Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

お互いに今更ですが(苦笑)

2014-03-22 23:46:00 | ノンジャンル
放送終了から半年、今さらという感じですが、昨年末の「北三陸」訪問記をアップしました。
久々の旅行記の更新として丹念に書いてしまい、4分割になってしまったのはご容赦のほど。

その「あまちゃん」の次の「ごちそうさん」も最終週を迎えるという時分では時宜を完全に逸した感がありますが(苦笑)、そのタイミングでもまだ「あまちゃん」批判をする産経というのもすごいですね。震災を描きながら自衛隊が出てこない、と産経らしい批判と言えばそれまでですが、敢えて直接的な場面を出さないで表現していることが評価されているのになんともトンチンカンな記事です。

以前、ユイの年齢を推測して父親の選挙運動に出たのは公職選挙法違反だ!と真顔で噛みついた空気の読めなさは健在というところですが、ここまで来ると「あまちゃん」に何か恨みでもあるんでしょうかね。産経と言えばNHK批判ですから反NHKというのかと言えばさにあらずで、「ごちそうさん」は上げまくりですから。

そう、戦時体制になってからは相変わらずの香ばしい描写がてんこ盛りになってきていたというのに、「偏向だ」という批判はしませんよね。公選法違反を問うのなら、毎回出てくる食管法違反はどうなんでしょう。戦後の同法は従っていたら餓死してしまうほど形骸化してましたが、戦時体制下、特に戦争初期までは「闇」が無いと生きていけない、というわけではなかったですよね。でも摘発されて米を持ってかれるシーンとかもありましたが、「イケナイコト」ではなく「いけず」な官憲、というスタンスの描写はいいのでしょうか(笑)

まあ産経の場合は大阪本社版が中心なんで、JOBK製作で舞台が大阪、という身内贔屓なんでしょうね。
盛り上がっている、といいますが、同じBK製作でもちょっと前の「ちりとてちん」や昔の「ふたりっ子」の時のような話題にはなってませんし、それこそ「あまちゃん」のようなムーブメントも見えません。


(大阪でもャXターは限定的)

ちなみに視聴率が高い、といいますが、結局は時計代わりでしょう。「正統派」の連ドラですから、空気のような視聴習慣を持つ視聴者が帰って来ただけです。
特に高いとされる関西の視聴率は統計的に見てもどうなんでしょう。昨年の紅白で、歌手別視聴率として分単位の視聴率を分析した記事が年明けのスメ[ツ紙を賑わしましたが、関東のそれが1位北島三郎、2位あまちゃんに対し、関西のそれは北島三郎が2位に回り、1位が「蛍の光」ですから。

エンディング前の大合唱が1位という、どう考えても積極的な視聴の数字とは思えない結果が出てくるような統計サンプルをベースに語れるのかどうか。録画やTV以外のメディア経由での視聴が入っていないという以前の問題でしょう。あるいは、数字としては正しいが、番組視聴以外の目的でTVを点ける人が多い、という特殊事情が存在するのかもしれませんね。




経済誌の数字への感性

2014-03-22 23:25:00 | 交通
月曜日の経済誌はそれなりに読者もいるのですが、まあ企業が惰性で購読していたのが大きいわけで、景気後退期に真っ先に切ったのがこういう役に立たない「情報源」でした。

東洋経済の方は「経済テツ」に媚を売った企画で部数を伸ばしたようですが、出すたびに算出基準が異なる営業係数とか、先日批判した三陸鉄道の話とか、詰めの甘さも目立ちますが、まあ為にする記事が無いのは救いですが、もう一方のダイヤモンドの方はどうでしょうね。持ち上げておいて数年経つと経営破綻、というのを流通、小売業(ヤオハン、ステップなど)で見せつけられているだけに東洋経済よりも信憑性に疑念があるわけですが、今回の北総線対抗バスのヨイショ記事もそうですね。

孫引きして北総・京成批判を無邪気にしている人も少ないくないですが、北総の運賃水準の変化をきちんと確認すれば、記事が為にする類であることは分かるんですけどね。

北総2期線開業当時(1991年)
北総:
高砂%件シ戸7.5km:350円
高砂$V鎌ヶ谷12.7km:450円
高砂$逞tニュータウン中央23.8km:610円
京成:
高砂°S越7.4km:140円
高砂¢D橋12.4km:200円
高砂#ェ千代台23.9km:310円
新京成:
松戸′ワ香7.4km:140円
松戸$V鎌ヶ谷12.1km:160円
松戸¢O原23.9km:220円

現行・自治体補填値下げ前(2009年)<1991年比>
高砂%件シ戸7.5km:440円<1.257倍>
高砂$V鎌ヶ谷12.7km:570円<1.266倍>
高砂$逞tニュータウン中央23.8km:760円<1.245倍>
京成:
高砂°S越7.4km:180円<1.285倍>
高砂¢D橋12.4km:250円<1.250倍>
高砂#ェ千代台23.9km:360円<1.161倍>
新京成:
松戸′ワ香7.4km:170円<1.214倍>
松戸$V鎌ヶ谷12.1km:190円<1.187倍>
松戸¢O原23.9km:250円<1.136倍>

現行・北総と自治体補填による値下げ後(2010年以降)<1991年比>
高砂%件シ戸7.5km:420円<1.200倍>
高砂$V鎌ヶ谷12.7km:540円<1.200倍>
高砂$逞tニュータウン中央23.8km:720円<1.180倍>
※京成、新京成は変更無し

高砂に接続した1991年以降の推移ですが、京成自体の値上げがどうか、という話はありますが、京成、そして安いと評判の新京成の値上げ率と比べてどうでしょうね。絶対値はそりゃ大きくなりますが、率で見れば一目瞭然。1.2倍前後の水準で3社とも推移しているわけで、確かに北総は1/100レベルの水準で割高でしたが、2010年の値下げ後は割安とも言える水準です。

定期券の割引率が渋いという問題がありますが、北総線自体の定期券割引率は2010年の値下げまでは通勤定期は一貫して約30%(1ヶ月)、通学定期は1991年当時は約50%だったものが約60%になり(同)、値下げ後は通学定期は約70%になっており、少なくとも北総だけが独歩高で今の高額運賃になったというが如き記事の表現が正しいかどうかは明らかでしょう。

もちろん高額運賃の理由が建設費償還と元利払であり、営業経費という面では他社と絶対額に大きな差が出るかどうか疑問がある部分もあるため、営業利益率が高い北総が同率での値上げで良しとすることに疑義が無いとは言えませんが、償却後の営業利益率は30%台で大きく変動しているとはいえないので、他社と同程度の率による値上げが営業損益を歪めていないという評価になるため、変化率で評価するのが妥当です。

そう言う意味では、数字を扱う経済誌が本誌ではなくサイトとはいえこんな記事を書いては話にならない、というか、読者を欺くようなものと言っても過言ではないでしょう。実際に真に受けての議論が広まっているだけに。