森さんは「たかが25円」というけれど、40リットル入れれば1000円なのだ。あの発言は生活感覚のなさを如実に語っている。だから、あの人に発言させてはダメだよ、自民党は。
首相の「環境問題云々」もピントはずれもいいところだな。車が走るから環境が悪くなっているのであれば、ガソリンの値上げをしなさいと言えばいい。そうじゃないんだろ。浅はかな発言。
その他、全国の首長が直筆で維持を訴えているだの、維持しないと道路の雪、児童のための安全措置だの、まあ、あれこれ言うわ、言うわ。そのくせ、ある人たちの野球のユニフォームに使っているだの、本来の目的とは違うこともはっきりしてきた。「違法じゃない」って弁明もおかしい。何故「間違ってました」と言わないのかな。
加えて、カーペットを換えるような道路工事が多すぎる。こういう時代だから、まだ使えるものはもう限界というところまで我慢すべきだ。
道路族と呼ばれる議員も時代が読めない。道路を使う人よりも、道路を造ることだけに主眼を置いているのではないのか。時代が変わっているではないか。なのに、従来の継続。それにつける理屈が理解できない。
発言の多くは、国民のことを考えるフリだけで、実際は自分のことしか考えていないことは明白だ。
政治家は、今の状況で国民がどう思っているかをとくと考えて、行動すべきだ。もはや政治家だけではいい方法を考えることができないのではないか。その意志も能力もないのではないか。選挙の時だけ頭を下げて、バッジをつければ、「たかが25円」という考えはやめて欲しい。もしかすると、一番の無駄遣いは議員かもしれない。