アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

学校の天下り

2006年09月30日 16時30分43秒 | Weblog
 官僚の天下りが問題になっている。7,8千万の退職金をもらって、下った先でも殆ど何もしないまま高給と退職金をもらい、また次へ。天下り先には省庁が作ったところもあり、そこへ税金5兆円が毎年つぎ込まれている。アホな!
 県立高校の校長がの天下りのパターンもある。教育長が私立大学の学長へというパターンもあるようだ。まッ、いずれにしろ、官僚に比べれば、質素かもしれない。ある「下った人」に話を聞いたが、年金受給に影響のない程度らしい。まッ、審議はわからない。
 タチが悪いのは旅行社の相談役みたいな形で下る場合。4,5月旅行社の担当者と一緒に来る。修学旅行の指名を受けるためだ。「ああいのを連れて来ると極めて気分が悪い。ああいうので決まったと思われることに嫌悪感を感じる」と旅行社には率直に申し上げた。もうそういう時代じゃないんだ。
 ぼくが立派だと思ったのは、校長で終わって、非常勤講師で高校現場で教えている人だ。立派とおいうのも、若い講師が多いことを考えればおかしい。でも、他のミミッチイ奴らよりは、まだ教えたいという気持は理解できる。
 天下り、は、もう全て禁止してもいい時代の風だよ。

親百景(1)

2006年09月29日 21時15分21秒 | Weblog
 ユニークな生徒も多いが、親の方がもっと面白い。
 家庭訪問。テーブルに食べ物が隙間がないくらい並べられていて、水かお茶だけを主義にしているので、食べなかったら怒った。怒っても食べない。別の家では父親が待っていた。庭に焼肉、布団まで敷いていて、「帰るな」。またまた別の家では母親が機関銃のように喋り、それが繰り返しに気づいた時は地球を3周くらいしたか。「次がありますので」と立ち上がったら、父親が帰ってきて、「すみませんが、主人に話してください」。振り出しの脱力感。
 これから、様々な形の思い出の保護者についても書いておきたい。
 

来ない訳だ。世論調査の不思議

2006年09月29日 18時07分57秒 | Weblog
 スタジオ・アルタは『日本全国昼休み』という番組で「開局」した。5つのプロダクションが担当して番組を作った。あるプロダクションのディレクターは各スタッフに次のように指示したという:
「家庭に視聴率調査の機具がつけられている。それをつけている人がいれば、誰かに話すかもしれない。とにかく、その機具をつけている所を見つけて、是非うちの番組を見るよう言って欲しい」
結局、半年後、『笑ってる場合ですよ!』に変わった。視聴率は5パーセントを超えなかったのではなかったろうか。
 安部総理の支持率が70パーセントを超えているという。その世論調査がかすめたことがない。一回の世論調査は、宝くじよりも確率が低いのかもしれない。しかし、マスコミ会社の数と回数を考えれば、宝くじよりは確率はグンと上がるはずだ。ここでも「当たり」に見放されている。何ということだ!
 まッ、いいか。

それでいいのか、子どもの教育

2006年09月29日 05時54分41秒 | Weblog
 まァ、ぼくが時代遅れの人間になったということだろう、と思った。プレスクールってのが流行りだそうで、小学校に入る前の子どもが英語の勉強をしているニュースを見た時だ。恐ろしく長い単語を口にしている。そういう単語があることをはじめて知った。
 子どもの教育に熱心な親は昔からいた。出来るだけ小さい時から、と、年齢がどんどん下がっているだけのことだろうが、もっと遊ばせた方が良くないか、と、思う。遊びの中で子どもが学ぶものは多いし、その多くは貴重だと思う。頭のことばかり考えて、精神、心の方が疎かになった結果を痛いほど経験しているのに、だ。ぼくには愚かな行為としか思えない。
 子どもに「いい教育を与えること」が一つのステータスになっているとも思える。そうなると、それは子どものためではなく、親のためだ。
 過剰も不足も対象を奇形にする。「したい」と思った時にそれを与えてやればいいんじゃないか。子どもが自分達で色々と工夫して遊ぶ。そこにオトナは入っていけない。そこから、子どもの色々なものが引き出されてくる。対象のいいものを引き出すのがeducationらしい。教育はとにかく仕込むこと。教育よりはeducationぞな、もし。

生徒百景(12) 化粧

2006年09月28日 20時17分09秒 | Weblog
 朝夕は冷えてきた。教室の窓も閉められていることが多い。
 閉め切ると、教室が匂うことがある。化粧の匂い。真冬でも、それが過度だと、窓を開ける。「臭いんだ、この部屋は」と言いながら開け放つ。40人が化粧をしてれば、その総量は畏るべし。
 廊下ですれ違った時も匂う。残り香ではなく、残り異臭。ある学校では机の上に化粧のビン類が並んでいるというし、授業中でも小さな手鏡を覗き込んでメイクする生徒もいるという。
 人前で化粧するというのは「私、ブスです」というメッセージを送っているようなものだ。自分が見えない、周囲への配慮をしない。その精神においてブスなのだ。そういうことを何もわからず、特殊メイクに励むけれど、逆効果しかない。また、誰が注意しても聞く耳を持たない点でも、夜店の金魚すくい。つまり、すくいようがない。
 今年は徹底的に闘うぞ!

まだ、そんなことがあるのか!

2006年09月27日 20時59分39秒 | Weblog
 ある県では国公立大学進学者の目標数を出させ、それに対してどんな指導をしているのか調査しているという。30年前の大学崇拝の時代ではあるまいに。
 結局、その数字が自分を、自分の活動だけを保証するからでしかない。現場の、特にクラス担任の現実を知っているのかね。バカの品評会をしたら必ずトップテンには入る。
 また別の県の上部の一人は次に自分が校長でいくことを予想してか、約束されてか、その学校に足しげく通い、進学率を上げるべくあれこれ言って、準備しているらしい。滑稽で笑ってしまう。
 クラス担任が教育最前線。彼らにこそ、特別手当を。そうすれば、学校は変わる。教師がこぞってクラス担任を希望するようになればいいのだ。何も考えていない奴に限って「適材適所」の手垢ベタベタの言葉しか言えない。ウネリを起こすような人事をしろよ。保身だけの運営は犯罪だ!

面白くない騎馬戦みたいだな

2006年09月27日 06時09分54秒 | Weblog
 今度の新内閣。小泉の構造改革を進めるとか言いながら、結局は自分の周りを固めている見苦しさが見える。少しくらい異質なものを入れても大丈夫だくらいのグループこそ期待が持てる。
 総理や大臣の給料をカットすると言っているが、それがこちらに波及しないだろうな。彼らは別荘とか持っている身分だから痛くも痒くもないだろう。こちらとは全く事情が違う。だから特別評価できるようなことではない。何か、出来るのってそれくらいでしかないんじゃないか、と、落胆してしまう。ともかく、美しい日本を謳うのだから、まず国会議員を精錬潔白にして欲しい。

8年目の靴

2006年09月26日 19時52分56秒 | Weblog
 2月の修学旅行の時に新しい靴を買った。それまで履いていた靴は7年前の修学旅行に買ったものだった。新しい靴はどうも相性が悪く、前の靴をまた履き始めたら、そのままに履き続けた。明るい所で見ると、さすがにくたびれている。で、靴箱の中から新しい方を出したら、カビがはえていた。フーム。可哀想なことをしたな。こうなったら、腐れ縁、履き続けてやる。

西方事情 長期的取り組み

2006年09月26日 06時07分32秒 | Weblog
 ウエストの10センチを処分する計画だが、年内には無理と判断した。

 結果が見えないとやめてしまうかもしれない。一日にコンマ1ミリ。10日で1ミリ。10センチだと1000日かかる。3年だ。まッいいか。毎日意識的に身体を動かし、見えないけれど着実に減っているんだと考える方が健康的だろうと考えた。

 オータムジャンボが発売になった。早く買わなくちゃ。でも、当たらない。当たれば、この目標はぶっ飛んでしまうだろうから、当たらない。何ていじましいんだ!

生徒百景(11) 

2006年09月26日 04時13分48秒 | Weblog
 ある女生徒がクラスの女生徒から無視されていると訴えてきた。こういうケースは珍しいことではないけれど、はじめての時は悩んだ。その生徒が休んでいる時に、女生徒だけ残して話した。そのうち欠席が多くなり、週2,3回家庭訪問。ただただ右往左往するだけだった。母親がぼくに指輪を見せてくれた。ある人に相談したら、その指輪をすると運気が変わるとか言われたらしい。
 指輪のせいか、登校するようになり、修学旅行。4日間スキーのみ。午前のスキーで汗をかき、昼食後ウトウトして、風邪をひき、寝込んでしまった。寝込んでいるぼくに生徒が来て、彼女がいない、と。急いで探したが何処にもいない。ホテルの人に聞くと先ほどタクシーが呼ばれたというので、そのタクシー会社に電話するとそれらしき人を駅まで乗せたというので、ホテルの車で駅へ。駅にはもういなかったので、特徴を伝えて見つけたら保護して欲しいと伝え、駅から駅へ。ある駅で保護されていた。チケットは途中までしか買えなくて、母親に迎えに来てもらうつもりだった、と。
 どうにか進級まで漕ぎつけ、しばらくしたらハガキが届いた。「ヤッホー。今、ディズニーランドです。・・・」脱力感だけしかなかった。