黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

残雪鍋倉山

2017-04-14 20:29:26 | テレマークスキー
テレ仲間と鍋倉山へ。
道路の除雪も始まり、下の方は地面も水路も出始めた。

除雪作業は西ノ沢手前の4カーブというところかな。
道路脇は除雪影響で凸凹で狭い。

今日は巨木の谷に立ち寄って


森太郎にもご挨拶。



尾根の合流から振り返れば信越トレイルの山並み。


他の人には会わず、ノウサギとアカネズミに遭遇。
良い間隔のブナ林を登る。


ちょうど昼過ぎに誰もいない山頂へ。
気温が上がってきたので遠くが少し霞んでいるけれど
360°の展望を楽しみながら昼休憩。


さて、出発!


木漏れ日を浴びながら北面滑走




トラバースしながら北面2本
東面に出てオープンバーン滑走。




良い天気に良いザラメを堪能してあっという間に終了。
お疲れ様〜。

ブルーベリーもお目覚め

2017-04-13 16:31:34 | 暮らし
我家のブルーベリー、やっと雪囲いを外してお目覚め。
おぉ〜、芽も大分膨らんでいました。


それにしても雪の重さはすごいもので、ブルーベリーの
幹なんて簡単に折られてしまう・・・

ロープを外しながら剪定も。
さてさて、今年の実りはどうなるでしょうかね。

野鳥たちが賑やかに

2017-04-12 14:59:16 | 暮らし
今日は思ったよりも天気の回復が遅く、午前中はしっかり雨。
その後も霧雨で寒い1日。
鍋倉山に滑りに行こうと思っていたけれど、この天気で中止。
春スキーはぽかぽか陽気で行きたいからね。

畑の雪もすっかり溶けて、ブルーベリーも立ち上がってきました。
そんな畑や家の周りの樹々には野鳥たちが群れをなして活動開始。

ヤマザクラの枝にはアトリ。



野鳥のように動き回らねば。

花三昧の里山

2017-04-10 21:32:35 | 
今日は良いお天気の中、鮫ヶ尾城跡と観音平古墳群へ。
至る所に咲いているカタクリは見頃。


シロバナも結構ある印象。



他のスプリングエフェメラルたちも競い合うように
咲いていました。
純白のイカリソウ


薄いピンクのボンボン、ショウジョウバカマ


葉っぱの下を覗くと・・コシノコバイモ


地味〜な花も個性、カンアオイ


大きめな花のスミレサイシン


薄紫が目立つキクザキイチゲ


日向で咲き始めたイワカガミ


こちらも日向に咲いていたニシキゴロモ



樹々の花も続々と。
クロモジも樹によっては満開!


赤色が映えるユキツバキ


白の装飾花が目立つオオカメノキ


カエデの花もそろそろ ハウチワカエデかな?


もちろんサクラも!



残雪と花のコラボも


同行のカンちゃんとのんびり楽しみました。
満足満足。

足慣らしの里山へ

2017-04-09 20:02:16 | ガイドツアー報告
昨日は善光寺裏の里山、今日は小布施の里山へ。

昨日の長野市は昼に駅前で25℃という温度に4月じゃないよ!
とツッコミを入れ、午後から蒸し暑い中歩いてきました。
謙信物見の岩は相変わらず善光寺平がよく見える。


頂上のミスミソウも先日よりもっと咲いています。


段々と雲が出てきたものの、ギリギリセーフで下山。
善光寺界隈を少しぶらぶら歩いてみました。


今日の小布施は朝から雨。
雨の様子をみながら、始めに岩松院の天井絵八方睨み鳳凰図
を見学。
鮮やかな色彩は160年以上変わらず、見応えがあります。

雨具を着て登る準備を整えていると雨も気にならない程度に。
梅園地を通って登り始めます。


しっとりと濡れた登山道は滑り易いので注意しながらゆっくりと。



地面にツチグリ、ぱふぱふと胞子を飛散。


千僧坊では雲の中に入って、パラパラと雨に降られたけれど、
稜線を歩くと雨も止み、明るくなってきて見通しも良好に。
展望園地で昼休憩。展望園地は北信五岳の展望地。
今日は斑尾山と飯縄山は見えました。


三角点から下り始めるとポツポツとカタクリの葉が落ち葉の
中からお目見え。群生地の南斜面では綺麗に咲いているものも。
これから良い時期ですね。




下山してから北斎館へ。
久しぶりに行って、改めて北斎の多彩な才能、向上心に感心
させられました。

足慣らしの2日間、お疲れ様でした。

袴岳

2017-04-06 20:12:01 | テレマークスキー
朝は良い天気。
天気が崩れる前にステップカット板と革靴で袴岳へ。
良いザラメになっていました。


風が強いものの寒さはあまり無く、のんびりと出発。
さすがにシール登行とは違ってキックターン多用(笑)


雪の上を動くもの、セッケイカワゲラ。
この時期に雪の上ではよく見かけます。


このセッケイカワゲラの生態はなかなか面白い。
 寒くないと生きていけない。−10℃〜10℃の範囲で活動。
 夏に寝て、冬に雪の上を何ヶ月も活動。
 雪の上の微生物を食べて生活しながら成熟。
 雪が溶けて川が出てきた時に交尾して産卵。
 自分が生まれた川の上流を目指して歩く。
雪氷生物学の専門家の研究からわかってきたことだそうです。

ホウノキの冬芽 「重いコートを脱いで〜でかけませんか〜」


第1ピークの展望場所では鍋倉山方面も。


雲が増えてきたものの、山頂からは妙高山、黒姫山、高妻山
飯縄山はハッキリと。


さて、滑りますか。良いザラメ!
が、いつもと違う道具に思い通りにターンできず。
それでもブナ林滑りは楽しい〜。

春の味

2017-04-05 21:23:45 | 暮らし
ステップカットとBC用のスキーだけ風除室に残して
太板、ゲレンデ板をメンテナンスして地下へ収納。
少し広くなった風除室にMTB。実質狭くなった(笑)

まだ雪のある庭からフキノトウを収穫してふきみそを
作ったら、酒がすすむらしい・・・


焼きおにぎりに塗って軽く炙ると美味そう〜。

春待ちの雁田山

2017-04-04 15:25:38 | 
今日は小布施の里山、雁田山へ。
晴れ予報だし、ぽかぽか陽気になって足元にお花が
ちらほら咲いていないかな〜と偵察。

が、肌寒いじゃないか・・・
太陽出てないし、山の上の方は雲がかかっているし。

気を取り直して、岩松院脇からのんびりと。


園内の梅が咲き始め。


いつもながら飽きないルート。
石積みの小城跡


板状節理の岩場。


大城跡付近ではサルが。。どおりで登山道にフンが
たくさんあった訳だ


雲間から太陽が出てきて少しずつ暖かく。


稜線上の日影にはまだ少し雪も


姥石を過ぎれば展望園地。


展望園地から北信五岳の展望〜
今日は雲に隠れて見えず・・・


国鉄の反射板跡、どのくらいのサイズの反射板
だったのだろう?


登山道沿いは全体的にイノシシの掘り返しあり。
カタクリもまだ。
もう少し暖かくなってからかな。

善光寺の裏山へ

2017-04-03 20:35:19 | 
善光寺の裏山へハイキング。
物見岩からの景色も良し。


物見岩は県警山岳救助隊の訓練の場にもなっている場所です。
「謙信物見の岩」と言われて、善光寺平を一望する眺望抜群で、
上杉謙信が川中島の戦いで出陣した際、この岩の上から武田勢
の動きを偵察したという巨岩のことです。

まだ花の時期には早く、少なめ。
アブラチャンの黄色は林のなかでも目立つ。


昨年秋はドングリが豊富だったのか、根付いて双葉を開く準備中
のコナラ。


日向に咲いていたマルバスミレ


ハイキングルートは案内板もあるのでわかり易いけれど、
アカマツの倒木もいくつか。
アカマツはマツノザイセンチュウによるマツ枯れが原因のものも
多いようです。
ハイキングルート脇のくん煙処理の白いビニールが気になる・・・


山頂の大峰城跡は以前チョウの博物館があったけれど、10年程前に
閉館されて未整備状態。

博物館跡の周りにはカンアオイやミスミソウ、イカリソウも
もう少し暖かい日が続くと一気に開きそう。