Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

オカルトめいた事態を招かないために

2020-07-30 21:51:00 | 時事
オカルトめいた話はしたくないんですが、Covid19はなんか人間の心の隙間というか隙を突くウィルスですね。油断しているところに付け込んでくる。
まああらゆる攻撃を繰り出してきているから油断しているところが破られる、という当たり前の話でしょうが、見た目は油断を突くのがうまい印象です。

そう考えると、今回自粛要請解除からGo Toでの感染拡大は油断をもろに突かれたわけですが、本当に隙をつく知能があるウィルスだとすると、「コロナは風邪」的な対応を取った際が一番危ないでしょうね。
経済が持ち堪えられない、という理由でCovid19を指定感染症から外そう、大騒ぎしないで共存しよう、という勢力が勢いを増していますが、そう踏み切ったら強毒化するといった隙を突く作戦に出てきそうな気もします。まあ知能を持つが如きウィルスとの知恵比べ、我慢比べにも見えるわけで、共存できると判断したらそれをあざ笑うように変化しそうです。(弱毒化が「高温多湿」由来だとしたら、秋冬になって「強毒化」してしまい、弱毒だからと共存を選択した我々に対してオカルトめいた結末になりそうですね)

経済が大事というのは確かにわかりますしそうですが、何かを犠牲にする。我慢しないといけないのに、あれもこれも譲らない、というのでは無理でしょう。そして物理的な遮断。検査の徹底で感染者を分離することをなぜしないのか。よしんば分離後の集団で感染者が出てもどこに原因、見落としがあったかがすぐに分かるはずです。

特に検査。感染は無思慮、無神経な一般市民の行動が直接の原因ですが、検査を否定するどころか検査を妨害する医療関係者の存在が我が国の今回の防疫体制のネックになっています。
保健所がとにかく検査させまいと追い返すのですが、じゃあ医師が判断すれば検査できる、という建前に対し、自分のところではCovid19に対応できないので保健所に問い合わせてください、という消極的妨害に加え、医療機関が自らの判断で検査を否定する、という積極的妨害をしているケースもあるようです。

予防接種などで「薬害ガー」「副作用ガー」といって否定する勢力がいますが、少なくない医者がそれに賛同して、そうした勢力の意見を裏書き保証しています。このように、為にする行動をとる医師がいるわけですが、今回もそういう存在が見えてきています。

まあ医者は診断行為を行うのが仕事ですからオピニオンを否定できないのですが(それもあってセカンドオピニオンという流れが出来た)、少なくとも保健所は恣意的な介入を徹底的、絶対的に排除する必要があります。今回「保健所の判断」というものが極めて有害な存在でしかない、と分かったわけですから。