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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

八重ドクダミ

2017-06-09 | 暮らし

毒痛みと書いて「ドクダミ」と、いう。ドクダミは匂いがきついので、生け花にはあまりつかわれないようだが、真っ白で清楚な花が美しいと思う。名前で損をしているような気がする。

近所の郵便局まで歩いて行く途中にドクダミの群生を見つけた。Nさん宅の側溝だった。わざわざ植えてあるようにみえる。よく見たら八重だった。八重のドクダミがあると聞いていたのが、こんな近くにあることに気付いてすごく嬉しかった。ドクダミとはいえ、よその家の側溝なので採るわけにはいかない。

少し離れた川べりに、その種が飛んだのか、雑草の中にもあった。ラッキーだった。夏の川掃除の時に草刈りをする場所だ。

匂いは普通のドクダミほどきつくない。花弁はまるでウエディングドレスみたい。


花盛り

2017-06-08 | 暮らし

実家のキウイの棚も剪定をしなくてはならないが、どれをどう切るのかが分からない。

見上げていたら、花が咲いていることに気付いた。恥ずかしながら、キウイに花が咲いたのを見たのは初めてだった。

オスとメスの木があって、メスの方はもう花が枯れかけだった。オスは満開状態。

忙しいと青空も眺めず、家の周りの花にも気付かなかったりする。生き生きと生きるには、周りの変化に気付くことが大切かもしれない。興味を持つことや、気付きがあることで知らなかったものが見えてくる。

 


道具

2017-06-06 | 暮らし

先日使った鋸は、ガンドと呼ばれる種類であることを知った。

日本は引くときに切れていくが、西洋は押して切るとか。西洋と日本では大工道具の使い方が逆なのだと聞いた。例えば、カンナは日本では手前に引くが、西洋では向こうに押した時に、木の皮が削れて行くのだそうだ。

これは、どういうことなのだろう。押しても駄目なら引いてみなというしろものではないようだ。文化の違いは、道具の扱いの違いにも表れる。

日曜日には町内の草刈りがあって、川沿いを鎌をもってトコトコとついて行った。幸いワインパーティ仲間がいて、3人で草を刈りながら、次回の集会日を算段していた。人生は楽し。

それにしても、鎌を研ぐということを爺さんにちゃんと習っておけばよかった。道具は手入れが肝心。包丁も、のこぎりも。そういえば、舅は鋸の目立てもしていたそうだ。

大した働きもしないが、お茶とあんパンをもらって帰る。


木を切る

2017-06-01 | 暮らし

実家の家の前に大きな松があった。家の屋根にかかるので切ってもらったが、切株が腐ってきて景観が悪くなってきたのと、蟻の被害に遭うのではないかと気になった母が切りたいというので、それではこの細腕で切ってみようと腕まくり。

大きな鋸が小屋にあったので、意気揚々と取り掛かる。さて、ガンドとノコギリは、どう違うのか?と、少し気になったが、作業には関係ないので、そのことは考えずに刃を当てると、ボロッと外の皮が崩れた。それでも芯の部分が固くて大変だった。力ではなく、コツだと母は言う。コツも力も中途半端なわたし。

大格闘の末、ついに切れた。これでツツジも普通に枝を広げられるだろう。

この日、午前中は山へ、午後は木こりと、小百合にあるまじき行動にへとへとになった。過去のお嬢様には大変な重労働だ。お金より重いものは持ったことがないのに。あ、違った「箸より重いもの」だったっけ。つい、お金を持ちたくなった。