アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

特殊化と一般化

2006年07月31日 18時31分42秒 | Weblog
 演劇の脚本を30本くらい書いた。殆どが愚作。中には、県外の高校や大学、プロダクションで上演されたことがある。
 何を書くか。この時は、考えられもしないけれど余りない状況を設定する。その設定をあれこれ考え、飽和状態になると、書ける。ぼくは設定人物が喋るのを書きとめるだけの速記者みたいになる。速記者がチェックするのは、その特殊な状況が一般化できるかという一点のみ。
 よく、全校生徒の前で校長が「一期一会」を言うが、一般のまま、一般になっている。それで生徒に届くはずがない。今、一番必要なのは、校長研修ではないかと思う。まともじゃない校長がいかに多いことか!

『勝ちにいく身体』を読む

2006年07月29日 14時00分32秒 | Weblog
 明治大学の斉藤孝とプロゴルファーの坂田信弘の対談。共に子どもに日本語とゴルフを教えていて、その現場からの発言集みたいなもの。これが断然面白い。今の学校のNOの部分がはっきりしてくるし、どうすればいいかまでわかる。教師は一回読んだ方がいいと思う。角川書店 705円

研修をまとめることはできないのか

2006年07月28日 05時33分45秒 | Weblog
 健康診断が毎年二学期にあるが、授業の合間を縫ってで、時には受けられないこともある。夏季休業中にやってくれと毎年言うけれど、通じない。
 各種研修も、放課後に行われるが、放課後のバタバタでは「やった」という事実だけしか残らない。いっそ、8月に研修週間を作り、そこで一気にやってしまえばいいんだ、と、これもまた言うけれど、通じない。
 放課後は、生徒指導のために空けておくべきだ。或いは、翌日の準備のためでもいい。放課後の多くが会議や研修でつぶされている現状は改善しなければならない。

夜の電話

2006年07月26日 19時56分51秒 | Weblog
 昨年、学年全員と夏休みに面接をした。前の学校でやった時は、食事の時間を考えずに日程を組んだのでヘトヘトのヨレヨレになった。それで、今回は数が多かったので、ゆるやかに日程を組んだが、それでも疲弊した。
 今年の試みは、夜の電話。連休明けから始めた。生徒には予告しているものの、日時は指定していない。何か一つでも効果があれば拾いもんという考えで、余裕のある夜に電話する。期末考査の時は一晩で23名に電話した。(出たのは12名)。予想外の拾いもんがあって、保護者と1時間近く話し、「ああ、そうなのか」とおいうこともある。学校を休んだので電話すれば、「出ています」という返事もある。ここまでしないといけないのか、と、思うこともある。ただ、やれるものは全てやってみるしかないというのが現状ではないかと思う。

人間環境の改善を!

2006年07月26日 17時42分41秒 | Weblog
 心の闇という言葉がいつから使われるようになったのか、わからない。
 単純な心理テストで「こういう人です」とやっているのは、占いと同じで可愛げがあるが、何か犯罪が起きると「心の闇」を使うのはレッドカードじゃないか。わからないから奇怪な気色悪い言葉で「わからない」と片付けてしまうんだから。
 心に闇は誰にもあるのではないか。ただ、それは大きくもなれば、小さくもなる。環境で左右されると思う。環境省は自然だけでなく、人間環境にも目を向けるべきだ。「あの人が、まさか」という犯罪に対しての周囲の反応をテレビで聞く度にそう思う。動物や植物を守ることも大切だ。ただ、現在、人間の社会環境の悪化にも目を向けるべきだ。
 人間社会は人間が作ったけれど、もはや怪物になってしまっている。大きな力で取り組まないと、犠牲者が増加する一方になるように思う。社会が社会を蝕んでいる状況に喝!

自民党、あるいは日本人の体質

2006年07月24日 21時27分04秒 | Weblog
 簡単だ。自民党は日本人の体質なのだ。自民党は体質を変えることはできない。日本人が体質を変えればいい。そのためには、しがらみを捨て、原点から考えることではないか。
 このまま行くと、自民党は分裂するだろう。しかし、自民党の小手先、小泉の口八丁手八丁に、野党が負けている。自民党は変わっているのは整形であり、整形では体質は変わらない。野党はつつくだけだ。啄木鳥の方がまだ生産的だ。
 自民党の女性議員が「キュウリが高くなったわね」みたいな口ぶりで政治を語る。政治家は感受性を無くしている。

 一人一人が体質を変えよう。幸せになるために!

ALTとSCの中途半端な配置

2006年07月24日 21時03分36秒 | Weblog
 共に申し訳程度。「やってます」というその筋のアドバルーン程度の効果しかない。要は徹底なのだ。外国人教師を増やせばいいし、また臨めば教諭にすればいい。また、カウンセラーについては全ての学校に配置すればいいだけなのだ。何故しないのか。金がないとか色々な理由を並べてもダメだ。基本を大切にすべきなのだ。
 基本が徹底できていないから様々な問題が生じている。
 学校と云うシステムが壊れかけている。社会で機能しなくなっている。かつては時代の先端を行っていたのが、今では後衛。メンツとか捨てて、考えるべきじゃないだろうか。

PTAの勘違い(小学校版)

2006年07月23日 00時04分54秒 | Weblog
 夕方から小学校のクラスPTAに参加した。小学校は授業参観や行事への参加が多い。同居人と分担しているが、二人とも都合のつかないこともある。今夜は、同居人がクラスの役員をしていて、企画段階から相談を受けていた。本来なら保護者だけの集まりに、誰かが子どもも一緒に集まって花火やゲームをしようということになったらしい。
 猫の手も借りられない状況ということで、ぼくがカキ氷の補助員としてかりだされた。子どもはゲームと花火、保護者はその子どものあとをついてまわるだけ、そしてぼくはカキ氷を作って、花火の時に一人片付け、それだけだった。
 子どものことだから、動くことはいい。動かなければと思う。しかし、空騒ぎのために忙しくしてどーすんだ。情熱は正しい方向に向けるべきだ。そういう運動であれば、周りを巻き込むはずだ。学校にはしがらみというか、教師だけではどうにもできない事が多い。しかし、保護者にはそういうものはないはずだ。そこから学校に突きつけることができることは多い。Pが機能しないことには、学校は、今の学校は悪くなる。クラスPTAをイベントにしてはいけない。

それはしたくない。心の問題ですから。

2006年07月21日 21時10分49秒 | Weblog
 一国の宰相が「心の問題」で説明するということは、右にならえばいいことで大騒ぎすることではない。それを使えるということだ。
 何かあれば、「心の問題です」といえばいいだけのこと。
 全くもってふざけた最小、じゃなかった宰相だ。
 普通、一般的には「心の問題」といえば、精神科の領域だろう。
 日本に生まれて、日本で生きて、日本で死んでいく無能な人間には、彼の言葉は日本を愚弄しているとしか思えない。
 日本を代表する人がその程度の言葉でしか説明できないことが、おかしいのだ。
 本気の政治家は何処にいるのだ!

校長室便りなんて無駄

2006年07月21日 18時17分30秒 | Weblog
 校長が通信を書く。それを成績送付の際に入れろと彼は言う。それで重くなって80円が90円になる。はて、その10円の価値があるか。

 ない。

 誰のためか?

 校長としてやってます、それだけのことだ。

 彼らはヒマなんだ。クラス担任の仕事を増やすんじゃない!

 校長は上と闘え!それができない校長なんて、掲示板以下だ。