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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

菜の花忌

2021-02-13 | 暮らし
昨日2月12日は司馬遼太郎の命日「菜の花忌」であると知る。
菜の花と言えば桃の花とお雛様につながる。
今年も玄関に飾るため車庫の2階から大きな箱を出してきた。
段飾りは出来ないが、お内裏様とお雛様だけ毎年飾る。
うちのお雛様には金屏風がない。襖のような飾りなので、毎年人形だけ飾っていた。
しかし、今年は襖のような飾りを後ろに置いてみた。
試しにやってみた。今までなぜ気づかなかったのだろう。
何もないよりインパクトがある。
中庭が格子の間から見えるのも良い。


文学者の忌というのは、太宰治の「桜桃忌」(6月19日)しか思い当たらないが、実はたくさんあるようだ。
藤沢周平は「寒梅忌」(1月26日)
井伏鱒二はそのまま「鱒二忌」(7月10日)
江戸川乱歩は「石榴忌」(7月28日)
便利な世の中なので、ネットで見ればすぐ分かるのであるが、すぐ忘れる。
梶井基次郎は、やはり「檸檬忌」(3月24日)これは覚えやすい。
美しいのはいい。
さて、明日は殿と舅の七回忌。
3月8日に逝った殿につけるとしたら何だろう。
仁侠映画が好きで「仁侠忌」ではちょいおかしいし。
畑の隅に今咲いているものといえば、イヌフグリと水仙だ。
フグリはやばいし「水仙忌」にしよう。
3月には桃の花が咲く。「花桃忌」は可愛すぎるな。これはわたしが欲しい。
文学忌なので、有名な作家でないとつけられないから密かに心に留めておこう。
このお雛様、わたしの若い頃のようではないか。
いかん「〇〇危」と、なりそうだ。