の主審
がやらない方がいいと言うこと。もし、韓国側に対する微妙な判定
があれば、今後、100年は何か言われるだろう。

冬季オリンピックのキムヨナの時のように、終わってからFIFA
に対して、国をあげて訴えるかもしれない。

それにしても、やっぱりブラジルは強かった。

現実的な日本の目標は、ベスト8だろうと思うけれど…。

まぁ、やってみないとわからないか…?

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入っていない…?

2014-06-11 20:38:38 | 時事(国内)
トヨタ2000GTって、カーマニアの間では1億円もするのか…?

タイミング良く木が倒れてきて、車両は大破で運転手は軽傷、
らしいが、そんなことよりもこっちの方が驚いた。

車には何の興味もないが、この車だけはよく覚えている。
小学生の頃、近所に住む当時30歳くらいのお兄さんが、この
車に乗っていたからだ。1970年後半くらいのことで、色は
赤だった。

ちょうどスーパーカーブームの頃で、現在、笑点で座布団を
運んでいる山田隆夫が司会の「スーパーカークイズ」なんて
いう番組も人気だった。
番組では、カウンタックvsフェラーリーなどといったスーパ
ーカー同士がサーキットで速さを競うコーナーもあって、毎週
ちょっと楽しみだった。

当時、テレビでしかスーパーカーを見たことがない小学生に
とって、トヨタ2000GTはちょっと小ぶりだが、なかなか格好
の良い車に見えたのだ。

けれど、40年も前の車が1億とは…。

しかも28歳が所有している。

一体、この人は何をやってる人なのか、お金持ちならまだいいが、
必死に貯めたお金でこの車を購入していたとしたら、あまりにも
気の毒である。

自賠責、おそらく入っていないだろうな…。

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南洋通信

2014-06-10 20:44:37 | 
先日、読んだ、「地図から消えた島々」に続き、島つながり
ということで「南洋通信」中島敦著書を読んだ。

著者は戦前から戦中の小説家で、かなり若くして病死している。

「南洋通信」は戦時中、彼がまだ本格的な作家になる前に書かれた
ものである。1941年、文部省のお役人として悪名高い「皇民化教育」
のため、南洋のパラオに赴任した中島敦が、主に妻に宛てて書いた
手紙を集めた書簡集で、他にも南の島を題材にした話も二編入っている。

当初、皇民化教育は素晴らしいものだと吹き込まれてやってきた彼は
島を支配する日本人の横暴を見て、徐々にその有害無益さに気づかさ
れていく。

検閲の目を気にしながら、妻に宛てた手紙の中で心情を吐露する言葉が
歴史的事実の証言としてリアルに感じたのと、日本に残してきた妻や幼
い子供に会いたがる普通の父親としての姿も切なかった。

しかし、彼だけではなく、当時、日本人は南洋の島々の現地人を普通に
土人と呼んで蔑んでいたにも関わらず、パラオなどは戦後もずっと親日
国であることがちょっと不思議に思えた。

おそらく、もう少し長生きしていたら、大きな賞でもとっていた作家
だったに違いない。

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山師的

2014-06-08 22:27:53 | つぶやき
今、ちょうど「MRサンデー」で小笠原にある新島の墳火
の様子をやっていた。

墳火によって新しい島ができ、従来、隣にあった島と
くっついたとのこと。これによって日本は少しだけ
EEZが広がったようである。

ちょうど今日、「地図から消えた島々」長谷川亮一著書を
読み終えたばっかりだったので、島の映像に見入ってしま
った。

本書は、日本近海にある島々が、誰によってどうやって発見
され、どのようにそれぞれの国に組み入れられていったのか、
また、かつてたくさんあった疑存島(地図には記載されてい
るが、実際には存在しない島)についても詳しく書かれていた。

これが面白かった。

どうも、筆者は大学の講師にして、疑存島オタクというか、
趣味が講じて、自分が読みたい本を書いたらしい。

政治的な意図は全くなく、様々な史実に照らし合わせ、客観的
事実だけを元に尖閣諸島や竹島、また沖縄についても記されて
いるのも興味深かった。

これを読むと尖閣諸島も竹島も、100%確実に日本の領土とは
言えないことがわかる。少なくとも尖閣諸島の領土問題は戦前
の日本の対応の悪さが多分に起因していて微妙である。竹島は
GHQが話をややこしくしてしまったので、日本の方が分が悪い
かもしれない。また、琉球に関しても、中国が領有を主張しても、
おかしくないだけの史実はあるので、「へえー」という感じだっ
た。

船は嫌いだが、もし、明治時代に生きていたら、誰も占有してい
ない島を見つけて一攫千金なんていう、山師的な生き方も面白そ
うだなと思った。

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