ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

600万円…

2020-05-22 20:49:35 | つぶやき
同業者の方と駅でばったり出会う…。

いつもラフな格好をしているのに、めずらしくシャツにジャケットを着ている。聞けば「600万円の融資を受けたので、受け取る銀行に書類に印鑑を押しに行く…」のだという。なんでも借りたのは銀行からではなく、コロナ関連の融資を受け付けている公庫かららしい。電話で詳細を話し、直近3年分の決算書確と確定申告書、簡単な事業計画書1枚、そして身分証明書を提出するだけだったとのこと。その後、面談もなく9日後に融資は決まったという。そして今日、銀行へというのが一連の流れだ。これまでの堅実経営が評価されたということなのかもしれないが、融資って、そんなに簡単なのかとちょっと驚いた。

同業者の彼は、家族経営ながら割と手広く事業を展開している。大きな店舗なので家賃や人件費の負担も大きく、手持ちの資金確保の為だったという。新聞などでは融資の申請件数が膨大で、審査に何か月もかかるなんていう記事もあり、大変だなと思っていたので、このようなスピード融資だとは以外だった。

今はほとんど無利子に近いので、とりあえず借りるだけ借りておいて、いざという時のためにプールして置くのも良いと言う人もいる。返済期間も長いらしい。

皆、事情は様々である。

貯金もないが借金もない私には、気軽に融資というのは、ちょっと考えてしまうけれど…。
ただ、皆、この危機を乗り越えることに必死なのは一緒だ。

誰の言葉だったか、「強いものが生き残れるのではなく、変化に対応できたものだけが生き残れるのだ…」

今、私たちはそれを試されているのかもしれない。
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