アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

ビジョンが見えないご都合主義

2014年03月14日 22時07分48秒 | Weblog
 遠い友人と久しぶりに会って話して、驚いてあきれた。高校の統廃合で、彼の孫が遠距離通学になったということだ。近い友人は、まだ孫もいないし、直接には関係ないが、地域の二つの高校が一つになったが、もともとのA高校に新しい科を増設し、B高校を一クラス減にすれば混乱は生じなかったのにと言う。二つの高校は学力の差があり、それが一つになることで様々な問題が生じるだろうと友人は言う。

 たとえば農業系の学校は定員割れすることが多い。その数だけで統括する部署が統廃合を考えているかどうかわからない。でも、農業などの専門知識を学びたい生徒は、家が農業をしており、後継者になるために農業高校に進学するのではないか。ならば、定員割れしてもいいのではないか。むしろ少数で行き届いた学習ができるのではないか。農業は国の根幹をなす。それを行政か何か知らないが、都合だけで処理してしまうのには憤りすら覚える。

 子どもに、その教育に金をかけないで、日本の将来を語る資格はない。金がないのを口実に役所のご都合主義だけで可能な限りの美辞麗句を並べ立てて正当化しているが、子どものことは何も考えていないことは明白だ。あんたらの老後を支えるのは今の子ども達じゃないか。ホント、創造力のかけらもない。

 金がない? まず子どもを優先して、まだ走れる道路を掘り返して新しくするなどの無駄は幾らでもあるはずだ。
 

1 コメント

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大切な子供たち (onecat01)
2014-03-26 22:29:04
日本を背負う子供たちへの投資が、どうして無駄の削減という範疇になるのか。情けない話でございます。
貴方の怒りを共有いたします。まったく。
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