ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

秘島…

2024-06-30 21:21:45 | つぶやき
インドネシアにどこかおもしろそうな島がないだろうかと探している。

で、ひとつ見つけた。

そこはマッコウクジラをモリ一本で仕留めるという、未だに原始的な方法で捕鯨をしているレンバタ島のラマレラ村というところ。船もハンドメイドの木製の船で、そこからモリを持ち、クジラの急所を狙って飛び込むという。クジラが捕れるのは5月から9月、時期もちょうど良い。ただそうは言っても、クジラはなかなか捕れるものではないらしく、普段はマンタやウミガメやサメ、時々イルカなんかを捕って生活しているんだとか。捕れたクジラや魚は島の人らで分配する。貨幣経済とはやや距離を置いた非文明的な要素を残した島という感じだろうか。これは違うかも…。もちろん船に乗せてもらって捕鯨を漁を見せてもらおうとは、到底思わないけれど、こういう秘島もちょっと面白そうだ。一応、宿は2軒あるらしい。

で、ちょっと行き方を調べてみたら、これがとんでもなかく遠かった。物理的な距離ではなく、人の往来があまりないせいか交通手段が不便極まりない。まずバリ島からフローレス島のマウメレまで飛行機で2時間。ここから島の東の果てララントゥカまでバスで4時間。ララントゥカから船に乗りレンバタ島のレオパラ村へ3時間。ここから再びバスに乗り4時間でようやくラマレラ到着する。バスや船の本数も少なく、バリから普通に行って3日かかるという。日本からは最短で4日。やっぱり秘島だけのことはある。帰りも当然、同じだけかかるわけで、往復するだけで8日もかかる。ちょっと遠過ぎる、どう考えても無理だ。時間だけはいくらでもあったフラフラしていた若い頃、知っていたら、ちょっと行ってみたかったなと思う。

今はスマホひとつでいろんな情報へ辿り着ける。
世界中の辺鄙な場所でさえ、少なからず何らかの情報はある。翻訳機能もあるから、現地語だけの情報でもなんとかなる。かつてのアナログの旅も、別に不便を不便とも思わなかったから、それはそれで悪いことばかりではなかったけれど、一度この効率の良さを知ってしまうと、もう戻れないのはたしかだ。

まぁ、世代的にちょうど両方を味わえたわけで、そういう見方をすれば単純にラッキーだったと言えるのかな…。
スマホを落とす、もしくは失くすとかしても、なんとかなるだろうし…。

いや、でもこれはまた買えばいいだけだ。

で、話を戻せば時間の制約もあるし、バリからどこかワンフライトで飛んで、そこからちょっと足を延ばす程度の距離しか移動に時間を掛けられない。完全独立後の東チモール再訪もありかなと思ったが、やっぱり未訪の島が良い。

明日から今年の下半期。
もう1年の半分が終わってしまった。

せめて後半は、充実した日々が送れることを願いたい。

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欲しい…

2024-06-27 20:27:30 | 時事(国内)
ワイドショーで電動スーツケースに乗った外国人が捕まったというニュースをやってた。

これ先月行った中国で町中や空港で乗っている人を度々見かけた。けれどこれがスーツケースだとは思わなかった。なんだか小型の電動カーみたいなものだと思っていた。とは言っても、そもそも電動スーツケースって自体意味がわからない。何のための電動なんだろう?自走することで押したり引っ張ったりする利用者の労力を軽減するためのモノだということ?それにしては、人の歩くスピードって平均時速4㎞だと言われていて、片や時速13㎞で走るスーツケース?作る側も完全に乗ること想定して作ってるとしか思えない。

フル充電でどのくらいの走行距離を走れるかによるけれど、単純にこれあったら良いなと思っていた。日本で使うわけじゃなくて、中国に仕入れに行った時に使いたい。日に15キロくらい歩くので、これが使えたら、随分体力の温存になる。市場間の移動や混んでなければ市場内でも乗れるので、間違いなく疲労感は半分程度になるんじゃないかと思う。そいうことで欲しいなと思う。一見すると年寄りが乗る電動カートみたいにも見えるので、日本だとあまり乗りたいとは思わないけど…。

飛行機に乗る時はバッテリー搭載なので、基本は機内持ち込みになるんだろうか?大型サイスの場合、バッテリーを外さないと機内預けにできないので、その辺が良くわからない。すべての航空会社で問題なく持ち込みできるのかなど、統一基準を明確にしてもらいたいと思う。いずれにしても日本はなんでも規制が厳しいので面白くない。規制はある程度あっても良いけど、ドローンのように普及を妨げるくらいにしてはダメだと思う。

今日は大阪へ出張してきた。

歩いた距離12キロ。ダラダラ歩きは後から疲労がやってくるから嫌いだ。運動の為に歩いたり走ったりする方がなぜか疲労感が少ないような気がする。
気のせいだろうか?

明日は終日、梅雨の雨日になりそう。
涼しくて良いかも…。




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先進途上国

2024-06-26 20:59:37 | 時事(国内)
再び1ドル160円突破。

ちょっと前に為替操作の監視リストに日本が加えられたので、このタイミングで為替操作はやりにくいだろうし、アメリカが利下げをすると思われる年末くらいまでは155円〜170円ぐらいをうろちょろしそうな気がする。対ユーロも170円台ということで、欧米へ行く費用負担はまだまだ下げ止まらない。円安は一時的なものだと思いたいが、言われている国力低下が根っこにある原因だとしたら、近いうちに私たちは先進途上国に成り下がったと受け入れる心の準備をしないといけないのかも。

昨年から円安が海外旅行のハードルを上げているという見方もあるが、為替だけでなく航空券代が値下がらないのも大きな原因になっている。かつて日本路線で言えば、日本人が乗らないと席が埋まらなかったせいで、日本発が総じて安値で売られることが常態化していた。けれど、今や日本行の便には外国人が大勢乗っており、復路便の搭乗率もそれに伴い席が埋まっている。だから日本発の運賃をわざわざ安値で売る必要がなくなっていることから、かつてのような価格では乗れなくなっている。これは極端に円高に進んでインバウンド需要が激減しない限り続くと言われている。

つまり日本が貧乏になったと同時に、諸外国が豊かになったということ。
日本路線にしても各航空会社は日本人需要をすでに見限っていて、海外発の高値の運賃でも乗ってくれる外国人をメインターゲットにし出した感がする。LCCは別だけど…。

そんな貧乏日本人がまだまだ割安感を持って行けるのが、東南アジアで言えばインドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシアの4カ国なんだとか…。そんなネット記事を度々見ることが多くなった。そんなことを言えば、南アジアのインド、バングラ、ネパール、スリランカ、パキスタンなんかは、さらに安いからもっとおススメすれば良いと思うけど、さすがにイメージも良くないし、行きたい人はそれほど多くないだろう。けれど、そもそも日本より割安感があるところをわざわざ探して行く必要なんてない。行きたいところに最大限安く行く工夫をして行けば良いだけの話だ。とは言ってみても、家族分で考えると予算には限りがあるから、やっぱり安いチケットがある場所を優先してしまう傾向にあるな…。

で、もしも将来的に1ドル200円時代が来てしまったその時は、かつてのスペイン人曰く「自分たちはお金がなくて海外旅行に行けないけど、世界中の人がここが良いってやって来るこの地で生活できて幸せです…」と、日本人もこういう境地で生きていく覚悟をもたないといけないかもしれない。

もしも今、20代だったら、間違いなくどこかの国に出稼ぎに行ってる…。
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最後のひとつ…

2024-06-23 19:39:04 | つぶやき
今から15~16年前、2008年か2009年頃だったと思う。

バンコクの週末だけやっているチャトチャックというマーケットで、良くできたパッチワークのバックを見つけた。それはそれは色使いも良く、細かいところまで丁寧に作ってあり、とにかく完成度が高かった。言い値は300バーツ、当時で900円くらいだったと思う。お店は40代くらいの人の良さそうな夫婦がやっていて、毎週末、北タイのどこかの小さな街から来ていると言っていた。

聞くとオーダーできるということで、当初は20~30個頼むつもりが、「数が多ければ、もっと安くなるよ…」と言われ、価格交渉をしているうちに、300個にもなってしまった。価格はひとつ100バーツ(およそ300円)に落ち着いた。中にファスナー付きのポケットを付けることと、ストラップは調整できるものにしてもらう条件で頼むことにした。
300個でおよそ9万円。半分をその場で払い、残りは出来上がってから。今思えば、当時はスマホもないし、店の名刺すらなかった。アルファベッドで住所と名前、そして電話番号だけをメモに書いてもらっただけだった。

3~4か月後に取りに行くと、ちゃんと出来ていたが、その数の多さに愕然とした。あらためて300個のバックを前に「やってしまった!」と思った。仕入れの時、時々、変なスイッチが入ることがあり、するともう、後の祭りだ。気が付いたときには、「どうしてあの時…」と、頭を抱えることになる。この時も、まさにそうだった。救いは、モノ自体は別に悪いわけじゃないということ。ただ数が多すぎて、この量をどうやって売るんだろうと、その後悔だった。

あれから15年。

今日、その最後のひとつが売れていった。300個売るのに15年。単純に言えば、1年に20個しか売れない、一体、どれだけ回転率の悪いバックなんだということになる。毎年の棚卸時には、もう見たくないと何度思ったことか…。それがこうやって無くなると、妙に寂しさを感じるから不思議だ。

昔のようにフラフラ当てもなく、市場を歩いて珍しいモノを見つけることも少なくなってしまった。無駄なものを買わなくなった反面、面白さも無くなった。今もまだ、そのおじさんのお店があるかもわからない。もうそういう時代じゃないと言えばそれまでだが、当時、時々感じていたお宝発見のようなワクワク感を、昔の商品を見ると懐かしく思い出すことがある。

今度、バンコクに行ったら、久しぶりにチャトチャックに行ってみようかなと思っている。

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聖徳太子の1万円

2024-06-22 20:30:56 | 時事(国内)
日本、南鳥島沖の深海底で鉱物資源を大発見!

こういうニュースはちょっとワクワクする。本来なら石油や天然ガスだと、もっとありがたいんだけど、そう贅沢は言ってられない。とはいえ、これまでも時々、レアアースなどの鉱脈を発見という記事は見たような気がするが、採算ベースに乗らないせいか、なかなか本楽的に稼働しない。日本は世界第6位だったか、それほど大きな海を有していながら、これまで資源開発はほぼほぼ皆無。けれど仮に国際価格には見合わなかったとしても、ただ資源を輸入してお金を海外に流出させるより、そのお金を国内で循環させた方が良いと考えることもできる。鉱物資源があるのは南鳥島や沖ノ鳥島周辺。つまりは東京都の管轄だ。都知事選公約なんかには、まったく出てこないが、国と連携して、なにか一つでも良いから採掘事例を作って、生産化に成功というところまでいってほしいなと思う。

来月の3日から、新しい紙幣が発行されるらしい。
新紙幣の発表したばかりのころは、メディアはこぞってタンス預金のあぶり出しと報道していたように思う。で、旧紙幣はいずれ使えなくなるという噂もあった。すぐにではないようだが、実際には2年程度で自動支払機も使えなくなるようなので、使えなくなるのは、あながち嘘ではないといえる。けれど銀行に行けば、新札との交換してもらえる。ただし大金だと手数料がかかるのと、一度に高額な金額を交換すると入金の出所を調査されて、一時取得とみなされ所得税が課せられることもあるので、タンス貯金の多いお金持ちは気を付けないといけないようだ。

私の子供の頃は、聖徳太子に伊藤博文、あとは岩倉具視の時代だった。それが福沢諭吉や夏目漱石、野口英世に変わったのは、まだちょっと前のような気がしてならない。ちょうどこの超円安のタイミングでの新紙幣発行。新紙幣がどこか安っぽく見えるのは、紙幣のデザインだけのせいではなく、日本の凋落と重なって、円そのものの価値が下がっているせいでそう見えるんだろうなと…。

ずいぶん昔だが、ゼロをカットするデノミの話もあったのが、懐かしい。

それにしても、聖徳太子の1万円、今見ても、すごく大金に見える。
1万円は、最先端の偽造防止をしたうえで、聖徳太子でも良かったんじゃないかと思うけど…。

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違和感…

2024-06-19 14:41:39 | つぶやき
長年仕事してくれていたおばちゃんが、今年1月に骨折して、そのまま退職した。
その代わりに来ていただいていたのが、今のおばちゃんでちょうど4か月目になる。そのおばちゃんが今日付けで退職となった。

前のおばちゃんは勝ち気でプライドも高く、ちょっと扱いにくい人だった。機械類にはめっぽう弱かったが、仕事は良くできる人だった。今度の人は真逆だった。物腰は柔らかくて人当りも良かったが、要領は悪く、いつまで経っても仕事はできるようにならなかった。口癖は「私は気が小さくて…」だった。今にして思えば、初めからどこかに違和感があったような気もする。それを良いように取ろうとしていたかもしれない。

おばちゃんは仕事とのプライベートの判別が出来ず、仕事中に家族や友人を呼んでいたこともあった。そんなことを度々、お客さんから聞いていた。苦言を伝えると決まって、それも売り上げに繋げようとしていたからだと弁解した。そしていかに自分が頑張っているかを力説する。物言いは柔らかいし、決して言い訳がましくはない。しかも、か弱い感じで話すので、ついそれ以上言えなくなってしまう。でもずっと、モヤモヤ感を抱えていた。そんな中で、先日、決定的なことを別のお客さんから耳にした。

「従業員さんとは別の人がカンターの中にいて、バックヤードにも出入りしていたよ…」と。

さすがに今度ばかりは、見なかったことにできない。これまでの経緯と今回の出来事に対しての見解を文章にして、今週末までということで伝えた。おそらく読んだ後、すぐだと思うが、電話があり、いつものように弁解が始まった。そして「なんとかなりませんか…」と。何度も懇願されたが突っぱねると、か弱い感じから一転して、今度は「仕事が無くなると困るのよ…」と嘆きが始まった。そこから、なかなか嘆きが止まない。次第に涙声になり「主人が亡くなってから、ショックなことがあると倒れてしまうのよ、薬も手放せないし…」と、今度は泣き落としが始まった。

聞いていて、気の毒どころかこれが違和感の正体だったのかと思ったほど、で、だんだん腹も立ってきて…

「先ほどから、自分のことばかりですよ。やったことに対して向き合うどころか、「すみません」の、ひと言もないです。そもそもやってはいけないことをしてしまった自覚がないんじゃないですか?こういう基本的な常識感を共有できところが、退職してもらう理由でもあるんです…」と言うと、ようやく泣き落としが終わり、退職を承諾した。

ちょっとやそっとじゃ、人はわからないものだなと。
良い人と悪い人のような極端な判別ならまだしも、仕事をしていく上で、ちゃんとやってくれるかどうか、こういう見極めは難しい。

何かを学んだようで、でも、またやってしまいそうな気もする。
ということは、何も学んでいないということになるのか!

それはそうと、次を探さないといけない。

でも一応、モヤモヤ感は解消されたので、良かったことにしよう。
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ドキターさんとインドネシア

2024-06-16 19:25:45 | つぶやき
ドクター中松氏の名前を聞くようになると、そろそろ知事選なんだなと思う。

もう出馬しないマック赤坂さんとすでに亡くなってしまっている羽柴さんなんかは、明らかに泡沫候補だったと思うが、ドクターさんはその枠には当てはまらないんじゃないかと思っている。元々彼らは本業で真っ当に資産を築いた人たちであって、近年の犯罪行為で悪名を轟かせてマネタイズしてるような泡沫候補たちとは全く別物だ。その中でもドクターさんは、毎回かなり真剣に出馬していると思っている。政策もあれば見識も品格もある。ないのは体力だけだろう。けれどすでに浸透してしまっている奇人変人だというイメージの払拭がまったくできていないせいで、いかにまともなことを言っても、結局は泡沫候補の枠に入れられてしまう。個人的に好きなだけに、出馬前から落選確定なのが残念で仕方ない。また「選挙を発明する…」という発想自体は素晴らしい。演説カーでワーワーしゃべり、誰が見ても同じようなポスターを貼り、聞こえの良いことだけを話す。世の中の進歩に対して、選挙はあまりに前時代的だ。どうせなら斬新な選挙戦を見せてほしいなと思う。

あとは、北朝鮮のミサイルをUターンさせて元に戻すという驚異の発明案があるらしので、ぜひその実現を期待したい。

来月、バリ島に行くことになっていた。で、妻が希望する木の上にある宿、ツリーハウスに泊ることになっている。けれどやっぱりどう考えても、バリはいま一つ楽しくない。妻には悪いが、どうしても別の島に行きたいと説得を試みた。妻もバリ島には何度か行っているので、別にバリ自体に行きたいわけではないということで、比較的簡単に折れてくれた。バリ着は午前中なので、そのまま行ったことのない別の島に乗り継いで行こうと思って探している。本当はコテカのおじさんらがいるイリアンジャヤ(西パプア)が希望だが、今はかなり飛行機代が高くなっていて、ちょっと行けない。マルク諸島も距離があるせいか結構する。大きな島の括りだけで言えばティモールとスラウェシュ、ジャワとスマトラはとりあえず行ったことがあるので、出来ればそれ以外の未訪の島が良い。するとカリマンタンかロンボク、そしてスンバワ。それかコモドにフローレスということになる。別に名も知らぬ小さな島でも良いんだけど…。

それにしてもインドネシアは東西に広い。スマトラから西パプアまで5100キロもあるんだとか。これって東京からネパールのカトマンズまでの距離とほぼ同じだ。本当は船でジャワから西パプアまで島伝いに渡って行けたら面白そうだ。そんな時間はないけれど…。

ちょっと調べてみようと思う。

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ロスケの大学校

2024-06-14 13:05:15 | 時事(国内)
ロシア極東連邦総合大学函館校が閉校へ…。

まさかロシアの国立大学の日本校があったなんて全く知らなかった。一応、文科省認定で専門学校の位置付けなんだとか、そういえばたしか、80年代の後半~90年代前半にかけてアメリカの大学の日本校が作られる事がちょっとしたブームになったことがあった。テンプル大学とか、そんな感じだったような気がする。ただ実態として胡散臭いものも多く、短期間でほとんどが閉校になったと、後で聞いた。このロシアの大学も時代的にはそういう頃に開学しているみたいだけど、30年という長期間、しかも函館という立地でよくやっていたなと思う。

ちなみに学費は、授業料は年間70万円。 入学金は15万円。 それとは別に教育充実費1年分として2万円、設備費1年分として2万円ということで、ロシアでは国立であっても日本では私学ということで、まぁ、それにしては比較的良心的といえるかも。でも在校生が14人とか、よくそんなんでやっていたなと、もしかするとロシア本国からの支援金があったのかもしれない。これは以前、翻訳会社を営む友人が言っていたが、ロシア語の需要は結構、多いにもかかわらず、ロシア語を学んだり話せたりする人は極端に少ないらしく、仕事を依頼できる人がなかなか見つからなかったと。これから外国語を学ぶなら、ましてや言葉を職業とするならロシア語は穴場だよと。

日本のロシアのイメージはいつの時代も悪く、別にウクライナで特別に悪化したわけではない。ただしさらに背中を押してしまい、これ以上ないくらい地に落ちてしまっているのは間違いない。けれど友好だろうが敵対だろうが、本来、相手言語を理解できる人材は必要不可欠なはず。特に暗号とか言い回しなどは、相手国の文化を含めた歴史背景の知識が必要でもあり、語学というのは単なる文法や単語ではなく、相手国に対する深い知識を含めた幅広い意味での学問だからだ。。
ロシアとの関係が複雑になっている現在、ロシアの専門家育成のためにもロシア言語の習得者は増えたほうがいい。けれど、それを職業にできるだけのバックボーンが日本にはあまりないのが残念なところである。

中国の孔子学院とは違い、本国から指名を帯びた胡散臭い人らが暗躍する学校ではなかったのが、せめてもの救い。

プーチン亡き後、再び開校したら良いんじゃないかと思う。





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いつの間に…

2024-06-11 18:00:26 | つぶやき
今日は朝からフルジムデー。

珍しくストレッチに1時間、筋トレに1時間、そしてランニング6キロ、トータルで3時間以上かかった。疲れたけど、体は少し軽くなったような気がする。そのまま労働保険の継続の為、労働基準監督署へ行く。今後、パソコン上で出来るようになり、しかもカード払いも可能になるという。年に一度のことだけど、わざわざ行かなくても良くなるし、何よりもカード払いができるのがありがたい。市民税の通知が来ていて、一応、定額減税分がキチンと引かれていた。もっともこれではあまり実感がないし、こういうことで減額分を消費に回そうと思う人が、どれほどいるのかは疑問だけど…。

旅の友人がいつの間にかタイに出かけていてびっくり。
3月の頭に仕事でちょっとタイに行った時、偶然インド帰りにタイに寄るということでバンコクで会って話をしたのが3か月前。今回は鉄道でタイを南下して南の方へ行くという。やっぱり鉄道の移動は良い。特に夜行列車での朝の時間が好きで、起きるとデッキのところに移動して、砂糖たっぷりの甘いコーヒーを飲みながら、開けっぱなしの扉ごしからボーっと外を眺めている時間に幸せを感じる。昨年のインドの列車でも、朝起きるとデッキからボーッと外を眺めていた。垂れ流しの為、人糞か牛の糞の臭い?で臭かったけど…。今のタイの長距離列車はすべてエアコン付き車両になっているようで、もしかすると扉が開かない状態になっているかもしれない。近代化と共にこういうところも少しずつ変わっていってしまうのがちょっと寂しくもあるけど…。

来月末、バリに行くことになっている。
予約したのは今年の初めのころ、SQが大々的にセールをやっていて、ヨハネスブルグ、ケープタウン68,800円込~という広告を見つけた。このご時世に南ア行きで、この価格はあり得ないほど安い。しかもSQなら苦痛じゃないだろうということで、予約開始時間にスタンバイして挑んだものの、結局、学生が休める夏休みなんかには一席もセール価格のものは見つけることができなかった。他に南アジアや東南アジアの一部都市には44,400円込というセール価格があり、夏休み期間の希望日程の中で唯一セール価格で取れたのがバリ行きだった。個人的にバリはあまり好きではないので、そこからどこかの島へ飛ぼうかと思っていたが、妻がツリーハウス(木の上に部屋がある宿)に泊りたいということで、それがバリのクタとは逆方向の北部の山の中にあるということで、なんとなくそこに決まってしまった。クタから車で3~4時間かかるということで、レンタカーで移動しようと思っている。

今日の名古屋31℃だった。
続々梅雨入りする日本、考えればつい先日まで春と感じていたが、よく考えると初夏に深く入りこんでいる。
気候変動のせいか、ここ数年意識して季節感の認識を変化させているように思う。

将来的には、昔ながらのしとしと降る雨の梅雨が、どんどんなくなっていくのかな…。

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アコギ探し…

2024-06-09 20:16:40 | つぶやき
アコースティックギターを買いに楽器屋さん巡りをしてきた。

中2の娘が最近音楽にハマっており、以前からアコギが欲しいとせがまれていた。暇さえあれば推しの弾き語り配信なんかを見ているようで、それに感化されたのか、自分でもやってみたくなったらしい。うちには人からもらったクラッシックギターがあり、「それで練習して、様子見てからにすれば…」といったものの、「練習するにしても、アコギじゃないとダメだ…」という。早く練習したいと言うので、2か月先の誕生日プレゼントの前倒しということで探しに行くことに…。

新品を扱う楽器屋さんから、中古を扱うところまで何件か回って、最後にちょっとマニアックな人らがやってくる感じの楽器屋さんに行ってみた。店は汚くごちゃごちゃしていて足の踏む場もない。中古ギターが所狭しと並んでいるけど、見栄えとかそういうのは全く考えていないようだった。先客が何人かいて、そのうちの一人に高校生の女の子がいた。ギターをこれから始めるようで、ちょうど一台のアコギを購入しているところだった。それは中古ではないけれど、ビギナー用でネックが細身で持ちやすそうだ。事情を話すと娘にも持たせて弾かせてくれた。本人的にはMORRISが希望だったらしけど、上手くなれば必然的に良いギターが欲しくなるものだし、好みも出てくるだろうとのことで、最初のギターはこれに決まった。

それにしても、このおじさんの店、ひっきりなしに人がやってくる。店のおじさんは今も現役のバンドマンのような感じの人で、でも人辺りも良く感じの良い人で、若い人から年寄りまでいろんな人が来ている。人と話している時間が長いので、片付ける暇がないのかもしれない。他に一人若いバイトの男の子がいる。話を聞いてると、本当にギターに詳しいようで、おじさんもわからないことがあると、この子に聞いていた。汚いけど味のある良い店だなと思った。自分の好きなことが仕事になるのは、幸せなことだと思う。隣はいろんな楽器の教室もある。同じビルにはライブハウスも…。まさに音楽に囲まれての仕事である。見えない苦労はあるんだろうけれど…。

好きなものに囲まれての仕事。

来世があれば、今度はぜひやってみたい…。

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