羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ギリシャの猫

2009年06月17日 | Weblog
今年も、彼女は休暇をとってギリシャへ。今日、お土産と写真を持ってきてくれた。
猫が大好きなわたしたち。彼女の撮ったギリシャの猫たちに毎回、目が眩む。
それほど可愛い。ほんとうに絵になる。
携帯もデジカメも持たない彼女は、愛用の古いカメラに優しい眼差しを託す。
「これ、構図を考えて撮ったの」と聞いても「ううん、ぜーん、ぜん」と
笑っている。
毎年行くから、ギリシャの猫たち、市場、いつも行く古本屋、レストラン、
そして遺跡、など、相当の数になる。
何気ない路地裏、木陰、かならずどこかに猫がいる。
どうしてももったいなく思えて「写真集にしなよ~」といつも言ってしまう。

彼女は穏やかに微笑むだけだ。

何枚かは、ゆったりと絵筆をもつお母さまのスナップがあり、
幸せそうに異国の地に馴染んでいる。