まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

市民登山(富士写ケ岳)

2020-10-20 | 山歩き
10月18日(日)市民登山で富士写ケ岳に登った。
昨年は鞍掛山だったが今年は少しハード。
我谷から登り、大内登山道を下りる。2時間半で登る予定。
コロナ禍のため、昨年より少ない先着15名の募集となった。
娘も一緒に申し込んで楽しさ倍増。

朝8時に大内の駐車場に集合し、出欠と準備体操をしたあと、全員バスに乗って我谷登山口へ移動。
いざ出発。8時40分。市民15名に消防のレスキューのお兄さんが4名。
スポーツ指導員とスポーツ推進課の方々を合わせて15人。
娘と「マンツーマンやし安心やね」と、喜ぶが厄介にならないように。
30名が登れば、熊の心配はないだろう。


消防の方は救急グッズと水を余分に持っている。


晴天。気温は徐々に上がっていく。
歩きだして30分の休憩で上着を1枚脱いだ。


10時、中間地点。なぜ分母が8なのか?Aさんが説明してくれていたのに、肝心のところが分からないまま急な坂を登っていた。
途中紅葉の始まった漆の木が道脇にはみ出ていた。
「うるしですから触らないように・・後ろに伝言してね」
と、言うので、次々に伝えた。
後ろでは、途中から「きれいだから触って・・」に、変わったりして・・と。
多人数ならではの恐怖の伝言ゲーム。


レスキューのおにいさんとしゃべりながら登っていたら、頂上に早く着いた気がする。11時10分頂上。楽しい弁当タイム。
食後のコーヒーとおやつも。
白山は霞んでいた。




12時に集合写真を撮って12時10分に下山。
しゃくなげの蕾がたくさんついていたので、来年の春はきれいに咲くことだろう。

せっかく登った山を下りるのは名残惜しい。紅葉し始めた山を見ながら下りていく。



大内登山道は狭く、足元はV字型にえぐれていて急坂が多い。
腰を低くしてずり下りるようにしなくてはならない箇所が多い。
「え~、どうやって下りるんだろう」というところは反対になって登る体勢になり、岩にしがみついて下りた。ストックが邪魔だ。


何か所かロープのあるところを伝いながらも、ロープがたわむと転びそうだ。
最後の階段を下りて13時50分到着。大内登山口。
全員無事。


皆さんと整理体操をして解散。
娘と栢野の大杉で草団子を買う。
一緒に登った女性の方も買っていて「やはり、おなごはこれです・・」と。
では、また来年。

この後、街中熊騒ぎになるとは、この時はまだ知らなかった。そして、熊騒ぎの前だから中止にならなかったのだと思う。
下山途中で、熊が木の皮を剥いだ後が何か所もあった。
とにかく、無事終了出来て良かった。