ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ポスター考察

2024-08-23 20:41:24 | 時事(国内)
自民党の総裁選のポスターがある。
それをを見て、勝手に思ったこと…。

ポスターには、初代の鳩山一郎総裁から岸田さんに至るまで、26人の総裁の写真が掲載されている。気になったのは、歴代総裁の写真の大きさや位置だ。おそらく大きさや位置は、過去の功績に存在感、影響力や在任期間なんかが反映されていて、ある意味、党の歴史を表しているんじゃないかと思う。ポスターでの写真の大きさを見ると上位4人は以下の通りとなっている。

安倍晋三>小泉純一郎>田中角栄>中曽根康弘=小淵恵三

やはり一番重要なのは在任期間の長さだったのかな。安倍さんは間をおいて2度、総裁と首相を経験しているが、1度目だけだったら小泉さんの陰に隠れて、あまり存在感のないまま小さな写真に終わっていたはずだが、2度目で歴代最長となったことと衝撃的な亡くなり方をしたことで最も大きな写真になっている。次に来るのは、ぶっ壊すの小泉さん、その次に来るのは、列島改造論やコンピューター付きブルドーザーの異名を持つ田中角栄だった。個人的には、影響力や存在感で一番大きくても良いのかなと思ったが、現職の首相として逮捕された唯一の人でもあり、やや控え気味になったのかなと。中曽根さんはもっと大きくても良かったような気もするけれど、以外にも小渕さんと同じ程度になっている。中曽根さんは、いつの日かアメリカからの情報開示で、何か重要な事実が出てきたりして、また評価が分かれるかもしれない。小淵さんは現職中に倒れたことで、若干優遇されたような気もする。

そして、もう一つ気になったのが、在任期間が短い割に写真が大きなと感じたお三方だ。

森喜朗 通算387日
麻生太郎 通算358日
宇野 宗佑 通算69日

神の国の森さんは総裁任期としては短いものの、退任後は一時期ご意見番のような立場になっていて影響力を維持していたことからも、比較的大きな写真になったのかもしれない。次の太郎さんは下野する契機となった総裁だが、そこそこ存在感がある写真になっているのは、未だ派閥を維持して、大きな勢力を保っていることで党内が忖度した可能性もある。最後に2か月ちょっとの宇野さん。本来なら顕微鏡で見ないと見れないくらいのサイズでも良いのかもしれないが、女性関係での辞任に際して「一切の責任は私にあります。よって総理総裁を辞任いたします…」と、潔かったのが、このサイズに繋がったというのは、やっぱり見当違いかな?

で、忘れてはいけないのが、総裁ではあったものの、総理大臣にはなれなかった二人がいること。一人は谷垣さんともう一人は河野パパの河野洋平氏だ。谷垣さんは、大きさと位置を考えると異例の待遇かもしれない。これは多分、自転車でコケたケガのせいで政治家引退に繋がった同情から、この位置に収まった可能性もある。

最後は、初代総裁の鳩山一郎氏と長期政権の池田勇人氏、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作氏が超小さい写真になっている。
これはもうおそらく、単純に半世紀前の人と言う事かもしれない。もはや歴史上の人物だから…かな。

で、次は、一体誰なんだろう?

小泉ジュニアさんか、コバホークさんか、女性初の総理、総裁誕生なんだろうか?


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