羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

惨劇

2005年10月28日 | Weblog
昨日のこと、部屋飼いしている猫がベランダで妙に大きな物音を
たてました。
『何か嫌な予感』は的中して、何とうちのおっとりニャンコが
カマキリと闘っていました。
というか、狩猟本能で一方的に攻撃中。
何が嫌だといって飼い猫が獲物をくわえて誉めてもらいに
帰ってくるのが、絶対にイヤ。
その残酷さは正視できません。
オモチャにして遊んでポイッ、、、。
その始末もしなくてはならないから、
うちの猫は去勢して、室内飼いです。
こんな季節にどこからやってきたのか運の悪いカマキリ。
それでも、及び腰のうちのハンターに向かって
精一杯カマを振り上げたりしています。
でも、勝敗は明らか、、わたしはもう『見なかったこと』にして
部屋に戻ってしまいました。
本当は猫を抑えつけてカマキリ救出したかったけど、
昆虫には触れない。
それに下手に飼い主が手を出すと猫は自分の獲物を横取りされて
ずっとウルサイし、、。
数分してベランダに目をやると彼(猫)は現場から離れて
遠くを見ていました。
おそるおそる惨劇の現場を見るとカマキリの姿はなく
近くの物入れか、壊れて放置してある踏み台の下?
内心ホッとしていると、
猫は現場に戻り、また暫くガサゴソ始めたので、
『やめなさい』と、取りあえず一喝してから部屋に戻りました。
しばらくして猫が部屋に戻ろうとしたときには
思わず猫の口元をシッカリ見てしまいました。
くわえてなくて良かったぁ~、、。
でも、消えたカマキリの行方はやはり気になっています。
まさか、、まさか、、食べちゃったりしてないよね??