ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

節操がない

2015-10-30 20:49:57 | 時事(国内)
催事、終わる。

初日は朝5時起きで、今朝は6時起き。四十半ばを過ぎた体には、二日連続の
早起きはさすがに堪える。さらに販売不振だと、主催者からの無言のプレッ
シャーがかかり、それも精神的に堪える。
今日は来場者も少なく、あわや…という感じのところ、昨日分の好調が功を奏し、
ぎりぎりクリアで、なんとか無事に終了した。
ほっとした途端、どっと疲れが出た。そういえば、今週は休みがない。


気がつけば、世間はハロウィン一色。どこにいっても、ハロウィンの飾りつけで
いっぱいだ。近年、急速に広まってきた感のあるハロウィン。

これまで、よくわからないが、「おそらくキリスト教がらみの行事だろう…」と
思っていた。しかし、これが全く違った。なんでも古代ケルト人の宗教儀式がベ
ースになっているとかで、むしろ厳格なキリスト教徒からすれば「どうなのよ」的
イベントなのだとか。

アメリカなどではもはや宗教的な意味がほとんどないイベントと化していて、それが
日本でもだんだんと普及してきた…というのが近年の経緯らしい。日本でいうところ
の…なんだろう。節分みたいなものかもしれない。豆をまいたり、歳の数だけ食べた
り、恵方巻を食べたり。

とはいえ、ハロウィンは近年急速に広がり始めたイベントなので、否定派も多いらしい。

けれど、飲食業界やテーマパーク、カラオケ屋などのエンターテイメント業界をはじめ、
スーパーではお酒やお菓子、パーティ用の食材なんかも売れるので、この流れは、もはや
止められないだろうと思われる。

否定派の方々は、もうあきらめるしかない。

おそらくは、今後、将来的にクリスマスなんかより、全然待ち遠しいイベントになると
思われる。いや、もうすでになってるかもしれない。

日本人のイベント好きと節操のなさ…。

完全についていけてない気がしている。

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内向的に…

2015-10-27 21:46:26 | つぶやき
昨夜、何かの番組の中で「4人家族、極貧世界一周旅」なるコーナーを
ちらっと観た。

仕事を辞め、小さな子供二人を連れて、旅に出ている家族を追ったという
内容のもの。現在はキャンピングカーを借りて、カナダにいるらしい。
番組の終わりの方からしか見ていないので、どこをどう回っているのか
詳細は不明だが、持っていった総予算は600万円ちょっと、などと言ってい
た。そろそろ、旅の資金が少なくなってきたようで、結構、倹約に励んでい
る様子も伺われた。

何が理由で旅に出たのかもわからないけれど、何はともあれ家族で日本を脱
出した勇気は素晴らしい。子供たちは幼稚園を辞めて、旦那は仕事を辞めて、
とりあえず、先のことは深く考えずに出かけたことは、安易に想像できる。
いろいろ考えだしたら、出れなくなるからだ。結果、失うモノより得られる
ものの方が大きいと判断したんだろうなと思う。

それは正解だ。旅は行こうと思った時に行かないと、結局、行けないことが
多い。それに、多少、犠牲を払っても、行って後悔することはまずないからだ。
(事故にあったとか、犯罪にあったなどという場合は除く)

とはいっても、私には無理だと思っている。というか、旅が好きだったり、
旅の仕方に多少なりともこだわりのある人にとっては、小さい子を連れての
長旅は辛いだろう。結局、子供がいると、子供を楽しませることも考えない
といけないし、子供にとって大変な場所などは避けなければいけなかったりと、
どんどん制約が課せられるからだ。

すると、大人の優先度は低くなる。当然、行けないところや通れないルートも
多くなる。結果、不完全燃焼になりがちだ。

こうやって実際、家族で出かけてしまう親御さんは、「子供に様々な経験を…」
とか「家族みんなで楽しもう!」みたいな、どこか自己犠牲を美徳に感じる寛大
な心と家族の笑顔が自分の幸せ、というような懐の大きさを持ち合わせた頼れる
優しいお父さんのような人が向いているのでは、と個人的には思っている。

私のような、「ここのルートは悪路だが、どうしても通りたいので、子供には強烈
な風邪薬で眠ってもらおう…」、などと自己犠牲を二の次に考える親では、そのう
ち考え方の相違から、妻と殴り合いの喧嘩になって、途中で一人旅になるのがオチ
だ。ならば、最初から辞めておいた方がいい。もっとも、家族で長旅に出る勇気も
最初からないけれど…。

なので、すごくうらやましいとは思わないけれど、出かけてしまう勇気は称賛に
値する。また、それを経験した子供はどんな風に育つのか、ちょっと気にもなる。

来月末、旅行嫌いの娘を連れて、南国へ出かける予定でいる。

うちは、行けば行くほど、内向的になっていくような気がしてならない。

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乾燥

2015-10-25 20:55:41 | つぶやき
年に一度、カナダから来るお客さんが訪ねてきてくれた。

毎年、里帰りのついでに寄ってくれる。もう5年になる。

10歳の時、三井物産に勤める父親がニューヨークに転勤になり、家族でアメリカへ。
それから15歳までニューヨークで暮らし、その後、家族は日本へ帰国する。けれど
彼女だけそのままアメリカにひとり残って、高校と大学に進んだ。その後、就職も
アメリカですることに…。それから今のご主人であるカナダ人の旦那さんと結婚し
、カナダのバンクーバに暮らすこと35年。

結局、生粋の日本人なのに、幼いころ10年しか日本に住んでおらず、日本は何も知
らない。ちょっと前に、もう必要ないので、日本国籍も捨ててカナダ人になったと
言っていた。

随分前に、父親が亡くなり、現在、日本には母親がひとりで暮らしている。

「カナダに来れば…」と何度誘っても、「嫌だ」って言うから、もう諦めたとのこと。

昨年、一緒に訪ねてくれたとき、お母さんに「どうしてカナダは嫌なんですか?」と
尋ねたら「だって、あそこは空気が乾燥してるでしょ。確かに夏はいいけれど、私は、
乾燥肌だから…」

「そんな理由かよ!」

と、ツコッミたくなったが、本人は至って真面目な返答だった。ただ、元々、かなり
の天然系だと思われる。

けれどこの感覚、なんとなく分かる。

昔、冬のモンゴルでそうだった。寒さも然ることながら、乾燥が凄かった。まず、唇が
やられた。リップクリームを探したがなかなか見つからず、その日はバターを買って代
用したことがあった。けれど、そのバターがちょっと臭くて、そのうち気持ち悪くなっ
た。その時、つくづくこの国には住めないなと思った。
確かに、ちょっとしたことだけれど、それでも、苦痛は苦痛だ。

それ以来、モンゴルといえば、まず「極乾燥」が思い浮かぶ。

ただ、この「乾燥」のおかげで、親子が一緒に住めないなんて、なんだか悲し過ぎる。

たかが乾燥、されど乾燥である。


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なるようにしてなる

2015-10-24 21:35:11 | 時事(国内)
維新分裂。

なんだか完全に泥仕合になっている。ちょうど1年くらい前は「みんなの党」が
同じようなことをやっていたような…。

維新もみんなの党も、やはり個人商店的な色合いが強かったことがいけなかった
のかもしれない。特に維新は、橋下さんの個人的な人気が飛躍の大きな要素だっ
た。所詮、橋下さんの人気があっての政党で、個人的な主張と所属議員の主張と
が異なると問題が生じる。

特に橋下さんはモノいう政治家で、主張も強烈だった。ついていけない人もいた
に違いない。けれど、ある意味、これは自然なこと。すべての主義、主張が同じ
ということはないわけで、このところをどうやって折り合いをつけるかが、もっ
とも、大事だったはず。

それに彼が国会議員の肩書きがないのも話をややこしくしている。党の議員の中
には松野氏や江田氏のようなベテランの国会議員もいる。政治家の格としては、橋
下さんより上だ。序列や立場もいまひとつわかりにくいのも良くなかったと思われる。

しかも、橋下さんの関心の多くはやはり大阪に関するもの。大阪都構想などのテーマ
は関西以外の議員にとっては、やはり二の次だろうし…。

やはりなるようにして分裂、解党なんだろうな…。

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本気で…

2015-10-23 20:30:40 | つぶやき
本棚完成。

ようやく本棚が完成した。壁一面の大きさで、横3,3メートル、高さ2,2
メートル奥行き28センチ。一度はIKEAで購入しようと、大阪まで行き、実際、
お金まで支払い、さて、送ろうかとその手続きに行くと重さ200キロで、「約
4万円ほどです…」と言われた。
商品代金に対しての送料の高さ、これがどうしても気になった。結局、その場でキ
ャンセルしてしまった。

せっかくIKEAで安く上げるつもりなのに、送料で倍近くになるのなら、もう少し良
いものを買った方がいいのでは、という思いと、自らトラック行き、自分で運んで
安く上げるこの二択しかないかと。

その後、なかなか欲しいものが見つからず、しかも自分で運ぶのも面倒になっていった。
そんな時、ツテで知り合いの大工さんを紹介してもらった。材は安く手に入りそうだ
ったので、結局、オーダーで作ることに…。その前にネットで調べたところに見積もり
依頼すると20万から30万と言われたので、あっさり断念したのだが、この方法だ
と随分、安くなった。結局、オーダーして大正解だった。

さすがにチーク材というわけにはいかなかったが、無垢材でしかもこちらのサイズで
お願いできるし、棚の数も好きなだけ頼めた。さらに棚が可動式なのも良かった。

何よりも、これで家の中がようやく片付く。
段ボール14箱分の本が、これでやっとすっきりする。

今日は大工さんと半日、一緒にいた。黙々と作業する大工さんを長い間見ていた。
いとも簡単に、板をまっすぐに切ってしまう。大工さんなので当たり前なんだけれど、
それだけで、ちょっと感動した。釘もそう。私は満足に釘ひとつ打てない自分を知っ
ている。祖父が大工さんなのに、大工仕事は、苦手の域を超えている。要するに何も
できないので、出来る人には頭が下がる。

ついでに、洗濯機置き場にも棚を作る板を固定してもらった。壁をトントンとトンカチ
で叩き、壁の中の柱の部分を探り当てる。そこに固定するらしい。その一方で片方の
壁は薄くてダメだという。すると、ちょっと考えて、変わった釘を取り出してきた。短
いけれど、壁の中で開いて固定できるネジだという。

不可能はないのかと、再び、感動する。

「考えれば、何か方法はあるもんだよ…」

小柄で線の細いおじいちゃん大工さんだったが、頼もしく見え、ちょっと格好良かった。

なんで大工にならなかったんだろう…?

本気でそう思った一日だった。

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一生賃貸

2015-10-21 21:14:32 | 時事(国内)
傾斜マンション。

そういえば、施工にあたった旭化成といえば、先日の堤防決壊で「流されなかった白い家」
としてへーベルハウスが話題になったばかりではなかったか。
せっかくの高い評価も、そもそもちゃんと施工していなかったら話にならない。

そもそも建築業界は、元請けから下請けに仕事が流れてゆく中で、強烈な値下げやコスト
の圧力がかかることは安易に想像できる。やりたくなる、またはやらざる得なくなる気持
ちもわからないではない。けれど、住んでいる人にはたまったものではないけれど…。

調べれば、他にもまだまだ出てきそうだ。

以前、こんな話をきたことがある。

一般的にマンションやハウスメーカーの一戸建て住宅には、想定耐用年数というのがある。
マンションなら50年から100年、戸建てなら30年から40年などと一応、販売時にそう謳って
いる。けれど、ここに落とし穴があるのだという。

この耐用年数というのは、例えばマンションなら構造コンクリートの話であり、その他多くに
使われる建築部材といわれる、ねじやパッキン、金属製の手すりに至るまで、ほぼべての部材
は10年持つことしか保証されていないのだという。つまり10年持ちこたえる施工さえすれば、
そこから先はメンテナンスすることで維持できる、という考えらしい。

で、これは戸建てでも同じことらしい。

ただし販売時に、こういう説明はない。

「夢のマイホーム」なんていう言葉は、もはや死語に近い。日本の人口はこれからも減り続け、
空き家もどんどん増え続けるだろう。一部の大都市を除くと、将来的に土地の資産価値など
あってないようなものになる可能性も、いや、地方では、もうすでに始まっているという話
もある。評価額なんて言っても、売れなければ何の意味もないわけである。

案外、一生賃貸というのが、一番賢いのかもしれないと本気で思うこの頃である。

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憂鬱

2015-10-20 21:26:27 | つぶやき
一週間後に催事が始まる。

毎回、今度こそ断ろうと思いつつ、いざ、連絡があると「はい、わかりました、
大丈夫です…」と、つい、受けてしまう。

で、受けた後、ちょっと憂鬱になる。

さらに、日が近づいてくると、どんどん憂鬱度が増してきて、当日、「急に親戚
に不幸がありまして…」とか「前日に倒れて、入院しまして…」とか、そんな子
供じみた理由で、「ドタキャンしたらどうなるだろう…」などと、つい考えてしまう。

そんなに嫌なら、最初から断ればいいだけの話なのだが、それが人間関係の難しい
ところというか、いや、優柔不断なだけかもしれないが、もしかすると、頼まれた
ら断れない性分だったのかもしれないと、一瞬、思ったりもした。けれど、良く考
えてみれば、これまで面倒なことは、こと如く断ってきていることからも、要する
に頼む人がどんな人なのかで、判断しているということがわかった。
つまり威圧的な人や強引な人から頼まれると、どうしても断れないのだった。

もしかすると、これって、「パワハラ」?

いや、いや、やっぱり優柔不断なだけだ。

けれど、次からはちゃんと言おうと思う。


世界で最も貧しい大統領と言われた、パラグアイのムヒカ元大統領も言っている。

人間は良い暮らしを保つためにモノが必要だが、それを達成するために消費と仕事を
どんどん増やさなければ行けない計画的陳腐化や底を知らない消費社会を肯定しては
いけない。

さらに、人は物を買う時は、お金で買ってはいない。そのお金を貯めるための人生を
裂いた時間で買っている。つまり労働によって裂かれた時間で買っているのだと…。

若い人には恋する時間が必要。子どもが生まれれば、子どもと過ごす時間が必要。働
いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。職場と家の往復をするだけに時間
を使っていると、いつの間にか老人になってしまう。

つまり、「不要なモノを買うために、不要な労働をすることはない」ということ。
必要最低限の暮らしの中で、適度に働き、その他の時間は自分のため、家族のために
使うべき、ということである。

素晴らしい。

彼は、良さは何も言わずとも、顔に出ている。

この人のような人が、もし、20世紀のソビエトの指導者だったら、共産主義もなんとか
なっていたかもしれない。

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引退

2015-10-18 21:02:54 | 時事(国内)
亀田兄引退。

亀田親子、小さな時から父親に鍛えられた姿を、随分、昔になるが、
度々、テレビなどで見かけていた記憶がある。
当時から、三兄弟のひたむきな姿に、非常識な父親の姿、という図式
で見ていたような気もする。感じの悪い父親は嫌いだったが、子供には
罪はない、と思っていたのもつかの間、あれよあれよという間に大きく
なり、見事に三兄弟皆が、あのおやじ色に染まっていた。

その後、長男がチャンピオンになると、すぐに「実績ほど強くない…」
という噂が立ち始めた。弱い相手を探して勝ち続けるという手法で知名度
は上がっていったように思う。特に、試合後の威嚇的な父親が、何かを誤
魔化す姿に見え、なんとなく公平さを欠いた出来レースのような試合もあ
った。

その後のおやじのセコンド剥奪、次男の反則での謹慎、はたまた日本で試合
が出来なくなる、などなど亀田家を取り巻くトラブルはどんどん大きくなっ
ていった。しかも、期待された三男も結局、パッとしないまま…。

結局、これらすべてが、依然、背後で子供らをマネージメントする亀田オヤジ
の招いた悪行だとすれば、子供らはちょっと気の毒にすら思える。

とはいえ、自己流のボクシングで良くここまで、頑張ったなという見方もで
きる。

「引退後は、実業家に…」ということらしい…。

三兄弟の中では、一番しっかりしているように見えるお兄ちゃん。

オヤジとは距離をとりつつ、頑張っていただきたい。

巨人、原監督退任。江川が監督に…。

本当だろうか…?

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詭弁と残留

2015-10-16 21:19:46 | つぶやき
帰国致しました。

国慶節明けで、「やる気のない人民たち…」というのを想像していたら
なんてことはない、いたって普通だった。もっとも、4日ほど経っていた
けれど。

前回より、少しだけ元安だった。このところ行くたびに、円安が進んでいた
ので、「ようやく落ち着いたか…」という感じがした。モノの値段も、これ
はあくまでも個人的な主観というか実感だが、「値下がりに転じている…」
と感じた。もちろん自分が扱うモノに限ってのことで、しかも、自分が知る
限りの狭い範囲での状況なので、なんの信憑性もないのだけれど。でも、こ
こ何年もずっと上昇傾向だったのが、今回、初めて「安くなってる…、ここも
、ここも…」という感じだったので、ちょっと驚いた。
おそらく、これまでのような量は売れなくなってきたので、価格を下げて対応
している、という感じもした。そのうち生産量を減らして、価格は元に戻るの
かもしれないけれど…。

たしか、国家主席の習さんは、訪米中、必死に「我が国は7%の経済成長率を
維持しています。なので、心配は無用です…」などと、繕ってはいた。
けれど、本当のところはどうなんだろう。
おそらく、あれは詭弁に違いない。もっとも、この国は政治は、すべてが詭
弁で出来ているようなものなので、いたって普通のことなんだろうけれど。

それにしても、いつまでも成長率が7~8%も続くわけがないし、いつかは下
落に転じるはず。先日の株価の下落もそうだけれど、政府の介入にも限界はあ
るはずで、そのうち、「ドカーン」という日が来ないとも限らない。
けれど、それはそれで、日本だけでなく世界中も困るので、そこのところは、
なんとか緩やかな下降線で対応して頂きたいとは思う。

帰国日、早朝のバスで香港の空港まで向かう。このバスは深センと香港の深セン
側のボーダーの手前で大型バスから8人乗りのバンに乗り換えるシステムになっ
ている。中国出国も香港入境も車から降りずに手続きが済むため、大変楽ちん
である。この方法を知ってから鉄道を使うのを辞めたのだが、今回、そうはいか
なかった。
バンの乗客のひとり、韓国人男性の荷物が大変多かった。というか多過ぎた。
そのせいで、初めて香港入境で超厳しい税関検査を受ける羽目に…。

バンは、税関の建物に誘導され、乗客の7人の荷物を徹底的に調べだした。もっと
もターゲットはコリアンオヤジなのは見え見えだったのだが、一応、その他の人も
一通りチェックされた。
で、このコリアンおやじが大量に持っていたもの、それは「骨董品らしきモノ」の
数々だった。一見、ガラクタのようにも見えるし、高価なモノにも見えた。もし、
本物の骨董なら持ち出しの制限もあるだろうし、関税もかかるかもしれない。
結局、その判別に時間を要すると判断した職員は、コリアンおやじの残留を指示
した。

結局、バンは、おじさんを置いて出発してしまった。

おじさんは、「飛行機に乗り遅れる!、乗れなかったら飛行機代を弁償しろ!」と
怒り心頭だったが、完全無視されていた。

何年か前、マレーシアに麻薬を持ち込んだ日本人女性が空港で捕まり、裁判で、「死刑」
を宣告されていた。今日、その2審の判決があり、「死刑」が確定された、というニュ
ースがあった。
この女性は「冤罪」っぽくはないけれど、2年前に愛知県の稲沢市の議員さんが広州の
空港で麻薬所持で捕まったまま、未だ結審していないのは、ちょっと気の毒ではある。

日本の税関の厳しさは以前から有名だが、最近はこれまで割といい加減だったアジアの
国々でも検査をするようになってきた。特に中国は手持ちのカバンの中身のチェックな
どもするようになった。

いけないモノは持たない。

肝に銘じたい。

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お知らせ

2015-10-11 00:00:00 | つぶやき
(有)ホリカワからのお知らせ。

10月12日(月)から15日(木)まで出張致します。
この間お問い合わせへのご返信は、16日(金)以降になりますので、あらかじめ、
ご了承下さいませ。

ということで、数日、ちょっと中国へ行ってきます。

円高も相変わらずだし、仕事で行く中国になんの楽しみもないけれど、とりあえず、
水餃子とハルピンビールの路上の夕食は堪能しようと思っている。

名古屋から中国へ向かう便がどんどん増えつつあり便利になっている。「どこだろう、
それ、」というような都市にまで就航しつつある。また、そこを経由し、国内線に乗り
継いで大都市へ、というような航空券まで売られるようになり、選択簿が格段に増えつ
つある。

けれど、中国の国内線にはできるだけ乗りたくない思いがあり、どうしても敬遠してし
まう。大声でしゃべる中国人客の中で座り続けるのは、可能な限り避けたい。国際線な
らまだ、諦めもつくけれど…。

そんなこんなで、マイレージも考えると、行きつく先は、不便ながらもいつもの台湾乗
り継ぎということに…。


それでは、とりあえず、行ってきます。

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