アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

新道路交通法の問題

2008年07月30日 22時07分18秒 | Weblog
 12歳以下の子どもは自転車に乗る場合、ヘルメットをかぶらないといけないと言われた。ちょっと、待て。中学生になると自転車通学になり、ヘルメットを支給する自治体は多い。その辺はどう考えているのだろうか。それはそれ、なのかもしれないが、その道路交通法でヘルメットをかぶっている12歳以下を見たことがない。具体的に何か考えているのかな。考えていないのではないか。以前書いたように、二人の自転車を「降りなさい」とマイクで言うだけで通り過ぎてしまうパトカーだもんな。

大分の解決方法

2008年07月29日 21時15分51秒 | Weblog
 大分の教育が底なし沼の様相を呈している。昔の県教委幹部が「むしろ高校の方がひどい」ともらしたり、大学の教授が絡んでいたりで、県としても安易な幕引きができない状態に思える。
 大分はこれから小中高の管理職への聞き取り調査を行うということだが、果たして何人が本当のことを言うか疑わしい。これまでかなりの時間が経っており、口裏合わせをしていたとしてもおかしくないし、そういう疑いを持たれても仕方あるまい。
 不正採用者よりは、県教委や学校管理職の不正昇進の方が問題は大きい。そこが解決できれば、不正採用は根絶できるだろうが、そうでなければ、見せかけの解決になってしまうように思う。ここまで来たら、やるしかなかろう。

NO.2の常識はずれ

2008年07月28日 19時42分08秒 | Weblog
 昇進後に20万の商品券をもらったが、それは昇進させたお礼とかではなく、今後ともよろしくという挨拶だと思った、とか、そんなことをNO.2の審議監が言っているらしい。ワイロじゃなく、挨拶。1万程度なら通じるかもしれない。しかし、20万でそう言える神経がおかしい。それがあの世界では常識ということなら、それもおかしい。いずれにしろ、おかしい。
 NO.2とかいう言葉はヤクザ映画の世界だけかと思っていたが、やってきたことを考えれば、大して変わらない世界だから、いいのかもな。それにしても、往生際の悪い悪人ではある。

大分県教委 議員、新聞社

2008年07月24日 20時18分02秒 | Weblog
 大分の地元新聞社の部長が子どもの採用を依頼したとかで、昨日一面に謝罪文を掲載したとのこと。ある人と電話で話していたら、そこの新聞社だけが「審議監」とだけ表記し、名前を掲載しなかったのおかしいという声があったそうだ。それで検索したけれど、それらしい記事はみつからなかった。新聞社には電話やメールがかなりあったようだけれど、こういう時も暑い中取材をする記者の皆さんの苦労を考えると、依頼した部長を「降格」させただけで、いいのかと思う。新聞社の姿勢を疑う。
 もしかして、現在名前が挙がっている、取りざたされている人達の処分を下し、最終的に教育長が辞任して、オシマイにしょうとしているのかもしれない。でも、もっといるのだ。「何故、こんな人が」という連中が管理職や退職後の天下りでいるのだ。その連中まで、きちんと洗い直して、全部さらけ出さないと、終わりにしてはいけないと思う。そういう連中がほくそ笑みながらノウノウと生きさせてはいけない。「良心に耐えかねて」自首した三人はまだ救いようがあるけれど、どうにかして生き延びようとしている恥知らずの、私利私欲連中を生き残らせてはいけない。

『Change』最終回を観る

2008年07月21日 17時52分44秒 | Weblog
 これを観てどうだ!と『Change』最終回のDVDが送られてきた。
 キムタクの総理のワンカットの言葉は良かった。あれを観て「政治ってのはそんなもんじゃないよ」と笑っている政治家がいると思うが、政治ってのは、国民を幸せにするっていうことなのだ。そこに、あちこちの利権亡者のこびへつらいに右往左往する連中が、複雑にしていく。複雑怪奇の網の目で、肝心のところが見えなくなってしまう。
 政治家はどこかの幸福だけを考えてはいけない。そんな当たり前を考えずに(考えることができずに)一部の有力者に便宜を図ってはいけない。
 大分の問題は結果次第ではいずれネットで出てくる。我慢している人達があちこちにいる。教員ってのは、結構口がかたい。でも、不正で処分された人間と処分されない人間がいると、口が緩む。
 『Change』はああいう終わり方しかなかったのかもしれない。でも、面白かった。あれ以外の正解はないと思う。キムタク、さすがだ。そのまま、政界に出て欲しいと思うくらいだ。
 DVD、ありがとう、マイフレンド。

佐伯だけにとどめてはいけない

2008年07月21日 16時19分40秒 | Weblog
 大分問題の発端となった佐伯に大分県警が「昇進問題」で家宅捜索に入った。自主したのは佐伯の校長、教頭だけだから、そこで終われば、一件落着にならなければいいと思う。
 佐伯だけでなく、大分県内、おそらく全国にも該当するケースはある。大分で全国教育委員長会議みたいなものが開催され、そこで他の県の責任者が「うちにはない」と断言したのは「不正採用」であって「不正昇進」ではない。
 ただ、現在教育に色々な問題が噴出しているのは、現場感覚のない連中が使いやすい人間を管理職に登用しているからだ。それがエスカレートしている。教委は校長の式辞を聞けばいい。彼らの多くが、生徒に語る言葉を持たず、威厳も品格も資格もない人が多い。中には、オッと、これは大分の幕引きを観てからにしよう。佐伯だけでは収まらないことを!

現場感覚のない人たち

2008年07月19日 15時54分10秒 | Weblog
 「現場の声を上に伝えるのがあんたの仕事だろう!」と昔校長に言ったことがある。最近は上の言葉を伝えるだけの、想像力も、教育への情熱もなく、自分のことしか考えていない管理職ばかりが配置され、生徒からも足元を見られているような人材が少なくない。生徒を前に話す内容も、何も準備がないまま話し、下を向いている生徒がいれば怒鳴る校長も多い。生徒の顔を向けさせる話をしないとね。何か勘違いしてるんだ。自分を振り返ることさえできない。そういう人が管理職で君臨している現実。おそらく、上には優しく、下には厳しく。そういう人事がある。いずれ、そういう連中がどういうことをしたか、具体例を出せると思う。

教育現場から一番遠い人たち

2008年07月18日 23時26分39秒 | Weblog
 教員の不祥事が起きると「教育の不信感を招いて申し訳ありません。今後は・・・」と各学校で「服務規律研修」を行う。しかし、管理職にその技能がないために、やったという事実をつくるためだけのような内容が多い。
 さて、大分の状況を見聴きするにつけ、あんたらはどうやってけじめをつけるんだ、と、思う。ここでも、県の研修についてはかなり批判的に書いたこともあるが、結局、大元は「ちゃんと研修させました」という事実だけを作ればいいんだと納得した。恥を知らない。
 いつか遠い昔にここでも書いた記憶があるけれど、ぼくは時々子どものころの自分が今の自分にOKを出してくれるかと考える。子どもの時にイヤだった大人になっていなければいいナと思う。
 大分の「連中」はどうなんでしょうか。昇進ばかり考えて、現場意識が皆無な管理職は多い。
 いつからか、管理職の技能が極端に低下した。上からすれば、使いやすい輩をそういう風にした方がやりやすいんだろうと現場は考えている。学校を運営する能力も技能も情熱も要らない。伝言板として機能すればいい訳だ。教育をどれだけ考えているか、それは、どれだけ素晴らしい人材を管理職として登用するかでわかる。
 いつごろからか、現場では全く信頼されない人間が管理職で来るようになった。その辺については、ぼくも思い出し、他県の知り合いに聞いて、まとめようとしている。問題は多い。
 大分に発した問題はどっかの野焼のようにジリジリ、ジワジワと広がっている。どこかの県で警察の試験結果でも、事前に知らせているという。誰もが納得する解決ができるのかな?

例外を作るな

2008年07月18日 18時42分43秒 | Weblog
 高校入試では合格発表まで外部との連絡が禁止されている。大分が例外とは思えない。教員採用試験でもそうだろうが、それを破っているのが県の審議監がそれをやっている。たとえ30分前でも、10分前でも違反じゃないのか。それを「許容範囲」と言う神経がわからない。謝罪の気持ちは微塵もない。それが許容範囲ということで例外をつくってしまうから、おかしくなる。犯罪は犯罪。不正採用者の採用を取り消す前に、それに関係した人間は全員辞職して、新しいメンバーでどうするかを考えるのが筋ではないのか。大分県教委は、今や、犯罪組織として全国に報じられているのだ。現場の職員、保護者、生徒のことを考えることなく、自分の保身だけしか考えていない、人間の醜さだけが浮き彫りにされている。そういうことを感じ取る感受性がないから、恥ずかしい昇進でも胸を張れるのかもしれない。

おそらく「こういうものだ」という認識しかなかったんでは

2008年07月17日 22時12分51秒 | Weblog
 大分の教育長が「可能な限り」不正採用、不正昇進を調査し、処分すると公言したらしい。解決に向けてそういう気持ちで取り組むというつもりで言ったのなら、これからの取り組み次第では、その言葉でズタズタにもなりかねないと思う。

 人事には何故と思うことが多い。何故こんなトウヘンボクが校長に?というような。ここで文科省は全国の教師にアンケートを取ればいい。そういう人事がありませんでしたか?という内容の。そこで不正の度合いはある程度わかる筈だ。
 大分のその組織にいる人間は全部クロだ。昇進のために付け届けや、国や県の議員に「口利き」を依頼する悪党が多い中、そういうものと無縁な形で入り込むことが可能なのか。仮にそういう奇跡的な人間がいたとしても、それだけ優秀な人間が不正に気付かないのでは優秀でも何でもないではないか。おそらく、組織は「こうなっているんだ」という不思議慣習に首をかしげながらも、そうやってしまうようになってしまっていたのではないか。
 だから、ここは教育長以下幹部は全員辞職すべきなのだ。不正採用の首を切るよりも、そういう犯罪組織にしてふんぞり返っている連中が辞職すべきなのだ。30分前に知らせた、10分前に知らせた、と、目くそ鼻くそも。もし、それをしないで、どこかの学校の校長になっても、そこの職員、生徒、保護者から信頼されるはずがない。今までおいしい経験をしたことを花道に辞職した方がいい。
 なお、高校入試でも「学校運営上」という理由で合格になる場合もあるということがあるサイトに書き込まれていた。大分かどうかはわからないが、そういうところまで問題は、もしかしたら、いくのではないか。

 問題を起こした管理職の学校の職員、生徒、保護者の皆さんは様々な形でかなり疲弊しているのではないかと思う。
 全てが好転しますように!