先程は大人げない投稿でお目汚しの段、平にご容赦のほど。
さて、NHKスペシャルの「"災害ヘリ"映像は語る~知られざる大震災の記録~」を見ました。
3.11の14時46分直後から飛び立った自衛隊や県などのヘリが目撃した津波襲来の瞬間ですが、最初はどうやって来るのか、というメカニズムがよくわかる番組でした。
気仙沼や宮古の陸上からの映像でも、水位が上昇を始め、それが止まらずに防潮堤を乗り越え、そして市街地を飲みこんでゆく、という状況が映し出されているのを見て、津「波」といいながら、「波」ではなく海自体がやって来る、という事に慄然としましたが、番組を見て改めてその様子を理解しました。
驚いたというか背筋が凍ったのは、その水位の盛り上がり、つまり海自体が増量して襲ってくる量です。
波高5~10mに盛り上がった部分が12kmにわたるというのです。長さではありません。奥行きです。
普通の波のように、ザッパーンと来ておしまい、ではなく、ずっと盛り上がって襲ってくる。これが津波の真相であり、破壊力の源泉でしょう。
あと、自然地形のわずかな差で津波の襲来が変わるということ。
1mあるか無いかの高低差に従って陸上を走る津波の向きが変わり、襲うスピードも変わるのです。
常々言うように、水害の恐ろしくて残酷なのは、水は低い方へ必ず流れていくということ。
目に見えないような高低差が運命を分ける。そう考えると、住居を選ぶことの難しさが分かります。
さて、NHKスペシャルの「"災害ヘリ"映像は語る~知られざる大震災の記録~」を見ました。
3.11の14時46分直後から飛び立った自衛隊や県などのヘリが目撃した津波襲来の瞬間ですが、最初はどうやって来るのか、というメカニズムがよくわかる番組でした。
気仙沼や宮古の陸上からの映像でも、水位が上昇を始め、それが止まらずに防潮堤を乗り越え、そして市街地を飲みこんでゆく、という状況が映し出されているのを見て、津「波」といいながら、「波」ではなく海自体がやって来る、という事に慄然としましたが、番組を見て改めてその様子を理解しました。
驚いたというか背筋が凍ったのは、その水位の盛り上がり、つまり海自体が増量して襲ってくる量です。
波高5~10mに盛り上がった部分が12kmにわたるというのです。長さではありません。奥行きです。
普通の波のように、ザッパーンと来ておしまい、ではなく、ずっと盛り上がって襲ってくる。これが津波の真相であり、破壊力の源泉でしょう。
あと、自然地形のわずかな差で津波の襲来が変わるということ。
1mあるか無いかの高低差に従って陸上を走る津波の向きが変わり、襲うスピードも変わるのです。
常々言うように、水害の恐ろしくて残酷なのは、水は低い方へ必ず流れていくということ。
目に見えないような高低差が運命を分ける。そう考えると、住居を選ぶことの難しさが分かります。