まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

パキロビッドパック

2024-03-17 | 身体
そそっかしいと言えば、高価な薬をぐいと飲んだらのどにひっかかった。
一瞬コロナは治って、誤嚥性肺炎とやらで死ぬのではないかと思った。

昨日、そこまで書いて終わった。
今日そのブログの続きが書けるということは死ななかったのである。

昨日の続き。
飲み込んだ薬が食道のどこかで横になっているのではないかと思う。
ぬるま湯を飲んではみたが、つっかえた感じが抜けない。
仕方がないので、娘が持ってきてくれた最中を食べることにした。
その餡の重みとお茶で流そうかと、しかし、それも逆効果だったらどうするか?
台所のパイプが詰まった時、上から排水を溶かすドロドロ液を流すと余計に詰まるという。「混ぜるな危険」と、書いてあるが時を間違えたら、「流すな危険」なのである。いや、わたしの喉は台所の排水管とは違う。
初めから粒が大きいとは思っていた。絶対日本人が作ったのではないと思う。華奢な日本人の喉には不似合いな大きさだ。
絶対牛のような外人が作ったに違いない。
あるいは、類稀なる華奢なわたしの喉には無理な大きさだということかも。
娘にLINEしたら「たぶん外国じゃね」「割って飲めばいいよ」
貴重な意見だった。ちなみに、後で粒を測ってみた。

縦20mm×横18mmの枠に並べた。ノギスがないので正確ではないが、たぶん一粒18mm×6mm×4mm(厚み)それを、3粒だ。



商売では不安がらせて物を売る場合がある。
お肌チェックなどして、化粧品を売る。
「奥様のお肌はデリケートですから乾燥に弱いので、しわができますよ」
「夏は紫外線で、シミがいっぱいできますよ」
医者は、すでに不安で来ている患者ばかりだから、前置きはいらない。
高齢だから重篤になるといわれたら、万が一と考え、早く治してほしいと思うので言われたままだ。
でも、癌になって医者や看護婦に命を救われた身の上だ。
ありがたい「お医者様」と思ってしまう。
何の知識もなく、体力もない上に、弱った体で判断を下すのはあなたですと言われたら、断る人は稀だろう。
その医者は、風邪薬は気休めですよという。では、この高価な薬は気休めではないのか?

たぶん、わたしはこうやってPCに向かって、あーだ、こーだと言えるほど元気になってきたのである。
だいたい薬を飲みたくなくなってきたら回復した証拠だ。
これは飲み切ってくださいとのことだから、何らかの効果を期待しがんばるしかない。

そういえば、殿も最後は1日5千円の薬を飲んでいた。
もう余命数日という時だった。これって、延命の薬?と思った。

これから先、延命の薬を勧められたら、しわ伸ばしのオプション付きの薬を処方してもらいたいものだ。