司書の役割を理解すべきだ！

　学校には図書室があり、司書がいる。
　生徒がブラリと入って、借りたい本と返す本の「手続き」だけの役割ではない。どうにかして本を読んで欲しいとあれやここれやの豊作で苦闘している。
　ところが、司書が足りない。「仮の」というのも少なくないようなのだ。
　で、例年に増して「仮の」で配置されたら、管理職は「事務の仕事をやってもらう」と宣言したところがあるらしい。読書の効用をわかっていない人だろう。誤解されるかもしれないが、その管理職は本を読んでいない。生徒に語る言葉は、上からの垂れ流しだけのバカなのだ。そういう管理職を任命すること自体が問題だ。
　もし、国が本当に教育向上を目指すなら、使いやすい人間ではなくしっかりしている（時に文句を言うような）人間を管理職にしなくては。

　誰が何をしたか。名前を憶えておこう。

安部政権は沖縄を軽視している

　以前も書いたが、首相が沖縄県知事を門前払いし続けたことが、おかしい。自分の路線と違うからだろうが、違うからこそ話し合いを積み重ねなければならない。それが政治じゃないのか。安部政治は駄々っ子政治だ。
　お互いが訴訟をするとか、異常だ。訴訟に行く前に、何もしていない。知事は何度も訪ねているのに、首相は会わない。だからこじれる。首相に意見をする人物がいないことも、自民党の大きな問題ではないか。平和を以前は前面に出していた公明党も、それを引っ込めているようで、声が聞こえない。

　中国や韓国がいう「歴史認識」は局部的なものだと思う。ただ、最近の安部政権は積み重ねた歴史の知恵が欠落している。「我が軍」発言もネットでは騒がれている。安部政権のやりたい放題を野放しにしとくと、大変なことになりそうだ。

　安部政権には誠実さを求める。基地問題の軽減と言いながら、この有様では、沖縄のことを、沖縄の人の声を無視するに等しい。地方選挙が近いというのに、そんな傲慢でいいのだろうか。安部政権は史上最低の投票率で生まれたことをよく考えた方がいい。沖縄と向かい合って欲しい。

　

テレビは何故面白くなくなったか

　まずＮＨＫ会長のセコサについては言っておきたい。私用に「公共放送の受信料」を使ってハイヤーで行ったらしい。４万ちょっとの金額らしい。一体何様のつもりなんだろうか（オレ様、なんて応えるか、も）。品格が、まず、ない。このオッサンが会長になって、ＮＨＫにマイナスのイメージばかり植えつけている。職員は優秀で、けっこういい番組をつくっていて、さすがＮＨＫと言えるものが多い。ただ、このオッサンがいる限り、イメージは悪くなる一方だ。受信料の一部がコイツに使われていると考えるだけで、受信料を払いたくない。自分から辞めるしかない、辞めさせられる前に。

　さて、テレビが何故面白くないのか。たぶん、テレビが家具だということを忘れているからではないのか、と、思う。夕方６時から１０時くらいは家族みんなで観ることができるものが少なくなっている。
　ＴＢＳが『水戸黄門』を打ち切ったのは失敗だと思う。あの番組は家具になっていたくらい定着していたと思う。つまり、由美かおるが風呂に入っているから８時半頃だな、と時間も曜日も確認できる。ワンパターンと言われたけれど、あんな偉大なワンパターンがあっただろうか。たぶん、テレビの一つの理想の姿ではないかと思う。
　昔『ストロベリー・ナイツ』とかいうドラマがあったが、あれは、いけない。奇形な犯罪はテレビでやるべきではない。

　テレビに芸術は要らない。娯楽。同時に娯楽に懲りすぎてもいけない。

　バラエティが多すぎるし、その手の番組に同じ顔が多すぎる。送り手側の事情があるのかもしれないが、明らかに受け手を考えていない。こうすれば視聴者はどう考えるかという部分の考察がない。モミイ現象と呼んでもいいかもしれない。

　長くなった。また。

政権はすり寄られる

　火のない所に煙は立たない。下村大臣がいくら「違法性はない」と繰り返しても、傍目には疑惑は深まっていく。だいたい、「違法性はない」というのは犯罪スレスレの人間が言うことではないのか。法は最低限のマナーとも言われている。だから、言うとすれば「私は潔白です」しかない。

　それにしても安部政権の閣僚は政治家としての潔癖さが欠如している人が多い。国を動かす人間の「ずるさ」がこんなに見えてくると、来年の１８歳は安部政権を拒否するんじゃないか。誠実さがない。首相は沖縄知事と面会すべきだろうし、原発問題が解決してないのに再稼働すべきではないし、憲法９条を守るという姿勢を明確にすべきだし、ああ、多すぎる。

　官房長官、最近、少し、表情がいい。でも、もっとにこやかに、自信持って。そうすれば、表情に余裕の柔らかさが生まれる。頑張れ！

国会議員のお仕事を観ようじゃないか

　衆議院予算委員会のテレビ放送を１時間ほど観た。ツッコミ、ボケ、馴れ合い。仕事をしているフリとしか思えない。税金の無駄使いの典型。自民党は、数で横柄。文科大臣の応答はごまかし感がぬぐえない。座っている時の表情がアップで観ることができたが、堂々感がない。潔白感がない。悲惨な顔。

　審議が進まないのは首相の責任。悪いことは悪い。その辺の感覚が全くない。本当に日本のことを考えているのだろうか。東北の被災地の復興が進んでいないのに、外国に多額の支援をする。日本をきちんとする政治を考えているとは思えない。
　

首相は嘘だらけ

　おそらく中国と韓国との関係が悪くなったのは、首相のせいだろう。
　オリンピックの誘致の時のスピーチで「完全にコントロールされている」と言いながら、この前の東電の不祥事はどうだ。首相が東電に乗り込んで「私のスピーチの責任はどうしてくれるんだ」と怒鳴りこんだ話は聞かない。
　東北の地震と津波と原子力発電の被害でまだ復興道遠いのに、外国に支援する。おかしんじゃねえのか。
　まず、日本の困っている人を救うべきだ。その上での海外支援ではないのか。
　首相の方針をただ支持する自民党。あちこちから不満の声が聞こえてくるのも当たり前だろう。自民党は、何が支持され、何が支持されていないのかを、きちんと見極めるべきだろう。

　報道機関は、ひよってしまっている。でも、ネット上での批判はものすごい。

　政治家は弱い人の力になるべきだろう。路上でキスする暇はない。東北を早く復興して欲しい。

あまりにお粗末

　路チューで話題になった議員が謝罪した。その全部がテレビで報道された訳ではないので、よくわからないんだけれど、謝罪してお終い程度のキスだったのか、と、呆れる。国会議員がその程度でいいのかと思う。
　もしかすると、「入院」中にあれこれと指示というかレクチャーというか、そういうものがあったのかもしれない。ただ、「私は私」だからこそ支持されるので、みんなと同じになれば、その議席は誰でもいい訳で、あなたでなくてもいいことになる。　人を好きになることは悪いことではない。相手には妻子があったらしいが、好きになったら仕方あるまい。『ローマの休日』のアン王女の気持ちが今はよくわかります。彼女と同じように、今後は自分の仕事に専念します。それくらいのことを言ってもよかったんじゃないか。政治家はそんなもんじゃない、と、官房長官から無愛想に一喝されるかもしれないが。

企業からの献金はやめないと

　ここはひとつ政治家全員が献金の記録を公表すべきだろう。
　税金を「政党交付金」で使いながら、献金を受けた政治家の皆さんは「知らなかった」「違法性はない」を繰り返す。その発言が国民の不信を高めていることを感じない、その鈍感さ、あるいは支持率の高さにふんぞり返っている開き直りがうかがえる。あんたら、政治をする資格はない。

　安部政権は国民のことを考えていない。権力の座で甘いものを吸い上げる装置が政治だと考えているのではないか。「すべてコントロールされています」とオリンピック誘致の会場で大見得切りながら、東電のまたまたの不始末。「オレの顔をつぶすのか！」と怒鳴りつけてもいいのに、ウ～ム。

　民主党の岡田も見苦しい。情けない。

　政治家は中立であるべきだ。企業からの献金は一切排除すべきだろう。

　政治家は国のために、国民のために、と、立候補した時には声高に叫んだんだろう。情けなくないのか。そういう感覚を忘れれちまったのが政治家なのか。

　次の選挙まで私腹を肥やしな。