アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

採用不正から人事不正へ

2008年07月08日 22時40分01秒 | Weblog
 小学校の校長と教頭、計3人が「自首」したと報道ステーションで報じられた。25万円の商品券を昇進に対して贈ったということだ。この事件の発端の当事者は300万だったか。仲介した人間が「相場は200万」とか言ったとか。「相場」という言葉が出る限り、かなり広範囲に行われていたことは間違いない、と思わせる。ある人の話によると、誰かからそういう「謝礼」をもらったら、懐には入れずに、今度はそれを自分の昇進に使うそうだ。となれば、この大分の事件は根こそぎしたら、かなりの名前が出てくるだろう。
 これを大分だけにしてはいけないと思う。実際別の県では指導主事になったら盆暮れの付け届けは最低条件という話を聞いた。付け届けをしなかったために、教諭で終わったという珍しいケースだと笑われている、とも。
 教育の本丸が炎上している。「自首」は最も賢明な方法だろうと思う。黙ってれば、と、思ってヒヤヒヤするより精神衛生上もいいし、悪いことをしたら謝るという基本的な姿勢だけは、子ども達にとってもいいかもしれない。
 教職員の不祥事があれば、研修がドカンと来る。さて、本丸の連中はどういう「研修」をするのだろうか。見守りたい。