先日使った鋸は、ガンドと呼ばれる種類であることを知った。
日本は引くときに切れていくが、西洋は押して切るとか。西洋と日本では大工道具の使い方が逆なのだと聞いた。例えば、カンナは日本では手前に引くが、西洋では向こうに押した時に、木の皮が削れて行くのだそうだ。
これは、どういうことなのだろう。押しても駄目なら引いてみなというしろものではないようだ。文化の違いは、道具の扱いの違いにも表れる。
日曜日には町内の草刈りがあって、川沿いを鎌をもってトコトコとついて行った。幸いワインパーティ仲間がいて、3人で草を刈りながら、次回の集会日を算段していた。人生は楽し。
それにしても、鎌を研ぐということを爺さんにちゃんと習っておけばよかった。道具は手入れが肝心。包丁も、のこぎりも。そういえば、舅は鋸の目立てもしていたそうだ。
大した働きもしないが、お茶とあんパンをもらって帰る。