事実は存在しない、解釈だけが在る

　国会でのやり取りを聞いていると、国会議員にエコの意識があるのか、と、思う。
　首相（以下の取り巻きも同様）はきちんと答えていない。
　手の内すべてさらすべきじゃないのか。ラーメン屋で、高校生のグループが「アベ、いやよね」という話をしていた。彼女たちの言い分は、正しい。知識とかじゃなく、直観。
　総理の責任は若い人を守り、育てることだ。１００年先まで見越した政治をしているか。アメリカ中心ではなくなっているのに、その崩壊寸前のアメリカと共闘するのではなく、世界を見据えた政治が、今、世界中で求められているのではないか。
　新しい世界平和の構築方法を、日本だからできるというものを出すべきだ。マイナーでメジャーを議論する限り、不毛だろう。

維新・新代表の松野氏に期待する

　維新も橋元さんも好きじゃないと書いたクセに、こういうことも書く訳だ。一般庶民は怖い。

　松野さんの耳って、いつも気になる。大きいんです。あの耳なら、一般庶民の声が届くかもしれないと思ってしまう。今の選挙とか世論調査では現れないことは多いから、そういうものを吸い上げて、政権に挑んで欲しい。
　首相は前回の選挙でＯＫ貰ってると、どんどん戦争に巻き込まれる危険に入り込んでいる。ただ、選挙の時にそこまで明確に出していたとは思えない。これから審議される法案すべて、明記されていましたっけ？
　民主党は生まれ変われなかった。期待値はゼロ。維新は、ここで、どう動くかで決まる。政治家は、当選すると、中央だけしか見ない。選挙区に帰った時、地域のあっちこっちを訪ねている姿なんざ見たことない。投票率が下がっているのは、政治への不信なのに、政治家先生は自分の保身で動いている。

　維新だろ。日本人は世界が大きく変わった明治維新を考える。何もできていない。自民党に対してＮＯを言う健全な野党になって欲しい。
　

橋本市長、敗北じゃなく、これからだ

　橋本さんも維新も好きではない。だが、今度の「大阪都計画」の敗北は健闘したと思う。

　ぼくは大阪の人の思いはわからないが、東京とは違うんやという意識は強いんではないか、と、思う。そこに「都」という言葉を使ったのがよくないと思う。それは、以前、ここでも書いた。たぶん、東京都を超えたネーミングにすべきだったのだ。大阪の人のプライドをくすぐるような。その辺を考える、考えられる人がいなかったのが敗北の原因ではないか。

　橋本さんも維新も好きではない。でも、ここまで数字が出るとは思わなかった。だから、もう一回練り直して、問うてもいいんじゃないかと思う。これでヤ～メタでは、そんなもんだったんか、と、賛成した人は思うんじゃないだろうか。もちろん、橋本さんの不用意な発言が影響して、「お前はキライや」という票もあったのかもしれない。

　政界から身を引くのはいいけれど、テレビには出て欲しくない。見苦しいだけだ。

安部首相のアメリカ議会演説を読む

　よくできている、と、思う。
　よくできているのは、受け手がアメリカだからだろう。最初と最後にアメリカ向けで、中身は世界の人で良かったんじゃないか。アメリカとの濃厚は世界には希薄にように思う。今の政治は、一つの国レベルではない（だから首相はあれこれなんでしょ）から、世界に向けての発信をすべきだったように思う、アメリカと一緒に。
　政治は闘うことではない。解決する手段だ。安部首相は、どちらかというと、解決する政治に力点を置いていない印象を受ける。なんやかんやの屁理屈はあろうが、世界の平和のためにはどうするかが、自民党と公明党には欠けている。あんたらの方向は、子子孫孫に誇れるものですか？