羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

店は出会いの場だったから

2014年02月27日 | Weblog
電話もある。ラインがあり、メールがある。
それでもささっとハガキをくれる友人がいる。
郵便受けに自分宛の手紙を見つけるのは嬉しいものだ。

ほんのひとことふたこと、
特徴ある彼女の字と簡潔な文面の何だか潔いやさしさが好きだ。

彼女とは「あんふぁんて」という育児グループで何十年も前に知り合った。
母親だからこそ社会へ、という姿勢を新米ママのわたしは
そのグループと先輩たちから教わったと思う。

今回ハガキには「閉店するならその前にぜひ行きたい」という一文があった。
以前にも行ってみたが閉まっていて残念だったというので、
仲介役となってわたしがその店のあるじ(知人)にメールしてみた。

昨夜、今朝、今日夕方、としつこくメール。
友人にも(当然わたしにも)都合があり打ち合わせをしたいのだが、
店主から返信がない。
もちろん多忙をきわめているのだろうと思う。
だから短文で返信もらえるように考えたつもりなんだけどな。

店主とはつい先日会ったばかりなので、
閉店スケジュールの話もきいた。
あとは具体的な時間だけ。それがとまっている。

時間、止まっちゃったかな。そうだよね、閉店はほんとうに残念。
止めちゃいたいよね、時間。
会ったとき「まだ未練があるの、王子様が現れてずっとやってていいんだよって
言ってくれないかな。」といっていた。

店主の気持ちもよくわかっているつもり。
しかし仲介役の立ち場もなかなかむずかしい。