羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

生の次は死

2014年12月16日 | Weblog
なんだかすごく寒い日。
時々このブログに出現する空白期間が今年は多かったと思う。
空白に意味はたぶんなし。
空白に言い訳や理由はある。

そして以前のブログを読み返してみたので
今年も「この一年で読んだ本」を。
手帳に書くようにはしてるけど書き忘れてるのもあるかもしれない。

1月 惑いの森(中村文則)去年の冬、きみと別れ(中村文則) 犬心(伊藤比呂美) 冬虫夏草(梨木果歩)
   茶色の朝(フランク・パブロフ)

2月 私の中の彼女(角田光代) 爪と目(藤野可織) 川の光外伝(松浦寿輝)

3月 さよならオレンジ(岩城けい) わりなき恋(岸恵子)家族の歌・河野裕子の死を見つめた344日(永田和宏ほか)

4月 紙の月(角田光代) 阿部公房と私(山口果林)

5月 再婚生活(山本文緒) 安井かずみがいた時代(島崎今日子)

6月 それでも猫は出かけていく(ハルノ宵子) 猫を祭る(千田佳代)

7月 旅猫リポート(有川浩) 猫のよびごえ(町田康)

8月 はだかんぼうたち(絵國香織) 狐笛の彼方(上橋菜穂子) 僕が今、死について考えていること(椎名誠)

9月 蛇行する月(桜木紫乃) 父の生きる(伊藤比呂美) いつも彼等はどこかに(小川洋子)

10月 異性(角田光代 穂村弘)精霊の守り人(上橋菜穂子)われら新鮮な旅人(長田弘)

11月 昭和の犬(姫野カオルコ) 俺がマリオ(俵万智) 夜また夜の深い夜(桐野夏生)

12月、友人から借りた「容疑者」(ロバート・クレイス)を読んだ。海外ミステリは縁がなかったが
犬が活躍するというので読んでみたらこれがすごく面白かった。

そして今は「きみは赤ちゃん」(川上未映子)を読んでいる。
次に読む本は「死にたくなったら電話して」(李龍徳)である。
生の次には死。
それから上橋さんの「守り人」シリーズ全巻も、島本理生「大きな熊が来る前におやすみ」も
他にも古本屋で何冊か買ってある。冬ごもりするには申し分ない。

こうしてみてみると一ヶ月に読む本は三冊くらいかな。
6月と7月は「猫」しか読んでいない。

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