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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

天国はどう?

2016-06-19 | 暮らし

「まるで極楽のような。」と、家の周りに、花が咲いて美しい眺めを見て母はいう。それでは、天国は花盛りで美しいのだろうと思うが、そこには何があるのだろう。いわゆる「娑婆」は、いろいろ厄介なことが多いので、美しいものを見ると癒されるのである。

美しいものばかりで囲まれているとどうなのだろう。

美人は3日で飽きるという。小百合であるわたしを毎日見ていた殿は、飽きた様子がない。と、いうことは美しくないということか。「毎日、笑わせてくれる。おもしろい。」とは、殿がわたしに言う褒め言葉だった。

日曜のラジオで、三宅裕司が「今日のマコさま」を、読んでいると、どうもわたしと重なるらしい。そんなに面白くはないと思うが、何でも真面目に取り組みながら失敗をしでかすからだろうか。

それにしても、天国は退屈ではなかろうか。例えば、天国で弓道三昧で中たりばかりだとしたらどうだろう。結果を競ったり、挑戦してダメだったりするから楽しいということもある。何でもうまくいき、美味しいご馳走があり、美しい花と音楽があるとするとどうだろう。

天国はお釈迦様が池の周りを散歩すると、静かで蓮の花がポンと咲く音がするらしい。では、おならもできないよね。静かすぎて。殿、大丈夫か。絶対、わたしがいなくて寂しいに違いないと思うよ。

娑婆には地獄のようなニュースも聞くし、厄介な人付き合いもあるし、仕事はストレスがあるし、なんだかいろんな厄介ごとを気前よく引き受けてしまうし、時々「だちかんわ」と、言いいたくなるようなことがある。でも、まだその静かな天国には行けそうもない。去年の今頃は憧れていたけどね。わたしも行きたいよーと。

とにかく忙しくして、くたくたになって布団に入った瞬間、天国だ―と思うよ。時々、そちらに飽きたらわたしの夢の中に遊びにきたらいいのに。

 


イベントボーイ

2016-06-19 | 仕事

学童の行事、学校の行事などが目白押しにある。県の弓道の行事も土曜日曜はぎっしりで空いている日がない。

一体、みんな何故にこんなに行事ごとをしたがるのだろうか。団体や組織は維持するために向上を目的にイベントをする。そして、そのことを行うために互いが協力し合い親睦を深める。一度行事を行うと、翌年はそれをやめるわけにはいかない。そうして、どんどん増えていく。

4年に1度、中学の同窓会がオリンピックの年に行われる。わたしたちの学年は320名いた。今年はどうしたわけか事務局になってしまった。このイベントも成功させなくてはならない。前回の出席者は50名である。年々減っていくが、今年はどうだろうか。会社人生も一段落すると少しは増えてくるだろうか。そして、中学の仲間とは4年ぶりに会うのである。

そうだ、前回は役員をしていながら同窓会の日が手術に重なってしまったのだ。4年の間にいろんなことがあった。特に、高校の同窓生にはお世話になった。やはり、ちょくちょく会うのは高校の仲間である。

そういえば、会社の某上司は、やたらイベントごとをやりたがった。営業畑で役員になった方である。売上向上を目的に部下は大変だった。陰でついたあだなが「イベントボーイ」だった。そのボーイも、爺さんになった。今では懐かしい。