アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

不正採用者21人の採用取り消し問題

2008年08月29日 18時46分05秒 | Weblog
 大分県教委が発表した不正採用者取り消しは、仕方がない部分はあるものの、全体から考えると、現場の混乱、それに関与した教委の職員は減給だの戒告だのという甘い処分で、何か結果を出さなければという驚異のための決断であって、身勝手なものであると思う。不正採用者もかかわった教委の職員も全部クビにするのなら、まだ納得できるが、現場の子ども達のこと、それに辞職しなければ、採用を取り消すというが、21人の代わりはどうするんだ。
 不正採用された人が自分からナントカやらカントカやらの教育ゴロに金を渡したということは考えづらい。現在の学校業務に懸命に取り組んでいるのではないのか。どうか、採用取り消しになった人たちは、誰かが誰に頼んだ結果こうなったかを公表すればいい。一番悪い奴が出ていないじゃないか。
 オリンピックやら様々な事件で、報道されることが少なくなり、人々の意識の中で薄れていく事件だけれど、今回の処分で幕引きを考えているとすれば、次が待っている。また出る。教育関係者というのは、こういう風にセコイ連中なのだと宣伝しているようなもんだ。バカが!

WBCの監督

2008年08月26日 23時00分30秒 | Weblog
 オリンピックの星野の采配はよくなかった。「強いものが勝つのではなく、勝ったものが強い」という言葉遊びはスポーツ選手の言葉ではない。彼は勝つために何もしなかった。前日、野球選手一人の年俸に、全員足しても届かないソフトの金メダルに奮起しなかったプロ野球選手。全ては監督が責任を取るべきだろうと思う。

 読売の渡辺氏が「他に誰かいるか?」とWBCは星野だと言ったけれど、来年のジャイアンツの監督に考えているんじゃないか、と、勘繰ってしまう。

 オリンピックの短期間で星野の力量は出なかった。星野が投手の起用で傷口を広げたのは確かなんだから、ここはWBC監督は勝てる監督にしないと。誰がいいか。現在では野村しかいないと思う。

奇妙な天候の夏

2008年08月18日 19時52分17秒 | Weblog
 北京では4年間の積み重ねが様々な形で現れ、北京ダックは売れ切れが続き、心がああいうう風に、こういう形で揺れている。で、日本は、晴れと豪雨、時に雷、こんな天候が続いている。こういうことってありましたかね、隣になった人に話しかける。ないですよね、と、いう応えに、どうなっているんですかねェと思わず声があったりする。
 地球温暖化が地球の病であれば、深刻な現象が出てきた時には、もうどうしようもない時ではないか。政治家は地域の代表であるが、どこかの企業とかの代表みたいな連中もいないことはない。そういう政治家に未来を任せているととんでもないことになるかもしれない。このままいくと、地球は生命にとって深刻な状況になるかもしれない。まず絶滅するのは、間違いなく、政治家。せいぜい、今を楽しむがいい。

マスコミのアホな質問

2008年08月15日 22時59分47秒 | Weblog
 競技を終えた選手にマイクを向ける人たちはなんて無神経なんだろうと思う。型どおりだけの質問をして。相手の気持ちを考えるよりも、報道の見出しになる言葉だけを求める。これから、そういう無神経な奴を取り上げる。今日の最低は柔道塚田選手にマイクを向けた奴。あいつ、バイト?

奇跡の人たち、奇言の人たち

2008年08月15日 21時22分34秒 | Weblog
 世界のトップクラスが集うオリンピックはどんな競技にしろ観てて面白い。紙一重という言葉があるが、その微小な部分で技や力に影響することも面白い。柔道の鈴木選手はの悔しさは痛いほど伝わる。でも、そういう経験を後輩に上手に伝えることができれば、素晴らしい財産になる。日本人の誰が責めましょうか。
 マスゾエ大臣がコメントしたけれど、バカだねえ。そういうことで、どう受け取られるかを考えない。ここに紙一重はない。「日本の消費者はうるさい」を誤魔化した大臣もいた。上に立つ人間が言葉で問題を起こしてどうするんだ。いつでもどこでも、誰に対してでも、同じことをいわないとブッシュに「あなたはうるさいですね」と言えるのかな。見識、能力に問題があるのではないか。大臣もオリンピック選手も日の丸を背負っているけれど、その懸命さは雲泥か。

大分市教育長の減給処分に思う

2008年08月13日 14時05分48秒 | Weblog
 大分市教育長の処分は教育長としての処分であり、審議監時代のものではない。今回は義務制の問題がメインになっているが、高校の方の現審議監が県議に事前に合否を知らせていたことはマスコミに述べている。それが現審議監から始まったとは到底思えない。大分市教育長が高校の審議監お時にもやっていたのではないか。 現在こういう形で全国に大分の恥ずかしい犯罪の報じられているその土壌に関与していたことは否定できないのではないか。何故、辞任しないのか。それが不思議でならない。教育が信頼を取り戻すには、灰色の部分はすべて排除すべきではないかと思う。本気で信頼を取り戻すのなら、そこまで徹底すべきではないか。

奇跡の人たちと奇妙な人たち

2008年08月12日 18時09分15秒 | Weblog
 オリンピックの様々な競技を観ていると、人間はここまでするのか、やれるのかと驚いてしまう。まさに神業。テレビ画面に流れる解説、コメントで、ここまで来るのに多くの困難を克服してきたことを教えられる。まさかの敗退はあっても、まさかの勝利はない。

 その場所にまったくそぐわない人たちが集まった。オリンピック史上最多とか言われているけれど、思惑に満ちた政治家の面々。オリンピックに政治を持ち込んではいけないんじゃないか。選手たちに失礼じゃないか。政治を持ち込むからテロがあるんじゃないのか。各国首脳と言われている人たち、競技を観たり、選手村で激励とか、あるいはオリンピック運営に関して何か学習したのかな。そう考えると、石原都知事が「東京では全く違うオリンピックにする」と断言したのは、首相を思うにつけ、さすがに凄い人だと思った。

 選手たちには多くの驚きと感動を見せてほしい。頑張れ!

異常だな

2008年08月10日 07時45分52秒 | Weblog
ムガベ大統領が野党不在のまま大統領選を強行し、欧米から非難されているジンバブエで、大統領派による暴力を恐れ、携帯電話の待ち受け画面に大統領の顔写真を設定する市民が増えている。反大統領派と疑われた際の護身用で、呼び出し音を大統領の演説にする市民まで現れている。(毎日新聞)

 平和だ、環境だという流れは誰もが願うところだと思うのだが、人間世界は様々な思惑が入り乱れていて、その入り乱れた思惑は整理不能。人間が作り出した問題だから、人間が解決できると思っていたが、どうもそうはいかないようだ。太陽が消滅して、地球は太陽系から放り出され、暗黒の中、何かの惑星に向かっていくようになって、初めて、一つになれるのだろうか。
 オリンピックが平和の祭典であるならば、紛争、戦争、テロや環境破壊に向けてメッセージを発するくらいのことをしてもいいんじゃないかと思うが、反対するよな、あいつらが。

良心だってさ

2008年08月08日 20時41分41秒 | Weblog
 大分の教育関係者の不正はまだ解決していない。小中高の管理職の聞き取りも、内部がやって効果があるのかという疑問に「良心に期待する」とか教育長は応えたようだが、良心があるのは自首した三人だけだって。この期に及んで、良心とか尺度も正体もないもので判断するようでは、ダメだな。
 もともと良心があればこういう体質は生まれていないはずだ。おそらく、昇進ばかりを考えていると、見えなくなるのだろう。
 不正採用よりも、不正昇進の方がはるかに問題なのだ。そsじてそいう輩が、程度の差こそあれ(つまり、役職の上下だが)、みんなやったと、みんな思っている。これで、もし、最初の良心三人組で終わってしまったら、後はみんなウソつきと判断されても仕方なかろう。
 先日発表された教育長の小中生徒への謝罪文もおかしい。陳腐なクリシェ。極めて事務的で、犯罪を生んだ体質のままで、ああ、何も変わらないナと確認するだけだった。教育長、あなたに良心があるのか?

福田新内閣誕生のから騒ぎ

2008年08月01日 22時29分51秒 | Weblog
 顔ぶれを変えた。顔ぶれを変えて何が解決できるか。何もできない。何故なら、自民党の問題は体質であり、その体質が変わらない限り、誰がやっても変わらないのだ。自民党は多くの人との関係、しがらみで成立している。
 河合隼雄と吉本ばななの対談『なるほどの対話』で、

吉本:日本的しがらみというのは何かの役に立っているんでしょうか。日本の何を 支えているんですか?
河合:やっぱり能力のない人を支えている強力な武器でしょうね。

という件がある。そこで、大分の教育問題を想起した。金を払って、採用、昇進するのは「しがらみ」の利用だろう。河合は、その後政治について:

河合:政治家は、政治なんて、ほとんどやってないでしょ。ほとんどしがらみにエ ネルギー使ってる。「日本に政治家はいない」というけれど、本当の政治家にな っていたら選挙で落ちるでしょうね。票は、しがらみで動いているから。

たぶん、派閥バランスとかで大臣を決める限り、誰がやっても同じことなのだ。根っこを変えないと。
 ぼくは新しい大臣達の言動に注意してみようと思う。次の選挙のための内閣というから、何がどう変わるかを見逃さないようにしようと思う。何人かは不埒な言葉を吐いてしまうのは予想できる。でも、新しい内閣。野田聖子には期待って、ミーハーみたいだけれど、がんばって欲しい。