ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

GO TO キャンペーン

2020-05-26 21:08:37 | 時事(国内)
なるものが企画されている。

日本の観光庁が1兆7000億円という旅行関連に関する巨額の復興支援策である。主に国内旅行向けで詳細は未定らしいが、ホテルを旅行会社経由で申し込むと、1人あたり最大1泊2万円までだが代金の半額が補助されるというもの。飲食ではオンラインで予約すると、最大1人あたり1000円のポイントがもらえたり、2割引となる食事券がもらえたりするらしい。実際ホテル代の2万円補助以外はどの程度メリットがあるのか良くわからないが、ともかくそういうことを企画してるということである。

アメリカでは見切り発車で、「日本の旅行が半額になる…」という触れ込みが拡散されているという。開始は7月後半からという予定らしいが、外国人の入国がいつになるのかもわからない状態で、しかも今年は学校の夏休みが短縮される中、日本人に対しても果たしてどのくらい効果があるのか、またお盆のタイミングに間に合うのかなどが大変、疑問視されている。

観光産業は壊滅的なので、V字回復にはこのくらいやらないと効果がないのかもしれないが、これも一応、原資は税金である。爪の甘い計画で比較倒れに終わったり、業者へのメリットが少なければ無駄に終わってしまう。一気に外国人を開放すれば、再び第2派のリスクもあるし、ならば日本人絞って国内旅行を補助すればいいのではないかと思う。

ともかく具体的なメリットを出して6月初旬から受付する。旅行会社も航空会社もホテルもできるだけ早い現金回収が必要なわけで7月では多分ちょっと遅すぎる。旅行に行く人も、7月の後半に始まっても、なかなか8月半ばの予定は組めない。8月後半は子供の夏休みも前倒しになっているし、やるなら6月半ばにはスタートすべきだ。

コロナの影響で収入の減った人や仕事を失った人も多く、旅行どころではない人も多いかもしれないが、案外、収入の減っていないサラリーマンの方々も大勢いる。そういう人らにも1人10万円の給付金が出るのだ。そこで彼らに行ってもらえばいい。どうせ海外には行けないわけだし、必然的に旅行客は国内に流れる傾向にある。しかも補助で安く行けるなら多くの人が出かけるのではないかと思う。。

ただし、これだと海外を専門としている業者にはメリットがない。何か満遍なく皆が、助かる方法があれば良いのだけれど…。

ともかく格安の日帰りのバス旅行でも「1人1,000円補助します…」となれば多くの人が出かけるきっかけにはなるはず。

自転車のペダルを漕ぐときに、最初の一歩を大きく踏み込むと、後は少しづつ楽に回っていくもの。ここはやっぱり何か一つきっかけがほしい。

「GO TO キャンペーン」に期待したい。
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