リタイヤ

「駒野を責めるのはよそう…」

PKなんて所詮、運である。格上のパラグアイと実力では互角だった
のだから、良しとしよう。それにしても日本は強くなった。4年後
は世代交代が一層進み、今チームとはまた、異なるメンバーになる
とは思うが、さらに強くなることを期待したい。

そして岡田監督には、大橋巨泉同様に心置きなく早期リタイヤして、
念願の田舎での農村生活を楽しんで頂きたい。

「早期リタイヤ」

私の大好きな言葉である。

実際に体現するには、それなりに条件や事情が伴わないと難しい
かもしれない。誰もが出来るわけではないだろう。しかし、現実に
出来るだろう条件を充分に満たしていても、「元気なうちは出来る限
り働きたい」という、つまり労働することに美徳を感じる価値観を持つ
日本人にとって、一見、戯言のようにしか聞こえないこの「早期リタ
イヤ」を広く日本社会に認識させるのは、100年はかかるような気が
している。

世界の先進国は、今や消費をもって成長としている。しかし、我々の
人間社会が消費のみによって生きられない以上、どこか間違っている
はずである。米国主導のこの価値観を捨て、早急に日本は別の道を
探すほうが、まだ良いのではないか？そしてそういう道を模索して
くれる政治家がどんどん出てくれると日本は変われるような気もする
のだが…

そういう意味でも、岡田監督の早期リタイヤは日本社会に良い影響を
与えるだろうと思っている。社会に影響力のある人がやればやるほど
世の中には浸透しやすい。

先日、億単位の給料を貰っている大会社の社長らの氏名が挙がったが、
あのような方々にこそ、とっととリタイヤしていただき、後進に道を
譲って頂きたい。また、首相経験者の政治家なども半強制的に辞め
させるべきだ。

いつまでも働いているお金持ちのご老人だけでも、早々に第一線
から退くだけでも「若者の雇用が増える」というものである。

「様々な生き方が理解される社会」「再チャレンジが可能な社会」
まずは、こんな社会になれば良い。

選挙とｗ杯

昨日は、突然、熱が38度も出た。食欲も無く関節痛が酷かった。
中年の知恵熱だろうか？

朝から何も口にしていないので、夕方には、栄養ゼリーとともに
「熱さまし」を飲んで布団をかぶってひたすら汗を出す。
30分もすると、汗でびっしょりになり、一度着替えてこれを
2ラウンド続ける。

すると、熱が37度に下がり、関節の痛みも取れ食欲も出てくる。
こうなれば、もう治ったも同然で夕食を食べ、風邪薬を飲んで
一晩寝ると、今朝は完全復活なのであった。

もうすぐ、参院選だが、サッカー日本代表が予選を突破して
しまったおかげで、近頃はどこでもサッカーの話題ばかりである。

願いたくはないが、しかし、それも「今夜限り」になるかもしれない。

菅さんが首相に就任してひと月にもならないが、民主党の支持率が
低下しているそうだ。単独過半数は難しいに違いない。

昨年の衆院選では、民主党が保守に寄りすぎているということで、
民主党が自民党化しているようにも見えたが、今回はその逆で
自民の民主化にも見える。

久しぶりの新党乱立であるが、いずれにしても、社会主義的な
理念を持つ政党が一定の影響力を持つことが今の日本の社会には
必要ではないかと個人的には思っている。

政権は取らずとも、そういう意味で社民党と共産党の存在意義が
あるのだ。

どこでも良いとか、どこへ入れても一緒、などと考える方々は
そのうち消えてしまうだろう最近できた新党などに入れるよりも、
行き過ぎた自由主義社会を戒める役割を担う、このあたりに一票
を投じる方が、まだ有効ではないかと思っている。

とは言いつつも、選挙の日に限って必ずお腹が痛くなる体質なの
で、なかなか選挙に行けないでいる。

こういう人を現代の「非国民」というのかもしれないが、
愛国心は今夜のｗ杯、対パラグアイ選で示そうと考えている
次第である。

休息、したい！

昨日は、何ヶ月ぶりかの日曜日の休日であった。

少々、買い物などに行き、明るいうちにお風呂に浸かり、
ビールを飲んで昼寝などを楽しむ。時々はどこへも行かず、
うちでのんびり過し、体を休息させるのも必要であろう。

たまには、こんな休みも良いものである。

そして、本日、休日明けの月曜日、「さぞかし体も軽く…」と
思いきや、朝からお腹を壊し、体の節々も痛い。

風邪か…？

食欲もないので、栄養ドリンクを薬と一緒に飲むが、全く効か
ない。なぜだろう…？昨日はあんなに休息したのに…。

慣れないことをやると返って体は鈍るのかもしれない…。

早々、帰って寝よう…

おやすみなさい。

内山田旅館

強かった。

感動である。一体、日本はどうしたのだろう。ｗ杯直前の試合を全て
負け越し、批判にさらされたのが逆に良かったのかもしれない。
前回のオランダ戦より確実に強くなっているし、これまでを振り返っ
ても過去最高の戦力である。

期待していなかったぶん、喜びも大きい。

次は南米、パラグアイ戦である。

パラグアイと言えば、個人的には、何はともあれ首都、アスンシオンに
ある、内山田旅館である。「長崎は今日も雨だった」のヒットで知ら
れる「内山田博とクールファイブ」の内山田さんとは何の関係もないが、
ここで出される素朴な日本の朝食は、日本の裏側にいることを忘れて
しまう美味しさであった。今もあるのかな、内山田旅館。

他の南米諸国からは田舎者扱いされ、ちょっと小馬鹿にされることも
あるパラグアイ。サッカー王国南米にあり、アルゼンチンやブラジルに
隠れイマイチピンとこないかもしれないが、何気にレベルは高い。
ヨーロッパサッカーとは一味違った、個人技に長ける相手である。

また、今回、本田がフリーキックを決めたことによって、日本のエース
の座が、完全に中村俊輔から本田への流れになったような気もしている。

中村俊輔だけでなく、同じ境遇のキーパー、楢崎らの心境を思うと、
ちょっと切なく思えてならない…。

それでも、パラグアイに勝つと8強入りである。

4強まではあと２つ。

奇跡を信じたい…。

起きるしかない！

ワールドカップも、いよいよグループリーグの結果が出始めた。

アジア勢では、韓国がグループリーグを突破。最終戦はナイジェリア
相手に２対２の同点で、グループ２位を確保している。
一方、南アフリカは開催国としては大会史上初めてのグループリーグ
敗退国となった。このほか、フランスが敗退するなど、国際サッカー連盟
（ＦＩＦＡ）の世界ランクは全く参考にしかならないのがＷ杯でもある。

韓国も世界ランクはグループ内では最低の47位だったが、ギリシャ（13位）
やナイジェリア（21位）を勝ち点で上回った。

世界ランク45位の日本は本日、深夜、というか翌朝3時半から36位の
デンマークと対戦する。日本は引き分け以上で、グループリーグ突破である。
一方、対戦相手のデンマークは勝たねば敗退である。確実にオランダ戦
より厳しい試合になるだろう…。

何とか生で見たいが、さすがに3時半起床はキツイな。

一度寝て、起きるしかないか…。

明日は寝不足の人も多そうである。

コストコ

昨日は早朝5時半に起き大阪へ。午前中に仕事を済ませ、午後
からは尼崎にあるスーパー卸売りセンター「コストコ」へ買出し
に行ったというか、行かされる羽目に…。

以前、うちの奥さんが千葉の幕張にある「コストコ」へ友人に
連れて行ってもらい、えらく感動したらしく、その感動のあまり、
担ぎ屋ほどの大量の戦利品と共に帰ってきたのが数ヶ月前。

それ以来、「もう一度、あの感動を…」ということで昨日、無理
強いされた次第である。全国各地の都市圏の郊外にはあるはずな
のに、どういう訳か、中部圏だけは未だないのだ。ちょうど、昨日、
仕事で大阪へ行くところだったので、そのついで、ということも
あり出掛けた。

とにかく、何もかもがデカイ！まさにアメリカンサイズだ。

パン、ベーグル、クッキー、ケーキ、ラザニアや焼肉などの
パックした加工品。どれもこれも10人分以上はある。大所帯
なら未だしも少数世帯の日本には少し多すぎるのではないか？
ポテトチップスなんかはデカイというかデカ過ぎである。

これはもう、日本人を欧米人体系にし、肥満児を増殖させ、健康
被害を起こさせる、そして国力低下を狙ったどこかの国の戦略では
ないのか？それとも、医者らとグルになり、病院が儲かるような
策略かもしれない…。

しかし、品揃えも日用品、野菜や果物となかなかのものである。
安くて多くて、品質はまぁ、普通程度というのか、とにかく
みんな大量にまとめ買いしている。ここでの客単価はおそらく、
3万円くらいはあるのかもしれない…。

まとめ買いするのだから、ある程度は安くて当然なのかも
しれないが、せめて、今の分量の3分の２程度にしてくれれば、
ありがたい気がした。

早く、中部圏にもできないかな…。

世界の舞台

南アフリカで開幕されているサッカーのワールドカップ。

日本でも連日、報道されているが始まってからの話題の中心は
当たり前だがゲームの結果ばかりである。
開催前には、あれほど治安面や南アの暮らしなどにスポットを
当てていたのに…

現在の南アを席巻するのは、やはりここでも中国製品だという。
中国人の在南ア人口はおよそ50万人で、ヨハネスブルグには
中華街や中国のアパレル製品の卸売市場なども存在しているそ
うである。

しかし、最近、現地で存在感を増しているのが韓国なのだという。

街にはサムスンの巨大広告が登場し、黒人たちはＬＧの携帯電話を
手にし、道路ではヒュンダイが走る。トヨタと日産が現地生産を
していまだ優位を保っているものの、ビジネスでも中国や韓国に
お株を奪われつつあるという。

スポーツだけでなく、何にしろ世界の舞台で母国の存在を知らしめる
のは気持ちいいものである。


こちらのほうも、「頑張れ、ニッポン」である。

人魚姫

勝てたかも…。

時々、格上チームと試合をすると、相手チームのプレーに
触発されて、通常以上の力が出るときがある。
昨日の日本がそうだったのかは別として、これまでで一番の
内容であった。

それともオランダの調子が悪かったのか…？いやいや、日本の
守備の堅さにせめ切れなかっただけであろう。そして、昨日は
守りだけでなく、数少ないチャンスを狙い積極的にゴールを
狙っていけた。そこがこれまでの日本とは違っていたところ
である。

試合は互角にも見えたが、やはり少ないチャンスを確実に決め
たオランダは強かった。まぁ、あれだけやったのだから、仕方
ない、もう、忘れるしかない…。

そして次は、デンマーク戦である。

デンマークといえば、何はさておき「人魚姫」である。この世界
3大がっかりにも数えられる「人魚姫」なるものを国宝として、
また、国を代表する一大観光スポットとして紹介するこの国の
感覚には理解に苦しむところではあるが、まぁ、外国人である私は
関知しないことにする。

そして、そんなデンマーク人の心のよりどころである大事な人魚
姫は現在、上海万博に長期出張中である。

そんなデンマーク戦だが、昨日と同じような動きが出来れば、
勝てるかもしれない。しかし、オランダ戦よりはずっと厳しく
苦しい試合になるのは間違いないだろう。

しかし、昨日の試合で希望は見えた。

24日が楽しみである。

埋蔵金

ようやく消費税の議論が始まった。

数年後にはとりあえず10%になるかもしれない。

現在は国家予算の半分を借金でまかなっている、いずれ年寄りばかりに
なるからこの国は持たない、などと聞くと致し方ないという気はする。

ところで、埋蔵金はどうなったのだろう…。

去年の総選挙の前、民主党は子ども手当てや高速無料化などを言い
出して「財源はどうするのか」と自民党からCMでもって揶揄された。
しかしあの当時、TVに出ていた民主党議員は皆、「私たちが政権を
取ったら霞ヶ関から何十兆円という埋蔵金を掘り出して差し上げるのだ、
と口をそろえて言っていたのだ。

そして、ある意味それを信じて我々国民は政権を与えたのである。

しかし、期待したほどの埋蔵金など、結局なかったのである。　

それで始まった「事業仕分け」はたいした金をひねり出せなかっただけ
ではなく大山鳴動して「2位じゃいけないんですか」のおばさんを
大臣にしただけで、今やそのおばさんは、はやぶさの人気にうろたえる
始末である。子ども手当の満額支給も辞め、高速無料化もどこだかわか
らない田舎以外は辞めた。結構な、うそつきである

そこで、提案である。

霞ヶ関に埋蔵金がないのならいっその事、赤城山を掘ってみたらどう
だろう？

赤城山の「徳川埋蔵金」は江戸幕府再興を願った小栗上野介が隠した
ものだと言われている。そして、水野さんという人が三代にわたって
堀り続け、確か、かつて、大橋巨泉の番組などが、大々的に支援して
行われていたが、結局は何も出ず、現在は放置されているらしい。

そんなもの出るわけ無いだろう、と言われそうだが、国が公共事業として
やれば、掘り進める速度や規模もこれまでとは異なるはずである。
それに、実際、小判などでなくてもいいのである。

目指すは「レアメタル」（戦略物資）だ。

実は、日本の資源潜在量は世界有数なのだ。もちろん、棚簿たで小判も
出ればなおさらラッキーだが、レアメタルが出れば一発逆転である。

ちょっとくだらない話になったが、今の日本に必要なのは、ある意味、
夢のある話ではないかと思っている。明るい未来を描ける材料があれば、
そこに投資することは国民も大賛成なはずである。

それは宝くじを見れば一目瞭然である。

管さんの大胆でかつ無謀な決断に期待したい…

賭博山

野球賭博で話題の角界の話である。

当初は否定していた大関「琴光喜」までもが、ついに吐いた。
全く表情から感情を読めない顔なので、否定し続ければ逃げ遂
せるような気もしたのだが、脅迫されていたのでは致し方ないか。

しかし、思えば相撲でも祭りの屋台でも、ああいう小屋掛けの興行
というのは、テキヤが仕切らないと どうにもならいのが歴史では
ないのか。そもそも、ああいう世界とは 持ちつ持たれつだった
ような気もしている。

賭け事にしても、公認の競馬などをやりたくても力士なんてあの
ガタイである。ちょんまげもあるし、堂々と馬券を買いに行きに
くいのである。だから代わりに買ってやる ノミ屋が必要なのだ。
そしてレートも高いとくれば、購入者は増える一方であろう。

野球賭博にしたって、英国ではブックメーカ－というものがあり、
公認である。

私は全くやらないが、博打は合法、非合法含めて世界中で愛され
いるのは周知のとおりだ。

何がいけないのか、と言えば、もちろん賭けるほうもいけないが、
何よりもこういう資金源が最近では反社会勢力という「暴力団」
などに流れるのを良しとしないのである。

しかし、今さら角界とこういう方々との付き合いが発覚したとし
ても何ら不思議ではないと思っている国民も多いのではないだろ
うか？

何だか、マスコミの飯の種にされているような気もする。

もともと力士らは賭け事が好きな方が多いのだ。ならばいっそ
の事、力士専用の高配当の博打を何か作って差し上げたらどう
だろう？

博打で大負けして尻に火が付き、土俵で気合が入る。

名付けて「賭博山」。

そういう力士がいても良いのでは…。