晩秋の空。山へ行くどころか、霰がふった。
実家の母は最近弱々しくなった。畑にある作物は、小松の叔父が来てくれて植えてくれる。大根が少し伸びたというので、畑へ見に行ったら、葉っぱにカマキリがいた。
そっとつまんで、横に置いたら、両手(いや両足か?)を上げて威嚇された。蛇とか動物に威嚇されたらビビるが、カマキリは、めちゃくちゃ滑稽で、可愛い。
さて、今週末、台風で被害を受けた墓の話で公民館へ寄らなくてはならない。先日の町の常会ではなんら解決策がなくて、がっかりしたが、今回は見積もりが出たらしい。どんな結果でも落ち着いて対応しなくては、カマキリみたいに威嚇したところで、滑稽ではあるが可愛くないのである。誰に対して威嚇するのか。天災に対して腹を立ててもしょうがない。すべてを静かに受け止めよう。